かくれんぼ

昔 公園で友達らとかくれんぼをした
かなり広い公園で隠れるには困らないけど、問題は鬼になった時
只でさえ広くて大変なのに友達4人とも隠れ上手
鬼には絶対なりたくなかった
ジャンケンに勝ち、なんとか鬼を免れた僕は
ケンちゃんと一緒に講習トイレの屋根の上に隠れた
「皆どこに隠れたのかな」「さあ皆隠れるの上手いからな」
「でもター君は身体が大きいからショウ君達より先に見つかっちゃうかもね」
僕達は息を殺して、そこに隠れていた
どの位たった頃だろうか
ケンちゃんが
「トイレ行ってくる」と僕に小さな声で言ってきた
見つかるからと
止めたけど我慢出来なかったのかケンちゃんは下に降りて行ってしまった
その時「みーつけた」と声が聞こえた
どうやらケンちゃんが
鬼に見つかってしまったらしい
その日から鬼はケンちゃんの両親になった















どうやら未だ議論中
ケンちゃんが誘拐され、親=鬼としてケンちゃんを探してる説が有力
はてなブックマーク - かくれんぼ
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上条「ビリビリをアナル奴隷にしてみたい…」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/18(木) 23:19:17.24 ID:LO/RQ2X10
御坂「えっ・・・今なんて・・・」

上条「・・・だから・・・オレはお前が好きだ」

御坂(な、なんで・・・このタイミングで!?)

上条「オレと付き合ってほしい」

御坂「は、はい」

黒子「えええええええええええええええええええええ!?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/18(木) 23:33:02.74 ID:LO/RQ2X10
黒子「お、お姉さま?」

-10分前-

上条「ビリビリをアナル奴隷にするには・・・とりあえずあいつに油断させないとなー」

上条「お、ビリビリだ」

コンビニで立ち読みしている御坂

御坂「先週のつづきつづき♪」

黒子「またお姉さまったらはしたない」

黒子「その漫画のどこがおもしろいんですの?」

御坂「う、うるさいわね///」

御坂「読み始めたら続きが気になって仕方ないのよ///」

黒子「初春たちがもう来てしまいますわよ」

御坂「ちょっとだけよー」

そう言って週刊誌を見始める御坂


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/18(木) 23:57:39.24 ID:LO/RQ2X10
上条「よう、ビリビリ」

御坂「な、なんであんたここにいんのよ!」

黒子(またこの殿方ですの・・・)

上条「オレがコンビニに来ちゃダメなのかよ?」

御坂「べ、別にダメじゃないけど・・・」

上条「お前もそれ読んでるのか。おもしろいよな」

御坂「そうそう今週号が気になっちゃって」

上条「どれどれ・・・」

黒子「お姉さま、そろそろ行きましょう」

御坂「え、あ、そうね」

黒子「それでは失礼しますわ」

御坂「今度会ったときは勝負だからね」

週刊誌を読み続ける上条

上条「・・・なあ、ビリビリ」

小さな声で呼び止める当麻に気づいて振り返る御坂

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 00:20:47.21 ID:H/TMuV3D0
上条「オレ、お前が好きだ」

-1時間後-

初春「それでOKしちゃったんですか!?」

御坂「・・・」

黒子「・・・」

御坂「そ、そのあと黒子がやらかしちゃたりで大変だったのよ」

佐天(ポカーン)

御坂「ま、まあどうにかなるわよ・・・ね、ねえ?佐天さん?」

佐天「え、ええ、そうですよ御坂さんなら男の一人や二人いて当然ですよ!・・はは・・」

佐天(でもアナルって話とびすぎじゃ・・・)

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 00:35:04.26 ID:H/TMuV3D0
佐天(ってゆーか私に振るなー!)

御坂「もう黒子も元気出しなさいよ!失禁したくらいなによ」

黒子「わたくしはそんなことで落ち込んでいるんじゃありません」

御坂「え?」

黒子「・・・わたくしは・・・わたくしは・・・お姉さまがあんな殿方に対してっ!・・・」

黒子「黒子はどうしたらいいの!あんな殿方に対して喜んでいるお姉さまを見続ける自信はありません!こんなことならいっそのことわたくしがお姉さまをっ」

御坂「私をなんだって?」

黒子「あぁ・・・ギブっギブッ・・」

初春「はは・・」

黒子「しかも!なんですのあの約束は!あ、あ、アナルを洗浄してこいだなんてあの殿方は何を考えているんですの!」

黒子「お姉さまも何でOKしちゃうんですの!?」

御坂「あはは・・あれは流れ的に・・ね?」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 00:53:24.30 ID:H/TMuV3D0
黒子「そんなかわいらしくお応えになられてもそれだけはこの白井黒子が許しません!」

黒子「なんてうらやm・・いえ、なんて破廉恥なっ!」

黒子「いいですか!お姉さまはもっと自分を大事にするべきです!あんな軽がるしく流されてはいけません!」

初春「そ、そうですよ!もっと自分を大事にしてください!・・しかも・・・あ、アナrなんて・・・」

佐天「とりあえず! その話は置いておいてデートすることは決まったんですよね!」

御坂「え、ええ」

佐天「どこに行くとか何をするとか決めたんですか!?」

御坂「それはあいつが誘ってきたんだし考えてると思うけど・・・」

佐天「甘い!!」

佐天「主導権を握って甘いひと時をすごしてこそ大人の女!」

御坂「そ、そんなまだ中学生なんだし・・・」

佐天「いいえ!女は男性の前ではどんなときでも大人の女にならなければなりません!なのでこれからどうやったらデートが成功するか考えましょう!」

御坂「は、はい・・・」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:03:27.41 ID:H/TMuV3D0
上条(なんか結局うまくいっちまったけど・・・)

上条「どうしたもんかねー」

土御門「おお、かみやんかみやん、そんな困った顔してどうしたぜよ?」

上条「ん?」

土御門「お困りならこのオレに相談するといいぜよ。きっと力になると・・・ってかみやーん!」

上条(あいつに相談するだけ無駄だしな、まあどうにかなるか)

上条「なんでもねぇよ、悪いこれから用事だからまたな」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:09:40.02 ID:H/TMuV3D0
黒子「はぁー・・・どうしたらいいんですの」

初春「まあまあお仕事中なんですから」

黒子「こんなことをしている間にもあの殿方と密会なんてしてたりしたら・・・」

初春「大丈夫ですよー今頃佐天さんの恋愛講座でしごかれてるはずですから。それじゃあ。わたしパトロール行ってきますね」

黒子「気をつけるんですのよー・・・はぁー・・・」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:15:16.31 ID:H/TMuV3D0
初春「でも、まさか急にこんなことがあるんですねーこっちは異常なしっと」

初春「やっぱり御坂さんってすごいなーわたしだったらどうなってたんだろ」

どんっ

初春「あ、すみません」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:26:25.31 ID:H/TMuV3D0
上条「こちらこそすいません」

初春「あ!」

上条「え?」

初春「い、いえ何でもないです」

初春(み、御坂さんの言ってた人ってこの人だよね)

上条「大丈夫ですか?よそ見してたものですいません」

初春「いえいえ、こちらこそすいません」

初春(ど、どうしよう・・・目が合わせられないよ・・・)

上条「ほんとに大丈夫ですか?なんかうつむいたままですけど・・・」

上条「あのー御坂さんのお友達ですよね?」

初春「は、はい」

上条「えー・・っと」

初春「あ、初春飾利です」

上条「どうもご丁寧にすいません、上条当麻です」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:31:22.69 ID:H/TMuV3D0
初春「・・・」

上条「・・・」

上条「・・あのー気分でも悪いんですか?」

初春「あ、本当に大丈夫です。ありがとうございます。」

上条「それならよかったです。それじゃあ・・・」

初春「ちょっとまってください!」

上条「はい?」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:50:31.47 ID:H/TMuV3D0
初春「あのー御坂さんにお二人の話を聞いたんですけど・・・」

上条「はぁ・・」

初春「御坂さんを大事にしてあげてください!・・本当はお二人のことだから余計なお世話なのかもしれないですけど・・御坂さんをお願いします!」

上条「・・・ありがとう、オレからも初春さんにお願いするよ」

上条「あいつといつまでも仲良くしてやってください」

初春「お、お願いだなんて・・・それに私も好きで御坂さんと一緒にいますし」

プルルルルッ

初春「あ、すいません。はいもしもし初春です」

黒子「初春、私ですけどちょっとこちらまで戻ってきてもらえます?」

上条「ん?御坂か?」

初春「いえ御坂さんとよく一緒にいる白井さんですよ」

黒子「今どこですの?初春」

初春「今公園で上条さんと会ってですね・・・あっ・・・」

プーップーッ・・・



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 01:59:47.58 ID:H/TMuV3D0
初春「・・・切れちゃいました」

上条「なんか・・すまん」

初春「い、いえ大丈夫ですよ。じゃあ私戻りますね、失礼します」ニコッ

上条「ああ、なんかサンキューな」

上条「・・・」

上条(自販機でジュースでも・・)

ガコンッ

上条(グビッ)

黒子「とうとう見つけましたわ」

上条「・・え?」








すまんあきた


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:16:55.21 ID:H/TMuV3D0
上条「あー・・・なんというか」

上条「さっきはごめんな」

黒子「あなたに謝られる筋合いはなくってよ」

上条「いやでも・・・」

黒子「そんなことよりあれは本気ですの!?」

上条「あれっていいますと?」

黒子「もちろんお姉さまに告白したことですわ!まさか冗談でしたなんて言いませんわよね?」

上条「いやあー・・」

黒子「それに、あ、あ、アナrのことだって・・・」

上条「はい?」

黒子「だからアナルのことだって本気ですの!?」

上条「それはもちろん本気だ!」

黒子「えええええええええええええええええええええええええ!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:25:37.36 ID:H/TMuV3D0
黒子「なんでそこをはっきりお応えしますの!」

上条「なんでって言われてもなー」

上条「あんな大声で面と向かって言われたらはっきりしないとと思いましてね」

黒子「も、もういいですわ///」

黒子「わ、私と勝負しなさい!」

上条「・・・は?」

黒子「だからわたくしと勝負しなさいと言ったのです!」

上条「え〜・・・、それはなんででしょうと上条さんは疑問に思うところなんですが・・・」

黒子「わたくしにすら勝てないような殿方に御坂お姉さまをお譲りすることはできません!」

黒子「いくら御坂お姉さまが許した男性であっても、この白井黒子が許しませんことよ」

黒子「もしわたくしに負けましたら、お姉さまのことは諦めになってくださいまし!」

上条(だめだこいつはやくなんとかしないと・・・)



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:36:48.93 ID:H/TMuV3D0
黒子「いきますわよっ!」ヒュン

上条「ちょっこっちにも心の準備が!」

黒子「問答無用ですの!」

・・・あっさり黒子に拘束される上条当麻であった

上条「・・・不幸だ」

黒子「こんなにもあっさり拘束されるような方にどうしてお姉さまは心を許してしまったんでしょう・・・」

上条「あのー・・・もう勘弁してもらえませんでしょうか?」

黒子「・・・謎ですわ」

上条(ちょw顔近いってwww)

黒子「あなた本当に無能力者ですの?」

上条「そうですよ。上条さんは生まれてこのかた能力に恵まれてないどころか・・・ってなにしてんの!」

上条当麻の体を調べ始める黒子

黒子「まだあなたの魅力がどこにあるのかわかりませんからね」

黒子「調べてみるしかないですの」

上条「それはいろいろとやばいって!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:43:29.32 ID:H/TMuV3D0
シャツのボタンを開ける黒子

黒子「とりあえずTシャツは邪魔ですので・・・」ヒュン

Tシャツテレポート

上条「こんなところ人が来たらやばいってのー!」

黒子「大丈夫ですわよ。ここはちょうど人通りの少ない物陰ですし、もう夕方で誰も来ませんわ」

黒子「多少悲鳴があっても大丈夫ですの♪」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:48:46.93 ID:H/TMuV3D0
上条「悲鳴ってお手柔らかにお願いします・・・ってちがうだろー!」

黒子「ふむ、体つきは悪くないんですのね」

上条「人の話を聞けー!」

黒子「うるさいですわよ」ピンッ

上条「うっ・・・」

黒子「あらあら一丁前に感じたりするんですのね」ニコッ

そういって上条当麻の乳首を指先ではじく黒子

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 02:56:26.92 ID:H/TMuV3D0
上条「・・・おまえ何がしてぇんだよ」

黒子「私は純粋にお姉さまを虜にした殿方に興味があるだけですわよ」

上条「・・・そっちがその気だっていうんだったらな」

ビリビリッ

上条当麻は泣く泣くYシャツを見捨てて拘束から抜け出した

黒子「ってなんですのー!」

ドスン!!

勢いあまって上条当麻は黒子を押し倒してしまう形になり・・・

上条「いってー・・・わりぃ」

黒子「んっ・・・」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:06:41.70 ID:H/TMuV3D0
上条(なんかやわらかい感触が手にあるのにどこか物足りなさを感じてしまう・・・)

黒子「な!どこを触っていますの!///」

黒子(変態ですわ!っていうかアナル発言をしてる時点で変態でしたわ!)

上条「・・わ、わりぃ・・・」

黒子「いくら私の美貌が魅力的だからって許されませんわよ!この変態!」

上条(あれ・・・なんか硬い感触もあったよな・・・)

黒子「ちょっと!いつまで触っているんですの!あっ・・んんっ・・・」

上条(・・・へ〜)クスッ










どこまで希望?

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:14:38.21 ID:H/TMuV3D0
上条「なあ?これなんだ?」ニヤニヤ

黒子「あっ・・ん・・・し、知りま・・・せん・・ことよっ」

上条「ふ〜ん」ギュッ

黒子「ひぃっ!!・・・あぅ・・・あっ・・・」

上条「ごめんな・・・」

上条「でももうとまらねぇんだ・・・」

黒子「はああっ・・・あっ・・・もうやめてくださいましぃ・・・」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:24:17.90 ID:H/TMuV3D0
黒子「あっ、あなたが・・・うっ・・・やっ・・ていることは・・・あっ・・・は、犯罪ですの・・・よ」

上条「だからごめん・・・」

上条「だから・・・最後までやるよ」

黒子「へ?」

そういうと上条当麻は黒子のスカートの中に手を伸ばした

上条「やっぱりぬれてるんじゃn」

ギュ!!

黒子「ひぎいいいっ!!!」

パンツの上からク○トリスをつままれると同時に失禁する黒子・・・

黒子「あ・・あああ・・・あ・・・」

上条「声までがまんしてかわいいな」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:35:39.82 ID:H/TMuV3D0
上条「あーあーお漏らしまでしちゃって、外でよかったな」

瞳をうるませてながらも必死でこらえる黒子に上条当麻はやさしく愛撫してあげたとさ

黒子「あっ・・あんn・・・んんっ・・」

上条「ごめんな乱暴にしちまって・・・」

上条「やさしくするよ・・・」

黒子「はあっ・・んん・・・」

上条「なあ返事はどうしたんだ?」ブチッ

黒子「んああああああああっっっっんん!!」

上条当麻は人差し指と中指を一気に黒子の中に突っ込んだ

上条「あーやっぱり処女だったのね、ごめんな」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:43:21.54 ID:H/TMuV3D0
黒子が半泣き状態でもだえる中で上条当麻は黒子のパンツを脱がせた

上条「こっちもほぐしとかないとな」

黒子「そ、そこは・・・あああああっ・・・」

上条「ははっ案外こっちの穴はすんなり指が入りましたよ」

上条「体がほぐれてきてるのかそれとも自分でいじってたとかかな?」

黒子「んんっ・・・あっ・・」

上条当麻はほじるようにアナルをいじりはじめた

黒子「あっ・・あんっ」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:49:45.89 ID:H/TMuV3D0
上条当麻は自分の唾液と黒子の唾液を使いながら黒子のアナル開発をすすめた

上条(もういいか・・・)

カチャ

黒子「な、なんでs/////・・・あltっ・・・あっあっ・・」

上条「ごめんな・・」ニヤニヤ

黒子「あっ・・あっ・・あんっあ・・・んんんっ・・・」






まだ見てる人いる?



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 03:58:06.83 ID:H/TMuV3D0
上条「あああああああああああああああああああああああああ」

上条「ちょう気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

黒子「んっ・・・あんっ・・・」

上条「い、いくぞ!」

黒子「あっ・・ん・・・はぃ・・んあっ・・・」

上条「うっ・・」

黒子「もうだめえええええええええええっ////」

黒子「ふにゃあー・・・//」

上条「はあっはあっ・・・」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 04:08:38.70 ID:H/TMuV3D0
黒子「こ、これで・・御坂お姉さまのことは・・・諦めになってくださいまし・・・」

上条「え?」

黒子「あなたはもうわたくしのものですのよ・・んっ・・・」

黒子「わ、わたくしと・・・お付き合いするのですから・・他の方なんて絶対許しませんことよ・・はあはあ・・・」

上条「・・・ははっ・・負けたよ」

上条「・・・降参だ」ニコッ

黒子「んふふっ・・わたくしが勝つのなんて当たり前ですわよ・・・はあ・・はあ・・」ニコッ

黒子「約束ですわよ」

上条「ああ、約束だ」

二人は口づけを交わしたとさ







黒子エンド



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 04:22:43.85 ID:H/TMuV3D0
公園のベンチにて

上条「まさか黒子が御坂のためにここまでやるなんてな」

黒子「それはもちろんお姉さまのためなら黒子は火の中でも水の中でもいきますわ」

上条「・・・なんか悪かったな」

黒子「え?・・・」

上条「いや、なんでもない」

黒子「それにわたくし、じぶんのためでもありますし」

上条「え?」

黒子「あなたに惹かれていたのはお姉さまだけじゃないってことですわよ!」ベー

そう黒子は言うとベンチから立ち上がって空を見上げた。それは綺麗だった。




一応ここで話きるわ
ちなみに展開的には黒子とのでれでれのまま朝を迎えて、御坂に告白は冗談と言うつもりで次の日会うけどタイミングを逃しアナルゲット!みたいな流れを考えてた。
そこで御坂エンドになって、それが他の人にばれてその人とまた・・・みたいな感じを考えてた
けどつかれますた
ここまで見てくれた人ありがとうございました



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/02/19(金) 04:49:13.01 ID:H/TMuV3D0
御坂「こら起きなさい当麻」

上条「・・・んぁ?・・もう少し寝かs・・・なんでビリビリいんの?」

御坂「あんたがいつまでたっても来ないからこうやって家まできたんじゃない♪」

上条「そっかーこれは夢ですかー」

御坂「なにいってんのよほら・・・きゃっ」

上条「夢だったらアナルくらいいじってもバチあたりませんよねー」

御坂「あん・・・」

上条「ん?どうした?」

御坂「ちゃんとあんたのためにきれいにしてきたんだからね///」

上条「夢の中の美琴はかわいいなー」

美琴「/////・・バカ///」



続き誰かかいてください

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 06:33:38.20 ID:g8xbRjxjO
上条「誰か上条さんのアナル(を犯してくれる)奴隷になってくれないかなぁ」ボソッ

〜翌日〜

美琴「な、何よこれー!!!(おちんちんが生えちゃった…しかも大きくなってる)」

黒子「お姉様朝から大きな声出してどうしたんです?」

美琴「ななっ何でもないわ!」

黒子「そうですの?とりあえず早く着替えませんと遅刻しますわよ」

美琴「わ、悪いけど今日は先行ってて」

黒子「どこかお調子でも優れないんですの?」

美琴「大丈夫だから行ってて!!」


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 06:44:17.72 ID:g8xbRjxjO
黒子「? 変なお姉様ですわね」

黒子「ではわたくしは先に行きますわ」

美琴(やっと行ってくれた…)

美琴(何でこんなことになったの…?)

美琴(とりあえず治まったし学校に行かないと)

〜授業中〜

美琴「(ん?何だか股間が…)ななっ!!」

教師「どうした御坂?変な声出して」

美琴「な、なな何でもないです!!!(何で急に大きくなってんのよ!)」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 06:53:10.19 ID:g8xbRjxjO
美琴(ど、どうしよ…授業が終わるまでには治まってくれないと…)

教師「じゃあ今日の授業はここまで、続きは明日だ」

美琴(ヤバっ!!授業終わっちゃった…とりあえず寝たふりでやり過ごすか)

女子A「あら?御坂様、御気分が優れないのですか?」

女子B「それはいけませんわ!保健室へ行きませんと!」

美琴「あ、いやーただの寝不足だから心配しなくて大丈夫よ!」

女子A「そうですか…あまり無理はなさらないで下さいね?」

美琴「うん、ありがとね(あ、危なかった…)」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 07:11:54.06 ID:g8xbRjxjO
〜5分後〜

美琴「なんとか元に戻ったし早く帰ろ…」

黒子「お姉〜様〜」 ガシッ

美琴「ちょっ!!黒子!いきなり抱きつくなって言ってんでしょうが!」

黒子「お姉様が今朝なにかあったようなので黒子は心配で心配で…」スリスリ

美琴「わかったから離れなさいよ!!」ビリビリ

黒子「お〜うお姉様の愛のムチ!!」

美琴「ったくこの変態が!」

黒子「ああ、なんとすばらしきお言葉!!」

美琴「うるさい!」

黒子「そんなことよりお姉様、ご気分がよろしいようでしたらファミレスにでも行きませんか?」

美琴「えぇ〜(今日は早く帰りたいな)」

黒子「初春と佐天さんもお誘いしてますのよ」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 07:26:21.48 ID:g8xbRjxjO
美琴「ん〜じゃあ行こっかな(そんな簡単にはバレないよね…)」

黒子「そうと決まればすぐに行きましょ!」

美琴「そうね」

〜ファミレス〜

美琴「あれ?初春さんと佐天さんは?」

黒子「まだ来てないみたいですわね、それでは二人で甘い時間を過ごしませんか?」ガバッ

美琴「だから止めろって言ってんでしょ!」ボカッ

美琴(げっ、また大きくなってきた…)

美琴「くっ黒子ごめん!!私用事あるんだった!先帰るね!!」

黒子「お、お姉様!?……行ってしまいましたの…」

美琴「全く何がどうなってんのよ…」

美琴(ん?あれは…)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 07:36:27.01 ID:g8xbRjxjO
上条「うおぉぉ!!また1000円飲まれたーー!! ふ、不幸だ…」

美琴「アンタまたやってんの?」

上条「何だビリビリか…」

美琴「だから私の名前は御坂美琴だって言ってんでしょうがー!!」バチバチ

上条「冗談だよ冗談!!」

美琴「んで? また自販機にお金飲まれたの?」

上条「ああ…ほんと不幸だ…」

美琴「それじゃ取り返してあげるわ」ドゴッ

上条(いつもながら見事な回し蹴り、そして短パン……ん?)

美琴「はい、千円出てきたわよ」

上条「サ、サンキュー……(アイツの股間やけにもっこりしてたな…)」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 07:48:11.06 ID:g8xbRjxjO
美琴「それじゃ私は帰るわね(こんなことしてる場合じゃなかったのに)」

上条「あ、ああ(ま、まさかな)」

〜夜〜

上条「まさか俺があんな願いを言ったから御坂にアレが…?明日確かめてみるか」

〜次の日〜

美琴「悪いけど今日も先に帰るわね」

黒子「そうですの…(最近お姉様の様子が変ですわ)」



上条(ここで待ってりゃアイツに会えるか)

御坂「はぁ…こんなんじゃみんなと遊べない…」

上条「おーい、御坂ー!」

御坂「な、何でアンタがここに居んのよ!!」

上条「お前を待ってたんだ」

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:01:58.17 ID:g8xbRjxjO
御坂「わ、私を待ってたって///」

上条「単刀直入に聞く、お前股間にアレついてないか?」

御坂「ア、アレってなによ」ダラダラ

上条「男の象徴だよ!」

御坂「はぁ!!?バっカじゃないの!?」

上条「本当のことを教えてくれ!!お前を助けられるかもしれないんだ!」

御坂「えっ……?」

上条「力になりたいんだ、正直に話してくれ」
御坂「…………つ、付いてる」ボソッ

上条「悪い、聞こえなかった」

御坂「付いてるって言ってんのよ!!!」

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:14:42.63 ID:g8xbRjxjO

上条「!! 本当か!?」

御坂「ほんとよ…」

上条「……(どうやら本当みたいだな)」

上条「いつから付いたんだ?」

美琴「昨日の朝、起きた時にはもう…」

上条(俺が願ったのが一昨日の夜中…ってことは…)

上条「そうか…とりあえず今日は帰ろう、上条さんが対策を考えてきてあげますよ」

美琴「わかったわ……よろしく頼むわね」

上条「期待してろよな」

美琴「絶対誰にも言っちゃだめだからね!!」

上条「わかってるって、じゃーな」

美琴「………」

黒子(最近様子がおかしいのはこうして二人で合うためでしたのね!!)

黒子(しかし遠すぎて会話が『付いてる』と『誰にも言っちゃだめ』しか聞けませんでしたわ)

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:28:51.07 ID:g8xbRjxjO
黒子(でも明日こそは会話を聞いてやりますわよ!!)

〜夜〜

上条(しかし何で御坂にアレが生えたんだ?
確かに俺が変な願いを、しかもフタナリちんぽがいいと思った…)

上条(まさか!アウレオルスのように思った通りに出来るのか!?)

上条「よし、じゃあまずはお菓子でも出してみるか」

上条「クッキーよ出てこい!!」

………

上条「何も起きないな…」

上条「ツチノコ何かはどうだ?」

ボンッ
ツチノコ「シャーッ」

上条「……出ちゃったよ…」

上条「じゃ、じゃあカエル!」

…………

上条「出ないな…一体どういうこと何だ?」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:33:56.72 ID:g8xbRjxjO
上条(ツチノコが良くてカエルはダメ……まさか!!)

上条「ペガサス!」

ボンッ
ペガサス「ヒヒーン」

上条「やはりか、ククク…ハハハハハ!!これは凄いぞ!」

上条「とりあえず明日御坂には上手いこと言って俺のアナルを犯してもらうか」

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 08:57:18.67 ID:g8xbRjxjO
〜次の日〜

美琴「今日も先帰るね」

黒子「わかりましたわ(またあの殿方にお会いするんですね…)」



上条「よう!待ってたぜ」

美琴「何かわかった?」

黒子(やはりあの殿方と…今日こそは会話の内容を)

上条「それ何だが俺の部屋で話しないか」

美琴「えっ?ア、アンタの部屋?///」

黒子(キーッ!!!部屋に連れこんでどうするつもりですの!?
これは風紀委員として監視せねば!!)

〜上条さんの部屋〜

美琴(へぇーここがコイツの部屋かぁ///)

黒子(ちょうどベランダから覗けますわね)

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:12:42.71 ID:g8xbRjxjO
上条「よし、じゃあまずは脱げ」

美琴・黒子「何言ってんのよ(ですの)!!!」

上条「もしそれが異能な力なら俺の右手で消せるはずだ」

美琴「確かに…っでもこっちにだって覚悟が必要よ!!」

上条「そうだな…じゃあ御坂が落ち着くまで待つぜ」

美琴「でも何でこんなことになったんだろ……」

上条「さぁな、これもなんかの能力なのか?(犯人は俺だがな)」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 09:46:07.71 ID:g8xbRjxjO
美琴「わからない……でも私、女の子なのに…こんなんじゃ…」ボロボロ

上条「泣くなよ、そんな幻想は俺がぶち殺してやる!」

美琴「…ありがとう……じゃあ脱ぐわね」パサッ
黒子(お姉様!!何を血迷ったことを!)

美琴「こ、これでいい?あんまりジロジロ見ないでね///」

黒子(えっ……お姉様の股間に、と、殿方のものが…)

上条「じゃあ触るぜ」

美琴「う、うん……」

黒子(これはどういった状況何ですの!?)

美琴 ビクッ 「あっ…ん…」

上条「…消えない、か(まぁ当然なんだが)」

美琴「嘘…どうして?」ポロポロ

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:04:29.13 ID:g8xbRjxjO
上条「あきらめるな御坂!!俺の体には秘密があるんだ!」

上条「医者の話によると俺の右手以上に『幻想殺し』の力が働くところがあるんだ」

美琴「えっ…?」

上条「それは俺のアナルだ!!だからそのフタナリちんぽをぶち込めば!」

美琴「消えるかもしれないのね…」

上条「その通りだ(作戦通りだ)」

美琴「でもそんなことしたらアンタのアナルが!!」

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 10:27:38.47 ID:g8xbRjxjO
上条「俺のアナルはどうなってもいい!」

美琴「わかったわ…それじゃあよろしく頼むわね」

上条「腸内洗浄はしてある、いつでもいいぞ!」

美琴「じゃあいくわよ!」ズブッ

上条「おおぉぉぉう!! いいぜ御坂!」

美琴「う、あぁ…私……もう」パンパン

上条「いいぜ!お前がもう限界ってゆうんなら俺のアナルに熱いのぶちまけろ」

美琴「いっいくぅぅぅ」ドピュッ

上条「どうやら消えなかったみたいだな、だけど明日も試してみようぜ」

美琴「はぁ…はぁ………うん…」

黒子(……きっとこれは夢なのですわ…)



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 11:06:58.83 ID:g8xbRjxjO
〜一週間後〜

美琴「アナル〜アナル〜」パンパン

上条「もっと腰振れよ御坂!」

美琴「アナル〜アナル〜…うっ!」ドピュドピュ

上条「ククク…コイツはもう完全に俺のアナル(を犯す)奴隷だな」

黒子(クッ、これ以上こんなお姉様を見てられませんわ!)

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 11:29:59.40 ID:g8xbRjxjO
黒子「上条当麻!!これ以上は許しませんわ!!」
上条「残念だったな白井、コイツはもう俺のアナルしか考えられないアナル奴隷何だよ」

黒子「それでもお姉様はお姉様です!返していただきますわよ!」

上条「いやだと言ったら?」

黒子「力ずくでも返していただきますわ!」

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 11:57:08.42 ID:g8xbRjxjO
上条「やってみろよ白井!」

当麻がしゃべり終わった刹那、
大きな衝撃音と共に二人の間に赤い一頭のドラゴンが現れた

黒子「な…何ですの…?これ……」

上条「ククク、俺の能力は『幻想殺し』から『幻想創造』になったんだよ!!」

黒子「『幻想創造』!?」

上条「どうやらこの能力は現実に存在しない幻想の物を創りだせるらしい」

黒子「なんてことですの……」

上条「そういう訳だ、御坂をあきらめるなら無事に帰してやるぜ」

黒子「絶対にあきらめませんわ!!」

上条「そうか……ならば死ね!」

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:06:48.69 ID:g8xbRjxjO
当麻が指示するとドラゴンが鋭い牙を光らせ襲いかかってきた

黒子「クッ…(見た目よりも素早いですの…)」
黒子はギリギリでドラゴンの上にテレポートした、
しかしその瞬間ドラゴンの強靭な尻尾が黒子を襲った

黒子(演算が間に合わ……)

ドカッっと鈍い音と共に黒子は吹っ飛ばされた

上条「どうした白井、一発で終わりか?」

黒子「お…姉…さ……ま」

美琴「アナル〜アナル〜」

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:13:22.94 ID:g8xbRjxjO
上条「そんなんじゃお姉様を助けらんねぇ、な!」ドゴッ

当麻は力を込めて黒子を蹴りつけた

黒子「がはっ! …お姉様……お姉様!!」

美琴「アナル〜…えっ?…黒、子」

上条「まだ大きな声だせんじゃねぇか、おら!」

当麻は何度も何度も蹴りつけた

黒子「ごふっ…お姉様!!いい加減目を覚まして下さいまし!!」

美琴「黒子?……黒子っ!!」

上条「ちっ…正気をとり戻したか…もういい白井、今度こそ殺す」

そういうと当麻はどこからともなく刃物をとり出した

上条「死ねえぇぇぇぇ!!!」

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:19:23.41 ID:g8xbRjxjO
ザシュッ
嫌な音と共に勢いよく辺りに鮮血が舞った

上条「あ?…何だこれ!!俺の右手がない!!!」

少年の後ろには砂鉄で出来た刀をもつ少女の姿があった

上条「御坂てめぇ!!この上条当麻に何してんだ!!!」

美琴「アンタはもう私が知る上条当麻じゃないわ…」

上条「何言ってんだよおい!!助けてくれ!死んじまう!!」

美琴「もう楽にして上げるわ!」

上条「やめろっ!やめろおぉぉ!!!」

美琴が刀を薙ぐと大量の血飛沫が赤く周囲を染め、少年の首が転がった

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:24:41.44 ID:g8xbRjxjO
美琴「アンタは私の幻想の中で生きなさい…」
黒子「お、お姉様…?」

美琴「これで良かったのよ…これで……」


〜翌日、病室にて〜

黒子「お姉様にこんな情けない姿見られたくありませんでしたわ…」

美琴「何言ってんのよ、身体中骨折だらけで…」


黒子「ケガには慣れてますの」

佐天「でも全治4カ月って大ケガは初めて何じゃない?」

初春「当分風紀委員も忙しくなりそうですね」
黒子「すぐに復帰してみせますわ!」

美琴「アンタは早くケガ治しなさいよ、
それと言うの遅くなったけどありがとう」

美琴「今こうして私がいるのは黒子のお陰よ」
黒子「お、お姉様〜、ぐはっ!」

美琴「バカ!そんな体で動くな!」


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/19(金) 12:28:55.82 ID:g8xbRjxjO
黒子「つ、つい体が動いてしまいましたわ…」
美琴「あ、退院したらお祝いにパーティーでもしようよ!」

佐天「それいいですねー」

初春「じゃあそれまで動かないで早く治して下さいね」

美琴「約束よ」

黒子「…はい!」


Happy end! はてなブックマーク - 上条「ビリビリをアナル奴隷にしてみたい…」

一方通行「俺の包茎がどうしたってェ?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 04:46:42.90 ID:Rs78pFpF0 [1/19]
黄泉川「治したほうがいいじゃん」

一方通行「別に構わねェよ」

黄泉川「……打ち止めが『あの人の股間、臭っいかも、ってミサカは(ry』って」

一方通行「あンのクソガキィ……」
      「分かったよォ。治せばいいんだろォ、治せばァ!」

 バタン

黄泉川「……部屋に閉じこもっちゃったじゃん」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 04:51:39.82 ID:Rs78pFpF0
一方通行「こんなもん……ベクトル操作すりァ一発で……」

 ギリギリギリギリ……

一方通行「なんだァ? 亀頭がコンニチワしねェ!」
      「それどころか、……痛ェ!」

一方通行「ハァ……ハァ……」
      「気にはしてなかったが、俺って真性包茎ってやつかァ?」

一方通行「……杖ェ、つくようになってからは、身体の汚れも自分で洗うようになったからなァ」

 クンクン

一方通行「臭っせェ! マジ臭っせェ!」
      「……病院で、手術しなくちゃダメなのかよォ……」

一方通行「良い医者いねえかな」
      「……カエルは『そんな事で僕に相談してきたのかい?』とか言いそうだし」
      「打ち止めに包茎手術がばれるとメンド臭ェ……」
      「どうすっかなァ……」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 04:58:21.34 ID:Rs78pFpF0
――

土御門「……なんぜよ、頼みって?」

一方通行「腕の良い、それでいて口の堅い外科医が知りてェ」

土御門「怪我でもしてんのかにゃー」

一方通行「いや……包茎手術だァ」

土御門「……誰の?」

一方通行「俺のに決まってンだろが! バカにしてンのか!?」

土御門「あの……えと……」

一方通行「知ってンのか知らねェのか、どっちだァ!」

土御門「い、一応心当たりは……しかし、こいつは暴利な金をとるぜよ?」

一方通行「金に糸目はつけェ。住所と連絡先教えろ」

土御門「あ、ああ……」

一方通行「ンじゃ、世話になったな」

土御門「その……お大事に」
    (一方通行に何があった? 魔術絡みか?)

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:07:08.39 ID:Rs78pFpF0
―岬のボロ屋敷―

一方通行「……学園都市の中にこんなとこがあったなンてな」
      「ったく、交通が不便で仕方ねェっつうの」

 カッ カッ カッ……

???「あんた、だれなのよさ?」

一方通行「ンあ?」
      (なんだこの幼女……! テラ可愛いじゃねえか!)

???「ひょっとして、かんじゃちゃんなのよさ?」

一方通行「かんじゃちゃ……、ああ、俺は患者だァ。ここの先生に用があってきた」

???「んじゃ、ちょっとまつよのさ。ちぇんちぇー! かんじゃちゃんがきたよのさー!」

 バシン! バシン!

一方通行(壁をホウキでブッ叩いてやがる)

??「ごほっ、こら、ピノコ! まだ年末大掃除には早すぎるぞ!」

一方通行(……なんだァ、こいつ。白と黒のツートンカラーの髪につぎはぎの顔)
      (こいつが、土御門の言ってたモグリの天才外科医・ブラックジャックだってのかァ?)

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:15:47.59 ID:Rs78pFpF0
ピノコ「これがブヤック・ジャックせんせいなのよ」

BJ「これとか言うんじゃない。……君が患者か?」

一方通行「……あァ。どうしても治してもらいてェもんがあるんだ」

BJ「その、杖をついている事と関係あるのかね」

一方通行「これは別だ。……冥土返しって医者に、これ以上は無理だと言われた」
      「命があるだけ、儲けもンだとよォ」

BJ「冥土返し、か。彼が言うならそうなんだろうな」

一方通行「知ってんのか?」

BJ「医者は医者同士。腕の良さは耳に入るんでね」
  「さて、私も暇じゃないんだ。詳しい話は中で聞こうか」

ピノコ「お茶をよういするわのよ」

BJ「ん。……そういえば、君の名は聞いてなかったな」
  「ま、無理に名乗らなくてもいいのだがね」

一方通行「一方通行、だ」
      「てめェは口が堅いんだろ? 名前くらいは名乗るぜェ。クケケ!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:22:46.24 ID:Rs78pFpF0
ピノコ「あくせろりーた、ってヘンななまえなのよね」

一方通行「チビガキィ……アクセラレータ、だ」

ピノコ「ひいっ! こ、こわーい!」

BJ「スマンね。この子はまだ発声練習が足りないようだ」

ピノコ「あ、あ、あくせろりーた?」

一方通行「いいさァ。それよりも」

BJ「モグリの私に頼む手術だ……誰にも出来なかった症例か、大っぴらにできないモノか、だな」

一方通行「話が早いねェ! 後者だよォ!」

BJ「……犯罪関係か」

一方通行「……別にそういうんじゃないと思うが。まあ、見てくれ」

 カチャカチャ ストン

ピノコ「きゃあ! あっちょんぶりけ!」

BJ「こいつは……」

一方通行「そうさ。包茎……それも真性包茎だァ!」

BJ「お前、バカか?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:33:45.28 ID:Rs78pFpF0
一方通行「生憎と正気だぜェ。てめェに、これを剥け剥けにしてもらいてェ」

BJ「私に包茎手術を頼むだと? こんな依頼人、初めてだ!」

一方通行「まさか……できねェってんじゃないだろうな?」

BJ「できるに決まっている! ……しかし、何故、私なんだ?」
  「一つ上の男になりたかったら、学園都市なら幾らでも病院はある」
  「真性なら保険も効く……この私がするならば、三千万は頂くぞ!」

一方通行「……学園都市、第一位」

BJ「?」

一方通行「そいつが包茎手術をしたなんて報道でもされてみろ」
      「最強から無敵どころか、包茎に悩む一般人に成り下がっちまうじゃねェか!」

BJ「……成る程な。一方通行……どこかで聞いた名だと思った」
  「そういうことなら引き受けよう。ただし、三千万だ」

一方通行「分かった。その代わり、口を割るなよ?」

BJ「無論だ。金さえ頂けば、要望どおりにするさ」
  「さっそくオペに入ろう」

一方通行「も、もうかよ……早すぎねェか?」

BJ「私は包茎手術を長引かせたくはない……十分間で全てを終わらせよう」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:42:43.73 ID:Rs78pFpF0
―手術室―

一方通行「……他人に股間を晒すってのは、いい気分じゃねえな」

BJ「手術なんだから諦めろ。麻酔を打つぞ……。 何だ? 針が曲がった?」

一方通行「す、済まねェ! 反射的にベクトル操作しちまった」

BJ「第一位も案外、大した度胸は持ち合わせていないようだな。フ、フ、フ……」

一方通行「クソッ! 言いたい放題言いやがって! アッー!」

BJ「麻酔、オーケイ。……ピノコ、その台に上がってオペを見ておけ」

ピノコ「いいの? いつもはそっとーするからだめだってゆうのに?」

BJ「今回のオペはさほどグロくもないからな。慣れるためだ」

ピノコ「ワーイ! ……ウインナーがあるのよさ」

一方通行(やべえ! ロリッ子にウインナーなんて言われちまうと……)

 ムクムク

BJ「むぅ!」

ピノコ「粗挽きソーセージになったのよさ!」

BJ「お前さんいい加減にしろよ?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:49:43.38 ID:Rs78pFpF0
BJ「ま、こんなオペは目を瞑っててもできる」

 サク サク サク……

ピノコ「うっ……けっこうちがでるのよさ」

BJ「タンポンで吸い取れ」

ピノコ「ハイ」

一方通行(俺の包茎を! 幼女が! 堪らねェぜ、こいつは!)

BJ「勃起が激しいな……汗」

ピノコ「ハイのよさ」

BJ「……縫合完了。ピノコ、私は寝る」

ピノコ「おちゅかれさまでした」

 グー グー

一方通行「おい……あの先生、大丈夫なのかよ?」

ピノコ「しんぱいないのよさ。ちぇんちぇいがしゅじゅつのあと、ぐーぐーねるのはせいこうしたしょうこらもん」

一方通行「ふゥん……」

ピノコ「きょうのばんごはんはソーセイジとアスパラガスのいためものにするのよさ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 05:58:38.54 ID:Rs78pFpF0
―翌日―

BJ「ふむ。傷跡も癒えている。これでお前さんはズル剥けだ」

一方通行「へっ……チビガキィ、どう思う?」

ピノコ「こかんをレディーにみせるのはらめなのよさ!」

一方通行「レディたァ笑わせらァ! クケラカコケラ!」

BJ「……その子の言ってる事は、間違ってはいない」

一方通行「あン?」

BJ「ピノコは奇形脳腫で〜略〜だ。今年で十八と言っても嘘ではない」

ピノコ「二十さいっていうせつもあるのよさ」

一方通行(なんてこった……合法ロリじゃねえか!)

BJ「……ちなみに、戸籍上は一才だ」

一方通行「絶望した! この世の漫画界に絶望した!」

ピノコ「……もうちゅぐ、たいいんなのに」

BJ「精神科に入院させときたいな。私としては」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 06:06:00.20 ID:Rs78pFpF0
BJ「では、代金を頂こうか」

一方通行「おゥ。世話になったな。……カードで」

BJ「なんだこれは」

一方通行「クレジットカードだよォ、文句あるンですかァ?」

BJ「大有りだ! 私に対する報酬は、現金か、小切手、もしくは貴金属のみ!」
  「カードなんて当てにならないものを信用する気になれん!」
  「読み取る機械もここにはないしな!」

一方通行「じゃ、じゃあ、帰って引き降ろして持ってくればいいンだろォ?」

BJ「悪いがお前さんを全面的に信用しているわけじゃないんでね」
  「誰か、代理人に持ってこさせるんだな」

一方通行「……好き勝手言いやがってェ! 第一位を舐めるなァ!」

 キィィィィィィィン

一方通行「こ、これは!」

BJ「キャパシティダウン……能力者の自由を奪う装置だそうだな」
  「ここで暴れられても困る。お前さんの携帯から適当に見繕って、誰かに三千万を持ってこさせる」

一方通行「こ、このクソ医者があああッ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 06:13:12.32 ID:Rs78pFpF0
BJ「ふむ……三下? こいつの子分みたいな奴か。丁度良い、こいつにかけよう」

一方通行「ゲェーッ! そいつだけは勘弁してくれェ!」

BJ「私は人の嫌がることを率先してするのが信条でね」ニヤ

一方通行「意味が違う! 絶対意味が違う!」

 プルルルルルル プルルルルルル ピッ

『はい、こちら上条さんですが一方通行がかけてくるなんて珍しいな』

BJ「悪いが私は一方通行では無い」

『……! 誰だ、あんた?』

BJ「一方通行を預かっている者だ。三千万きっかり用意して、岬の家に持ってきてくれ」

『おい、一方通行は』

 プツッ ツーツー

BJ「上条とか言う奴に頼んでおいたよ」

一方通行「ク……ケラセラセラコケラクケッ! あいつが、三下が俺の為にくるもんかよォ!」

BJ「……海が、綺麗だ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 06:20:26.04 ID:Rs78pFpF0
上条「くそっ、出ない!」

美琴「なんなの? 悪戯?」

上条「一方通行が捕まってるって……三千万を岬の家に持って来いって!」

美琴「はぁ? あの第一位が誘拐なんて……」
   「待って、打ち止めに聞いてみる」

 〜美琴電話中〜

上条「どうだった?」

美琴「……昨日から帰ってないって」

上条「ちくしょう! 砂場で遊んでる場合じゃねえ!」

美琴「もう少しでお城、出来たんだけど……」

上条「……俺は、助けに行く」

美琴「無茶よ! あの一方通行が捕まる相手よ!」

上条「俺はあいつを殴り倒した男だ! 行くぜ!」

美琴「あたしも!」

禁書「わたしはもうちょっと砂食べてるんだよ」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 06:34:47.41 ID:Rs78pFpF0
黒子「お姉さま、いかがいたしましたの?」

美琴「一方通行が誘拐されて(ry」

黒子「人手は多い方がいいはずですわね。分かりました、わたくしも参りますわ」

上条「しかし、白井は……」

黒子「むしろ、誘拐だとわたくしが適任かと。ジャッジメントですので」


土御門(まずいぜよ! 全部盗み聞きしてたから事態は把握してるけど……)
     (このままじゃ能力者同士の大きな争いに発展するぜよ!)
     (そ、その責任は一方通行にBJを紹介した俺にあるわけで……)
     (考えるぜよ! 一番、学園都市に被害が及ばない方法を!)


上条「はあ、はあ……あそこが岬の家、か」

黒子「この感じ……」

美琴「キャパシティダウン! ……くっ!」

上条「お前ら! 大丈夫か! くそ……ん? 飛行船が、たくさん……」

『臨時ニュースを発表します』

上条「音声まで……何が起こってるんだ?」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 06:46:59.03 ID:Rs78pFpF0
『臨時ニュースを発表します』
『学園都市第一位の一方通行(仮名)さんが、先程、包茎手術をした模様です』
『一方通行(仮名)さんのウインナーは、見事にアスパラガスになったようです』

『現場の月詠小萌(臨時)キャスター。様子はどうですか?』

『はいなのです。こちら小萌キャスターです』
『岬のお医者さんで包茎を手術した一方通行(仮名)ちゃんは、とても元気な様子です!』

『BJ! 何で報道陣が来てんだコラァ!』

『私は知らない!』

『何が口は堅いだ! 金なンか払ってたまるかってンだ!』

『ブヤックジャックせんせいのじゅじゅつはせかいいちなのよ』

『お嬢ちゃんはBJ先生のお子さんですか?』

『ころもじゃないのよさ! おくたんなのよさ!』

『えーっと、BJ先生に逮捕状が出た模様です。幼女虐待……というかロリコン容疑ですかね?』

『私は何もしてない!』

上条「……なんだコレ」

美琴「包茎……手術?」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 07:02:27.60 ID:Rs78pFpF0
―数日後―

上条「まさか、第一位が包茎手術を受けたなんてなぁ」

青ピ「まあ、親近感が湧いてくるやん?」

上条「だなぁ。俺も受けるかな?」

土御門「学園都市、全区がその噂で持ちきりぜよ……ははは」
     (すまん、一方通行! こうするしか、道はなかったんだにゃー!)

『〜第一位も包茎手術! 真性包茎は今こそ手術!〜』

『〜一方通行ズル剥け記念・当医院では五割引で手術します!〜』

土御門(あの後、電話にも出てくれにゃーし……怒ってるにゃー、絶対……)

子萌「あ、上条ちゃんたち!」

上条「先生、そういえば、何で臨時キャスターなんかしてたんですか?」

子萌「それがよく分からないのですよー。都市の上の方からの命令だとかで」

青ピ「なかなか可愛らしかったですやん!」

土御門(一方通行よ、ほんとにすまん……話題性を出すために子萌先生をキャスターにまでして)
     (しかし、これで能力者の戦闘は回避されたぜよ……)

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 07:09:00.59 ID:Rs78pFpF0
――
佐天「ほら! 御坂さん、一方通行包茎手術記念クレープですって!」

美琴「形状が何となく嫌ね……」

初春「もぐもぐ……アスパラとソーセージが挟んであります! 美味しいです!」

黒子「初春はソーセージの食べ方がなってませんわね」
   「もっと、こう……ねぶるように食べるのが大人の女性というものですわ」

 ネロリ ネロリ カプチュ……

初春「卑猥です、白井さん……」

佐天「じゃじゃーん! 手術前バージョンだって!」

黒子「どこが違うのです?」

佐天「ソーセージじゃなくって魚肉ウインナーが入ってるんです! それと、チーズがたっぷり!」

初春「もぐもぐ……こっちの方が美味しいですね!」

黒子「だから初春、ウインナーもこう、ねろねろと……」


美琴(こんなことになって、一方通行、大丈夫かな……)

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/10(金) 07:22:47.85 ID:Rs78pFpF0
――
黄泉川「……そう、気を落とすことないじゃん?」

一方通行「うるせェババァ……」

黄泉川「人の噂も七十五日って言うじゃん」
     「しばらくすれば、みんな忘れるって……」

一方通行「ンなことでへこむかよ、俺が……」

黄泉川「あ、打ち止め……一方通行が落ち込んで」

打ち止め「ヒィ! アスパラ怖いってミサカは(ry」ダダダ……

黄泉川「アスパラ……?」

一方通行「手術の後、股間を見せたンだよ……そしたら」

 打ち止め『可愛いウインナーじゃなくなってる! アスパラみたい! 気色悪い! ってミサカは(ry』

一方通行「……だとよ」

黄泉川「あー……うん。七十五日経てば、打ち止めもアスパラに慣れると思うじゃん?」

一方通行「二ヵ月半も嫌われて過ごすの、やァーだァー!」

 【一方通行・手術成功 End】 はてなブックマーク - 一方通行「俺の包茎がどうしたってェ?」

上条「小萌先生が旅行!?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 16:54:33.25 ID:IqIz2suq0 [1/86]
〜朝のHR〜

キーンコーンカーンコーン

ガラガラ



吹寄「きりーっ……づぶふぅ!!?」



ゴリラ顔「……」

ゴリラ顔「……今日からしばらく月詠先生に変わって担任をする災誤だ。みんなよろしく」



上条「な……」

土御門「」

姫神「」

青髪「     ぴぃぃ     」バタリ



上条(なんだってー!?)


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 16:56:59.41 ID:IqIz2suq0
〜休み時間〜

吹寄「はぁ……まさか小萌先生が旅行なんて」

姫神「都市の福引だって。3泊5日イギリスの旅」

土御門「まだ月曜日だぞ!!つまり今週はもう……くっ、教育委員会は何を考えてやがる……!!」

上条「青髪なんて貧血で早退しやがった……!!」ダンッ!

姫神「明日から憂鬱。まさかこれほどやる気が失せるなんて」

上条「もう学校に来たくない……来たくないよぅ……」

吹寄「学校ってこんなにつまらない場所だったのね……あらやだ涙が」

土御門「せめて知らせておいてくれたら今日もサボったのににゃー……明日から暇ぜよ」

姫神「小萌が欠けたとたんこのザマ。あぁ……」

上条「クラス見渡せばみんな同じ感じだしな」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 16:59:59.68 ID:IqIz2suq0

上条「はぁ……」

土御門「……」

姫神「……」

吹寄「……」











「――そうだ!イギリス行こぉおう!!!!」ガタタッ


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:01:02.88 ID:IqIz2suq0



――はてさて誰が言い出したのか……教師と生徒が交差するとき、物語は始まる!



〜夕方、常盤台中学〜

婚后「御坂さんなら、学校の特別研修か何かでイギリスへ行きましたわよ?」

黒子「そっ、そんなっ……ぅおをぉねぇさまぁあああああああああああああああ!!!!」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:04:00.42 ID:IqIz2suq0
婚后「あらあら……これはこれは残念でしたわね白井さぁん?」

黒子「うるさいですの!!うるさいですの!!うぅ……出番がここだけの貴女に言われたくありませんの……ぐしゅ」

婚后「し、失礼ですわね!……って、ええ!?ちょt」



〜風紀委員第117支部〜

黒子「はぁ……まさか お姉さまが旅行だなんて……わたくしに内緒で!わたくしをおいて!!おんりーロンリー黒子ですの!!!」ジタバタ

佐天「こんにち――うわぁ……どしたのこれ??」

初春「見ての通り、ちょっとした病気なんです……」

黒子「愛の禁断症状ですの!!禁断の黒子ですの!!」

佐天「なるほど把握しました」

初春「あんまり騒がないで下さい白井さん!埃が舞うんです!」

固法「研修でイギリスなんて素敵ねぇ」ズズー



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:07:12.93 ID:IqIz2suq0
黒子「はぁぁああん今日から絶望の日々ですの……絶望ですの!日々ですの!!」

初春「すぐに帰ってきますから!落ち着いてくださいぃ」

佐天「へぇー、イギリスかぁ……一度は旅行してみたいよねー」

黒子「うぅ……」

黒子「……」

黒子「……」

黒子「……」





「……そうですわ!!わたくしもイギリスへ行きますの!!!!」




「……」
「……」
「……へ?」


――はたして誰が引き止められましょうか……黒子とお姉さまが交差するとき、物語は始まりますの!


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:08:29.30 ID:IqIz2suq0
〜スタバ学園都市店〜

麦野「ふぅん……親戚の結婚式ねぇ……」

フレンダ「そうな訳よ♪」ニコニコ

絹旗「で、私たちに参加してほしいと?」

フレンダ「だって向こうあんまり知り合いいないんだもん!」

滝壺「……向こう?」

フレンダ「そう!イギリス!」

絹旗「おぉお!!超行きましょう!!ねぇ麦野?麦野?」キラキラ

麦野「確かにいいわねぇイギリス……浜面ぁ」

浜面「……何だよ」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:11:40.46 ID:IqIz2suq0
麦野「と言うわけだからチケットよろしく。4人分ね。これお金」バサッ

浜面「はいはいわかったよ……って女子高生がマネークリップだと……!?」

滝壺「ねぇ麦野……」クイクイ

麦野「ん?……あぁ……わかったわ、あんたも来なさい浜面。チケット5人分よ」

浜面「え?いいの?」

絹旗「滝壺に超感謝するんですね」

麦野「ま、仕方ないわね……」

浜面「ホントにいいのか?……ありがとう!!」

滝壺「……楽しみ」

麦野「……そうね」クスッ

フレンダ「今日の麦野は輝いてる……!!」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:13:27.54 ID:IqIz2suq0
〜朝9時イギリス、ランベス宮〜


静かな朝のティータイム。普段は優雅な安らぎの時間なのだが、紅茶のカップを持っているはずのローラの手には一枚の手紙があった。

古風な封筒の中身には殴り書きが刻まれている。今朝、協会に届いた泥棒からの予告状である。


ローラ「は?今どき予告状なんて時代遅れになりし事よ?」

博物館館長「狙いは『ダイヤモンドキャラメル』という展示品です。確か預かる際に最大主教様がおっしゃるには……」

ステイル「あぁ。コレは本来、魔術的な力価値を持つ特殊な霊装だ。博物館に置く物じゃない」

ローラ「木を隠すには森、と思って預けたりしけれど……何故バレたのかしらん?」

神裂「相手は確実に魔術師でしょう……少々厄介ですね」

ローラ「ステイル、急いでアレを呼び出してくれたるかしら。相手が魔術師なれば必要かもしらん……できたりて?」

ステイル「……わかりました。すぐに彼女へ連絡し移動の手配をします」ザッ


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:15:55.80 ID:IqIz2suq0
ローラ「つまらぬ相手ならギッタギタにしたりけるわよ!」プンスカ

神裂「怪盗グループ『EMA』――複数人のようですね……エマ?」

館長「お金が無く警備員はいないのですが……全て任せるというのも……本当によろしいんですか?」

神裂「心配ありませんね。暇なシスターなら――」

神裂「――200人ほどいますので」ニコッ

館長「それは頼もしいですな。本音をいえば華やかで嬉しいですな」

神裂「いえいえ」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:18:55.19 ID:IqIz2suq0
〜イギリス〜

小萌「ふぅ、やっと到着したのです!」

小萌「空はどんより……でも町並みはとっても綺麗なのです!」

「Oh……ドウゾ、コチラヘ」

小萌「フフッ。まぁ戸惑っちゃいますよね。わたしは子どもじゃないのです!」テクテク



「ココガホテルデスナ。デハ、タノシンでクダサイお嬢サン」

小萌「Thank you♪」

小萌「さぁ、まずはどこに行きま――」




「あっ!やっと見つけたにゃー!イェーイ!!」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:21:14.81 ID:IqIz2suq0
吹寄「まっ、待ちなさい!なんでそんな元気なのよアンタ……」

姫神「まさに科学の力。というか会えてよかった」フラフラ

青髪「やっと……やっと会えたで!」

小萌「ふぇええ!?み、皆さんどうしてこんな所に??」

土御門「あまりの虚無感に学園都市から飛び出してきたぜよ!」

姫神「副校長のコネで。土御門君の知り合いらしくて」

吹寄「副校長が3人+土御門の4人までを条件に、イギリス研修に向かう手配をしてくれたんです」

青髪「ボクらみんな1年7組総出ジャンケン大会を実力で勝ち抜いたんや!」

土御門「時速7000kmでイギリスまで飛んで来たぜよ。スピード差で先回りになったようだにゃー」

姫神「あの飛行機作った奴。絶対頭おかしい」

吹寄「時差ボケなんてレベルじゃないわね……今何時かしら」


小萌「結局いつもの仲良しさんたちで来――あれ?上条ちゃんは??」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:22:26.94 ID:IqIz2suq0
土御門「奇跡的にいつものメンツが勝ち上っていく中、あいつがジャンケンに勝てるわけもなく……」

姫神「仲間内一人お留守番。ざまぁみろ。ふふ」

吹寄「なんか張り合いが無いわよね、なまじいつものメンバーなだけに」

青髪「西欧美女にフラグ立てられても癪なだけやん。結果オーライやね」

土御門「まぁカミやんはいつもふらふら海外旅行してるし?同情はいらないにゃー」

小萌「南無南無なのです上条ちゃん……」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:24:18.73 ID:IqIz2suq0
小萌「まぁせっかくですしひとまず休んで、夕方からまた一緒に観光しましょう!」

姫神「もちろんホテルも一緒。土御門くん凄い」

土御門「まぁこれが俺の実力ぜよwwwカミやんは残念だったにゃーwww」

吹寄「一人惨めな様子が頭に浮かんで仕方がないわ」

姫神「でもやっぱり。……ざまぁwww」

小萌「そんじゃひとまずホテルに行くのです!」




青髪「小萌先生と旅行なんて夢のようや……」

青髪「でも……夢じゃない!」キリッ

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:25:52.25 ID:IqIz2suq0
〜同時刻、イギリス〜

美琴「ふぅ、やっと一息ついたわねー」

オネーサマー ドーコーデースーノオオオオオ

美琴「今日は自由行動日らしいし観光でもしよっかな」

マッテクダサイ シライサーン サテンサーン

美琴「それにしても曇ってるわね……傘持ってきたかしら?」

アッ、アレジャナイデスカ?シライサ……シライサン!?キエタ!!


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:28:47.34 ID:IqIz2suq0
美琴「あった!……けどゲコ太……ロンドンで使うには恥ずかしいわね、買いに――」

「ォ」ヒュン

「ネ」ヒュン

「ェ」ヒュン!

「さ!」ヒュン!!

黒子「まぁぁぁぁああああああ!!」ヒュバッ!!

美琴「虎牙破傘!」ブブンッ

黒子「おぅふwwwww!?」ガスガッ!!

美琴「あああああんたこんな所で何してんのよ!!」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:30:23.16 ID:IqIz2suq0
黒子「もちろんお姉さまを追いにですわ!わたくしの愛の前に国境など関係ありませんのよ!」キリッ

美琴「てゆうか学校はどうしたのよ!!授業あんでしょ!?」

黒子「それはもちろん初春に頼んで校長からの許可証をいただいておりますの」キリリッ

美琴「いやそんな無茶が通るわけ……」

黒子「不可能を可能にする!それがわたくし白井黒子ですの!!」キリリリッ

美琴「頑張ってくれたのは初春さんじゃない!」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:30:55.66 ID:IqIz2suq0
初春「はぁっ、はあっ……御坂さんこんにちは〜」

佐天「なんか凄い飛行機だったし……初春頑張りすぎだよー」

美琴「……まぁいいわ♪せっかくみんな来てくれたんだし、一緒に観光しましょう?」

黒子「ああありがとうございますお姉さみゃあああぁぁぁっほぉぉい!!」

佐天「その前にホテル行きませんか?少し休みたいです……」





初春「あぁ……夢のロンドン(成り行き)……素敵ですゎあ……」キラキラ

初春「でも……夢じゃない!」キリッ


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:33:15.33 ID:IqIz2suq0
〜更に同時刻、イギリス〜

浜面「着いたぜイギリス!」

滝壺「……」

フレンダ「……」

絹旗「……」

麦野「……浜面」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:34:01.22 ID:IqIz2suq0
浜面「はいっ!?」

麦野「なーんか思ったより早く着いたわね?」

フレンダ「結局、ガッツリ休憩したいから差し引きはゼロなワケよ……」

絹旗「久々に潰れるかと思いました……」

滝壺「……記憶がない」

浜面「いや……俺は早いほうがいいだろうと思って……」

絹旗「到着予定時刻みたら超おかしいって一発で気付くでしょう普通……」

麦野「まぁいいけど……飛行機の中だって旅行の醍醐味のひとつなんだから帰りはちゃんと選んでチケット買いなさいおバカ」

浜面「正直すまんかった……」

滝壺「大丈夫、帰りはゆっくり帰ろうね」ニコッ

浜面「……あぁ」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:34:55.65 ID:IqIz2suq0
麦野「さて、時間たっぷりできたし適当に回るか?」

フレンダ「結婚式は明日のお昼だよー」

滝壺「結婚式ってどんな感じなんだろう?」

絹旗「超興味ありますよね。女の子ですし?」

浜面「まぁ学園都市では中々無いイベントだからな」

麦野「じゃあ結婚式に着ていく服でも買いに行くか」

滝壺「おぉ。賛成」

絹旗「行きましょう!!」ワクワク

浜面「俺もついてくの?」

フレンダ「結局浜面は大事な荷物係なワケよ」

麦野「よろしく」

浜面「……」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:35:46.31 ID:IqIz2suq0
〜午後3時、ロンドン空港〜

上条「…………」グッタリ

インデックス「…………」グゥゥゥ

五和「ほらほら、しっかりしてください!急ぎますよ!」



上条「まぁ……まだゆっくり来れただけマシかなぁ」

インデックス「お腹すいたんだよ……お腹すいたんだよ……」グゥ

五和「じゃあ行きますよー」ブロロロロロロ


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:37:33.59 ID:IqIz2suq0
上条「全く何で俺まで……つーか普通の飛行機で来たのに遅刻扱いって……」

インデックス「正直、あのおバカ飛行機がキャンセル待ちだって聞いたときは安心したかも」

五和「でも4時間ものロスなんです!急がなきゃ」アセアセ

上条「つーか五和がいるなら俺って来なくても良かったんじゃないの?」

五和「な、何言ってるんですか!貴方は既に戦力として戦闘に組み込むことが作戦段階で決定しているんです!」

上条「マジかよ……俺なんかがルパンや二十面相に敵うわけねぇよ」

五和「報酬出ますよ?」

上条「必ず捕まえてみせましょう」ビシッ
五和「///」ホケー

上条「五和!前見ろ!前!!」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:40:12.53 ID:IqIz2suq0
インデックス「うむぅ〜!むしろトウマは毎回毎回とんでもなぁいものを盗んでいきすぎなんだよ!」

インデックス「何で今回もいつわがいるの!?別に案内なら誰でもいいはずなんだよ!!ベタ惚れかよチクショウなんだよ!!」

五和「いえそういうわけでは……///」

上条「んぁ?ゴメンよく聞いてなかった。ほら見ろインデックス綺麗な小屋が見えるぜ?」

インデックス「もういいんだよ!あれはトイレなんだよ!もうとうまなんか知らねーんだよ!!」

五和「まぁまぁ落ち着いてください」

インデックス「なんなんだよチクショウ!!」ダン……ウィーン

インデックス「…………」ウィーンウィーン

上条「全ては空腹のせいだ……!!」

インデックス「……」ウィーン


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:42:19.92 ID:IqIz2suq0
五和「つきましたぁ」キキー!

上条「博物館?……ってステイルと神裂じゃん」

神裂「お久しぶりです」

五和「では上条さん降りますよ!」バタン

上条「へ?インデックスは?」

ステイル「そもそも君はオマケで来たんだ。彼女は本来の仕事に向かうためこれから別行動さ」

神裂「では五和、彼をお願いしますね」

五和「はいっ!」


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:42:53.91 ID:IqIz2suq0
上条「で、俺はどうすればいいの?」

神裂「予告は深夜、つまり後8時間ほどで作戦開始となりますので、それまで五和と待機です。えぇ、8時間です」

上条「……」

神裂「一応将棋やチェスを用意しています。作戦までは五和とダラついてて結構ですよ」

上条「8時間て……8時間て……」

五和(わたし頑張ります!)ムンッ

『第壱作戦支部、東館』上条&五和


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:44:08.55 ID:IqIz2suq0
〜夕方6時〜

佐天「だいぶ時間が経っちゃいましたねー」

黒子「まぁ観光としては上出来とは言えませんが……」

美琴「ただの食べ歩きよねー」

初春「でも楽しかったです!楽しかったです!」ツヤツヤ

佐天「最後にあそこ行きませんか?」

美琴「あれは……博物館ね、いいんじゃない?」

黒子「ではまいりましょうか――ってあら?」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:45:00.08 ID:IqIz2suq0
黒子「変な……警備員のようですわね。修道服?」

佐天「しかもなんかへんな道具をかついで……サーカス?」

初春「何してるんでしょう……?」

黒子「……」テクテク

黒子『――わたくしたち、博物館に入りたいのですが、何かありましたの?』

佐天(英語だ!?)

シスターA「申し訳ありませんが、博物館は今封鎖の準備中です。じつは――」

初春(日本語だぁ!?)


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:46:49.42 ID:IqIz2suq0
黒子「――なるほど」

美琴(シスターが警備?)


佐天「ところでお姉さん、そんなでっかい車輪?何に使うんですか?」

シスターA「あー……それは……もちろんこれで泥棒をぶん殴るんです」

佐天「えっ」

初春「そっちの硬貨袋は……」

シスターB「もちろんこれを泥棒にぶん投げるんですっ!」

初春「マジか」

佐天(か細い少女が、こんな装備で警備とは……世も末だな)

美琴「なんか不安ね……」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:47:40.02 ID:IqIz2suq0
黒子「どうしましょうお姉さま、わたくし風紀委員として見逃せませんの!」

美琴「そうね……博物館を楽しみにしてた人たちのためにも協力したいわね」

シスターA「いえ、一般人に対応出来る相手ではないんです。お気持ちはありがたいのですが……」

黒子「あら わたくし達、一般人ではありませんのよ?」ヒュン

シスターAB「!?」

美琴「学園都市って知ってますか?」バリバリッ

シスターB「あれ?学園都市の方だったんですか?」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:50:07.56 ID:IqIz2suq0
シスターA「学園都市からの応援は二人と聞いていたのですが。禁書目録と上条当麻ならさっき連絡が――」

美琴「」ピクッ

黒子「……お姉さま?」

美琴「え、えぇ私たち、上条当麻さんの友人なんです。是非お手伝いさせて下させてもらえませんか?」ピキピキ

シスターB「(ひっ!?……大丈夫ですかねシスタールチア?)」ヒシヒソ

シスターA「(大丈夫でしょう……どこかで見た顔だと思ってましたが、五和の秘密プロファイルノートの2番目のページに載っていたミサカミコトさんですね)」ヒソヒソ

シスターB「(え!?……うわぁホントだミサカさん(危険度AA+)だ!なんでイギリスに?)」ヒソヒソ


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:50:56.38 ID:IqIz2suq0
美琴「どうでしょうか、一応役に立つ自信はありますんで!」ムキムキ

黒子「お姉さまそんなにムキにならなくても……」

シスターA「……いえ、是非お願いします。相手の戦力はわかりませんし、心強いです」

美琴「よっしゃあ!ふふふ……見てなさいよアノ野郎……」

佐天「……」ポカーン
初春「……」ポカーン

黒子「ちょっと展開が強引すぎですわね」


『第弐作戦支部、西館』美琴&黒子


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:54:51.60 ID:IqIz2suq0
〜同時刻〜

浜面「〜〜っ!!」フラフラ

麦野「情けないわね、スキルアウトのリーダーだったんでしょ?頑張んなさい」

浜面「ドレ……スって、結構重ttt」ヨタヨタ

絹旗「じゃあ買い物も済んだし映画でも!」

フレンダ「それは一人で行ってよねー。結局お金の無駄な訳よ」

滝壺「……さっきから向こうに信号を感じてますが……」

麦野「じゃあ電波に向かって適当に歩くか」

絹旗「えぇー」

浜面「ひぇえー」フラララ


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:56:24.07 ID:IqIz2suq0
グラリ

浜面「ぅおっ!」フラッ

おっぱい「」ムニュン

「――っと」

滝壺「……!」

浜面「……っおおわぁすみまそそそ!!」フガフガ

絹旗「謝るわりには超にやけてますねクソ浜面」

「あらジャパニーズなお兄さん、まだお昼よん?――っと、連れのお嬢さんたちがご立腹のようねwめんごめんごw」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:56:56.03 ID:IqIz2suq0
フレンダ「全く、浜面のお色気イベントなんて誰も期待してな――」

フレンダ「――って!オリアナ姉さん!!」

浜面「……ねぇさん?」
麦野「……知り合い?」

フレンダ「この方こそ!結婚式を挙げるお姉さんでっす☆!」

絹旗「おぉ!!」
滝壺「何という偶然」

オリアナ「違うわよフレンダ」

フレンダ「違いました☆」

浜面「どゆこと」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 17:57:41.99 ID:IqIz2suq0
オリアナ「言ったでしょ?結婚するのは私の友達とあんたの友達の姉でしょ。まぁ相手も私の友達だし姉より友達って感じかしら」

滝壺「??」

オリアナ「てゆうかお姉さんはフレンダのお父さんの弟の嫁の妹あたりの存在であってフレンダの姉ではないわ。たまたまお姉さんのお母さんとフレンダのお母さんの友達も知り合いでよく一緒だったしお姉さんをお姉さんと呼ぶのは年上の友達的なお姉さんね」ペラペラ

絹旗「??」


浜面「……全然わからんぞ」

フレンダ「まぁオリアナ姉さんはこういう人だからね」

麦野「……」←脳内計算をやめた

オリアナ「女は謎の数だけ魅力があるものなのよ」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:02:00.04 ID:IqIz2suq0
浜面「つまり……??」

フレンダ「結局、ただの知り合いのお姉さんな訳よ」

絹旗「超ざっくりですね」

滝壺「じゃあ私たちは一体誰の結婚式に出席するの?」

麦野「まぁ今日買ったドレス着れたら満足だわ」

浜面「いいのかよ!」

オリアナ「てゆうか男の子がいるとは聞いてなかったからホテルの部屋は大きいの1部屋しか取ってないないわね」

フレンダ「大丈夫、浜面は廊下で警備だから♪」

浜面「あぁー、やっぱり?」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:05:15.01 ID:IqIz2suq0
オリアナ「じゃあお姉さんはこれで」ヒラヒラ

絹旗「超凄い方でしたね……(胸が)」

滝壺「あれ?……電波、途切れちゃった……」

麦野「……」

フレンダ「じゃあとりあえずホテル行こうよ!!」

浜面「あぁ頼む……よっこいせ」ドッシリ


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:08:45.25 ID:IqIz2suq0
〜裏路地〜

オリアナ「もしもし?」

『何でしょう』

オリアナ「やっぱり都市線2便に乗ってた子たちは知り合いだったわ。今回の件とは関係無さそうねぇ」

『……わかりました。念のため監視は続けて下さい』

オリアナ「えぇー?お姉さんは激しいバトルがある方に行きたいのに」

『一応あなたの管轄ですから』

オリアナ「それは残念――じゃあこれで」ピッ


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:10:11.19 ID:IqIz2suq0
オリアナ「……」パタン

オリアナ「……さてさて。どこまで聞いたのかしら?出てらっしゃい」




麦野「……」カツカツ

麦野「……まだ何も、面白い話は“聞かせてもらって”ないけど」

オリアナ「ふぅん……いつ気付いたの?」

麦野「さっき。電波ちゃんの電波はたまに役に立つの」

オリアナ「流石、フレンダから聞いてるよん――ムギノしずり、超能力者レベル5学園都市第4位――」

麦野「……あのお喋りは後で説教ね」


オリアナ「『愛と真実の悪を貫く、ラブリーチャーミィな敵役、銀河を駆けるムギノ団団長!!』……って話だけど」

麦野「……ホント嘘つくの下手よね」

オリアナ「でしょ?昔からなのよあの子」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:13:22.53 ID:IqIz2suq0
〜同時刻〜

小萌「じゃあそろそろホテルに帰りましょう!」

姫神「普通に観光できた。最高」

吹寄「気付けば いっぱい買い物をしてたわ」

青髪「イケメンだらけで自信を失った……」

土御門「各々楽しめたようで良かったぜよ」

PLLLL!PLLLL!

土御門「あぁ俺のだにゃー。もしもし?」ピッ

『あぁ土御門か?建宮だが』

土御門「何の用だ?俺は今重要な仕事の最中なんだが」チラッ

小萌「??」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:16:48.58 ID:IqIz2suq0
『実はかくかくしかじかだったんだが……禁書目録によって大変な事がわかったのよ!』

土御門「えぇー?……まぁちょうど俺の仕事も区切りのようだし。すぐに向かうぜよ」

『ありがたい……だが例の高速艇は空きが無いらしいのよな。どれくらい時間がかかる?』

土御門「場所はどこだにゃー?」

『中英博物館って所よ。新ロンドン空港から2時間。作戦は深夜、無理にとは言わな――』

土御門「あ、じゃあ後5分もかかんないぜよ」

『――へっ?』


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:18:41.23 ID:IqIz2suq0
〜ホテル〜

『イギリスに住む生き別れの母親に会いに行って来るにゃー』

小萌「――なんて ほざいてましたが……」

小萌「絶対嘘なのです……」

吹寄「暇だから上条にメールでもしましょうか」

姫神「じゃあ私も。慰めの言葉を彼に」

小萌「じゃあ先生はお土産買ってくるです!大人しくしてるですよ?」

〜隣の部屋〜

青髪「……寂しい」

青髪「……」

青髪『イギリスの旅館で一人ぼっちなう』カチカチ


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:20:30.29 ID:IqIz2suq0
博物館の構造を説明します。
北┏―――┓4
┏┫   ┣┓
┃     ┃
┗┫   ┣┛
南┗― ―┛

上条達は東館に、美琴達は西館にいます。
北にはステンドグラス。中館は元々教会だった建物を改造したイメージです。普通の入口は南です。

イギリスにこんな博物館はありません。

〜夜9時、東館〜

上条「五和強いな将棋……待った」コトン

五和「天草式では将棋を元にした魔術もあるんですよ。戦術や駒の動きを利用した術式、ですね。王手です」パチッ

上条「すげぇな……じゃあ相手をニ歩に見立ててニフラム!とか出来るの?……待った」カタン

五和「それはいいアイデアですね!メモしておこう……王手です」パチッ

上条「冗談のつもりだったんだけどな…………ん?メールがきてるな」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:23:41.53 ID:IqIz2suq0
上条「吹寄と姫神?『お土産の希望をいいなさい。ただし750円以内』 『お土産。何がいいか教えて』……って3時間も前じゃん」

上条「じゃんけんで負けた時は死にたくなったがイギリス来ちゃったし……会えるかもなぁ」

五和「あっ!……あの、アドレス教えてもらってもいいですか?」ドキドキ

上条「ん?いいぜほら携帯出して」ピピッ

五和「わぁ…………ありがとうございましたっ!あぁ王手です」パチッ

上条「勝てねぇ……」


59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:26:55.33 ID:IqIz2suq0
〜同時刻、西館〜

美琴「あんた強いわねオセロ……」パタン

黒子「わたくし白井黒子だけに白黒つけるのは」
美琴「言わんでよい」

黒子「後3時間ほどで怪盗グループがやってきますの。予告通りなら、ですけど」パタンパタンパタンパタンパタンパタンパタン

美琴「一応警備はいるし、泥棒が現れてからぶっ倒せば大丈夫よ!……あれ?置く場所がない……」

黒子「むしろこちらに目を向けて、他の施設へこっそり侵入……なんて考えられませんこと?」パタンパタンパタンパタンパタン

美琴「私の勘ではそれは無いと思うな、ストーリー的に……あれ?置く場所がない……」

黒子「まぁわたくしたちに出来ることをすればいい、ですわよね」パタンパタンパタン

美琴「……そうね。佐天さんたちはどうしてるかしら?」

黒子「52対2でわたくしの勝ちですの」

美琴「どうしてるかしらねー」

黒子「わたくしの勝ちですのー」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:29:25.04 ID:IqIz2suq0
〜麦野たちのホテル〜


オリアナ「――んで、調べたら犯人は学園都市の人間らしいからって」

絹旗「なるほどそれで私たちを超尾行してたんですね」

オリアナ「学園都市からイギリスへの直通便はほんの少ししかないから分担して張ってたのよん」

オリアナ「しかもひとつは既に尾行に気付いて追っ手を撒くように消えたらしいわ。おそらくそれがクロ、あなたたちはシロってこと♪」


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:35:39.43 ID:IqIz2suq0
浜面「だからってホテルで雑談なんかしてていいんですか?」

オリアナ「12時まで暇なんだもん――っと失礼」PLLLL!


オリアナ「はぁーい?」

『お前どこにいるぜよ!』

オリアナ「アイテムのみんなとお喋り中だけど」

『そいつはちょうどいい。かくかくしかじか――』

オリアナ「りょーかい」ピッ

オリアナ「――今回暴れ足りない娘はいるかしら?」

麦野「……」(・ω・)ノ
絹旗「……」(・ω・)ノ

オリアナ「ついて来ていいわよ♪」

浜面「おいおい……」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:38:14.26 ID:IqIz2suq0
滝壺「行っちゃった……」

フレンダ「優しくなった麦野にも、結局暴れたい本能は残ってたワケよ……」シクシク

浜面「アイテム解散の後あれからまたこうして仲良く出来てるだけでも奇跡さ。特にお前(上下)」

フレンダ「病院から帰ってきたと思ったらいきなり――」


『みんな今までゴメンね……』
『特にフレンダ……私どうかしてたのよ』
『可愛いあなたを真っ二つなんて……!!』
『あの時はテンション上がっちゃってつい……』

『これからは、仲良く平和にいきたいの……』
『許して くれるかしら?……………ねぇ浜面?』







滝壺「あの時はさすがに体晶舐めた」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:39:53.48 ID:IqIz2suq0
浜面「あのカエル医者に脳みそいじくられたんだろうか……」

滝壺「私は現状に まんぞく してるよ」

フレンダ「――じゃあオチビの絹旗と下ネタ麦野がいなくなったので!!」


フレンダ「ピュアピュアトーク始まるよ!!」

浜面「何かいい始めたぞ……」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:40:51.22 ID:IqIz2suq0
フレンダ「それでは最初のお便り!!学園都市のフレンダさんからだよー♪」

浜面「何だこれ」

フレンダ「『今日は浜面さんと滝壺さんに聞きたいことがありまーす!!』」



「『お二人さん! ど こ ま で いったの??』」

浜面「ブフゥッー!!」
滝壺「……///」

フレンダ「ってな感じで今夜は寝かさないぜ!」ヒューヒュー


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:42:48.72 ID:IqIz2suq0
フレンダ「で?で??」

滝壺「……C、だよ。ね、浜面」

浜面「」

フレンダ「」

滝壺「いや冗談だけど」

浜面「」

フレンダ「」

滝壺「柄にも無い事を言ってしまった」オロオロ




――夜は更けてゆく……


滝壺「冗談だからね?」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:44:36.81 ID:IqIz2suq0
〜同時刻、ホテルのラウンジ〜

佐天(初春は寝ちゃったし暇だな……)

小萌(吹寄ちゃんも姫神ちゃんも寝ちゃいましたし、暇ですね……)

「「はぁぁぁ……」」

佐天「ん?……あっ!小萌先生!?」

小萌「えっ?……佐天ちゃん!?なんと奇遇です!何してるですか?」


〜情報交換中〜


佐天「んで、今は御坂さんたちを待ってるんですよ」

小萌「なるほど……土御門ちゃんも生き別れの母親に会うはずなのに何故か博物館へ向かってましたし。怪しいですね」

佐天「そうですよねー。母親がミイラでむしろ死に別れなんて……」

小萌「ひぇええ!?」

佐天「冗談です」

小萌「全く……土御門ちゃんばっかりはそんな冗談でも信じちゃうのです」

小萌「一体何が起きているんでしょうか……?」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:46:21.46 ID:IqIz2suq0
佐天「これはもう……!」

小萌「確かめに行くしかないのです!」

「「いざ博物館へ!!」」


――そして、その時刻は訪れる――深夜0時の10分前――雨の降りそうな曇り空を駆ける3人組の顔に 曇りは全く無かった。


〜作戦本部、聖ジョージ大聖堂〜

ローラ「全部隊に告ぎたるわよ!はい神裂!」

神裂「はぁ……侵入者を発見した者は合図を送り、全員で犯人をフルボッコにしてください。以上。皆さんよろしくお願いします」

館長(作戦?)


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:48:59.71 ID:IqIz2suq0
ローラ「聞こえたりけるわね諸君!へたれ怪盗グループなんぞギッタギタにしたらんのよ!!」

『了解です』
『了解しました』
『了解ですの』……ブツンッ

ローラ「さぁ、あとは合図を待つだけののことよ?」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:50:21.18 ID:IqIz2suq0
――――

―――

――












『光る風をwww追い越したらwww君にきっとあーえるねwwwwww♪♪』

土御門「げぇっ!?舞夏から着信だにゃー!!」



上条(なんか音が!)
美琴(合図?キタわね!)


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:51:25.44 ID:IqIz2suq0
土御門「はいもしもし?――いや今忙しくてちょtt待」

美琴「行くわよ黒子!!」
黒子「え゛っ?今のは明らかに――」


上条「突入だ!!」
五和「ちょ!?今のは――」

美琴「向こうから人影が!!」
上条「いたぜ!向こう側だ!」

美琴「ひとまず私の超電磁砲でもくらいなさいっ!!」キィーン
黒子「お姉さま!ここ博物館ですのよ!?」

上条「何かきそうだ!五和後ろに隠れろ!!」
五和「ひゃっ!?」




ズゴォォォォォォオン!!!!
――バリバリッ




建宮「ん?なんか館内がザワつき始めたのよ?」


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:52:27.88 ID:IqIz2suq0
〜本部〜

ローラ「…………」

神裂「参りましたね……あろうことか怪盗が侵入する前に戦闘が開始されました」

ステイル「ダイヤモンドキャラメルのほうは無事かい?僕はよく知らないんだけど」

アニェーゼ「無事も何も……本物は既に最大主教がお持ちでしょう?」

ステイル「ふん、なるほどね……可哀想な怪盗たちだ」

ローラ「ちょっとバトルっぽい感じにでもならんかと思いたりしに……あの野郎……」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:53:26.68 ID:IqIz2suq0
〜博物館〜

〔バキィィィインン!!〕

上条「くっ!凄い攻撃だな……まるで御坂みたいだ!!」

美琴「なっ!?私の超電磁砲を受け止めた!?」

黒子「なんて相手ですの……マズイですわね」

上条「……んー?」
美琴「……あれ?」

「あんた「こんな所で何してんの?」よ!!」

黒子「あらまぁ……」

五和「」ポカーン


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:54:16.40 ID:IqIz2suq0
上条「なんだそういう事か……てっきり犯人かと思ったぜ」ポリポリ

美琴「すんごい焦ったわよバカ!」

五和「よく考えなくても変な合図音でしたからね」

上条「よく考えたらあれ土御門の着うただ……あの野郎……」

黒子「仕切り直しですの。幸いまだ23時59分、急いで持ち場に戻りましょう」



「その必要なンざねェぜ三下ァ!!」




上条「!!」

美琴「やっとキタわね!」

黒子「どこですの!?」


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:57:04.07 ID:IqIz2suq0
〔ギィン!〕

ステンドグラス「パリィィィイン!!」

館長「あぁあああ!!ステンドグラスが!?」



怪盗E「……」スタッ

怪盗M「……」ストッ

怪盗A「……」ズゥ___ン!


上条「ついに現れたか……!!」

美琴「覚悟は出来てんでしょうね?」ビリビリッ


怪盗A「……」カチッ___ュゥン


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:57:59.56 ID:IqIz2suq0



カツ…カツ…カツン!

怪盗A「どォやら……待たせちまったようだなァ」

怪盗A(つゥか……なンだこの面子はァ?)

上条(あの変な模様の服……やっぱり!)

上条「お前っ!……まさかアクセらr
美琴「あんたらが怪盗グループって奴らね!!」

黒子「そのダサい仮面をひっぺがしてやりますの!」

五和「さっさとぶっ倒されてもらいます」チャキン



上条「…………」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:59:06.90 ID:IqIz2suq0
条「あのー」


怪盗E「良い出来の仮面だと思ったのですが」

怪盗M「私はダサいって最初から言ったじゃない。なによこの南アメリカンな感じ」

怪盗A「俺たちは目的のためなら容赦はしねェ!」

怪盗A「――仮面のダサさも気にしねェ!」

怪盗E「えっ」

怪盗A「……さァ……かかってきやがれってンだァ!!」





『なら容赦なく逝かせてやるよぉおおお!!!』ムギノノノォォオオオオオオオン!!!!

『超華麗にブッ倒してやります!』キラキラキラキラ

上条「!?」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 18:59:56.91 ID:IqIz2suq0
ステンドグラスB「パリィィィイン!!」

館長「ぅわぁああああ!!またガラスが!!なんだよもう!!」

「――なんだかんだと聞かれたら!!」

「答えてあげるが超情け!!」

「世界の破壊を防ぐため!」

「世界の平和を守るため!」

「愛と真実の悪を貫く!!」

「ラブリーチャーミィな超私!!」

「麦野!!」

「絹旗!!」

「銀河を駆け――」

怪盗A「うるせェ黙れ」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:00:47.21 ID:IqIz2suq0

「「…………」」



美琴「……あぁー」
上条「……」

麦野「この野郎!!」


麦野「……行くぜぇ絹旗ぁ!!」

絹旗「了解!!」

麦野「――開け!虚空の扉!!」きゅわわわわわわん

絹旗「エターナル!」

絹旗「絹旗!」

「「ファイナリティ!!!」」



美琴「なによこれ」


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:01:57.46 ID:IqIz2suq0
ズバキュゥゥゥウウウウウウウウウウン!!



――麦野ビームに乗って愛の極光拳となった絹旗は――



怪盗A「――させねェ!」カチッ



〔ギィイイイン!!〕

バヨエーン!

――体ごと弾き返された。


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:04:19.91 ID:IqIz2suq0
絹旗「きゃあああああぁあ」

ステンドグラスC「パリィィィイン!!」


館長「      」ヒィイイイ


「あああぁぁー」

「ぁぁぁ……」

「……」ヤナカンジー

キラーン


麦野「……」

上条「……」

美琴(パンツ見えた)


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:05:04.29 ID:IqIz2suq0
麦野「くっ……!やっぱりその力は……情報は間違いないようね」

怪盗A「あァ?わかってンなら残った年増はさっさと――」

『誰が年増だゴラぁああああああ!!!!』

『違います!誤解です!』
『落ち着いて!十分ピチピチだから!』
『そうっすよ綺麗肌っすよ!!』
『ちょっ……マイク止めろ!!』


怪盗A「……」

麦野「……私はまだ10代よ」←ちょっとショック

怪盗A「――アウトだろ」

上条「お前がな」


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:05:40.25 ID:IqIz2suq0
怪盗A「つーか他にかかってくる奴はいねェのかァ!!」

美琴「――言われなくても!!黒子やるわよ!!」

黒子「――はっ!あまりの展開に暫し我を忘れてましたの!」

五和「あのっ、私も混ぜてください!!」

黒子「では打ち合わせを……」

「――――」ヒソヒソ
「――――」ゴニョゴニョ
「―――?」ヒソヒソ
「―――!」ゴニョゴニョ

美琴「よし決定!――いくわよ必殺奥義!!」

上条「……えっ?」

麦野「私らの二番煎じの予感」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:06:14.23 ID:IqIz2suq0
キラーン!(カットイン)

五和「ち、ちからのちがいをみせてやる!!」ガシッ

キラーン!(カットイン)

美琴「インディグネイトォォォ……!」バシバチバチバチッ

キラーン!(カットイン)

黒子「ジャッジメントですのぉぉぉぉおお!!」ヒュバッ

――大きな槍を掴んだ五和を黒子が上空へテレポートし、定めた狙いに合わせて美琴の超電磁槍を相手に投げ突き刺す……そんな感じのはずでした。

麦野「ほらやっぱり」

上条「なっ!?アホか!!」バッ


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:07:27.26 ID:IqIz2suq0
怪盗A「…………」

〔ギィイイイイン!〕


――カキーン



美琴「へっ?」
黒子「あら?」
五和「あっ……」

上条「くっ!!」ザッ

ザクッ!

〔ギィン!〕



上条「いぃ――痛ってぇぇぇぇえ!!!!」ズッパシャァァァアアアアアアア


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 19:09:15.64 ID:IqIz2suq0
美琴「今のは……」

美琴「あんたまさか……まさか一方通行!?」

上条「よかった……けどもう、少し早く、気づいて欲しかった……痛い……」ダラダラ

美琴「ゴメンね……大丈夫……?」

怪盗A「今はそんな呼び名なんて必要ねェ……」

怪盗A「そうさ……今の俺たちは!」

怪盗A「世界一の怪盗一味 『AAA』 なンだよ!!」


怪盗M「いやEMAだったよね?何よ自分ばっかり」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:06:26.42 ID:IqIz2suq0
怪盗E「僕がアツァリならA3つでもよかったんですけどね」

怪盗M「がっかりよ。私中途半端って嫌いなの。なによエマって……お願い事でも書くの?」

怪盗E「いやそんなこと言われましても……クジで決めた事ですし」

五和「てゆうか上条さん手から血が!!早く包帯まきましょう!!」

怪盗A「ちょっとお前ら黙れコラ。俺の名乗りのシーンが台無しじゃねェか!」

怪盗M「あんたグループ名間違ってたじゃない」

怪盗E「まぁ正直どうでもよかった件でしたし」

美琴「話についていけない……」

麦野「この私が空気だなんて……」


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:08:01.85 ID:IqIz2suq0
上条「……あのー」ボタボタ



土御門「そこまでだ一方通行!!」


上条「土御門!!」バタボタ

土御門「遅れてすまなかったな、カミやん!」

土御門「まぁ……着うたの件でなんか出て行き辛くなってな……無駄な怪我させちまったにゃー」

上条「全く……その、通りだ」ボタボタ

土御門「一方通行、そして結標と海原!!もういいだろ!!」

結標「あらバレてたのね」ファサリ

エツァリ「いや……今日は海原じゃないんですが」ファサリ

美琴「なっ!?結標淡希……!」

黒子「何故あなたが……」


エツァリ「ほらやっぱりこんな扱いですよ」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:12:25.47 ID:IqIz2suq0
一方通行「何故俺だとわかったンだ?土御門よォ」

土御門「お前は重大なミスを犯していたのさ」

一方通行「……ミスだと?」

土御門「あぁ……お前が博物館へ送りつけたあの手紙だ」

上条「いやそれ以前の問題だろ」



五和「あれ?何だかもうしばらく出番がないような気がしてきた」

黒子「奇遇ですわね。わたくしも感じとりましたの」

建宮「既にシスター200人の出番はオールカットなのよな……そして俺も。最初からいたのに……」

麦野「絹旗を探すように浜面にメールしとこ」ピコピコ

上条「手が痛い……」

エツァリ(帰りたい……)


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:13:55.90 ID:IqIz2suq0
〜その頃、麦野たちのホテル〜

ピロリロリン♪

浜面「おっ?麦野からメールだ」

滝壺「――眠いzzz……」

浜面「何々――はぁ?」

フレンダ「どうしたのよ?」

浜面「絹旗を……探せって」

フレンダ「こんな時間に迷子?」

浜面「滝壺いけるか?」

滝壺「程度は微弱、一応方向くらいはわかる……」

浜面「じゃあ行ってくる!フレンダ留守番頼むな!」バタン
フレンダ「へ?あ、わかっ……」

フレンダ「……」スチャ

フレンダ『イギリスの旅館で一人ぼっちなう』ポチポチ


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:16:52.53 ID:IqIz2suq0
〜その頃、美琴たちのホテル〜

初春「……ぅう〜ん」ウトウト

初春「ふゎぁ〜……さてんさぁん?」

初春「……あれ?佐天さん?」

ギィィバタン

初春「どこですかぁ〜」フラフラ

初春「――ん?なにか、廊下に……人が倒れてる!?」タタッ

初春「だ、大丈夫ですか!?」ユサユサ




青髪「んぁ?……これは可愛いお嬢さん、こぉんな所で何を?」ウトウト

初春「それはこっちのセリフです!!」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:17:40.37 ID:IqIz2suq0
青髪「ボぉクはこんな所で何を…………はっ!!」ガバッ

青髪「――これは可愛いお嬢さん、こんな所で何を?」キリッ

初春「それさっきも聞きましたよ!///」

バタンッ!

吹寄「うるっさいわね!!こんな夜中に何を――」


吹寄「――や、ってんのよアンタ!!」

青髪「へっ?」
初春「あの……そろそろ手を……///」

吹寄「 死 ね 」

姫神「……」

青髪「ひぇえええええええええいい」


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:21:28.68 ID:IqIz2suq0
〜その頃、佐天さん〜

ズシャアアアア!!

佐天「――くぅっ!」

小萌「大丈夫ですか!?」

オリアナ「あなたたちが何故この博物館に侵入しようとしてるかは知らない。でも仕事なのよ、ゴメンなさいね?」

小萌「せっかく屋上まで辿り着いたというのに……!!」

佐天「まだ……諦めない!」シュルシュルシュル

小萌(佐天ちゃんが封印の包帯を……!!)

小萌「ならば私も本気でいかせてもらいます!!」ゴオオオオオオオオ

オリアナ「かかってらっしゃい!!」


ガキィィイイン!!


佐天「こっ――小萌せんせええええ!!」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:22:22.26 ID:IqIz2suq0
〜博物館〜

土御門「お前は超能力者だからな……筆跡に残る魔力で相手を判断する術式は効かなかった」

土御門「つーか最初っからそんな術式は無い。ローラの勘違いだにゃー」

上条(じゃあ俺ら完全に無駄足じゃねーか!)

土御門「必要悪の教会は無駄な旅費を使ってしまったと後悔しかけた……しかし禁書目録の記憶力は流石だった……らしい」

一方通行「……ほほゥ」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:23:12.68 ID:IqIz2suq0
〜回想〜

インデックス「うぅー……全然わからないんだよ……悔しいんだよ……」

ローラ「が、頑張りたるのよ!!あなたならいける!!」

インデックス「無茶言うなよ……なんだよ」

ステイル「困ったね……ここまで痕跡を隠しきる魔術師だとすると苦戦は必至だ」

ローラ「へっ!?――いやぁそうでありけるわねステイルっ」アセアセ


インデックス「むぅ〜……ん?この紙……」


インデックス「この紙、とうまが最近計算用紙に使ってるやつと通しナンバーが一緒だ」

神裂「なっ!?」

ローラ(――――(゜∀゜)――――!!)


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 20:25:23.02 ID:IqIz2suq0
ステイル「じゃあ相手は学園都市の人間なのか?」

ローラ「よぉし!そんじゃさっそく電話よでんわ〜アレイ☆スター?」

『……なんだ?』

………

……



土御門「わかるか?お前が使っていたのは学園都市製150%再生紙のレポート用紙だったんだ。そしてそれは第7学区でしか売っていない!」

一方通行「……へェ」


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:05:17.36 ID:IqIz2suq0
土御門「後は単純作業だ。製造年月日と流通ラインから購買者を割り出した。第7学区は広いが同年月日製の商品を買ったのは奇跡的にお前と上条当麻だけだった。時間はかかったがそれで特定さ」

一方通行「まァ……ご高説結構なこったが……」

一方通行「正体なんざ関係ねェ……俺はやるべき事をやるだけだ」

土御門「何故だ!……大した価値もない展示品に高い旅費を払って……」





一方通行「…………ァイツが……」


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:09:12.17 ID:IqIz2suq0
〜回想〜

『世界不思議発見!!今日はイギリスの伝統――』

「なァ面白いのかそンな番組」

「毎週楽しみにしてるんだよ!動物奇想天外と続けて見るなんて常識だよ!ってミサカはミサカは動物奇想天外を終わらせたTBSを恨みながら――――」



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 21:10:13.64 ID:IqIz2suq0 [86/86]
「――ぉ」

「んン?どうした?」


「――おいしそう……」


「……はァ?」

「スッゴくおいしそうなキャラメルが……ってミサカはミサカはテレビに釘付け……」

「『ダイヤモンドキャラメル』?こンなキラキラしたもン食ったら腹壊しそうだ」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/25(土) 23:14:04.79 ID:2KY2SDoq0 [1/10]
「……食べてみたい……食べてみたいよ……ってミサカはミサカはうっとりしてみる……」



「……イギリスか……」

………

……



一方通行「気が付いたときには既に、俺は外へ飛び出してたさァ……」


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:17:13.51 ID:2KY2SDoq0 [2/10]
土御門「なるほど」

土御門「それは仕方ないかもしれん」

上条「おい!!」


美琴「……じゃあ、結標とそこのあんたは何でこんな事に参加したのよ」

結標「一方通行に頼まれたのよ。それに私だって小さな女の子は好きなの」

土御門「は?冗談はよせ」

結標「な、何よ!?誰だって幼女かわいいって思うわよ!みんな私をショタコン扱いして……!!」

一方通行「泣くな。事実だろォが」

結標「違うわよ!……うん違うわ」

結標「キャラメル欲しがる様子(一方通行が録画したやつ)なんてもう可愛すぎて……協力することに迷いは無かった!」



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:18:22.92 ID:2KY2SDoq0 [3/10]
土御門「なるほど」

土御門「なきにしもあらずかにゃー?」

美琴「おい!!」

エツァリ「僕だって幼女は好きですよ!?しかも御坂さんなんですよ!?応援しないわけないじゃないですか……!!なのに僕にはダビングしてくれませんでした……!!」

一方通行「ったりめェだろカス」

土御門「なるほど」

土御門「キモい」

エツァリ「ぉぃ……」

上条(誰?)

美琴「全く照れくさくないわ不思議」


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:20:12.69 ID:2KY2SDoq0 [4/10]
一方通行「とにかくダイヤモンドキャラメルは頂く。怪我したくないなら早く出せホラホラ」

土御門「なるほど……お前はどうやら最大の見落としに気付いていないようだな……」


一方通行「……なンだ」


上条「――なぁ一方通行……高い高い旅費を払ってイギリスまで来てくれたってのにホント申し訳ないんだが……」

土御門「ダイヤモンドキャラメルは……ダイヤモンドキャラメルはな……」




 「「 食 べ ら れ な い ん だ よ !! 」」



デデーン!



美琴「そりゃそうでしょ」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:21:08.03 ID:2KY2SDoq0 [5/10]
一方通行「なン……だと……?」


結標「なんだ……」
エツァリ「……やっぱりか」

上条「お前ら気づいてたのか?」

エツァリ「まぁなんとなく。僕も世界不思議発見を見てましたからね。徹子さんファンなので」

結標「私もスーパーひとしくんって語感が好きで……でも彼があまりにも必死だったし……旅費出してくれたからつい……」


一方通行「……食べられねェ……食べられねェだとォ?」


土御門「残念だが……その通りだぜよ」

上条「食い物なんか展示してたら腐るだろjk……」


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:23:39.18 ID:2KY2SDoq0 [6/10]
美琴「っていうか打ち止めに連絡しちゃえばいいじゃない。あのバカが暴れだす前に」

上条「そうか!――もしもし、御坂妹か?ちょっと頼みたいことが――!」

『了解しました、と、ついに来た出番に胸を踊らせながらミサかは上条当麻の要求に答えましょう』

『進め!電波少年!!』


ビヨピヨピヨヨェ〜〜ン!!


一方通行「――なンで……なンでもっと早く教えてぐれなあああばばばばばばばばばばばはbbbbbbbbbb!!!!!」ドサッ


土御門「!?」

美琴「これでひとまず安心かしら?」

上条「ずいぶんと強引だったな」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:25:44.84 ID:2KY2SDoq0 [7/10]

打ち止めからの停止信号により一方通行の演算機能は失われ彼の体は床に倒れこんだ。がしかし


「ダメだァ……!!」ズルッ





美琴「!?」

一方通行「家には……俺を待つ奴がァ……いるンだよォオオオオ!!」

土御門「なっ……!?」

上条「打ち止めにはもう伝わっているんだ!止めろよ一方通行!!」


一方通行「俺なンざ、明日の予定もわからねェ……」


上条「…………」


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:29:06.40 ID:2KY2SDoq0 [8/10]
一方通行「無限大な夢の後の……何もねェ世の中じゃァ……」

一方通行「そォさ……愛しいっ想いも負けそォになるけどなァ……!!」

一方通行「STAYしがちなイメージだらけの、頼りねェ翼でも!!!」ググッ!

上条「なんか――来る……!?」

一方通行「きぃぃっとぉ……飛べンだァアア!!」

『Let's Go』

一方通行「オォオオォオンンマァアアイルルルラアアアアアアブ!!!!」



土御門「黒い……翼が……!!」

館長「うわわ私の博物館が!!」

上条「なんてこった……」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:29:56.57 ID:2KY2SDoq0 [9/10]
上条「……」

上条「いいぜ……!」

上条「――お前が星に願いを、風にプライドを乗せてでも……!」

土御門「それはちょっと無理がないかにゃー」

上条「……じゃあ」

上条「お前が……今こそ飛び立つ勇気を持ってるってんなら!!」

上条「まずはそのふざけた幻想をブチk――


「やめるのです!!!!」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/25(土) 23:37:06.33 ID:2KY2SDoq0 [10/10]
天窓「ガシャアアアアン!!」

館長「」



「……ほっ!」スタッ


上条「上から人が!」


――教会の天窓が乾いた音と共に舞い降りたひとつの小さな影は、もがき苦しむ彼に静かに駆け寄った。


一方通行「…………!?」


――どうみても子どもにしか見えないその天使は、そっと彼を抱き締めて囁く。




「もう――無理しなくてもいいのですよ……?」

「(――〇〇ちゃん……)」

一方通行「……!!」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:05:44.29 ID:sNv6/4Qw0
一方通行「……マジ天使」ガクンッ


力が抜けた体を支えながら少女は一人微笑む。

いつの間にか雲間から出ていた満月。その光が、欠けたステンドグラスの隙間から射し込み、その二人を照らしていた。




上条「…………小萌先生!なんでここに……」

小萌「――子どもを助けるのは、先生の役目なのです」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:07:40.50 ID:sNv6/4Qw0
小萌「――この子の気持ちはわかるのです」ギュッ


小萌「愛が正義か……正義が悪か……」

小萌「答えなんて要らなかったのです……彼女の喜ぶ顔が見たかっただけ」

小萌「ですから……もういいのですよ」

小萌「みんなには、彼の小さな願いが届いたはずです」

小萌「許してあげるのです……助けてあげるのです!」

小萌「教師月詠小萌の名において命じます!これ以上博物館で暴れるのは禁止なのです!」



土御門「小萌先生……感動だにゃー……」

小萌「……」

美琴「凄い……どう見ても私より年下なのに……」

黒子「なんて素晴らしい……」ヨヨヨ

五和「あの人……誰?」ウルウル

上条「俺が悪者みたいじゃないか……」シクシク

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:08:27.34 ID:sNv6/4Qw0
こうして怪盗お宝強奪事件は終了した。清教組もやってきて、一方通行は担架に乗せられ運び出された。

〜柱の影〜

佐天「出ていくタイミングを完全に見失った……」

オリアナ「」きゅ〜

佐天「……とりあえずおっぱい触っとこ」ポヨンポヨン

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:14:55.94 ID:sNv6/4Qw0
ローラ「さらば、これにて終いにしたりけるのよ」

インデックス「なんか捕まえるわけにもいかないんだよ……」

ステイル「今回の件は被害ゼロで終わりってことでよさそうだね」スパー

上条「いや……俺の右手が……」

館長「私の博物館が……」

神裂「ステンドグラスなどに関しては修復しますからご安心を。右手は予定の内ですから保険がおりますよ」

上条「さいですか……ん?」

上条「……治療費は自腹なのか……」


美琴「てゆうかあんたは何しに来たの?」

麦野「一応対超能力者だからってことで手伝いにね」

美琴「はぁ……丸くなったとは聞いたけどここまでとはねー」

麦野「べ、別に太ってなんかないわよ!!」

美琴「そっちじゃねぇよ」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:25:08.36 ID:sNv6/4Qw0
小萌「学園都市の生徒が無茶して申し訳ないのです」ペコリ

神裂「いえ、感謝するのはこちらです……どう収集をつけようかと困っていましたので……」

小萌「全く……後で反省会をするのです!ほらそこの二人も!」

結標「……すみませんでした」

エツァリ「すみませんでした」





インデックス「……あれ?あなたのそのナイフ……あなたいつぞやの魔術師?」

エツァリ「へっ?なにを今更……」

アニェーゼ「……残念ですが素性が割れるまで魔術師を帰ぇすわけにはいかねぇですね」

エツァリ「……もう好きにしてください……あっやっぱり嫌――」


――後に彼は奇跡の脱出を試み、それを果たすがそれは正直どうでもいいぜよ。

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:27:50.97 ID:sNv6/4Qw0
〜ビッグ・ベン〜

浜面「はあっ……どこだよっ……!!」ハアハア

滝壺「あれ……見て」

浜面「んあ?……時計台……に――」

浜面「――女の子が突き刺さってる!?」

浜面「しかも頭から突き刺さってるのにパンツは見えない!!」

滝壺「100%あれだね」

浜面「どうすんだよ!!」

滝壺「あっ……自力で抜け出してきた」

絹旗「わ、私は……時をかける……少女、ですから」

絹旗「ゲボォ!」ビシャァ


浜面「きっ……!」

浜面「きぬはたぁあああああああ!!!!」

――そして陽は昇る――

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:31:41.92 ID:sNv6/4Qw0
〜次の日、美琴たちのホテル〜

初春「昨日は大変だったそうですね〜」

美琴「まさか佐天さんまで来てたとはねー」

佐天「初春も来ればよかったのに♪あれがレベル5の力かぁ……」

黒子「勘違いして暴れただけですの!おかげで寝不足ですの!」

黒子「まぁ……あの方の愛は称賛に価しますけど……お姉さま、今日のご予定は?」

美琴「それが……今日も自由行動なのよねー」

初春「え??……今日もですか?」

美琴「そういえば去年も一昨年もこの時期は研修でインドやら中国やらに……結局観光だけで帰るんだけどさー」

黒子「それは一体……」

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:32:36.61 ID:sNv6/4Qw0
初春「……あ!!」

佐天「どーしたの?」

初春「わたし分かってしまいました……!」

初春「――毎年この時期は、学園都市規模での精密電機設備の点検があるんです!」

美琴&黒子「……!!」

佐天「つまり……どういうことだってばよ?」

初春「御坂さんは機器点検に影響を与える可能性があるから、学園都市から追い出されたのです……!」

美琴「じゃあ私毎年旅行できるんじゃん?ひゃっほぉう!」

黒子「そ、そんな……お姉さまぁ……」

佐天「やっぱりよく分からないでござる」

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:35:14.43 ID:sNv6/4Qw0
佐天「てゆうかせっかく海外に来たのに一泊なんて勿体無い!もっとまわりたい!」

初春「仕方ないですよ佐天さん。ぶっちゃけ取材不足です」

黒子「わたくしたちの学校の付近は西洋造りですが……」

美琴「日本に足りないのは広場!何故なら偉人の像自体が少ないからよ!」

佐天「それを中心に広場が出来ますからね……でも日本って狭いし……」

黒子「お姉さまの像がたてられれば周り1万ヘクタール買い取ってクロコランドを創りますの!!」

初春「ミサカランドではないんですね」

美琴(でも……1万人の妹達の働き口にはいいかも?)

美琴(無理だわ。想像したらキモいだけだ……)


〜〜〜〜

御坂妹「ぶぇっくしゅん!!」

御坂妹「またどこかで私を噂する声が……とミサカはにやつきます」


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 00:38:07.09 ID:sNv6/4Qw0
〜一方通行のホテル〜

一方通行「……」

結標「……」

エツァリ「……」


ミサカ『まったく!いないなーって思ってたら……まさかイギリスまで行っちゃうなんてミサカはミサカは嬉しかったり呆れたり!』プンスカ

一方通行「……スミマセンデシタァ」

エツァリ「反省してます」

結標「てゆうか私何もしてないわよ」

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:00:14.62 ID:sNv6/4Qw0
17000「以上、伝言でした、とミサカは接続を終了します」ブツンッ

結標「便利な能力ね」

エツァリ「それにしても……そっくりでs
一方通行「てめェこいつらに変な事したらブッ殺すかンな?」

エツァリ「まだ何も言ってませんよ!!てゆうかしませんよ!!」

結標「あら、アナタこんな量産品にまでご執心なのかしら?」

一方通行「あァ?お前もバラバラにされてェのかコラ」

17000「彼は上位固体一筋ですからwwwとミサカは普段のラブラブっぷりがミサカネットワークに筒抜けな事を指摘します。ププッwww」

一方通行「あァ!?……全員かン桶の準備が出来てるようだなァあああああああばばばばばばばばばばばはbbbbbbbbbb!!!!!」___ュゥン...

結標「……」
エツァリ「……」
一方通行「」

17000「……とんだ恐妻ですね、とミサカはお姉さまのドS遺伝子に驚愕します」

エツァリ「ドS……」
結標「キモいわよ」
一方通行「」

150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:00:52.57 ID:sNv6/4Qw0
〜上条たちのホテル〜

姫神「わたしたちが寝ている間にそんなことが……てゆうか上条くん結局来たんだチクショウ」

吹寄「なんでイギリスまで来てそんな事件に巻き込まれてんのよ……」

青髪「女子部屋に凸したはずなのに途中から記憶がない」

小萌「先生が【禁則事項】で眠らせました!全くこれだから高校生は……」

青髪「花飾りの初春ちゃんのメアドが最大の収穫やね」

土御門「イギリスまで来てまさかの日本人だからにゃー。お前ホント意味わからんぜよ」

上条「いやはや平和だな……」

吹寄「包帯グルグル巻きで言うセリフじゃないわね」

151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/26(日) 01:01:42.38 ID:sNv6/4Qw0
小萌「仕方ないのでわたしも明日には帰ります。みなさんは授業があるので一足早く帰るのですよ!」

土御門「そろそろ飛行機の時間ぜよ!ほい切符」

青髪「おさらばやで……猫写が無いだけでボクらはしっかり楽しんだで!ありがとうイギリス王国!」

吹寄「じゃあ帰りましょう!」

姫神「楽しかった。一泊だったのが残念。あと上条くんマジずるい」

上条「いやそんな……今度どっか連れてくからさ」

姫神「許す」

土御門「それじゃあ行くか!」


「「我らが日本へ!!」」

――こうして彼らの物語は終わるのだった――



インデックス「え?終わり?」 はてなブックマーク - 上条「小萌先生が旅行!?」

上条「小萌先生がクビ!?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:35:50.17 ID:hiL45C0iO
〜会議室〜

副校長「さて、次のクラス品評会についてなんだが……教頭、グラフを」

教頭「スクリーンをご覧ください。クラス別に今までの成績や罰則数を棒グラフで表示したものです」

副校長「これを見れば分かるが……月詠先生」

小萌「ひゃい!?」

副校長「貴女のクラスはどうなっているんだこの数値は!」

小萌「そんな!!あの子たちは少しやんちゃなだけで……その……」

副校長「由々しき事態だ!ノルマを課そう。罰則はかまわない、次の定期試験で結果が出せなければ――」

〜廊下〜

「――君をあのクラスから解任する!このことは生徒に言ってはならんぞ……」

「そんなっ……!!」

吹寄(なんですって!?)

姫神(これはマズい)


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:37:23.26 ID:hiL45C0iO
〜教室〜

上条「なんで今日の補習なくなったんだ?」

青髪「小萌先生が呼び出しらしいで?さっき放送してたやろ」

土御門「なんか吹寄と姫神が偵察に行ってるぜよ?……っと、噂をすれば」

ガラガラ!!

吹寄「たたた大変よ!!」

上条「どうした?」

姫神「小萌が。小萌がピンチ」

吹寄「クビになりそうなのよ!!」

上条「なっ!?」
青髪「なんやてぇ!!」
土御門「なんでだにゃー!!」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:38:12.01 ID:hiL45C0iO
上条「えっと……どういうことだ?」

吹寄「前々から私たちのクラスは成績悪い上にトラブルも多くて……これはアンタら3人の事よ?」

土御門「それは心外だぜよ」

上条(一番暴れてるのは吹寄じゃないのか?)

青髪「3バカ言うけどホンマにバカなんはカミやんだけやで〜」
上条「んだとこらぁ!?」

吹寄「いいから聞け!!――どうやらそれが酷すぎるらしくて、小萌先生に担任教師として問題があるんじゃないかってことになったらしいのよ!!」

上条「そんなっ………どうすんだよ!小萌先生がいるから補習も頑張って出席してるのに!!」

青髪「てゆうか小萌先生がおるから毎日学校来とんのに!!」

土御門「そもそも小萌先生がいるからこの学校選んだんだけどにゃー」

姫神「私なんて小萌がいなかったら今頃お墓の中」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:39:07.18 ID:hiL45C0iO
吹寄「それで、来週の定期考査でちゃんとした成績が出せなければ解任ですって。しかも生徒には秘密のつもりらしいわ……無理に決まってるじゃない!!」

姫神「小萌のいないこのクラスなんて何の価値もないゴミ箱。あの副校長は何もわかってない」

上条「くそっ!!なんでいきなり……小萌先生は何も悪くないだろ!!」

吹寄「えぇその通りよ!!……確かにアンタら3人のせいだけじゃないし、盗み聞き出来たのは不幸中の幸いね、クラスの皆にも連絡網で回しましょう!」

青髪「でもみんな間に合うんかいな……来週や言うてもすぐやんけ!」

土御門「……生徒には秘密?ハナっからクビにする気満々ぜよ。こりゃ私怨だな」

吹寄「とにかく何か他に作戦考えなさい!!不正行為はダメよ!!」

姫神「副校長殺す?」

上条「姫神落ち着け。気持ちはわかる」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:40:18.36 ID:hiL45C0iO
〜その日の夜〜

上条(結局良い案は浮かばず地道に勉強を始める上条さんなのだが……)

インデックス「それは大変かも……でも、とうまはバカと右手で絶対に足引っ張っちゃうんだよ?」

上条(その通りなんだよなぁ……)

上条「まぁ他の教科で点稼ぐしかないし、しばらく邪魔せず静かにしててくれよ、インデックスさん?」

インデックス「うぅ〜それっていつもはうるさくて邪魔してるみたいなんだよ!」

上条(……その通りなんですが)

〜隣、土御門の部屋〜

土御門(確かにカミやんや俺は無能力者、レベル0だ。だがそれ以上に……)

土御門(あいつの右手はクラスメートのAIM拡散力場下から個人の能力に悪い影響を与えている)

土御門(つまり、しばらくカミやんをクラスメートから遠ざけることで他の奴らの能力が上がるかもしれない(※という設定)……)

土御門「……さて、どうしたもんかにゃ〜」ニヤニヤ

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:41:13.36 ID:hiL45C0iO
〜次の日の朝〜

PLLLL!PLLLL!ガチャ

上条「…はぁぃ上条……って土御門か。なんだこんな朝から――」

『カミやんと俺にイギリス清教から仕事が入ったぜよー』

上条「はぁ!?なんだいきなり――」

『極悪魔術団体が学園都市に向かって超中距離砲撃魔方陣を組んで発動のための下準備をしてるから破壊しに行くにゃー』

上条「へっ?何?ちょっと待っ――」

『これは学園都市からの依頼でもある。必要悪の教会が裏で掴んだ超機密リーク情報だから計画が変更されないように両者は気付かない振りをし続け、隠密行動後サクッと幻想殺しでカタをつけるって作戦ぜよー』

上条「作戦?ゴメン前半聞いてなかっ――」

『そんで、案内役に魔術と科学のどちらからでも動かせる奴が必要で、つまり俺にゃー、いいな?』

上条「いきなりそんなペラペラ説明されても分かんねぇよ!!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:42:41.23 ID:hiL45C0iO
『とにかく今から出発の準備をしろ。術の発動条件はちょうど4日後の満月らしいが統括理事会から金が下りなかったから自転車で行く。場所は香川県だ、急がないと間に合わない』

上条「へ?……香川まで自転車!?往復何キロあんだよ!!4日って間に合うのか!?」

上条「てゆうかまた俺か!何回旅行させれば気がすむんだお前ら!!しかも段々扱いが雑になってないか?敵の攻撃より先に疲労とストレスで死ぬっつーの!!」

『にゃーにゃーごちゃごちゃ言うな、もう行くぞ。インデックスは舞夏が面倒見る』

上条「あぁもう不幸だぁあああー!!」

インデックス「むにゃ……ごちそうさま……いただきます……え?……いただきます!……んむぅ…」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:43:43.78 ID:hiL45C0iO
〜1週間後〜

上条(土御門の嘘にまんまと騙された俺は1週間延々とサイクリングを楽しんだ……えぇ、辛くなんかないですよ全く)

上条「ったく何が仕事だ!横浜、名古屋、奈良、京都……思いっきり観光旅行じゃねぇか!!しかも自費!つーかお前こぐの速いんだよ!おかげで全身筋肉痛ですよ!!」

土御門「ま、結局自転車と時間の都合で肝心の四国はお預けだったけどにゃー」

上条「思えばその時点で気づくべきだった……自転車で海峡が渡れるわけがねぇ」

上条(勿論この旅行は土御門の嘘っぱちだったため試験は無断欠席扱い。テストをすっぽかした俺たちは罰則として教室の床の汚れを鉄小手で削り取る作業を言い渡された。追試とは別に、だ)

土御門「ところでカミやん。吹寄ちんにはちゃんとお礼言ったのかにゃ?」ガリガリ

上条「あぁ?お礼も何も、あいつ全然俺を庇う気なかったじゃねーか」ガリガリ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:44:54.11 ID:hiL45C0iO
〜さっきの教室〜

生徒A『今まで成績が悪かったのはやっぱり上条の不幸属性のせいだったのか!!』

上条『なっ!?何でそうなるんだよ!!』

生徒B『いや確かにいつもより調子良かったもんな!……理屈はわからんが!!』

生徒C『おのれ上条め!……理屈は知らんけど!!』

生徒D『俺たちは常に無意識下で傷つけられていたんだ!理屈はわからんがなぁ!!』

生徒E『いつも女の子だらけの生活送りやがって!!そら俺たちの「自分だけの現実」も傷つくわ!!理屈じゃない!!』

『そーだそーだ!!』

上条『最後のは関係ないだろ!!あと女の子だらけが幸せかと言われればYESとは言えないぞ!?』

『――みんな黙りなさい!!!』

上条『……っ!?吹寄…?』

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:45:59.80 ID:hiL45C0iO
吹寄『小萌先生のクビは回避できたようだしもういいじゃない!!上条にはむしろ感謝したいくらいよ!!』

上条『……』

吹寄『はぁ……と言うことで、次からもよろしく頼むわね!!』

上条『…………へ?次からって』

吹寄『それはそうよ。また小萌先生がクビにならないとも限らないし。なにか?』

上条『あのー……そうなると、俺の単位がですね?』

吹寄『ならクラス全員のマイナスを補えるだけ卓上点を取ってもらうか、死んでもらうしかないわね!!』

上条『やっぱりそうなるのか!?消去法でも留年しか残らないんですけど!!』

吹寄『私たちにお土産買ってこなかったのは誰かしら?』

上条『ふ、不幸だぁー!!』

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:47:08.31 ID:hiL45C0iO
上条「――って感じだったけどな。マジで次からどうしよう……」ガリガリ

土御門(学校に右手を説明するわけにもいかない。面倒だな全く……まぁ副校長は消えたからしばらくは大丈夫だが)

上条「とりあえず小萌先生はクビにならなくて良かったけどなー」ガリガリ

土御門「幻想殺しの件は仕方がない。次からは真面目に勉強するしかないにゃー」

上条「不幸だ……」

土御門「しっかし吹寄がクラスをまとめてくれたのは結構大きかったみたいだにゃー。実際卓上点もかなり上がってたぜよ?」

上条「吹寄か……」

土御門「だから吹寄ちんにはちゃんとお礼言えよ?」

上条「そうだな…………そうかな?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:49:09.40 ID:hiL45C0iO
〜廊下〜

吹寄(ノートを机に忘れてしまった)

「――――??」

「――――!!」

吹寄(……ん?教室で居残り勉強してる子でもいるのかしら。ドア開けっ放しじゃない!)

「――かにゃ〜?」

「――不幸だー!!」

吹寄(…………あの2人か。じゃあ居残りの罰則ね。いったい何の話を……??)ヒョイ

「――なのかな?吹寄って」

吹寄(……っと!?………私??)ピタッ

「やっぱり気になるのかにゃー?」

「違うっつの!!……まぁ庇ってもらったのは確かだな」

吹寄(あれは別に、貴様のためじゃないわよバカ)

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:51:21.41 ID:hiL45C0iO
吹寄(まぁ…可哀想だと思ったのも確かだから間違いでもないか……?)

「カミやんより責任感あるし、カミやんより頼りになるし、カミやんより喧嘩も強いし…いい嫁になるぜぃあれは」

「どうせ俺はあいつの尻に敷かれ続けるダメ亭主に……って!!俺と吹寄がどうとかそういう話じゃないだろ!!」

「ま、確かにお前ら二人のラブラブビジョンはまったく頭に浮かばないにゃー」

吹寄(……浮かばない、わね)

「浮かぶかそんなもん!!……でもまぁ嫁にするならあの胸はポイント高いよなー!!」


吹寄「 あ゙? 」ピキ#

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:52:33.09 ID:hiL45C0iO
土御門「にゃー?カミやんは何だかんだで豊富な経験が裏付ける生粋の貧乳派かと思っ…て……??……っ!!」

吹寄「………………」ユラリ

上条「俺は断然巨乳お姉さんタイプだ誤解すんな!!俺の周りが年下だらけなのは不幸な偶然であってな、やっぱり女は母性=胸なんだよ!」

土御門「う、うん……なぁカミやん?」

上条「その点なら吹寄はイイよなぁ。一度でいいからあの胸揉んでみたいぜ、なんてな!」

吹寄「…………」ズズズズズ

土御門「いやーだからまぁ……あーぁ……」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:53:46.56 ID:hiL45C0iO
上条「いや待てよ!?いざ触ったらガッカリおっぱいだった、なんてことになったら最悪だ!!!頼む吹寄夢を見せてくれ!!」

〔ブチィッ!!!〕

吹寄「上条っ…貴っ様ぁああああああああ!!」

上条「なっ!?………ふきよせ!?何でここに!!……って!?何その鈍器!?それ教卓だぞ!?前は小さい箱で済んだのに急にレベルアップですか!?ちょ、おまっ」

吹寄「――っ!!///あの時のことは忘れなさい!!」ブォン

上条「ゴメン吹寄っ!!今鮮っ明に思い出したから!お前の胸マジ最高だった!!そう、全然ガッカリおっぱいなんかじゃなかっ――はっ!!」


『 ブ チ コ ロ シ か く て い ね 』


上条「ひいぃっ!!落ち着け!!」

土御門(これ以上床と時間を削るのは勘弁だにゃー)コソコソ

吹寄「死ね!!上条当麻!!!」

上条「ぎゃああああああああ!!!!」

――ズゴォォォオン!!ゴン!ゴン!!メキャッ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:55:20.35 ID:hiL45C0iO
〜校長室〜

上条(結局俺と吹寄の2人は器物破損で罰則になった。校長室のトロフィー磨きである。俺は何もしていないのに)

上条(ウチの少ないトロフィーをただ磨くだけなのに謎の緊迫感で息が苦しい……何かアクションを起こさないと)

吹寄「ふぅ……」キュッキュッ

上条「……ふぅ」キュッキュッ

吹寄「まったく……」キュッキュッキュッ

上条「……まったく」キュッキュッキュッ

吹寄「はぁ…………」キュッキュキュキュッ

上条「…………はぁ」キュッキュキュキュッ

吹寄「……上条?」ビキッ#

上条「……」ビキッ!
上条「っ!?トロフィーにヒビが!!」

吹寄「遊んでないで真面目に仕事しなさい!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:57:26.53 ID:hiL45C0iO
上条「いやそもそもお前が教卓&教壇&黒板&床を壊したのが原因じゃ――なんでもないですハイ…」

吹寄「罰則なんかさっさと済ませるわよ!早く休暇の課題やりたいし」

上条「はいよ………あぁそうだ吹寄、今朝はありがとな」

吹寄「…??……急に何よ」

上条「クラスメートから庇ってくれただろ?おかげで助かった」

吹寄「あ、あたしはただ――」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:58:21.53 ID:hiL45C0iO
〜元副校長室〜

「――ただ、小萌先生はクビにならずに済んだのだし、今更貴様が責められるのはおかしいと思っただけよ」

「それでも嬉しかったんだよ。吹寄が味方してくれたことがさ」

「ふん……まぁ別にどうでもいいけど」

「そっか……とにかくありがとう吹寄」

「さっきも聞いたわよ…………どういたしまして、上条当麻」



土御門「……これはいい雰囲気だにゃー」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 18:59:55.86 ID:hiL45C0iO
青髪「さすがはカミやん、あのアホ空気からいきなりこの雰囲気にもってくやなんて……」

姫神「二人っきりと思いきや。私たちに全部筒抜け。ふふ」

土御門「さて、ギャラリーも揃ったし今夜の一大イベント『上条×吹寄ドキドキ夜の大作戦』の始まりぜよ!」

青髪「ボクらは考えた……あの無差別フラグメイカーの横暴をどう防くか!!」

姫神「それには恋人という絶対的ヒロインが必要。でも私や白い子では他の女に勝てない」

土御門(でもからかう相手が御坂や五和やねーちんってのは死人が出そうだしにゃー)

土御門「ちゅーことで!!まずはラブコメお決まりのアレを決行で吹寄ちんを強引にヒロインへ持ち上げてみるぜい!!」

姫神「需要なんて。関係ないの。どうせくっつかないから」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:01:05.13 ID:hiL45C0iO
〜校長室〜

上条「だいぶ時間経つけどもう帰っていいのかな??」

吹寄「…外も暗いのに先生が来ない、ってことは忘れられたようね」

上条「不幸だ……トロフィーももう全部磨いたし勝手に帰ろうぜ?」

吹寄「そうね……出ましょうか」ガチャ

ガチャガチャ

上条「……どうかしたのか?」

吹寄「ドアが開かない??…………外から鍵を掛けられているのかしら、閉じこめられたようね」

上条「はぁ!?…ガチャガチャ…うわマジだ!どうすんだよ!?」

吹寄「……まさか」

上条「……朝まで」

「「二人きり!?」」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:02:31.87 ID:hiL45C0iO
上条(それはマズイ!!密室に女の子と二人きりだと!?しかもさっき思いっきりタイプ宣言したせいか急に(胸を)意識しちゃうっていうか何と言うか色々ダメだ落ち着け上条当麻!!)

吹寄(さっきの話が本当だとしたら私はもしかしてかなり危機的状況なのかしら…いや上条にそんな度胸があるとは………)

上条(相手は吹寄、鉄壁の女!!…俺の押しなんか試したところでどうせ……ってそうじゃないだろ!?何考えてんだ死ね!!)

吹寄(相手は上条、不幸だしヘタレだし……甲斐性なんて期待するだけ無駄……ってそうじゃないでしょう!?なんで期待って言葉がでるのよあたし!!バカ!!)

((…………))

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:04:10.67 ID:hiL45C0iO
吹寄(もし、強引に迫られたら断れるかしら……)

上条(まぁ、強引に迫っても殺されるのがオチだな……)


上条(多分あいつは俺のことなんて眼中にないだろうし……まぁまぁ仲も良いからそれでいいんだ)

吹寄(多分あいつは私のことなんて(胸以外)眼中にないのだろうけど……私は……?)

上条(ていうか今も毎日インデックスと夜通し一緒にいるんだし今さら女の子に緊張するなんておかしいよな、いつも通りいつも通り)

吹寄(あいつにだっていい所、あるって気付いてた……いつも殴っちゃうけど、嫌いってわけじゃない。頭突きができるはあいつだけ……?)

上条(……どうせあいつは俺のことなんか……)

吹寄(……けれどあいつは私のことなんて……)

((……興味ない……?))

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:05:41.40 ID:hiL45C0iO
「「…………あのっ!!」」

上条「――おぅ!?吹寄先にどうぞ!!」

吹寄「え!?…き、貴様が先に言いなさいっ」

上条「いや……一応確認というか誤解のないように言うけどさ、」

吹寄「……さっきの話?」

上条「うっ!?そ、そうだけど、俺は別にお前に対して劣悪な感情は抱いてはいないんだ!!……ホラ場の流れってやつ!?だから――」

吹寄「………嘘だったの?」

上条「へっ??」

吹寄「っ!!……いえ、何でもないわ……」

上条「……?」

吹寄「…………」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:07:09.50 ID:hiL45C0iO
〜元副校長室〜

土御門「やはり俺たちの目に狂いは無かった……」

青髪「そのようやね……今の長すぎる無言の空気とその後の短い会話で確信したで」

姫神「そう。彼女。完全に……」

「「上条当麻にメロメロ!!」(※という設定!!)」

土御門「ヒロイン昇格とまでは言わないが、まあ普通に脈アリだにゃーこりゃ」

姫神「お互い意識しすぎ。密室効果は絶大。なんかムカついてきた」

青髪「正直なとこ、ただあの二人をイジりたいだけなんやけどね」

土御門「よぉし!そんじゃ二人には更なるダメ押しを喰らってもらうぜよ!!」

姫神「楽しみ。テンション上がってきた」

土御門「ちなみに扉はノブじゃなく扉板自体に魔術をかけてあるぜよ。まぁ学園都市の電子ロック扉は遠隔施錠出来るんだがにゃー」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:08:19.63 ID:hiL45C0iO
土御門「そんじゃいくぜい……精・霊・召・喚!」テッテレー

ドゥン↑☆

姫神「おぉ……?」

青髪「へ……?」

「」ヒュルルル

土御門「式神妖怪、だにゃー……ゴフッ!!」

姫神「見えない。ドコ?」

土御門「校長室に侵入できるように……ポルターガイスト君ってやつ、かにゃー?ゲフッ!!」

「」ヒュルルル

青髪「なんか無口やね?」

土御門「それはまぁ、そういう式神にゃー……とにかく頼ん、だぞ」

「」カベスルルー

姫神「……健闘を祈る。でも見えない」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:11:06.46 ID:hiL45C0iO
〜校長室〜

吹寄「だいぶ寒くなってきたわね」

上条「もう日が沈んでからかなり経つからな……」

上条「――吹寄?もっとこっち寄れよ」

吹寄「……うん」

上条(す、素直に来るとは……やっぱり意識しちゃうんですけど!誰か助けて!)

吹寄「来客椅子より校長の椅子のほうが暖かそうね……移動しない?」

上条「いいぜ――ってこれは少し密着しすぎでは……?」

吹寄「あ、暖かいならいいでしょう!?変な所触ったら殺すわよ!!」

上条「わかってるよ!!…………ん?何だ?」

――ザワザワ……
肖像画「」ガタン!!

吹寄「――っ!?…風?……じゃないわね……」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:11:57.94 ID:hiL45C0iO
戸棚「」ガタガタ!!

吹寄「ひぃっ!?」ギュッ!!

上条(胸が!!じゃなくて戸棚が!?)

窓「」ガタタン!!

上条(次は窓!?何だポルターガイストか?)ドキドキ

照明「」ブツン!

上条「うわっ」

吹寄「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!」

上条「落ち着け!!……くそっ!!これはいったい……?」

上条(ただの幽霊なら俺の右手で倒せ…………知らん!!なら先手必勝だ!!)

ザザァ……

上条「――そこだ!!」

校長机「」ガタン!?

〔 バキンッ!〕

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:13:19.21 ID:hiL45C0iO
吹寄「………おさまった?」

上条(マジで幽霊だったのか?それともやっぱり異能力者のイタズラか?)

吹寄(……また助けてもらっちゃったみたいね……)

上条「――あぁ、もう大丈夫みたいだ。良かった……」

吹寄「…………ありがと」

上条「!」

上条「……ははっ、何の事だか上条さんにはさっぱりわからな――」

吹寄「……」ギュ

上条「うゎ……吹寄?」ドキドキ

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:14:07.38 ID:hiL45C0iO
吹寄「上条…当麻。あの……」

上条(……こ、これは誰だ!?……)ゴクリ

上条「な、何だ?吹寄……」

吹寄「その……もう少しこのまま…そう、寒いのよ!!……寒いから…いいでしょ?」

上条「…………」




上条(……無理!!)

上条(予期せぬこの雰囲気……明かりも窓の月光のみ!!どうすりゃいいんだ!!)

上条(今なら押し倒しちゃっても……いやダメだ!!吹寄はまだあの謎現象にビビって弱気なだけなのかもしれない)

上条(どうする!!どうすればいい!?真横には月光補正の吹寄の胸が!!)

|>勇者上条Lv.0
┏━━━━━━┓
┃ ・襲う ┃
┃ ・襲う ┃
┃ ・これは夢┃
┃rァ・逃げる ┃ピッ
┗━━━━━━┛

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:15:53.28 ID:hiL45C0iO
ズレたのは気にしないでください

上条(もう無理だ!!)バッ

ガララ!!ビュオオオ

吹寄「えっ……ちょっ!?上条当麻!!……ここ8階よ?何する気!?」

上条(俺はどうせ穀潰しシスターや落雷お嬢様とバカやってるような人生なんだ!!こんな空間は一時の幻想に過ぎないんだ!!それならまずは!!」

上条「その素敵な幻想をぶち壊す!!」

ガバッ

上条「 」

ビュオオオ

吹寄「……寒い。閉めなさい」

ガラガラピシャッ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:16:37.25 ID:hiL45C0iO
上条「………吹寄さん?」

吹寄「何よ上条当麻?」ムカムカ

上条「あぁ……もういつもの吹寄に戻ってる……俺の幻想は見事に壊れました……」

上条(もう大丈夫……結果オーライってやつだ、うん。悔いはないんだ…ない!!ないぞ!!くっそぉぉお!!)

上条「……全ての元凶はこのドアだ!!中くらい確認してから鍵しろよ校長!!」バン!

〔 バキンッ!〕

吹寄「……?」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:17:24.09 ID:hiL45C0iO
上条「――おい。まさか止してくれよ………?」

ガチャ!ギギイィ

吹寄「……開いたわね」

上条「……」

吹寄「……」

上条「………………帰ろうか」

吹寄「えぇ……」

上条(何だったんだ?一体……)

吹寄(おかしいわね??……閉まっていたはずなんだけれど)

上条(さっきの幽霊といい今の扉といい……まさか!!)

上条(校長は魔術師だったんだ!!侵入者撃退魔術を兼ねたタイマー式施錠魔術!?)

上条(まさにダンブルドアロック!!)

上条(……つまんね)

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:18:34.28 ID:hiL45C0iO
〜夜8時寮への帰り道〜

上条「――だから何かの物理現象だったんだろ?」

吹寄「あんなに一度に!?どんだけ欠陥建築なのよ!!」

上条「まぁまぁ過ぎた事だし……お前は家どこなの?」

吹寄「もうちょっと先よ」

上条「夜の学園都市って異様に静かで何か不思議だよなー」

吹寄「……みんな学生だし、ここら辺りは寮ばかりだからかしらね」

上条(二人きりで夜の街……何かまた緊張してきた……)

吹寄(また二人……期待なんかしてないわよ。結局上条は暗い密室でも何もしなかった訳だし。期待なんか、してないわよ)

上条(知り合いに会う危険性がないのは本当に助かるぜ……全くこんなとこあいつらに見られたら絶対――)

「あぁー!!やっと見つけたんだよとうま!!」

「いたいた!!いやがったわねこの馬鹿!!」

上条「バカな」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:19:52.00 ID:hiL45C0iO
吹寄「何よこの子たち?どこかで見た覚えが……」

上条「う!?いやまぁ知り合いっていうか……」

インデックス「とうまぁ……?また女の人と、今度は二人で夜のお散歩!?うんどーかいとかうちあげで会ったんだよそのヒト!!……わたしが夕飯を楽しみに家でずっとずっとずーっと待ってた間にとうまはクラスメートと夜道デートってどういう事!?」

上条「い、いやインデックスこれは――!!」

美琴「ちょっと待った!?家!?夕飯!?あんたそんな小さな子を家に呼びいれて……この私が寮監の目を盗んであんたの家探してたのに開けたら出てくるのはこの子って事!?アホか!部屋のベッドの下で見つけて今まで忘れてたあんたの財布わざわざ持ってきてやったってのに!!」

上条「えっ!?いやちょっと待て御坂!!」

吹寄「部屋……ベッド……?上条当麻、これはどういう事かしら。貴様は中学生の寝室に一体何の用事で赴いたの?あれだけそれっぽいこと言っておいて結局は小さいほうがいいってこと!?……いや今のはナシ!!忘れなさい!!」

上条「……ひぃっ!!!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:22:26.93 ID:hiL45C0iO
上条「…………あ、あのですね皆様?」

ネコ「……」プルプル

上条「とりあえずこれは…………」

「「「これは……??」」」

上条「……ふ、不幸だぁああああああっしゅ!!」ダッ!!

「何が不幸ぜよ!!逃がさんにゃー!!うにゃー!!」ザッ

「ロリ修道女!!お嬢様中学生!!硬派同級生!!最っ高やんけ!!」ザザッ

「私の思いも知らずに。これでもまだ不幸って言うの?それならまずは――」ユラリ

土御門「その!!」ズン!
青髪「幻想を!!」バン!
姫神「死んで」ドーン!

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:24:35.74 ID:hiL45C0iO
上条「お前ら何でここに!?てゆうか姫神落ち着け!!」

上条「しかも土御門は何故か血まみれ!!一体何があっ……………って、おいこら!!なるほど扉も幽霊もお前の仕業かよ!?」

土御門「何の事ぜよ?これはさっき道端で転んだ傷だにゃー」

上条「え?マジで?大丈夫かよ結構ヤバいぞ脇腹の辺りなんか血がダラダラ――」

ネコ「うにゃー!」

上条「へっ?」クルリ

ドドドドドドドドドドドド

上条「いや……みんな話を聞け!!特に吹寄!!お前は誤解をしている!!ちょっ待――」

上条「――ぎゃああああああ!!!!!!」

ドグシャア!!バリバリッ!!ガブガブッ!!ニャオーン

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:26:09.53 ID:hiL45C0iO
〜翌日〜

上条(結局、頭と腕にはインデックスの歯形、頬骨には吹寄の右ストレートでヒビ、左半身なんて御坂の電撃で軽い麻痺状態だ)

上条(青髪は様子を写メに取ってブログに載せてたし、姫神はお見舞いに大量の清めの塩をふってくれたし、土御門は逆に何もしないで何処かに行ったのが怪し過ぎる。ネコは逃げた)

上条「はぁ……吹寄といい雰囲気だったアレがまさに幻想となりつつある……床の塩どうしよう……」

ガラガラ!!

土御門「にゃー」ザクザク

上条「……何しに来たんだよ」

土御門「途中で気絶したカミやんにお知らせぜよ。てか何この床?」ジャリジャリ

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:27:03.61 ID:hiL45C0iO
土御門「昨日のあの後、予想通り6人とも警備員に補導されたにゃー」

上条「なっ!?……はっ!!だからお前途中で逃げたのか!!」

土御門「カミやんは明日の退院後すぐに吹寄ちんと校長室の肖像画磨きぜよ?」

上条「また校長室!?もう行きたくねぇよ!!……てゆうかお前まさか俺と吹寄のこと覗いてた?」

土御門「当ったり前ぜよ!!何で押し倒さなかったのかにゃーカミやん?」

上条「やめろ!!思い出すだけで背中が痒い!!あ゙ぁぁぁ!!」

土御門「まぁせいぜい療養してくれぃ。じゃあにゃー!!」ザクザクザク

上条「……不幸だ」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:27:51.85 ID:hiL45C0iO
〜職員室〜

電話「―――」

小萌「えぇはい。その4人はウチの生徒さんたちですよー?」

小萌「そのシスターちゃんも私の教え子の一人なのです!」

小萌「……全員補導?」

小萌「 ぴ 」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:30:54.49 ID:hiL45C0iO
〜教室〜

吹寄「たたた大変よ!!」ガラガラ!!

上条「なんだよ。早く肖像画磨きに行こうぜ?まともに動くのは右手しかねぇから時間かかるし――」

吹寄「小萌先生がクビだって!!」

上条「なっ!?そ、そんなバカな!!」

青髪「そんなアホなぁぁああ!!」

土御門「ま、さかのバッドエンドだと……?」

姫神「続く?」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:32:52.74 ID:hiL45C0iO
これで終わりです(´・ω・`)

一応佐天の話とかも作ったけど人いないしまいったな

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:33:55.59 ID:hiL45C0iO
続けていい?超電磁砲側の話なんだけど……

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:35:23.92 ID:hiL45C0iO
━━第2話━━
《初春「固法先輩がクビ!?」》

〜第177支部〜

佐天「こんちわー!!」

どよ〜ん

佐天「あ、あれぇ?……どうかしたの初春?」

初春「……固法先輩が、うぅ」

佐天「……??」

初春「クビになっちゃったんです!!」ドーン!!

佐天「な、なんだってー!?」ガーン!!

黒子「いえ、クビではなく修学旅行でしばらく不在なだけですわ」あっさり

佐天「な、なんだとぉ!?」ガガーン!!

初春「つまり今見てもらった通り、職場は自由で溢れかえっているのです!!」

佐天「なるほど……」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:36:47.95 ID:hiL45C0iO
黒子「さて、最近の治安に関する情報でひとつ気になるものが……」

初春「スキルアウトの分解ですね?もう詳しい事は調べてありますよー」

佐天「あれ、いきなり本題いくのー?」

黒子「つまらない都合(ネタ繋ぎ)で出番の無くなった固法先輩のためにも気は抜けませんのよ。で?初春」

初春「まずそのスキルアウトについてですが……前まで駒場さんって人がリーダーやってたんですけど死んでしまったんです」

佐天「うわ……それで副リーダー争い、とか?」

初春「いえ、副リーダーらしき人はいたんですが消息不明。今のまとめ役は半蔵さんっていう人らしいですね」

佐天「じゃあ何で2つに分かれちゃったの?」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:40:27.97 ID:hiL45C0iO
>>713話構成ですが小萌先生は最後まであんまり出てきません
ゴメンなさい

初春「半蔵さんを中心に、スキルアウトに正義感溢れる前向きな団体を目指す人たちが現れました」

初春「その前向き方針に切り替えた人たちがスキルアウトを抜けて、新しい無能力者団体を作り始めたそうです」

黒子「なるほど……分解と言っても分裂では無いようですわね」

佐天「まぁ、前のスキルアウトみたいな人たちが半分になったならいいんじゃない?」

黒子「そうですわねぇ……」

初春「それが……半蔵さんのグループは数ある不良スキルアウトグループの中のひとつでしたから。現在の彼らの人数比は20対1、これでも多い方です」

佐天「そっか……でも、そういう団体ができたなら能力者の人たちも私たち無能力者のこと少しは見直してくれたりするかなっ」

黒子「わたくしたちが佐天さんと知り合って得たこの感情は、今の学園都市に最も必要なものかもしれませんわね」

初春「そうですねー♪」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:41:27.40 ID:hiL45C0iO
〜街中〜


佐天「前向きな無能力者グループ、かぁ」

佐天(私も、見習わなくちゃ!)

佐天(……ん?)


不良A「なぁそこの姉ちゃん今暇かい?」

女子高生「……見ず知らずの他人に構うほど暇ではないのだけれど」

不良B「おぉ真面目タイプかぁ?それはそれでへっへっへ!!」

佐天(うわ……!!どうしよう)

佐天(私じゃ何も……)

「おー!こんなとこにいたのか吹寄ぇー、はぐれちゃダメっていったろー?」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:43:05.89 ID:hiL45C0iO
佐天(……!?)

吹寄「何よ上条?助けに来たつもり?」

上条「は!?お前もそうやって俺の勇気を踏みにじるのかよ!?結構怖いんだぞこれ!!」

不良C「何だテメェ?……って、そのツンツン頭……まさか学園都市最強の無能力者と噂の上条って野郎か!?」

不良D「……確かに出回ってる特徴書きと一緒だ!!ツンツン頭の上条当麻だ!!」

佐天(!!)

吹寄「貴様はいつも何をしているの?」

上条「さぁ……つーか少なくとも俺より吹寄のほうが強――がっ!」ゴチン☆

不良E「あ、あの女、学園最強のツンツン頭をゲンコツで黙らせたぞ!?なんて二人組だ!!」

吹寄「は?」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:44:39.67 ID:hiL45C0iO
不良F「おいどうするよ……?」

不良G「こ、ここは逃げるぞ!!」

不良H〜Q「オッス!!」

ドダダダダ……

佐天(凄い……15人以上いた不良たちを髪型とゲンコツだけで……)

佐天「……」

上条「さぁーて帰るか吹寄」

吹寄「そうね」

佐天(……行っちゃった)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:47:46.79 ID:hiL45C0iO
〜次の日の帰り道〜

初春「へぇー、そんなことが」

佐天「15人相手にたった一人で……いったいどんな人なんだろ」

美琴「それは多分あの馬鹿ねー」

初春「御坂さん!いったいいつの間に背後に!」

佐天「その人知ってるんですか?」

美琴「えぇ……そいつは無能力者なんかじゃないわ。むしろ超能力より遥かに凄い力を持ってるの」

佐天「えっ!?それはいったい……??」

美琴「よくわかんないけど、少なくとも私じゃ敵わない……いえ、学園都市第一位すらなぎ倒す不思議な力……」

佐天「凄い……なぁ……」

美琴「でも、そんなの関係ないって感じでレベル5の私のためにでも戦ってくれる、守ってくれる、最強最弱のバカって感じかしら……」遠い目

佐天(ほほう……)

初春(……ほほう)

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:48:40.92 ID:hiL45C0iO
〜一人帰り道〜

佐天(やっぱり力は必要なんだ……!!)

佐天「超能力じゃなくてもいい、何か力が欲しい……」

佐天「誰かを、守れる力が……」

「なるほど……誰かを守れる力、か」

佐天「っ!!、誰ですか!?」

「面白いね。それなら、俺に任せてみないか?」

佐天「あなたは……?」

半蔵「半蔵だ。よろしく」

佐天(この人は噂の!……忍者?)

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:50:34.39 ID:hiL45C0iO
〜数週間後の第177支部〜

黒子「最近佐天さんを見ないですわね?」

固法「せっかくお土産に買ってきた讃岐うどんも渡せないし……山越のツユなのよ?」

初春「学校が終わるとすぐどこかに行っちゃうんです」

固法「ふぅん……もしかしてそれって……」

黒子「男ができた、とか?」

初春「ぬっふぇ!?佐天さんにですか!?……そんなバカな……そんなバカな!!!アホな!!」

固法「違うなら心配だしね。監視モニターで探してみましょう」ワクワク

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:54:37.49 ID:hiL45C0iO
〜とある路地裏〜

不良R「なぁお嬢ちゃん今から遊ばな〜い?」

お嬢「今超忙しいんで離してください。いいんですか、超ぶっ殺しますよ?」

不良S「おお怖い怖い。つれないねぇ」

青年「おい!!こんなところにいたのか、さっさと仕事――って、うわぁ……」

不良T「なんだテメェは?」

お嬢「超ナイスタイミングです浜面。後は超頼みます。じゃっ!」

青年「お前がサクッと相手すればいいだろ!?おーい!!」

不良U「テメェが相手すんのかチンピラさんよぉ?」

青年「へっ、俺の顔も狭いもんだな……相手だぁ?もちろん逃げるに決まっ――」


「待ちなさい!!」


青年「……えぇー」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:56:20.54 ID:hiL45C0iO
不良V「なんだ?」

佐天「なんだかんだと言われたら!!」

佐天「答えてあげよう佐天涙子だ!!」

不良W「中学生か?ガキは家帰って――」

佐天「油断してると痛い目見るぜっ!!はっ!!」

ズパァッー!!

不良R〜W「ぐはぁ!!」ドデーン

青年「うぉォ一撃!?何もんだお前……」

佐天「半蔵師匠の一番弟子、忍術使いの佐天涙子でござる!!」

青年(……なにやってんだ半蔵)

佐天「これで安心、お嬢を追いな!!」

青年「いや、別に俺は……」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:57:48.82 ID:hiL45C0iO
〜第177支部〜

『それじゃああたしはこれにて御免!シュバッ』

初春「……」

黒子「……」

固法「……」

初春「……えっと……」

黒子「……これはいったい」

固法「……忍者?」

初春「し、心配なさそうですし放っておきましょう!!」

黒子「いえ挙動はかなり心配ですのよ……?」

固法(……カッコイイわぁ)

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 19:59:31.77 ID:hiL45C0iO
〜佐天ん家〜

佐天「まさか私にこんな素質があったなんて……」

佐天(まぁ、さっきのは長いロープを使っただけの技、忍術とは言っても能力じゃない)

佐天(けど、トレーニングも順調、道具の使い方や薬の調合もあっという間にマスター)ワナワナ

佐天「このくの一のコスチュームも結構かわいいし!」

佐天(学園都市の山本シナとはこの私!!)

佐天「……私も頑張らないと」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:02:40.20 ID:hiL45C0iO
〜数週間前〜

佐天『無能力者狩り?』

半蔵『そうだ。駒場さんはそんなことを平然と行っていた心無い能力者たちを憎んでいた』

半蔵『そして能力者への反逆を企てた結果、学園都市に殺されたのさ』

佐天『そんな……!?』

半蔵『……手段を選ばない人だったからな。だからその後、俺たちはレベル0の立場と理念を変えるために、今のスキルアウト達から抜け出した。憎しみは何も変えられないと気付いたからだ』

佐天『……』

半蔵『それが俺たちの動く理由さ。君には素質があるようだし君の力を求める理由を見てみたかったから声をかけたまでだ。決して君がかわいい中学生だから、なんて理由じゃないぞ。いいな。違うぞ』

佐天『そんな理由があったなんて……』

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:05:19.01 ID:hiL45C0iO
〜超路地裏〜

佐天(さぁて帰ろっかな……ん?)

「やめて離して!!ってミサカはミサカは――」

「今日の獲物はこいつだぜ……『置き去り』か?」

「騒ぐなよチビ、誘拐だと思われちまう」

佐天「そこまで!!」ザザッ

狩人B「誰だテメェ……?」

狩人C「ぅんー?俺たちは能力者かどうかをAIM拡散力場から逆算した書庫情報で判断しているんだがこいつもレベル0っぽいぞ?」

佐天「その子を離しなさい!!………こいつも、って……まさかあんたたちが無能力者狩りの?」

狩人A「ほほぅ知ってんのか……なら容赦はしねぇ、が」

狩人B「今日の遊び相手はこのチビだからな!!さっさおさらばってもんよ!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:06:46.08 ID:hiL45C0iO
佐天「させない!!」キラーン!!

狩人A「うぉっ!!しまった!?」

佐天「今のウチだよ!!早くこっちへ!!」

チビ「ありがとう!!ってミサカはミサカは感謝してみる!」タタッ

狩人B「くっ!!せこい真似しやがって!!くらえ!!」

バババババ!!

佐天「きゃあっ!!」

狩人B「よし!!ぶっつぶしてや――??」
――ヒュン!!

「――出来るもンならやってみなァ!!」

ズドン!

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:08:23.94 ID:hiL45C0iO
狩人B「ぐぅえ!」

佐天「……あなたは?」

白髪「ガキが世話ンなったな。あンがとよ」

チビ「来るのが遅いよ!!ってミサカはミサカは――」

白髪「まァ黙ってろ。あれが駒場の探してた最後のひとつかァ?……雑魚の相手は趣味じゃねェンだよクソが」

佐天「え?こまばって……駒場さんを知ってるの?」

白髪「あァ?――――俺が殺したスキルアウトだが」

佐天「へっ……!?」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:09:29.47 ID:hiL45C0iO
佐天「な……あんた駒場さんを!?何フザけたことを――ッ!!」

チビ「待って落ち着いてお姉ちゃん!!ってミサカはミサカはなだめてみたり!!」

白髪「チッ……まずはこのクズ共の掃除からだな」

カチッ……ギュン!!

佐天(……強い……!?)

チビ「……お姉ちゃん、聞いてくれる?ってミサカはミサカは顔を伺ってみたり……」

佐天「……なあに?」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:10:29.33 ID:hiL45C0iO
チビ「あの人はね、確かに駒場って人を殺しちゃった」

佐天「……っ!?そんなっ――」

チビ「――けどね、今は駒場さんのために戦ってるの」

佐天「…………えっ?」

チビ「あの人は何が正しくて何が間違ってるかなんてわからないし、駒場さんは確かに悪い事をしようとしてた……だから……」

チビ「でも、駒場さんが守りたかったものを知ったあとは駒場さんの代わりに護ってるんだよ?彼の想いを知ったから」

チビ「だからあの人を責めないで、ってミサカのミサカの気持ちはあなたに伝わった?」

佐天「…………」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:11:13.77 ID:hiL45C0iO
ズ___ン!!

白髪「片付いた。帰ェるぞラストオーダー」

佐天「あっ……あの!!」

白髪「生憎無駄なお喋りは嫌いなンだよ」

チビ「お姉ちゃんまたね!!ありがとう!!ってミサカはミサカは手を振ってみる!!」

佐天「ううん、こっちこそ!!元気でね!」





佐天(戦う理由、想い)

佐天(そうか……私の正義、守りたいもの。それは……)

佐天(決まってるよね…そのために力をつけたんだから!!)ダッ

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:13:41.26 ID:hiL45C0iO
〜第177支部〜

佐天「みんないるー?」

初春「あぁ佐天さん!こんにちはでござる!」

佐天「ぶっー!!な、何だい初春……」

黒子「カッコ良かったでござるわよ佐天さん」

佐天「げぇ!?白井さんまで!!」

固法「ちょっと佐天さんのこと覗かせてもらっちゃったで候☆」

佐天「 」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:16:33.17 ID:hiL45C0iO
佐天「いえ、そんなことより……」

初春「何でござるか?」

佐天「うぅ……えっと、私を風紀委員に入れて貰えませんか!?」

黒子「佐天さんが?」

佐天「私も頑張ってみたいんです!!」

佐天(そう、大好きな仲間とこの街を、私の力で守るって決めたんだ!)

固法「……能力が無い分厳しいと思うけど…訓練に参加できるように上に掛け合ってあげるわ」

初春「固法先輩!!……良かったでござるね!」

佐天「もうそれやめてー」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 20:17:47.33 ID:hiL45C0iO
〜秘密のアジト〜

半蔵「そうか、風紀委員に……」

佐天「無能力者の私を受け入れてくれた強い仲間たちへの気持ちが、力を求める理由だと気付いたんです!」

半蔵「……短い間だったが楽しかったよ。仕事頑張りな」

佐天「今までお世話になりました!!服部半蔵さん!!」

半蔵「服部?誰それ?」

佐天「何を今さら……それじゃあ!」タタタッ

半蔵(……また、ムサい男集団に逆戻りか。やだなあ)

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:10:28.28 ID:hiL45C0iO
さるくらいました
続けます 保守ありがとうございました


〜そして〜

佐天「今日から初仕事だ!!」

黒子「まさか無能力者ながら一発で試験をパスしてしまうなんて……恐るべし忍術!!ですの」

初春「ホントですよ!私なんか何回スベったと……ん?」

ビビ-!!ビビー!!

初春「……第7学区北A1付近で強盗事件です!!早速ですね」

佐天「おっ!!……いくよ白井さん!!」

黒子「えぇ!!」テレポゥ!!

初春(なんだろう……この寂しさ。咳をしても一人)ゴッホゴッホ

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:20:13.00 ID:hiL45C0iO
〜第7学区スーパーAceOne〜

強盗A「早く今日の特売メロン持ってこい!!このチビガキがどうなってもいいのか!?」

チビ「ガキっていうのは失礼なんだよ!!というかせっかくの特売なら自分で買えばいいかも!」

強盗B「あぁん?舐めた口聞いてんじゃねぇぞエセシスター!!」

シスター「エセじゃないもん!!私の名前はイン――」

「そこまでだぁ!!」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:22:53.62 ID:hiL45C0iO
強盗B「何だ!?」

佐天「何だかんだと言われたら☆!!」

黒子「風紀委員の白井黒子ですの!!」

佐天「……………佐天涙子ですの」

黒子「あなた方を捕まえにきたんですのよ。大人しく人質を離しなさいな」

強盗A「なんだガキどもかぁ?それよりメロンはまだか!!」

強盗B「メロン来ました!!」

強盗A「よし撤収!!煙幕だ!!」

ボウン☆

佐天「しまった!!何も見えない!?」

黒子「くっ、あまりに古風で逆に対策を練ってないパターンですの!」

「――目眩ましなんて関係無いわよ!!」

キィーーン

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:27:45.95 ID:hiL45C0iO
――ズドォォォオン!!!

強盗AB「ぎゃあー!!」

佐天「あの電撃は!!」

黒子「お姉様!!」

美琴「早くその二人拘束しなさい」

シスター「ケホッ……まさかの短髪に感謝なんだよ。とうまがいないのに現れるなんて珍しいかも」

美琴「悪かったわね!……てゆうか、あいつ今西日本まで自転車で旅行してるらしいわね、なんで?」

シスター「えぇ!?学校で居残りほしゅー合宿じゃなかったの!?」

美琴(なにこれ可哀想……)

佐天「なんか私たち全然活躍しませんね」

黒子「風紀委員なんてそんなものですのよ」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:35:55.38 ID:hiL45C0iO
〜一件落着の後〜

美琴「へぇー佐天さんも風紀委員に?」

佐天「はい!訓練や試験は大変だったんですけど、忍者時代に鍛えてたおかげで一発合格でした!」

美琴(……忍者?)

初春「今夜は佐天さんの初仕事完遂記念パーティーをするんです!御坂さんもどうですか?」

佐天「てゆうか御坂さんが完遂しちゃったよw」

美琴「黒子は寮監から許可出たの?」

黒子「いえ、寮監は今日から出張で金比羅ですの」

美琴「なら大丈夫みたいね!で、どこいくの?私カレーは無理よ……?」

初春「地下の居酒屋さんですき焼きです!」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:40:11.30 ID:hiL45C0iO
〜地下の店〜

佐天「ガラガラだね〜」

初春「お客さんもあそこの3人だけです……」

「せやから、カミやんが帰ってきたら監視カメラを―――」

「副校長が邪魔。どうにかして。――」

「ふむふむ、では私から用務員さんと理事長に頼んで――」


美琴「……家族?には見えないわね。怪しい空気が……」

佐天「と、とにかく食べましょう!」

黒子「わたくし、こういうお店は初めてなので……」

初春「まかせて下さい!!じゃあ【とりあえずビール】を……」

佐天「え゙?」

美琴「え?」

黒子「へ?」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:45:21.33 ID:hiL45C0iO
〜次の日〜

電話「―――」

固法「え?えぇその3人はウチの支部の子たちですが……」

固法「はい、その子も知り合いです」

固法「……全員補導?」

固法「 」

〜更に次の日〜

初春「たたた大変です!固法先輩がクビにぃ!!」

佐天「なっ……マジで!?てゆうかやっぱり!」

黒子「記憶がありませんの……」

初春(こりゃ参ったでござる)

美琴「第3話に続く!!」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:50:50.09 ID:hiL45C0iO
━━第3話━━

〜第7学区スタバ〜

吹寄(おかしい……)

吹寄(確かに私たちは夜道で喧嘩(一方的)して補導されたわ。でも入院沙汰なのに私たちは停学にもなっていないどころかリンチされた側の上条に罰則ってのがもう適当すぎる)

吹寄(私たちじゃなく小萌先生がクビになるのは変じゃないかしら……てゆうか公務員がクビ?)ヂュ〜

吹寄(何かが起こっている……)カランッ




初春(うーん……)

初春(確かに私たちはビールを飲んで補導されてしまいました。けどそれは風紀委員の活動外ですし、何より私たちには何の罰則もありません)

初春(私たちじゃなく固法先輩がクビになるのは変じゃないですかね……?)グビグビ

初春(……御坂さんたちに相談してみよう……ぷはぁ)カランッ

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:53:32.30 ID:hiL45C0iO
〜学校〜

上条「 」ドヨーン

土御門「 」ドヨーン

青髪「 」ドヨーン

姫神「これは困った」

吹寄「気持ちはわかるけど!今は落ち込んでる場合じゃないわ!」

上条「……俺のせいだ」

土御門「いんや、俺のせいだにゃ……」

青髪「死にたい……」

吹寄「……困ったわね」

吹寄「みんな聞きなさい!あんた達おかしいとは思わなかったの?」

上条「何がだよ……」

吹寄「小萌先生が急にクビになっちゃったことよ!」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 21:57:58.94 ID:hiL45C0iO
上条「…………俺のせいだ」

土御門「いんや、俺のせいだにゃ……」

青髪「死にたい……」

吹寄「だったらとっくの前からクビになってるわよ!それに学園都市は本来、都市公務員を本人の不祥事以外でクビにはできないらしいの。よく考えたら明らかに何かおかしいでしょ?」

上条「………?」

土御門(なるほどこれは……迂闊だったぜよ)

姫神「じゃあ何故小萌はクビに?」

吹寄「つまりそれがわからないのよ……担任の解任ならあり得ても、急にクビをバッサリなんて……不可能よ」

上条「どういうことだ……?」

青髪「何でもええから小萌先生カァムバァァック!!」

土御門(よし……調べてみるか)

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:01:54.87 ID:hiL45C0iO
〜次の日第177支部〜

佐天「 」ドヨーン

黒子「 」ポカーン

美琴「 」ショボーン

初春「これは困りましたね……」

初春「みなさん聞いてください!」

初春「固法先輩がクビなっちゃったのは何故でしょうか」

黒子「……あなたがビール頼んだせいですわよ酔春」

初春「うっ!!……でも私を含めて固法先輩以外は罰則を受けてませんよね?」

佐天「そういやそうだね」

初春「そして、風紀委員には引責辞任システムなんてありません」

美琴「え?そうなの黒子?」

黒子「そういえば確かに……おかしいですわね?」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:02:52.71 ID:hiL45C0iO
初春「そう!!おかしいんですよ!!固法先輩とは連絡も取れないし、ぜったい何か――」

ガチャ!

舞夏「みんな元気かー?」

美琴「土御門?あんた何でこんな所に?」

舞夏「兄貴と私で調べた超特報があるのだー!」

黒子「……何の話ですの?」

舞夏「ここの先輩って最近クビになったよなー?兄貴の担任もそうらしいんだけど――」

舞夏「それが、その最近クビになった女たち!みんなして、メイドに転職してるっぽいのだよ!!」

美琴「なっ……!?」

初春「えぇ!?じゃあ固法先輩も……」

舞夏「多分そう!!昨日のちょうど正午、数人の女の人たちがうちのメイド服を団体さんで注文しに来てたんだよー」

舞夏「そしたら兄貴の担任の先生が混ざっててな?声掛けたら他の人たちも揃って新しい仕事だって言ってた!」

舞夏「兄貴に注文表の名前調べて貰ったらその人たち全員が最近クビになってたってわけ!とんでもねー!!」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:09:37.70 ID:hiL45C0iO
美琴「固法先輩の不自然な解雇と関係があるのかはまだ判断出来ないけど……」

佐天「そのメイドさんたちが働いてる場所は十分怪しいですね……」

黒子「わたくしたちで詳しく調べてみましょう。初春、その女性達の行き先を確認できます?」

初春「監視カメラに接続してみます!!……カタタタタン!……つながりました。昨日正午の第7学区やや上空です」

舞夏「おぉー、ここがうちの購買店舗でな?…………この人たち!!メイド服買ってったのーほらほら」

佐天「うーん……いた!これ固法先輩じゃないですか?」

黒子「いったいどこに向かっているのでしょうか……」

美琴「初春さん早送りでトレースできる?」

初春「はい!えっと……第22学区、すぐ隣へ……あれ?ここって地下街ですよね?」

黒子「地上の道を歩いてますの……確か発電所などしかないはず……って!?カメラが映らなくなりましたのよ!?」

佐天「なん……だと……?」

初春「どうしましょう……」

美琴「よし、後はウチの生徒の力を借りましょう!」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:16:40.98 ID:hiL45C0iO
〜次の日学校〜

土御門「――と、言うわけだにゃー」

上条「えぇっと、ってことは……誰かが小萌先生たちを無理矢理クビにして、職を与える形でメイドをやらせてるって感じか?」

土御門「まぁそれが一番有力な推理かにゃー。今は解雇を指示した奴やその施設を俺が調べてるとこぜよ」

上条「それなら小萌先生も家にいないわけだ……」


吹寄「本当ならひどい話ね、まったく……副校長以上のクズよ」

青髪「これはもうボクらで救い出すしかないで!!」

上条「あぁ!!もし本当なら早く助けないと……でもどうすんだ?」

土御門「ひとまず俺の家に来るぜよ。舞夏たちも呼んで情報を整理したい」

青髪「じゃあ早速出発や!!待っててや小萌センセ他多数!!」

上条「行こう!!吹寄も来るか?」

吹寄「ちょ、ちょっと!?まだ授業残ってるわよ!?いや行くけど!!待ちなさい!!行くっつの!」

土御門「俺は調べ物を片付けてくるから先に行ってくれぃ」

姫神「私は一人でお留守番。出番終了。行ってらっしゃい……」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:23:00.22 ID:hiL45C0iO
〜土御門の部屋〜

――ガチャ!

佐天&初春「おっじゃまっしまーす!!」

舞夏「連れてきたぞー!」

上条「げぇ!?御坂!?」

佐天(上条さんだ!!)

美琴「あんた何でここに!?……まぁいいけど」

舞夏「あれ?バカ兄貴だけいねぇぞ!」

青髪「まあまあひとまず自己紹介から始めましょうお嬢さん達」キリッ

――ガチャ!!
土御門「勝手に始めんにゃー!!狭っ!!」

吹寄「じゃあビリのあんたから」

土御門「おぅ!!俺の名前は土御門元春!!」キリッ

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:27:51.48 ID:hiL45C0iO
〜自己紹介&情報交換後〜

上条「なるほどそっちは先輩か……」

美琴「クビになった人に共通のパターンってのは無さそうね……」

佐天「でも、学区のド真ん中になんか施設があるのはわかったんですよ!!」


初春「その施設……監視カメラに映らないように仕組まれているらしくて……」

上条「あれ?じゃあ何で施設の場所なんか分かったんだ?」

黒子「常盤台の能力者には非常に目が『視える』方もいますの。ですが……」

美琴「強能力者のその子の力でも、何故か大まかな場所とサイズしかわからなかったのよ……」

土御門(……やはりな)

土御門「さて、次は俺の掴んだ犯人の情報だにゃー。話の核心だからよく聞いとけよ?」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:29:09.30 ID:hiL45C0iO
上条「場所が分かってんならさっさと行こうぜ!」

土御門「は?いや俺の話――」

美琴「勝手に人の先輩メイドにしてんじゃないわよ!!」

佐天「待っててくださいね固法先輩!!」

土御門「ちょ、話はちゃんと聞――」

初春「私は支部に戻ります!目的地までナビゲートしますね!」

黒子「じゃあわたくしも残りますわ。初春だけでは心配ですので」

土御門「……」

美琴「よぉーし!!」

上条「出発だ!!」

――バタン!!

土御門「」

舞夏「ほら早く行け!留守番はまかせろー」

土御門「……行ってきます」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:37:08.09 ID:hiL45C0iO
〜第22学区入口〜

吹寄「これは一体……」

美琴「セキュリティシステムが全部破壊されてるわね」

佐天「誰か先に来たんですかね?」

青髪「それにしてもこれはないやろ……ロボやら何やら粉々やん」

上条「まぁいい、先に進もう。先生たちが心配だ」

土御門(これは……)

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:40:01.10 ID:hiL45C0iO
〜中心部〜

佐天「見えて来た!」

美琴「すごぉ……お屋敷?」

上条(なんだこのファンタジーは……学園都市内とは思えない。それを屋敷という御坂もあり得ない。どうみても中世の城だ)

吹寄「なんだか湖の上に浮いてるみたいね……地下街の天井スクリーンの真上なのかしら」

上条(門までは超太い鎖の橋がスクリーンの湖の上を渡してんのか……風で揺れて結構怖いんですが)

青髪「あれ?門の前に誰かおるんやけど」

ガンガン!!ギン!!ゴン!!

佐天「あの人は!!」

上条「げえっ!?」

「あァ!?何で開かねェンだよ!!」

土御門「よう、一方通行」

一方通行「……なンだお前ら」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 22:43:29.06 ID:hiL45C0iO
〜事情説明〜

上条「そっちは同居人2人か……」

一方通行「居候のガキだけ残っててよ……姉達に預けてここまで来たンだがなァ」

土御門「よし!!一方通行もメンバーに加わったならそろそろパーティ分けをするにゃー!!」

上条「確かに7人まとめて突入するのは無駄かもな」

土御門「そんじゃ突撃部隊と援護部隊に分かれるぜよ」

突撃部隊
・上条当麻
・御坂美琴
・佐天涙子
・一方通行

援護部隊
・土御門元春
・青髪ピアス
・吹寄制理

土御門「って感じかにゃー?」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:00:17.35 ID:hiL45C0iO
上条「援護って……お前ら何すんの?」

青髪「メイドさんの保護に決まっとるやろ!!」

美琴「まあ、城の主ぶっ潰すってんならこのメンツでいいんじゃないかしら?」

上条「殺す気だとしても有り余るな……」

土御門「よし、行くぜい!!」

一方通行「だから扉が開かねェって言ってンだろうが」

〔バキン!!〕
――ギギィー

上条「ん?普通に開いたぞ?」

美琴「あんた押す扉引いてたんじゃない?バカねー」

一方通行「はァ!?……っかしいな……」

佐天「まあ行きましょう!!レッツゴー!」

――バタン!

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:07:19.93 ID:hiL45C0iO
つまんない話だけど書き貯めてるから修正できませんゴメン
支援ありがとうございます


土御門「……さて、あいつらも行ったことだし?」

青髪「……吹寄はんに!」

土御門「ぶっちゃけ質問タイムにゃー!」

吹寄「えっ?えっ!?なによこれ!?」

青髪「なあなあ、カミやんのこと好きなん?」

吹寄「――っ!?な、何の話かしらっ」

土御門「とぼけても無駄ぜよー?」

青髪「わざわざ密着できる校長椅子に移動したりぃ!」

土御門「怖いと言いながら腕にしがみついたりぃ!」

青髪「寒い寒いと言いながらハートはトロけとったんやろーが!!」

土御門「ドアが開いた時はガッカリだったかにゃー?」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:09:59.02 ID:hiL45C0iO
吹寄「見て……たの?」

土御門「い、いやいやここは素直になる所じゃないかにゃー?」

青髪「ボクらは応援しとるんやで!?これはマジ!」

吹寄「素直って……あたしは別にあいつの事なんて……」

青髪「はぁぁぁぁん!?何ゆうてんねん!?」

土御門「イケるにゃー!!頑張れ吹寄!!」

吹寄「――あぁあ゙!!はやく小萌先生捜しに行くわよ!!」

青髪「何処へでも!!」

土御門「ついていくにゃー!!」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:11:21.11 ID:hiL45C0iO
〜正面玄関広間〜

佐天(さて、部隊もわかれたので……)

佐天(『佐天涙子の質問タイム!』)

佐天「みなさんちょっといいですか?」

上条「……?」

美琴「んー?」

一方通行「……」

佐天「まず上条さんと御坂さんっ」

上条「何だ?」
美琴「何かしら?」

佐天「――お二人はどんな関係なんですか?」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:13:46.45 ID:hiL45C0iO
美琴「っ!!いや別にそんな――」

上条「……喧嘩友達かな?」

美琴「はぁ!?けんか……ってあんたの中でのあたしそんなポジションなの!?」

上条「じゃあただの友達?ちょっと違うくね?まぁ大事な仲間だな」

美琴「……大事な……仲間……?」モヤモヤ

佐天「なるほど完全に把握しました」

美琴「ええっ!?把握って何を!?ちょっと!!佐天さん!?ちょっとー!!」

上条「……何だったんだ?」

佐天「じゃあ次はあなた!」

一方通行「……なンだよ」

佐天「一緒にいた小さな女の子は誰なんですか?手、繋いでましたよね!」

美琴「んなっ!?」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:15:12.03 ID:hiL45C0iO
一方通行「あァ!?な、なンのことだァ?知らね」

上条「え!?マジかよ意外だなー」

一方通行「いやァ俺には何のことだか」

佐天「なるほどそういう関係だったんですね……てっきり妹か従妹だとばかり」

一方通行「 」

美琴(これが忍者の力……侮ってたわ)ガクブル

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:28:18.95 ID:hiL45C0iO
じゃあ12時まで突っ走ります
皆さん本当にありがとう

〜門の前〜

土御門「さて、見取図で中の確認でもしとくかにゃー」

吹寄「見取図なんてあったの?」

土御門「実は情報収集には結構本気出したぜよ。誰も聞いてくれなかっただけでにゃー」

吹寄「なんか悪かったわ、ごめんなさいね」

土御門「いや今はいい。さて、この城には8つの大掛かりな侵入者迎撃システムがあるらしいんだが――」

青髪「迎撃システム?物騒なもん家に置くなぁ……」

土御門「まぁはっきり言ってあの戦力ならどれも問題ない。問題なのはむしろ俺たちぜよ」

土御門「俺たちじゃ迎撃システムを潜り抜けることはまず無理だ。つまりあいつらの破壊待ちになる。捜索はそれからだ」

青髪「小萌先生のおりそうな場所は地図やと全然わからんなぁ」

吹寄「それならしばらく暇ね……」

土御門「と、言うことで」

青髪「カミやんのどこに惚れたん?」

吹寄「その話に戻るの!?」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:30:15.29 ID:hiL45C0iO
〜玄関大広間〜

上条「迎撃システム!?聞いてねぇぞ!」

『いやいやカミやんなら全然問題ないにゃー』

上条「8つもあんのか?めんどくさいな……」

『まぁ迎撃システムって言ってもいわゆる中ボスぜよ』

上条「仕方ねぇな……まぁ滅法強い二人もいるし大丈夫だろ」

『いやー多分カミやんの右手で倒すほうが楽だにゃー』

上条「右手って……機械かなんかじゃねぇのかよ?」

『今回の相手は魔術師ぜよ?迎撃システムはマジもんの怪物、全部魔力で動いてるにゃー』

上条「なっ!?」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:31:10.45 ID:hiL45C0iO
『カミやんが聞かなかったんだろう?……まぁ気付かないのも無理は無い。俺もカミやん以外には嘘教えるつもりだったしな』

『監視カメラや常盤台のお嬢様に城が見えなかったのは強い錯視魔法が働いたせいにゃー』

『それに一方通行に開けられなかった結界扉を一発で破壊したのはカミやんの右手ぜよ?』

上条「そういえば確かに……」

『だから中ボス8体。頑張ってにゃー』ピッ

上条「おぃ!!――やっぱ人の話はちゃんと聞くもんだな……」パタン

美琴「何だって?」

上条「いや……どう説明しろってんだよ……」

一方通行「雑魚の相手はやンねェぞ?」

上条「あぁ、全部俺がやるっぽい……」

一方通行「……あァ?」

美琴「しばらく私たちは暇していいってことかしら?」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:33:52.32 ID:hiL45C0iO
〜第177支部〜

初春「あれ?カメラ映るようになりましたね……ってあぁっ白井さん!?それ私のコアラのマーチですよ!!」

黒子「暇過ぎて死にそうですの…モフモフ…わたくしも向こうに参加すべきでしたわね……」

初春「そしたらまた私一人になっちゃうじゃないですか!!……佐天さんにメールしましょうかね、暇だし」

〜城〜

〜〜♪〜〜♪

佐天「あっすみません私です…初春だ」ピッ

佐天(……『頑張れ佐天涙子☆無能力者の星よ!!私にとって貴女は希望の云々友達云々……』)

佐天(うーん……特に面白いというわけでもなく……何て返せば?)

美琴「あら?応援メールじゃん!頑張ろうね佐天さん!」

佐天「へっ?えぇと……が、頑張るぞー」

上条(そういやインデックスほったらかしだな……夕飯までに帰れるのか?)

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:38:22.47 ID:hiL45C0iO
〜最深部-主の間〜

??「……ネズみが紛レ込んだみたイかも」

??「ネズミ取リに任せルんだよ。まァ、ここまでこレたなラ歓迎すルけどね♪」

??「そレよりオ腹が空イたかも。メいドどもよー!!」

『了解です。しばしお待ちを〜』

??「てゆうか一体イつまでここに居レば良イのかな?そロそロ飽きてきたかも……ふァアァ」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:44:35.80 ID:hiL45C0iO
〜正面大階段〜

上条(なんだよあれ……)

佐天「すっごーい!スフィンクスの置物ですかね?なんか変な色!」タタッ

上条「待て!近づくな!!」

佐天「へ?」ピタッ

「――も゙ばぁああああ!!!……それでは問題です。今若い世代で人気な――」

佐天「ひぃぇえー!?動いた!?しゃべった!」

上条「危ない!!」ザッ!!

〔バギンッ!〕
スフィンクス「モォォオオオ!!」
――パァン!

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:45:16.10 ID:hiL45C0iO
佐天「消えた!?まだ問題聞いてないのに??」

上条「……なるほど、こういうことか……」

美琴「佐天さん大丈夫!?」

佐天「はい……ありがとうございます上条さん」

上条「無事でよかった……今みたいな怪しい奴は全部俺に任せてくれよな?」

一方通行「さっさと全部ブッ壊せ。暇は性に合わねェンだよ」

上条「よし、先に進もう!」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:46:11.51 ID:hiL45C0iO
〜ワインセラー〜
上条「はぁっ!!」
〔バギンッ!〕
ドリルの怪物「ギャアアアア!!」
――パァン!

〜テラス〜
上条「とうっ!!」
〔バギンッ!〕
水晶の怪物「キィィヤアアア!!」
――パァン!

〜画廊〜
上条「ふんっ!!」
〔バギンッ!〕
記念碑の怪物「グォォォォオウフ!!」
――パァン!

〜牢獄〜
上条「てぁっ!!」
〔バギンッ!〕
鎧の怪物「……ッ!!」
――パァン!

〜宝物庫〜
上条「おらぁ!!」
〔バギンッ!〕
馬の怪物「ヒヒィィィン!!」
――パァン!

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:47:14.12 ID:hiL45C0iO
〜武器庫〜
上条「がぁっ!!」
〔バギンッ!〕
ドクロの怪物「グェェェエ!!」
――パァン!

〜螺旋階段〜
上条「ぶち殺ぉぉす!!」
〔バギンッ!〕
竜の怪物「ガォォォオアアア!!」
――パァン!

〜時計塔渡り廊下〜

上条「 」

美琴「……なんかお疲れ様ね」

佐天「ホントに8つ全部一撃なんて……私もしかして場違い?」

一方通行「見てる分には面白かったけどなァ」

『終わったかにゃー?』

上条「……疲れました」

『じゃあ俺たちも小萌先生捜しに行くからさっさとボス倒しちゃってにゃー』ピッ

上条「……はいよ」パタン

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:48:23.94 ID:hiL45C0iO
佐天「この扉の先に城主がいるんですかね……」

美琴「みんな心の準備はいいわね?」

上条「……」ガシッ

〔バキンッ!〕

上条「……開くぞ!!」

――ギギィー-!!


〜正面玄関大広間〜

土御門「さて、捜索開始ぜよ」

吹寄「これ、意味あるのかしら?上条たちに聞き出して貰うほうが楽よね?」

青髪「それは無粋っちゅうもんや!自らの力で救い出すことに意味があるんやろ?」

吹寄「それもそうね、行きましょ」

土御門(……あいつら大丈夫かにゃー?)

青髪「おぉ!デカいシャンデリア!!学園都市内とは思えん中世っぷりやなー」

吹寄「はしゃいじゃダメよ!」

土御門「先に進むぜよー」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:52:59.11 ID:hiL45C0iO
〜主の間〜

上条「小萌先生を!!返してもらいに来―――」

「遅イんだよ子ねずミども!!私はもウ待ちくたびレたかも!!」

上条「…………」

――バタン!!

上条「………さすがに疲れてんのかな俺」

美琴「何してんのよ?早く入りなさい」

佐天「入りますよー?」

――ギギィー

――キィーバタン

佐天「おっかしいなあ……考えてたイメージ(スケベおやじ)とだいぶ……」

一方通行「入るぞォ―――お邪魔しましたァ」バタン

美琴「御坂美琴入りまー―――」バタン

上条「……おい土御門!!」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:54:58.75 ID:hiL45C0iO
青髪の件は僕の見落としですので勘弁して下さい


『なんだにゃー?』

上条「なんか凄く見覚えのある白いシスターがいたんですけど」

『あぁ?ラスボスは超知り合い、というベタな奴じゃないのかにゃー?知らね』

上条「……どういうことだ?魔術師の野郎がインデックスに何かしやがったのか!?」

『うーんこれは正直わからんにゃー。頭叩けば治るだろうからさっさと退治しちゃってくれぃ』プツッ

上条「くそ!!出番が無いからって無理しやがって!!」パタン!!

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:55:49.53 ID:hiL45C0iO
上条「みんな、ここも俺に任せてくれないか?」

美琴「はあ!?こっからがあたしたちの見せ場でしょ!!私ら三人超空気なのを我慢してここまで来たの!最後くらい私たちを頼りなさい!!」

佐天「もうみんな私が忍術使えること忘れてますよ!最後くらい活躍したいです!」

一方通行「俺はどォでもイイからさっさと暴れて帰って寝てェ」

上条「……ダメだ、あいつは黒幕じゃないんだ!!黒幕が出てきたらお前らに任せるからあのシスターは俺にやらせてくれ……俺にしかできないんだ」

美琴「……わかったわよ」

――ギギィー

いンデックス「さっきかラ開けたリ閉めたリすルかラ暖房効かなイかも!さっさと入って!」

上条「お邪魔しまーす」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/05(金) 23:56:40.20 ID:hiL45C0iO
〜小部屋〜

ワイワイガヤガヤ

青髪「おぉ!?この部屋とかめっちゃ怪しい!!」

土御門「てゆうか中から声がするにゃー」

吹寄「いきなりアタリね!!開けるわよ!!」

――ギギィー!!

小萌「あっ!吹寄ちゃん!?土御門ちゃんたちも!みんなも学校退学になっちゃったですかー?」

土御門「そうなんですにゃー。吹寄ちんったらなんとカミやんとの不純異性交遊IN校長室がバレまして――に゙ゃ!!?」

吹寄「ち、違いますよ先生!///」

青髪「ボクらは小萌先生(他多数)を迎えにきたんです」キリッ!!

小萌「へ?……迎えに?」

土御門「説明は後だ」

吹寄「とにかくみなさん城の外へ!」

土御門(カミやんあとは上手くやるぜよ?)

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:08:05.05 ID:hiL45C0iO
上条「御坂!?佐天!?しっかりしろ!!……クソッいきなりこんな展開になるかよ普通!?」

インデックス「とうま!!右手で胸元を触ってあげて!!――今のは魔力を体内に強制的に打ち込む魔導砲撃、体内の魔力が体を崩壊させる前に早く!!」

上条(胸!?……いやいや胸元って喉の下の別に柔らかくない所だよな……わ、わかった!!」スッ

〔ギンッ!〕
〔キンッ!〕

美琴「はぅ……」

佐天「あ……ァン」

インデックス「二人とも大丈夫……みたいだね」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:00:23.81 ID:s2cweF+8O
〜主の間〜

上条「インデックス……」

上条「――そんなにヒロインとしての立場が不服なら!」

上条「俺がその幻想をぶち壊してやる!!――一方通行!!背中を!!」

一方通行「おォらよ」ギュン!!

いンデックス「へっ?」

上条「上条ダイビング加速パンチ!!」
――ビュン!!
〔バギンッ!〕
インデックス「ぐぇっ!」

佐天「決まった……!?」

美琴「へ?終わり?」

インデックス「……あれ?ここどこ?」

上条「…………さっさと家に帰るぞ」

美琴「え?帰るの!?」

佐天「と、とりあえず外に出ましょうか」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:02:32.52 ID:s2cweF+8O
〜小部屋〜

青髪「さぁさぁ帰るで小萌センセ!」

小萌「本当にまたみんなの先生に戻れるなら帰るですけど……大丈夫なんですかー?」

吹寄「上条たちが上手くやってくれれば、ですね――信じてあげて下さい」

土御門「そうだにゃー……ん?なんだこのレバー?」

青髪「レバーは倒すもんやろ。ほい!」ガタン!!

小萌「あっ!!それは……」

ゴォォォォン……ゴォォォォン……

吹寄「……鐘の音?」

小萌「ぁわわわ」ガクブル

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:03:45.37 ID:s2cweF+8O
〜中庭〜

上条「何でこんな城に来たんだお前?実は城主と知り合いで留守番頼まれてた、とか?」

インデックス「(強力な魔力の発生を何度か感じて調べに来たらお城に着いて、扉を強制詠唱で開けて中に入って……それ以降は覚えてないかも。カウンターを食らっちゃったみたいだね)」ヒソヒソ

上条「うーん……とりあえず人質も無事だったみたいだし一件落着か?」

一方通行「はァ?まだ女共クビにしたクソ野郎はぶっ潰してねェぞ」

美琴「本物の城主はどこに隠れてんのよ……てゆうか中にいるのかしら?」

佐天「困りましたね……外出中なら帰宅を待つしか――」

ゴォォォォン……ゴォォォォン……

上条「ん?……鐘の音だな」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:04:59.68 ID:s2cweF+8O
〜礼拝堂〜

美琴「いったい何処に……って!?何あれ!!」

佐天「まだ怪獣が残ってますよ!?……オーラも若干違うような」

上条「なっ!?さっきはいなかったじゃん!?8体じゃねぇぞ土御門のバカ!!」

「―…―…―」グギギギ

美琴「別格か……ついに!!」

佐天「……私たちの出番です!」

「――zM!y_05_G!f―」スゥゥゥ

美琴「――へっ?」

___ズパァッー_-_-_-!!

美琴「きゃっ!?……あ゙あ゙あ゙ぁぁあああ!!!!」

――ドサッ

佐天「なっ!?……み――」

上条「御坂ぁぁぁあ!!!」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:06:19.11 ID:s2cweF+8O
佐天「御坂さん!?みさ――」

「――sb!H?滅oz:R―」キュゥゥゥゥ

上条「おい危な――!?」

――ゥゥゥゥ:::::::ヴゥィンッ!!

佐天「―――あんっ…」ガクンッ!!フラッ…

上条「佐天!?おい!!」ガシッ

上条(御坂も佐天もやられた!?何だコイツ!?)

「――My獄e!TIe!裁s?g―」キュゥゥゥ...

インデックス「とうま後ろ後ろっー!!」

上条「くっ……!!」サッ!!

パァアァアァアッ--
〔バギィィイン!〕

上条「くそっ!!……頼む一方通行!!」

一方通行「……よォやく俺の出番ってかァ?少しは楽しませてくれンのかよ生物兵器野郎ォ!!」ギュン!!

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:10:21.65 ID:s2cweF+8O
――ズズゥン……

一方通行「チッ、あっけねェ……ビーム何発か反射したら倒れやがった。つまンね……おィ後始末しろ」

〔バギンッ!〕シュウゥゥ…

上条「消えたか……土御門!!」

『レバー倒したのは俺じゃないぜよ!!』

上条「は?いや今すげえ強い奴が――」

『そうやって人のせいにしはる!!お前が話ふったんやろうが!!』

『俺だってこんな仕掛け知らなかったにゃー!!』

上条「つまりお前らのせいかい!!御坂たち死にかけたんだぞ!?」

『それは申し訳ないとピアスくんも反省し『ボクのせいやないんや!!カミやん聞いて!!』にゃー!!』

上条「知るか!!」

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:12:27.75 ID:s2cweF+8O
〜城門前〜

上条「なんとか外に出れたが……」

美琴「 」ショボーン
佐天「 」ショボーン

固法「二人とも元気出しなさい!………助けに来てくれて嬉しかったわ」

美琴「固法先輩……」
佐天「よかったです……」

吹寄「何であなたがここに?」

インデックス「私もよくわかんないんだよ」

『みなさん聞こえますかー?初H『白井ですの!』

佐天「おぉ!外設スピーカーから声が!!」

『今そっちに一人の怪しげな男が向かっていますの。一連の犯『黒幕っぽいので片付けちゃってください!!てゆーか佐天さんメール返してくださいよ!!心配したじゃな『以上ですの!!あぁお姉様お怪我などは無』ぁー!?』ブツンッ!!

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:13:37.84 ID:s2cweF+8O
上条「……つまり?」

土御門「ふん、結局向こうから来てくれたみたいだな……最後の最後くらいそのお二人さんに任せようかにゃー?」

美琴「や、やってやるわよ!」グッ

佐天「雁字搦めにしてやります!」キリッ!

土御門「そんじゃ俺らは先に帰るぜよー」

上条(大丈夫かな?)

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:17:39.74 ID:s2cweF+8O
〜鎖の橋〜

美琴「……来たわね」バリッ

佐天「……普通に知らないおじさんみたいですね。やっぱりイメージ通りでした」

カッ...カッ...カンッ!

男「……力者」

男「――能力者、能力者、能力者!!」

男「……気に入らないんだね」

男「何故私の邪魔をするんだね!?もう少しで夢のメイド城が完成するというのに!!」

佐天(私別に能力者じゃないんですけど)

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:28:49.51 ID:s2cweF+8O
美琴「アホな事言ってんじゃないわよ!!てゆうか誰よあんた!!」

男「我が名は冥土飼師……教育委員会の人事部長だよ」

佐天「だから先輩や先生を解雇できたってこと?…何という権力の恐ろしさだ……」

美琴「てゆうかホントに普通に出掛けてたみたいね」

冥土飼師「思い出したことがあるかね?……子どもの頃を」

美琴「私らまだ中学生ですが」

冥土飼師「その感触、そのときの言葉、そのときの気持ち」

冥土飼師「大人になっていくにつれ、何かを残し、何かを捨てていくんだね」

冥土飼師「時間は待ってくれない――握りしめても、開いたと同時に離れてゆく」

佐天(わけがわからん)

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:34:55.95 ID:s2cweF+8O
冥土飼師「そして……」

キィーン

冥土飼師「へ?」

美琴「もう無駄話は要らないわ!」

――ズドォォォオン!!!!

冥土飼師「ひぃっ!!…い、今の当たったらどうすんだね!?怒った!お前も私のメイドにしてや――」

佐天「うるさい黙れハゲ!!捕縛だぁ!!」ズパパパッ!!

冥土飼師「ぎゅぁあ゙!?は、話は最後まで――」ギュー

佐天「御坂さん!今こそ究極の…その………アノ技を!!」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:38:18.03 ID:s2cweF+8O
美琴「ついに使うときが来たわね……ふふ」バチバチッ


美琴『 天光満つる所に我は在り、黄泉の門開く所に汝在り……いでよ!命の雷!! 』

冥土飼師「なに!?……それは!!」

美琴「これで終わりよ!おらぁァァァぁあ゙あ゙っ!!!」バリバリッ

_イ_ン_ディ_グネ_イ_シ_ョ_ン_!
『・雷・神・降・臨・祭・!!』

冥土飼師「そんなっ、そんなバカなぁ!!」

――ビシャァァァァン!!!

冥土飼師「 ゔァァあああ!! 」プシュゥウウ…

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:39:16.17 ID:s2cweF+8O
佐天(これが中学二年生の力……やっぱり凄い!!!)

美琴「ふぅすっきり!秘奥義も華麗に決まったわ!!てゆうか死んでないわよね?」

佐天「そ、そんじゃさっさと警備員に連れて行きましょう!!」

美琴「倒せてよかったぁ……いやぁアイツには全然効かないから心配でさぁ――」

佐天「はいはい行きますよー」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:45:13.21 ID:s2cweF+8O
〜そして学校〜

上条「すべて一件落着!!御坂の機嫌も直ったし小萌先生も職場に復帰!!……螺旋階段で財布落としたのが心残りだなー」

土御門「舞夏にはお礼しないとにゃー。いやはや考えた嘘が全部パーになったのが心残りぜよ〜」

青髪「あんなに、あんなにたくさんの女子中学生や綺麗なお姉さんがおったのに、メアド聞きそびれたなんて……心残りや……」

吹寄「まぁ全員無事で本当によかったわ……小萌先生がまだ誤解したままなのが心残りだけど」

姫神「その間。4人のノートを取ったのはこの私。そんな理由のせいで出番が消えたのが心残り」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:46:57.40 ID:s2cweF+8O
姫神「そして4人に罰則。校長室の窓拭きだって」

上条「えっ?」
吹寄「なっ!?また!?」

青髪「……ほなお二人さん、よろしく頼むで!」

土御門「さぁーて仕事仕事ー」

上条「はぁ!?どこ行くんだお前ら!!おーい!!」

吹寄(また二人きり……?)

上条「不幸だぁあああ!!」

吹寄(用務員さんに部屋のチェックをしてもらっておこう)

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:49:26.42 ID:s2cweF+8O
〜病院〜

冥土返し「これはまた随分派手にやったんだね?」

黒子「一連の事件の犯人なのですが……」

美琴「私が少しやり過ぎまして……」

冥土返し「ふむ、まぁ所詮パチもんなんて短命だと相場が決まっているんだがね?」

黒い物体「お前と、俺など、メイド好きか、ナース好きかの、違いしか、無いだろうがふっ!!」

佐天「まぁ人徳の違いですよねー」

初春「痺れが取れたら警備員に引き渡すので、そのつもりでいてくださいね?」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:52:19.05 ID:s2cweF+8O
美琴「とりあえず一件落着だけど、まさかの報酬なしってのは腑に落ちないわね…」

佐天「ところがどっこい!!忍者佐天涙子、お城からごっそりお宝を盗んじゃいましたでござる!!」ジャラジャラ

初春「うわぁーすごいです!!綺麗なティアラ!!あっ……ダメだ」

黒子「忍者と言うより盗賊スキルですわね、それ……あら素敵な指輪ですわ」

美琴「水晶のネコだ!かわいい!!……凄いじゃん佐天さん!」

佐天「えへへ……」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 00:55:22.28 ID:s2cweF+8O
〜窓の無いビル〜

土御門「――以上が今回の事件の報告書だ。協力に感謝する」

アレイスター「いや、むしろ感謝するのはこちらだな。あの男、魔術建築に長けた浮浪の魔術師だったようだが、排除できたのは幸いだった」

土御門「学園都市内に忍び込んだのは魔術と科学の両サイドからの干渉を、立場を利用し防ぐためか?……科学教育機関員かつ魔術師ともなればどちらが手を下しても問題になるからな」

アレイスター「だからこそ君や幻想殺しといった中立的存在による討伐という事なら問題はない。我ながら詭弁なものだが、まぁ構わんだろう」

土御門「ふん、俺たちは担任教師を取り返したまでだ。戦う理由はそれだけ、お前たちの利害なんぞ知ったことか」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/06(土) 01:00:12.17 ID:s2cweF+8O
結標「お疲れ様だったようね。結局何があったのかしら?」

土御門「どうだかな……まぁお前には関係ない。気にするな」

結標「あら、そうかしら?」

土御門「……?」

結標(関係大アリよ……)

結標(……小萌のために初めて一人で夕飯作って心臓バクバクで帰り待ってたのよ?)

結標(なのにいつまでたっても帰って来ないなんて……あんなザマ一生の不覚だわ)

結標(けれどまぁ、今日は……もう一度、頑張ってみようかしら♪)








「展開の都合とはいえミサカの出番は全く無しかよ、とミサカはガックリしながら二度も登場したネコちゃんを妬みました。おわり」

〜The END〜 はてなブックマーク - 上条「小萌先生がクビ!?」

初春「はわわわわー遅刻しちゃうぅぅぅ!!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:05:10.57 ID:gPDvsK5QO
初春「急がないとー!」

上条「くそっ!俺としたことが寝過ごしちまうなんて・・・とにかく急がねえと」









あとはわかるな?


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:17:13.25 ID:gPDvsK5QO
ドン!

初春「うにゃん!!」

上条「うぼあ!」

初春「いったぁい・・・・ごめんなさいわたしったら急いでたもので」

上条「ん?ああ気にすんなよ。大丈夫か?」

初春「あっはい! いっ!・・・」

上条「おいお前足から血が出てんじゃねえか」

初春「えっあ、あの・・・このくらいなら平気です」

上条「平気かもしんねえけど俺にも原因があるんだしほっとけるわけねぇだろうが」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:22:12.45 ID:gPDvsK5QO
初春「ほ、ほんとに大丈夫ですから!」

上条「おい・・・パンツ見えてるんですけど」

初春「えっ・・・あっ!きゃあああごめんなさいごめんなさい!」カァァ

上条「い、いや別に謝んなくていいけど」

初春「・・・と、とにかくわたし急いでるので失礼しますっ!・・・・はぁぅっ!」

上条「おいおい大丈夫か?
もしかして足挫いてるかもしれねぇな」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:28:22.64 ID:gPDvsK5QO
初春「いたたた・・・・」

上条「俺も実は遅刻寸前だったんだけどさ
そうも言ってられないな
よっと」

初春「えっはわわあ!お姫さま抱っこ・・・?!」

上条「俺んちすぐそこだから応急手当てしてやるよ」

初春「あ、あのあのあのっ
(見知らぬ男の人にお姫さま抱っこされてお家に・・・)」カァァ

上条「ん?どうしたんだ
顔赤いぞ」

初春「なななんでも・・・・ありませんっっ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:35:55.45 ID:gPDvsK5QO

ーー上条家。

上条「よっと。
ちょっと待ってろよ
いま救急箱持ってくるから」

初春「は、はい・・・・」
初春「(お、男の人の家に上がったの初めて・・・)」

上条「よし。じゃあ足出してみろ」

初春「あっ・・・はい」

上条「消毒するから少し痛いぞ」

初春「はあう・・・いたいぃぃ」

上条「わるいわるい」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:39:46.34 ID:gPDvsK5QO
上条「よし終わったぞ」

初春「あ、ありがとうございます・・・」カァァ

上条「でも、ごめんな
俺のせいで遅刻させちまったうえに怪我までさせちまって」

初春「あっ・・・わたしこそごめんなさいっっ」

上条「いいよ。
いまお茶入れてやるから少し落ち着けよ」

初春「お、お構いなく・・・・」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:45:29.18 ID:gPDvsK5QO

上条「ほらよ。
熱いから気をつけて飲めよ」

初春「い、いただきまぁす」

ズズッ

初春「・・・温かい」

上条「そうか、そりゃあよかった。
そういやあお前って中学生か?」

初春「はい。棚川中学校の一年生です・・・」

上条「どうりでちっこいわけだな」

初春「ち、ちっこいって何がですか・・・(まさか・・・わたしの胸のこと・・・?)」

上条「ああ。背がな」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:50:39.46 ID:gPDvsK5QO
初春「・・・気にしてること言わないでくださいよぉ」

上条「そうなのか?わるかった
でも中1なんだからそんくらいがいちばん可愛らしくていいと思うぞ」

初春「ななななにを・・・言ってるんですか」カァァ

上条「とにかく。もう少し落ち着いたら病気に連れてってやるから」

初春「ふぇっ?だ、大丈夫ですよ!手当てもしてもらったですし」

上条「擦り傷は手当てしたけどさ
捻挫はさすがに手当て出来ないし
もし折れてたりしたら大変だろ」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:55:40.74 ID:gPDvsK5QO
初春「は、はい・・・・ではあの・・・お言葉に甘えていいでしょうか」

上条「ああ。素直に甘えてくれていいぜ」

初春「は、はわわわわ・・・」

上条「そういや遅刻しそうになってたって事は朝飯食ってないのか?」

初春「は、はい・・・いつもはちゃんと食べるんですけど、それどころではなかったので」

上条「じゃあ俺と同じだな
待ってろ。いまなんか作ってやるから」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 19:59:54.22 ID:gPDvsK5QO
初春「あああ、あのっ!いいですいいです!そこまでしてもらうわけには・・・・」

上条「いや、俺も腹がへってるからな
それに俺だけ飯ぱくついてるのにお前に食わせないなんて事は出来ねぇよ」

初春「あうう・・・なにからなにまでありがとうございます・・・・・」

上条「だから気にすんなって。
殺風景な部屋だけど飯が出来るまでくつろいでくれよ」

初春「・・・はい」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:14:32.10 ID:gPDvsK5QO
初春「・・・・・(この人どうして初対面のわたしにここまでしてくれるんだろう)」

初春「(な、なんかドキドキしてきちゃった!)」

初春「あっそうだ!学校に連絡しなくっちゃ」

プルルルル プルルルル
『はい棚川中学校です』

初春「あ、あの棚川中学校一年の初春飾利ですけど
ちょっと足を挫いちゃって・・・・今日は病院に行くのでお休みさせてください」

『初春飾利さんですね。わかりました
お大事に』

初春「はいありがとうございます
失礼します」

プツ

初春「はぁ・・・・男の人の部屋にいるなんて佐天さんに知られたらからかわれそうだなぁ・・・」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:20:49.32 ID:gPDvsK5QO

上条「よぉ、待たせたな。
飾り気のない男の料理だが食ってくれ」

初春「うわぁー!すごいです
美味しそう」

上条「そうか?そういってもらえると作った甲斐があるぜ
味は保証できないが」

初春「ありがとうございますっ
い、いただいてもよろしいですか?」

上条「ああ」

初春「じゃあ、いただきます」

パク

初春「あっ・・・美味しい
わたし男の人の作ってくれたお料理初めて食べたんですけどとても美味しいですっ!」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:27:29.26 ID:gPDvsK5QO
上条「まあ普段家事やってるからな
といっても料理のレパートリーは少ないんだが
おかわりあるからたくさん食ってくれ」

初春「はいっ!」

アムアム

上条「ところでさ」

初春「ふぁい?」

上条「まだ名前訊いてなかったな
俺は上条当麻だ」

初春「あっ・・・ごめんなさい
わたしは初春飾利っていいます」

上条「ういはる?どう書くんだ?」

初春「えっと・・・初めての春って書きます
かざりは飾る利です」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:33:32.53 ID:gPDvsK5QO
上条「へぇー変わった名前なんだな」

初春「えへへ・・・・・」

上条「その頭に付いてるお花畑って、もしかして頭から生えt」

初春「生えてません生えてませんっ!!
髪飾りです!!」

上条「じょ、冗談だって・・・そんな必死にならなくてもいいだろ」

初春「もう・・・上条さんって今日初めて会ったのにいじわるなんですね・・・・」

上条「い、いやマジでわるかったよ
そんな怒んなくても・・・」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:39:50.91 ID:gPDvsK5QO

初春「あはは♪怒ったふりですよぉ
さっきのお返しです」

上条「やっと笑ってくれたな」

初春「ふぇ?」

上条「いや、さっきお前緊張してるみたいだったからな
少しは警戒心緩めてくれたのか?」

初春「あっ・・・べ、べつにわたし上条さんのこと警戒してるわけじゃないです」

上条「俺もお年頃の女の子を家に連れて来ることなんて滅多にないからどう接していいのかわからなくて緊張しちゃいましたよ」

初春「あははは、上条さんって面白い人ですねー」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:46:09.48 ID:gPDvsK5QO

初春「ごちそうさまでしたー」

上条「いえいえお粗末様でした」

初春「あっ!後片付け手伝いますよ・・・・・いたた」

上条「ばか!無理すんなって
いいから俺に任せて座ってろよ
捻挫ひどくなるぞ」

初春「あ、ありがとうございます・・・」
初春「あの」

上条「ん?」

初春「上条さんって高校生なんですか?」

上条「おう。そういやあ言ってなかったっけ」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:51:40.17 ID:gPDvsK5QO

初春「高校生の男の人ってもっと堅そうで怖いと思ってました」

上条「いいや、俺みたいな馬鹿もいっぱいいますよー」

初春「少し安心しました・・・
わたし上条さんみたいな男の人好きです」

上条「・・・!?」

初春「あっあっ・・・ち、違います違いますっっそういう意味じゃなくて
ええと・・・面白い男の人のほうが好感が持てるって言いたくて・・・はわわわ」カァァ

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 21:57:17.45 ID:gPDvsK5QO
上条「あ、ああ。そう言ってくださると上条さんはとても嬉しいですよ」

初春「あっ・・・は、はい」

上条「告白されたかと思って驚いたけどな」

初春「あ、あわわわわわわ・・・・」カァァ

上条「冗談だよ冗談!!頼むから落ち着けよ・・・」

初春「ご、ごめんなさい・・・」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:04:00.93 ID:gPDvsK5QO

上条「んじゃあそろそろ病院いくか」

初春「あ、あの・・・わたし一人でも大丈夫ですよ・・?
壁に寄りかかりながら歩いていけばなんとかなりますから・・・・」

上条「んな奇妙な事やらせるかよ・・・
いいから俺に任せろ」

初春「・・・はい」

上条「ということで
ほら。おぶってってやるから掴まれ」

初春「ふぇぇ!?そ、そんな男の人におぶってもらうなんて・・・わ、わたし」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:08:38.94 ID:gPDvsK5QO
上条「じゃあさっきみたいにお姫さま抱っこで行くか?」

初春「・・・うぅ・・・・おぶってください・・・」

上条「ああ、ほら」

初春「よいしょっと・・・」

上条「しっかり掴まってろよ?」

初春「は、はいっ・・・・」カァァァ

上条「それにしてもお前ずいぶん軽いなぁ」

初春「あ、あのあの・・・これから・・・・成長するんですよぉ・・・」

上条「そうですか」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:15:42.29 ID:gPDvsK5QO

ーー。

上条「こっからいちばん近い病院までだいたい10分もあればつくだろ
まあそれまで乗り心地の悪い背中だが勘弁してくれ」

初春「あっ・・・・はい
ありがとうございます・・・」

上条「・・・」

初春「・・・・んっ」

上条「!!(うおっ・・・・俺の顔に初春の吐息が・・・・背中にも柔らかいもんが当たって・・・・)」
上条「じゃ、邪念よ消え去れ・・・」

初春「・・・はい?上条さんなんかいいましたか?」

上条「い、いえ・・・なんでもありません」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:21:14.98 ID:gPDvsK5QO

初春「なんかこうしてると・・・懐かしい感じがします・・・」

上条「懐かしい?」

初春「はい・・・上条さんの背中大きいので・・・小さい頃お父さんにおぶってもらった・・・温かさが・・・・」

上条「そうか。」

初春「・・・お父さん」

上条「親父か・・・(覚えちゃいねえが俺も親父におぶってもらったりされたのかな)」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:26:06.43 ID:gPDvsK5QO
上条「おい、足はまだ痛むか?」

初春「・・・・」

上条「あ、あの初春さん?」

初春「・・・・・スゥ・・・スゥ・・」

上条「まさかこいつ寝ちゃったのか!?」

初春「・・・・んっ・・」

上条「・・・ま、まあいいや
さっさと行こう・・・」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:31:32.11 ID:gPDvsK5QO

ーー。

上条「やっと着いたか・・・・なんだか肉体的ではなく精神的に疲れたな


初春「・・・・」

上条「・・・起こすか」

上条「おーい!起きろー!着いたぞぉーい!」
ユサユサ

初春「・・・んっ・・・ふぇ?」

上条「気持ちよく眠ってるところすいませんが病院に着きましたよ」

初春「あっ・・・わたし寝ちゃって・・・はわわわわわ」カァァ

上条「いや・・・だから落ち着けって」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:36:33.19 ID:gPDvsK5QO
初春「ごごごめんなさいごめんなさいっ!!」

上条「いいから背中の上で暴れるなぁぁ!」

初春「は、はい・・・」

上条「まったく・・・」

ガチャ

上条「すんませーん」

受け付け「はい?」

上条「この子ちょっと診てやってください
足を挫いてるみたいなんで」

初春「はわわ・・・」

受け付け「じゃあこちらに記入してお待ちください」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:40:30.69 ID:gPDvsK5QO
上条「おまえ保険証持ってるか?」

初春「あっはい!お財布の中に・・・どうぞ・・・」

上条「おう。俺が名前書いといてやるから座ってろよ
よっと」

ドサッ

初春「お、お願いします」

上条「んーと。
初春飾利っと」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:44:07.96 ID:gPDvsK5QO

上条「痛むか?」

初春「いえ・・・さっきよりは痛みもだいぶ引きました」

上条「そうか」

初春「・・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・あ、あのぅ」

上条「ん?どうした」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:49:57.77 ID:gPDvsK5QO
初春「上条さんって・・・・好きな人とかいるんですか?」

上条「好きな人?いいや、女の子とはあんまり縁がなくてな」

初春「・・・・」

上条「おい、さっきからどうしたんだ?」

初春「か、上条さん・・・わたし・・・・えっと・・わたし・・・上条さんのこと・・・」

上条「あ、ああ」

受け付け「初春さん。初春飾利さん
診察室にお入りください」

上条・初春「!!」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:55:12.79 ID:gPDvsK5QO

上条「・・・・」

初春「・・・あ、あはは・・・じゃあわたし行ってきますね」

上条「・・・わ、わかった」

初春「・・・・うんしょ、うんしょ」

上条「あっ!すまねぇ気付かなくて
肩貸してやるよ」

初春「す、すみません・・・」カァァ

上条「き、気にすんなって・・・」

初春「・・・」
初春「あっここで大丈夫です・・・ありがとうございます」

上条「おう・・・」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 22:59:16.87 ID:gPDvsK5QO


ーー。

上条「・・・・なに考えてんだ俺は
相手は中学生だろうがぁぁぁ!!」

受け付け「静かにしてください」

上条「す、すいません」

上条「・・・・・」

上条「・・・・」

上条「・・・」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:05:42.62 ID:gPDvsK5QO

ーー。

初春「上条さんお待たせしました」

上条「お、おう!
足はどうだった?」

初春「やっぱり捻挫みたいです
でも一週間もすれば治るらしいので」

上条「折れてなくてよかったな」

初春「はい、心配かけてごめんなさい」

受け付け「初春飾利さん
受け付けまでお越しください」

初春「あっ・・・お金お金」

上条「いいよ。
おまえは座ってろって
金なら俺が出すから」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:10:02.72 ID:gPDvsK5QO
初春「ええっ?!いいですよぉ!
わたしが・・・」

上条「こういうのは年上に任せとけよ
すぐ戻る」

初春「あっ・・・上条さん」

初春「はわわわ・・・・どきどきが・・・おさまらないよぉ・・・」カァァ

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:24:00.01 ID:gPDvsK5QO

ーー。

上条「薬局でバンドももらってきたぞ
んじゃあそろそろ帰るか」

初春「はわぁぁぁぁ」

上条「おーい!聞いてるかぁー?」

初春「・・・!!あっは、はい!
お帰りなさい上条さん
な、なんでしょうか・・・」

上条「いや、だからそろそろ帰るぞって」

初春「は、はいっ・・・・
おんぶ・・・お願いします・・・」

上条「ああ。
よっこらしょっと」

初春「あっんん・・・・・」

上条「おい・・・・妙な声出すなよ・・・」

初春「はわわわ・・・ち、違うんです違うんですっっ!!」カァァ

上条「わかったわかった」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:30:36.37 ID:gPDvsK5QO

ーー。

初春「あの・・・上条さん」

上条「ん?」

初春「お、お金・・・ちゃんとお返ししますね」

上条「またその話しか
気にすんなって言ってんだろ
俺にも非はあるんだし」

初春「で、でも・・・なにかわたしにお礼になるようなことさせてください・・・」

上条「そうだな。初春が足治ったら期待してお返しを待ってるよ」

初春「は、はいっ!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:35:19.98 ID:gPDvsK5QO
初春「そういえば上条さんって一人暮らしなんですよね?」

上条「ああ。前に居候がいたけどな」

初春「そうなんですかぁ
今はいらっしゃらないんですか?」

上条「食中毒で国に帰ったよ」

初春「かわいそうですね」

上条「・・・なぁ初春」

初春「はい?」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:43:14.89 ID:gPDvsK5QO
上条「その足じゃ飯とか作るのも動くのも大変だろ?」

初春「えっ・・・は、はい・・・そうかもしれません」

上条「治るまで俺の家に居ないか?」

初春「ふぇ?そ、それはどういう・・・ことでしょうか・・・」

上条「だ、だからな・・・お前が完治するまで・・・その、俺の家で俺と一緒に暮らさないか、と」

初春「え・・・えええええっ?!
はわわわわわ・・・・・そ、そんな男の人の家で・・・2人っきりなんて・・・はわわ」カァァ

上条「い、いや・・・べつに変な意味で言ってんじゃねぇぞ!」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:50:12.43 ID:gPDvsK5QO
初春「で、ですけどぉ・・・・は、恥ずかしいです・・・」カァァ

上条「いやいや。俺も恥ずかしいですよ
でも上条さんとしてはこんな状態の女の子を一人きりにさせるのは忍びないんですよ」

初春「で、でもでも・・・・」

上条「・・・嫌なら無理にとは言わないが」

初春「い、嫌ではありませんけど・・・・わたし寝相とか悪いですし寝言も・・・・」

上条「べつに一緒のベッドで寝るわけじゃないから心配すんなよ・・・」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/18(月) 23:57:51.35 ID:gPDvsK5QO
初春「・・・・はわわ」

上条「どうする?」

初春「あ、あの・・・・・こんなわたしでいいのでしたら・・・治るまで上条さんと住まわせてください・・・・」

上条「お、おう任せとけよ」

初春「・・・はいっ」カァァ

上条「とすると。
どうする初春?着替えとかその他諸々取りにお前んちまでいくか」

初春「で、できればお願い・・・します・・・・」カァァァ

上条「おう
おぶってってやるから初春んちまで案内してくれ」

初春「は、はい」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:05:21.73 ID:tnuu2wMQO

ーー初春んち。

上条「おじゃましまーす」

初春「あの・・・あまり綺麗じゃないけど・・・どうぞ」

上条「へぇー可愛い部屋だな
(というか部屋中から女の子の甘い香りが・・・・)」

初春「えっと・・・パジャマとシャツと下着と・・・あっ・・・」

上条「!!い、いやなんも見てないっすよ!ははは・・・」

初春「い、いえ・・・わわわたしこそごめんなさいっっ」カァァ

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:13:00.37 ID:tnuu2wMQO

初春「歯ブラシに携帯の充電器に・・・」

上条「も、もういいか?」

初春「あっ上条さん
プリン食べます?」

上条「プリン?」

初春「はい・・・昨日作って冷やしておいてたんですけど・・・一週間帰れないとさすがに腐っちゃうので」

上条「初春の手作りか
じゃあいただくよ」

初春「はいっ」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:22:52.67 ID:tnuu2wMQO

上条「じゃあ俺んちに戻るとするか」

初春「は、はいっ!お願いします
うんしょと」

上条「よっと・・・
荷物増えたから少しペースあげて戻る
しっかり掴まってろよ」

初春「わ、わかりました」

ギュッ

上条「・・・!!(み、密着感がぁぁぁぁあまずいまずいまずい・・・落ち着け俺ーー!)」
上条「はぁはぁはぁ・・・・」

初春「か、上条さん?だ、大丈夫ですか」

上条「よ、余裕っす・・・」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:28:36.80 ID:tnuu2wMQO

ーー上条んち。

ガチャ

上条「・・・・はぁ。
降ろすぞ初春」

初春「はい。よいしょよいしょ」

上条「じゃ、じゃあ相変わらず殺風景な部屋だがゆっくりしててくれ」

初春「あっ・・・あの上条さん・・・・・・・お願いがあるんですけど・・・」

上条「お?どうした」

初春「お、おトイレに・・・・連れて行ってください・・・・・・」カァァ

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:34:19.18 ID:tnuu2wMQO
上条「わわわかった!肩貸してやる」

初春「あ、あの・・・・できればおぶってほしい・・・です」

上条「そ、そうかよ。
ほら掴まれ」

初春「はいっ・・・!」

ガバッ

上条「・・・・」

初春「・・・・」

上条「ほ、ほら・・・・・トイレだぞ
俺・・・ここで待ってるから終わったら呼んでくれ」

初春「・・・はいっ」カァァ

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:38:46.69 ID:tnuu2wMQO

ーー。

初春「・・・・んっ」
チョロチョロチョロ……

初春「はぁ・・・き、緊張しておしっこが近くなってるのかなぁ・・・・」

フキフキ

ジャアアアー

初春「か、上条さぁん・・・終わりました・・・」

上条「お、おう!待ってろ」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:47:00.50 ID:tnuu2wMQO

上条「よいしょっと」

初春「あっ上条さん・・・わたしまだ手を洗ってないので洗面所へ行ってもらってもよろしいでしょうか・・・・」

上条「・・・了解っす」

ーー。

ジャバジャバ

初春「・・・・ふぁー
ありがとうございます」

上条「お、おう。
じゃあベッドまで運ぶから・・・」

初春「な、なにからなにまですみません・・・上条さん」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:53:58.49 ID:tnuu2wMQO

ーー。

上条「降りれるか?」

初春「あっ、はい・・・・大丈夫です・・・うんしょうんしょ」

上条「疲れただろ?今日はもう寝間着に着替えて寝てろよ
さすがに制服のままじゃ寝にくいだろ
俺あとで昼飯と夜飯の材料買ってくるわ」

初春「はい・・・わたしの為に・・・ありがとうございます」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 00:57:44.05 ID:tnuu2wMQO
上条「着替えくらい一人で出来るか?」

初春「あっ・・・・はわわわわわっっ
だ、大丈夫です大丈夫です!」カァァ

上条「おおお俺あっちの部屋行ってるから着替えといてくれ・・・・」

初春「は、はいっ」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:03:41.07 ID:tnuu2wMQO

ーー。

初春「・・・(か、上条さんになら・・・見られてもいいんだけどなぁ・・・)」カァァ
初春「な、なに考えてるのよわたしはぁぁぁっっ!ばかばかばかぁ!」

初春「・・・は、早く着替えよっと」

ガサゴソ

初春「うんしょっと・・・お、お風呂入りたいよぉ
うんしょうんしょ・・・・あっ!」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:10:55.18 ID:tnuu2wMQO
初春「スカートが・・・・足が上がらないから・・・脱げな、いいっ!!
ううーん!・・・・・・いっ!・・・痛ぁい・・・・」

初春「ど、どうしよう・・・はやく着替えないと上条さん来ちゃうぅぅ・・・・」

初春「いっ!・・・・取れてよっ取れてよぉぉぉ・・・うわぁぁぁん・・・」

初春「ほ、包帯にホックまで引っかかったぁぁぁぁっ」

初春「どうしょうどうしょう・・・・」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:16:07.68 ID:tnuu2wMQO
ーー。

上条「初春ーー!着替えたかー?」

上条「???おーい!聞こえてるかぁー?もうそっち行っていいのか俺はー?」

上条「・・・・・」

上条「まさかあいつまた寝てんじゃねぇだろうな」

ガチャ

上条「おい初春ー
おわああ!!」

初春「ふぇ?!
あっあっあっあっ・・・・!!」

上条「こ、これは不可抗力というやつで」

初春「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:19:47.17 ID:tnuu2wMQO

ーー。

初春「うわぁぁぁん!上条さんのばかばかばかぁぁ!!!」

上条「すいませんすいません!!ゆるしてください初春さん!!
怒りをお鎮めください!」

初春「うっ・・・うぅぅ・・・・上条さんのえっち・・・・」

上条「わるかった・・・」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:25:17.56 ID:tnuu2wMQO

上条「・・・で、どうしてまたそんな卑猥な格好で泣いていらしたのでせう?」

初春「グスン・・・だ、だって・・・痛くて足が上がらないからスカート脱げなくて・・・・グスン・・・それに包帯がスカートのホックに引っかかっちゃってぇ・・・・スンスン・・」

上条「ばか。
お前怪我人だろうが
無理なら無理で俺を呼べよ
なんの為に俺んち来てんだよ・・・」

初春「だって・・・こんな格好恥ずかしくて・・・上条さんに見てもらいたくなかったんですもん・・・・」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:32:23.38 ID:tnuu2wMQO
上条「・・・もうばっちり見ちまったぜ・・・
捻挫が悪化する前に次からはちゃんと俺を呼べよ
恥ずかしいのなら俺目をつむってやるから」

初春「はい・・・ごめんなさい」

上条「じゃあさっそくだが着替え手伝ってやるよ・・・」

初春「お、お願いします・・・」カァァ

上条「め、目は閉じてたほうがいいか?」

初春「・・・あれだけ見られちゃったら・・・・・もう閉じなくてもいいです
そ、それに・・・」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:38:13.69 ID:tnuu2wMQO
上条「うん?それに?」

初春「かか、かか上条さんになら・・・・・見られても・・・いいです」カァァ

上条「・・・・」

初春「あ、あわわ・・・わたしななななに言ってるの・・・・」カァァ

上条「そ、そうかよ?
じゃあ着替えさせてやるよ」

初春「んっ!!恥ずかしいです!恥ずかしいです!」

上条「ほら、足の力抜けよ
よっと!」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:43:04.73 ID:tnuu2wMQO
初春「はわわぁ・・・・」カァァ

上条「ほ、ほら抜けたぞ初春・・・」

初春「は、はい・・・っ」

上条「じゃあ・・・次はパジャマだな・・・・ほら足通るか?」

初春「ふぁ・・・と、通りました・・・」

上条「ほらズボンを上げてちゃんと履けよ・・・・
そのくらい出来るだろ・・・・」

初春「うんしょうんしょ・・・・」
初春「は、履けました・・・・」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 01:48:48.69 ID:tnuu2wMQO
上条「ううう上着は自分で着れるか?」

初春「だ、大丈夫ですっ ありがとうございました・・・」カァァ
上条「俺かかか買い物行ってくるから・・・・安静にして寝てるんだぞ?」

初春「はいっ!」

上条「い、いってきます」

初春「・・・・いってらっしゃい上条さん」

ガタン

初春「はわわ・・・・見られちゃった・・・どうしようどうしよう!軽い女だって思われたかも・・・・・」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:18:55.09 ID:tnuu2wMQO

初春「・・・・佐天さん心配してるだろうなぁ
あとで電話しとかなくちゃ」

初春「このベッドでいつも上条さん寝てるのかー」

初春「・・・・・」カァァ

初春「・・・・あわわわ
わたしなに考えてるのっっ」ドキドキ


初春「・・・ふぁぁ、
なんだか眠くなってきちゃった・・・朝からいろんなことがあったからかなぁ・・・・・」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:21:39.99 ID:tnuu2wMQO
初春「でも今日わたしが遅刻しそうにならなかったら・・・・上条さんとは知り合えなかったんだよね多分。」

初春「偶然だと思うけど・・・・・運命って信じてみないなー」

初春「はぁ・・・・・・・・このお布団・・・上条さんと同じ匂いがする・・・」

初春「なんか・・・安心しちゃう・・・・・」


初春「・・・・・スゥ・・・・スゥ・・・・スゥ」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:25:18.24 ID:tnuu2wMQO

ーー。

ガチャ

上条「ただいまー」

上条「初春ーー。ちゃんとおとなしくしてたかー?」

初春「・・・・スー・・・・スー・・・」

上条「寝てるのか。
じゃあ飯はコイツが起きてからでいいか」

上条「寝相が悪いとか言ってたが、ぜんぜん悪くねぇじゃんか
どっかの大食らいシスターと違ってな
・・・・寝顔も可愛いし」

初春「・・・・か・・・」

上条「ん?」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:33:31.60 ID:tnuu2wMQO

初春「・・・・上条・・・さん」

上条「寝言か。
つーかコイツどんな夢見てんだ・・・」

初春「・・・・上条さん・・・・・・好き・・・・です」

上条「・・・・・」

上条「・・・・・寝言寝言。
さぁて俺は今日休んだぶん勉強しとくかぁ・・・・ははは
邪なこと考えずに済みそうだし・・・」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:40:55.96 ID:tnuu2wMQO
上条「えーと三角関数三角関数っと
古典なんかやってられるか」


上条「んっと・・・・・これは・・・こうだな多分」カリカリ

初春「上条・・・さぁん・・・・あははは・・・・・ちがいますよぉ・・・・・・・スゥ・・・スゥ・・・・」

上条「・・・・・」

初春「・・・・あっ・・・・やっやめて・・・ください・・・・ああっんんん・・・・・・」

上条「しゅ・・・・・」

上条「集中出来るかああああ!!!」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 06:53:24.22 ID:tnuu2wMQO
上条「ああ勉強なんか止めだ止め!
くそ・・・俺も寝るか・・・・風呂場で」

初春「・・・・そばに・・・いてくださいよぉ・・・グスン」

上条「・・・もしもーし
もしかして起きてらっしゃいますか?初春さーん」

初春「・・・・・ムニャムニャ・・・・」

上条「・・・こんなんじゃどこにも行けねぇだろうが」

上条「仕方ないから一緒に寝るか・・・
はいはいちょっともう少しベッドの端にに寄ってくださいよー」

ズルズル

初春「はにゃ〜・・・・・スゥ・・・スゥ」

上条「よっと
まさかこの年で・・・同じベッドを共有して中学生の女の子と寝ることになるなんてな」

上条「俺ほんとに不幸なのか・・・?」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 07:02:51.86 ID:tnuu2wMQO
上条「こいつ・・・・髪飾り付けたまま寝てやがる」

上条「・・・・取ったら能力が暴走して殺されたりしねぇだろうな」

カチャ カチャ

上条「・・・なんも起きねぇな
やっぱ拘束具とかじゃないんだな」

初春「・・・・う・・・・うぅ・・・グスン」

上条「うおっ!ななな、なんで泣いてんだ・・・・
つーかほんとにコイツ寝言がすごいな・・・・」

上条「さて・・・・俺も眠るかな
初春、少しだけ毛布もらうぞー」

初春「・・・・・」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 07:12:56.95 ID:tnuu2wMQO

ーー。

初春「・・・・んっ・・・・?・・・ふぁ?・・・ここって・・・・あっ・・・・上条さんの家だ」

初春「・・・そっかぁ
わたし寝ちゃって・・・・・・た・・あっあっ!!」

上条「ぐー・・・・ぐー・・・・」

初春「かかかか上条さんが・・・・・わたしの隣に・・・・・はわわわわわわわ」カァァァ

初春「はっ・・!まさか・・・・着衣の乱れ・・・・は無いか・・・・はぁ」

初春「・・・・ど、どうしてこんな状況に・・・なってるのぉ」

上条「・・・・・ぐー・・・」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 07:21:23.26 ID:tnuu2wMQO
初春「ど、どうしよう・・・・上条さんっ上条さん起きてくださいぃ・・・」カァァ

初春「あわわわ・・・・」

上条「・・・・ううん・・」

初春「きゃっ!顔がち、近いです近いですよぉぉ!」

初春「・・・・」ドキドキ

プルルルル プルルルリ

初春「!」

初春「か、上条さん・・・・携帯鳴ってますよぉ・・・上条さんっ上条さんったら!」

プルルルル プルルルル

初春「と、取ったほうがいいのかな・・・」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 07:28:20.61 ID:tnuu2wMQO
初春「うんしょうんしょ・・・」

初春「上条さん・・・上通りますね・・・・」

プルルルル プルルルル

初春「よいしょっと
んーとぉ誰からだろう・・・」
〈小萌先生〉

初春「・・・これって上条さんの担任の先生かな
わ、わたしのせいで上条さん学校行けなかったんだから・・・・わたしが弁解するべきだよね・・・」

ピッ

小萌『あっ!やっと繋がりました
上条ちゃん!!先生に連絡も無しにお休みなんてヒドいのですよ!!
先生どれだけ心配だったか』

初春「・・・あっあのぉ」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 10:06:49.69 ID:tnuu2wMQO
小萌「ほわわわぁ?ど、どなたですかぁ
わたし・・・もしかして間違い電話しちゃいましのでしょうか」

初春「あっ、いえ上条さんの携帯で間違いないです」

小萌「ではどなたですかぁ?
あっ。もしかして上条ちゃんの彼女さんでしょうか?」

初春「え・・・い、いえ違います違います!!
えっと・・・話せば長くなるんですけど・・・・実は今日の朝、上条さんとぶつかっちゃって」
初春「上条さんはなんともなかったんですけど・・・あの・・・わたし足挫いちゃって」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 10:08:16.86 ID:tnuu2wMQO
小萌「ふむふむ
つまり上条ちゃんのことだから
あなたのことをほっとけなくて色々と気を使ったんですよね〜多分」

初春「は、はい・・・おっしゃる通りです・・・わたしを病院に連れて行ってくれたり看病したりしてたから上条さん学校行けなくなっちゃって・・・・・ごめんなさいごめんなさいっ!」

小萌「謝らなくても大丈夫なのですよ〜
上条ちゃんったらよくそういう人助けで大怪我したりしちゃって学校休んでましたから」

初春「えっそ、そうなんですか・・・・」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 10:43:47.03 ID:tnuu2wMQO
小萌「だからあなたは全然気にしなくてもいいのですよ
理由はわかりましたので
あっ 上条ちゃんに代わってもらってもよろしいでしょうか?」

初春「あの・・・それが上条さんいま眠ってて・・・・
さっき上条さんと寝てたら・・・上条さんの携帯が鳴りだしたので」

小萌「・・・いま何といいましたか?」

初春「ふぇ?えっと・・・ですからいま上条さん寝てるので電話に出るのは」

小萌「ちがいます!その後のです!」

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 10:46:20.65 ID:tnuu2wMQO
初春「えっと・・・上条さんと寝てたら携帯が鳴りだs」
小萌「かかかか上条ちゃんと寝てたぁ!?そそんな・・・
失礼ですけど・・・・あなたお幾つですか?」

初春「えっ、わたしですか?
ええと・・・棚川中学校の1年で・・・いまは13歳です」

小萌「じゅうさんさいいい?!
そんなかか上条ちゃんが中学生と不純な
ことを・・・・」

初春「あ、あの・・・・・わたし上条さんと寝てたのはたしかですけど・・・・べつに妙なことはしてませんっ!」カァァ

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 10:51:46.40 ID:tnuu2wMQO
小萌「・・・ほんとですか?
たとえば変なモノをくわえさせられたり・・・変なモノを入れられたり」

初春「さ、されてませんされてませんっっ!!」カァァ

小萌「上条ちゃんならまあそんな襲ったりはしてこないと思うのですけど・・・
でも中学生が高校生と同棲なんていけませんっ!」

初春「同棲!?ちがいますちがいますっ!!」

小萌「ああっ もうすぐ授業はじまっちゃいますので上条ちゃんが起きたらわたしに連絡を寄越すように伝えてくださいです!
それでは」

プツ

初春「・・・・ど、同棲」カァァ

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 11:42:02.86 ID:tnuu2wMQO


ーー。

上条「・・・ん・・・いま何時だ・・・・」

初春「おはようございます上条さん」

上条「お、おう」

初春「・・・・」

上条「・・・お前なにしてんだ」

初春「上条さん温かいから寄り添ってるだけです・・・」

上条「そ、そうか。
ああそうだった
お前髪飾り付けたまんま寝てたから勝手に外したぞ」

初春「・・・・」

上条「おい?どうした初春」

初春「・・・・なんだと思いますか?」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 11:48:13.98 ID:tnuu2wMQO
上条「・・・・」

初春「そういえば
さっき小萌先生という人から上条さんの携帯に電話がありましたよ」

上条「ああ、そういや電話してなかったな」

初春「一応わたしが上条さんが休んだ理由を伝えておきました」

上条「お前勝手に携帯出るなよ・・・・」

初春「・・・ごめんなさい」

上条「いや別に怒ってはないけどさ」

初春「・・・上条さんが起きたら電話してくださいだそうです」

上条「怒ってるだろうな」

初春「大丈夫ですよきっと」

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 11:57:06.68 ID:tnuu2wMQO
プルルルル プルルルル

ガチャ

小萌「上条ちゃん?」

上条「はい。すいません小萌先生
心配かけました。」

小萌「はいはい。詳しいことはさっきの子から聞いてますよ」
小萌「でも上条ちゃん!
中学生の女の子と同棲なんて先生は許さないのですよ
先生は上条ちゃんをそんな生徒さんに育てた覚えはないのです」

上条「え・・・ど、同棲って・・・違いますよ
初春の怪我が治るまで俺の部屋で一緒に住んでるだけですって」

小萌「・・・いいですか上条ちゃん
くれぐれも間違いは起こしたらいけませんよ!」

上条「ま、間違いってなんすか・・・」

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:04:03.40 ID:tnuu2wMQO

小萌「上条ちゃんもお年頃の男子だからわかってるはずですよ〜?」

上条「先生・・・もしかして俺が本気でそれ目当ての為だけにこんなことしてると思ってるんですか」

小萌「いいえ、先生は上条ちゃんを信じているのです
でも恋は盲目っていいますし」

上条「で、ですから俺と初春はそういう関係じゃ・・・」

小萌「間違いを起こしてその子を妊娠させるようなことがないようにしてくださいね〜」

上条「ちょっあんた何言ってんだ」

小萌「ではお大事に〜」

プツ

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:10:16.11 ID:tnuu2wMQO
上条「・・・・・」

初春「どうでした?怒られました?」

上条「いいや・・・変な事に釘を刺されたよ」

初春「・・・?」

上条「俺とお前が間違いを起こさないようにってさ」

初春「・・・・あはははっ」

上条「な、なに笑ってんだ」

初春「いいえ
そんなこと真顔でいうんですもん」

上条「わ、わるい・・・・」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:17:19.84 ID:tnuu2wMQO

初春「・・・・上条さん」

上条「お?」

初春「わたしたちって・・・・知らない人から見れば・・・・ど、同棲に見えるんでしょうか」

上条「どうだろうな
でも別にただ住んでるだけならそうは見えないだろ」

初春「ふぇ?」

上条「そういうのってやっぱ・・・好き同士の奴らが一緒に住んでるから同棲っていうんだろ
まあ勘違いはされるかもしれないけどな」

初春「・・・・」

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:26:47.07 ID:tnuu2wMQO
上条「初春?」

初春「・・・・上条さんとわたしって・・・・そういえば今日初めてお会いしましたよね」

上条「ん?ああ」

初春「・・・上条さんは初対面の知り合って間もない人に・・・・恋とかしたことってありますか?」

上条「どうなんだろうな
まあ俺も男だから可愛い女の子とか見かけるとドキッとしたり綺麗な女の人と話してて嬉しいとか思ったことはあるさ」

初春「はい」

上条「でもそれは俺から見れば恋じゃないんだ」

初春「・・・・」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:33:46.01 ID:tnuu2wMQO
上条「恋って俺よくわかんねぇけどさ
本当に好きになっちまったら俺はそいつのすべてを知りたいと思う」
上条「相手の事を知って自分の事を知ってもらって
それから薄ぺっらではない本当の意味の恋って始まるんじゃねぇかな」

初春「・・・・」

上条「いや悪かった
これって俺の単なる理想論だからあんまり気にしないでくれよ」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:38:06.17 ID:tnuu2wMQO
初春「じゃあ・・・・もしわたしが・・・・・・上条さんにもっとわたしの事を知ってもらいたいと思ってるって言ったら・・・・・どうしますか?」

上条「・・・・」

初春「もしわたしが上条さんの事をもっと知りたいって言ったらどうします?」

上条「お前それって・・・」

初春「こ、答えてください・・・」

上条「・・・・」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:47:09.36 ID:tnuu2wMQO

上条「わからない。
わからないけど・・・・俺はお前の事をもっと知りたくなるだろうな」

初春「あっ・・・・」

上条「なに驚いてんだよ
お前の聞きたかった答えだろ?」

初春「・・・・」

初春「か、上条さん・・・・
笑わないで聞いてくれますか・・・?」

上条「ああ」

初春「わ、わたし・・・・上条さんとは今日あったばかりだけど・・・・・かか上条さんのことが・・・・」

上条「じゃああれは夢の中の寝言じゃなかったんだな」

初春「・・・ふぇ?」

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 12:58:40.59 ID:tnuu2wMQO
上条「さっき初春が寝てるとき寝言で・・・・俺のことを好きって言ってたからさ」

初春「は、はわわわわわわわっっ」カァァ

上条「あれって寝言じゃなかったんだろ?」

初春「し、知りません知りませんっ!!」

上条「覚えてないのか
じゃあもう一度俺に言ってくれないか」

初春「うぅ・・・・上条さんのいじわる・・・・」

上条「ごめん冗談だって」

初春「わたし上条さんのことが・・・好きになっちゃいました
これで・・・いいですか?」

上条「お、おう・・・」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:15:21.41 ID:tnuu2wMQO

上条「なあ初春」

初春「えっ?」

上条「お前俺のこともっと知りたいんだよな?」

初春「は、はい・・・」

上条「・・・お互いを知り合ういちばん簡単な方法があるぞ」

初春「な、なんですか・・・?」

上条「・・・・」

初春「・・・・あ、あの上条さん?」

上条「・・・・」

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:21:46.33 ID:tnuu2wMQO
上条「なぁに、単純な事だ
男と女って古来そうやって親密になってきたんだからな」

初春「か、上条さん・・・・なにを言って・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・あっ・・・・まさか・・・」

上条「俺はもっと初春の事を知りたい」

初春「・・・あ、あの・・・だからって・・・・いきなりそんなこと・・・」カァァ

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:26:52.83 ID:tnuu2wMQO
初春「わ、わたし・・・・足怪我してますし・・・」

上条「・・・・」

初春「そ、それに・・・わたしと上条さんってまだ学生だし・・・・」

上条「お互いを知り合うのに年齢なんか関係ないだろ」

初春「・・・・どうしちゃったんですか・・・・上条さん・・・・」

上条「どうもしない」

初春「はわわわわ・・・・・だって・・・いまの上条さん・・・目が据わってます・・・・」

上条「・・・・」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:32:57.29 ID:tnuu2wMQO

初春「ごめんなさい・・・・わ、わたし・・・上条さんのことすすす好きですけど・・・
こういう事ってもう少し時間を重ねてからすることじゃ・・・・」

上条「さっき言っただろ
こういう事に時間とか年齢は関係ない」

初春「・・・・」

上条「初春?」

初春「上条さん・・・・・上条さんが知りたいのって・・・・・・わ、わたしの体ですか?
それともわたしの心ですか・・・?」

上条「・・・・・」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:40:35.77 ID:tnuu2wMQO
初春「ど、どうして黙り込むんですか・・・・・上条、さん・・・
わたしの体が目当てで・・・そういうことを言っt」

上条「ちがう。
俺は初春のすべてを知りたいだけだ
そんな邪な考えはない」

初春「・・・じゃあもう少し・・・考える時間をください・・・・
だって・・・わたしまだこういう・・・こと・・・は、初めてなんですから」

上条「・・・・」

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:50:37.25 ID:tnuu2wMQO

上条「・・・わるかった
さっき小萌先生に妙なこと言われたもんだから先走りすぎた」

初春「・・・ごめんなさい」

上条「いや、初春が謝ることじゃない
女の子と同じ屋根の下にいるとお年頃の上条さんはいろいろと思考が暴走してしまうのですよ」

初春「あっ・・・・でも・・・もう少しだけ我慢してください・・・い、いやってわけではないので」カァァ

上条「ああ、無理すんなよ
って俺が無理をさせたわけだが」

上条「・・・ああそうだった。
昼飯買ってきてたんだけどさ」

初春「・・・わたしお腹ぺこぺこです」

上条「初春が起きたら一緒に食うつもりだったんだ

初春「あ、・・・ありがとう・・・ございます・・・」

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 21:57:57.32 ID:tnuu2wMQO

上条「床に降りれるか?」

初春「降りれるけど・・・・抱っこしてほしいです」

上条「あ、ああ。
願ってもねぇな
よっと」

初春「あっん・・・・またお姫さま抱っこ?」

上条「なんだよイヤなのか?」

初春「ち、ちがいますちがいますっ!
・・・嬉しいんです」

上条「・・・さ、さて
じゃあさっさと飯食おうぜ
降ろすぞ」

初春「・・・」

上条「おい・・・降りないのか?」

初春「こ、このまま・・・・ご飯食べちゃだめでしょうか」

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 22:04:24.79 ID:tnuu2wMQO
上条「構わないけど
食べにくくないか?」

初春「・・・・」

上条「わ、わかったわかった
わかったからそんな泣きそう顔するなよ・・・」

初春「・・・はい」

上条「さすがにこのままだと俺の両手が塞がって使えないから俺の膝に座れよ初春」

初春「・・・・うんしょっと」

上条「お前・・・暖かいな」

初春「だ、だって・・・・生きてますもん」

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 22:11:34.97 ID:tnuu2wMQO
上条「いや、そういう意味で言ったんじゃなかったんだが」

初春「上条さん・・・早く食べたいです」

上条「わぁったよ」

初春「・・・・」チラ

上条「な、なんだ?」

初春「な、なんでもないです・・・いただきまーす」

上条「ああ・・・」

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/19(火) 22:19:26.32 ID:tnuu2wMQO

初春「ふもふも・・・」

上条「おい、誰も盗りゃしねぇよ
ゆっくり食えって」

初春「だってお腹へってたんですもん・・・・ふももっ」

上条「・・・・」

初春「ふぁ?上条さんどうしたんですかー?
あまり食べてないみたいですけど」

上条「いやぁよく食うなぁと思ってな」

初春「・・・わたしが食べさせてあげましょうか?」

上条「いや・・・遠慮しとく」

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 03:41:49.44 ID:f0eaCVyAO
初春「・・・どうしてですかぁ?」

上条「いや、だって恥ずかしいし
ムラムラきそうだし」

初春「・・・上条さんのえっち」

上条「(・・・・うおっ!その上目遣いはやめろぉぉぉ)・・・・はぁはぁ」

初春「な、なんで呼吸が荒くなってるんですかっ」カァァ

初春「もう・・・上条さん
お口開けてくださーい」

上条「・・・お?」

初春「はい、あ〜ん」

パク

上条「・・・・・」

初春「おいしいですか?」

上条「・・・うまいな」

初春「・・・もう恥ずかしくはないですか?」

上条「お、おう」

268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 03:43:20.48 ID:f0eaCVyAO
初春「よかったー」

上条「初春が食べさせてくれたから余計おいしかったかもな」

初春「え、えへへ・・・・・
お世辞でも嬉しいです」

上条「・・・・初春ってこんなに可愛い女の子だったんだな」

初春「えっ?」

上条「最初は気付かなかったけどな
もっとも緊張してたってのもあるんだろうけど
いま俺に普通に接してくれて表情もくるくる変わったり
こういう何の気なしの行動とか
俺は可愛いと思うぞ」

初春「・・・はわわわわわわ
そそそんなこと真顔で言わないでください・・・・」カァァ

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 03:48:49.97 ID:f0eaCVyAO
上条「そういう照れてるところもな」

ギュッ

初春「あっ・・・」

上条「そんな全部を俺は好きだぞ初春」

初春「・・・・はいっ」カァァ

上条「おいおい。
いい加減敬語はやめてくれよ
堅苦しいだろ」

初春「えっ・・・でも年上の人だし・・・わたしいつも敬語で話してますので・・・いきなりは・・・」

上条「いいからいいから。
少しずつでいいからさ
俺と一緒に居るときだけは対等に話そうぜ」

初春「・・・うん
・・・が、頑張ってみる・・・」

上条「そうそう。なんだ出来るじゃないか」

271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 03:54:08.88 ID:f0eaCVyAO
初春「だ、だって上条さんがそんなこと言うんですもん・・・・」

上条「初春さーん
敬語に戻ってらっしゃいますよー」

初春「あっ・・・ごめんなさ・・・・・・・ご、ごめんね」

上条「ああ、いいよ。
じゃあさっさと飯食っちまおうぜ」

初春「・・・わ、わかった」

上条「まだぎこちないが、合格合格」

初春「た、試さないでくださ・・・・・・・試さないでよ・・・・いじわる」

上条「わるいわるい」

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 04:07:17.66 ID:f0eaCVyAO

ーー。

初春「ごちそうさまでしたー」

上条「どうする初春?
怪我のこともあるし今日はもう歯磨いて寝るか?」

初春「あ、あの・・・もう少し上条さんと話していたいです・・・・じゃなかった・・・・話してたい」

上条「いや、寝るっていっても横になっろって意味で、別に起きててもいいだろ」

初春「・・・うん」

上条「トイレとか行っとかなくてもいいか」

初春「あっ・・・行きたい・・・・さっきからおしっこ我慢してたから・・・」

上条「だからトイレ行きたくなったらすぐ言えよ・・・
いつでも連れてってやるから」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 09:45:47.56 ID:f0eaCVyAO
初春「・・・うん」

上条「ほら、おぶってやるから掴まれ」

初春「おんぶじゃなくて普通の抱っこがいい・・・」

上条「そ、そうか
よっと」

初春「うわわっ」

上条「よし、じゃあ初春がおしっこ漏らさない内に早くいくか」

初春「も、漏らさないもん!」

上条「冗談だって!」

初春「うぅーー上条さんって失礼な人ですねー」

上条「上条さんにはまだ女心なんて分かりかねますよ」

上条「て話してる間に着いたぞ
待っててやるからしてこいよ」

初春「・・・・あの」

上条「ん?どうした」

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 09:53:32.08 ID:f0eaCVyAO
初春「上条さんも・・・・一緒に来て・・・ください」

上条「はぁ!?ななななんで?
そんな女の子がおしっこしてる所なんて俺が見ていいわけないだろ」

初春「だ、だって・・・」

上条「いやちょっとまて!思い直せ!
一緒にトイレに入ったとしても俺に出来る事っていったら・・・じっと見てるか目をそらすかぐらいしか選択肢はないわけですよ」

初春「・・・・そばにいて欲しいんだもん」

上条「・・・・・」
初春「上条さんおしっこ漏れそう・・・」

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 09:59:34.92 ID:f0eaCVyAO
上条「わ、わかったよ!
そのかわり俺になにも期待すんなよ」

初春「うん」


ーー。

コトッ

上条「俺あっち向いてるからな!」

初春「んっ・・」
シャァァァァー

上条「・・・(な、なんなんだこの状況はぁぁぁ)」

初春「はぁ・・・上条さん」

上条「ん、終わったのか?
うおっ!!(初春のまままままん・・・!)」

初春「・・・・まだ見ないでくださいよ」

上条「す、すまねえ!!で・・・何だ?」

初春「えへへ・・・・ただ呼んでみただけです」

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 10:11:32.59 ID:f0eaCVyAO
上条「・・・・お前ほんとに初春かよ」

初春「だって一週間もいっしょに住むんだから・・・いずれ見られちゃうでしょ・・・?」

上条「だからって何もこんな状況を・・・」

初春「ごめんなさい・・・いたずらが過ぎちゃいました」

上条「べ、べつに構わねぇけど」

フキフキ

ジャアー

初春「か、上条さん・・・終わったので抱っこを・・・」

上条「わかったよ。
っしょっと」

初春「上条さん・・・手を洗いたいんだけど」

上条「・・・・・」

初春「上条さん?あの・・・洗面所に・・・」

上条「・・・・」

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 12:50:25.58 ID:f0eaCVyAO
おまいらほしゅありがとう

家に帰ったら全部仕上げるお

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:20:06.76 ID:f0eaCVyAO
初春「上条さーん」

上条「・・・・あ、ああ
すまねえ」

初春「もしかして・・・・・興奮しました?」

上条「ま、まあな」

初春「・・・上条さんのえっち」

上条「はいはい。否定はしませんよ」

初春「上条さん上条さん」

上条「ん?」

初春「あの・・・おしっこしてまだ手を洗ってないので・・・・」

上条「あ、ああ・・・そうだな」

初春「ごめんなさい・・・汚い手で触れちゃって」

上条「ぜんぜん汚くねぇよ」

初春「う、うん」

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:23:07.41 ID:f0eaCVyAO

上条「ほら」

初春「ありがとうございます・・・」

ジャバジャバ

上条「・・・・」

フキフキフキフキ

初春「はぁ・・・」

上条「んじゃベッドに戻るか」

初春「うん!」

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:32:37.10 ID:f0eaCVyAO
ーー。


上条「どっこらしょっと」

初春「そ、そんなに重かった・・・?」

上条「いや、精神的に・・・」

初春「そ、そんなこといわないでよぉ・・・」

上条「わるい。
ほら毛布掛けてやるから横になれ」

初春「〜♪」

バサバサ

上条「足痛くないか?」

初春「うんっ 大丈夫・・・・さっき少し歩いてみたけど痛くなかったよ」

上条「そうか?
じゃあ次からは抱っこしてトイレ連れて行かなくていいか」

初春「ふぇ?」

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:42:36.19 ID:f0eaCVyAO
上条「歩けるんだろ?」

初春「あっ・・・・・・えっと・・・・やっぱりまだ痛いから抱っこしてほしい・・・」

上条「はははっwお前面白いなぁ
どっちなんだよ」

初春「・・・・痛くないけど痛いんだもん」

上条「わかったわかった。
そういうことにしといてやるよ」

初春「・・・・」

上条「じゃあ
俺あっちの部屋にいるからさ
なんか用があったら呼んでくれ」

初春「・・・そばにいてくれない・・・の?」

上条「だって俺なんかがそばにいると初春落ち着かねぇだろ」

初春「・・・・」

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:49:40.41 ID:f0eaCVyAO
上条「つーわけで今日はゆっくり休んでろ
おやすみ」

初春「・・・やだ」

上条「ん?なんか言ったか」

初春「やだ!」

上条「な、なにがだよ」

初春「落ち着かないけど・・・落ち着かないけどそばにいてくんなきゃ・・・いやです」

上条「そばにいるっつってもなぁ」

初春「・・・・」

上条「わ、わかったよ!
わかったからそんな泣きそうな顔はよせって」

初春「・・・うん」

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 20:55:34.78 ID:f0eaCVyAO
上条「初春が眠るまでちゃんとそばにいてやるよ」

初春「・・・・ねぇ上条さん」

上条「まだ何かあるのか」

初春「・・・だ、だから」

上条「あ?」

初春「う〜〜〜!上条さんの鈍感っ・・・」

上条「な、なにが」

初春「・・・・さっきみたいに上条さんといっしょに・・・・寝たいです」

上条「いやいやいや。それはちょっとマズいですよ」

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 21:03:48.65 ID:f0eaCVyAO

初春「ど、どうして・・・?」

上条「・・・いまそんな状況に置かれたら初春に襲いかかっちまいそうだし」

初春「あはははっ」

上条「笑うな!」


初春「それはあまり心配してません
だって上条さんの担任の先生も、上条さんはそんな男の人じゃないって言ってたもん」

上条「信用を寄せてくれて上条さんとしても嬉しいのですけどね
さっきから嬉しいイベントが多々あったので、俺としても理性っていう名の拘束具が吹っ飛びそうなんですよ」

初春「そ、そんなに・・・我慢してたの?」

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 21:05:59.09 ID:f0eaCVyAO

上条「まあな。だが欲求を鎮める手段なら一人でも可能だからな」

初春「それって・・・」

上条「と、というわけで俺あっちの部屋で鎮めてくるわ
覗くんじゃねぇぞ!」

初春「はわわわわ・・・・」カァァ

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 21:07:41.81 ID:f0eaCVyAO
ご飯食べてくる

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:29:47.72 ID:f0eaCVyAO

ガチャ バタン

ーー。

初春「・・・・」

初春「・・・・もしかして・・・何かしてあげるべきだったのかな・・・」

初春「ーーっっ」カァァ

初春「で、でもそんなこと・・・話しでしか聞いたことなしい・・・」

初春「・・・はぁ
もうすこし佐天さんからこういうの聞いとけばよかった」

初春「あっそういえば・・・・・
佐天さんに連絡するの忘れてたぁぁぁ!!」

初春「け、携帯携帯っ!!
あ・・・鞄の中に入れてたんだった」

初春「・・・・い、いま上条さんを呼ぶわけには・・・いかないし」

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:31:50.27 ID:f0eaCVyAO
初春「・・・取りにいかなくちゃ。
うんしょうんしょ・・・・・」
ズルズル


初春「か、鞄・・・あったぁ
携帯携帯・・・」

パカ

初春「・・・うわぁ
やっぱり佐天さんから着信が4回も入ってる・・・・怒ってるかな」

プルルルル プルルルル……

初春「もう学校終わってる時間だから繋がるはずなんだけど・・・・」

プルルルル…

ガチャ

佐天『う〜い〜は〜るぅ〜〜〜〜!!!』

初春「あっ・・・佐天さんですか?
連絡遅くなっちゃってごめんなさい」

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:34:32.09 ID:f0eaCVyAO
佐天『どれだけ心配したと思ってんだぁぁーー』


初春「ご、ごめんなさいごめんなさいっ!!」


佐天『・・・で、先生から聞いたけど足挫いたんだって?
大丈夫なの?』


初春「はい・・・病院に行って診てもらいましたから」


佐天『ふぅ〜ん。
でも足挫いてたら自分でご飯作ったり出来ないんじゃない?
初春の家まで行ってご飯作ってあげよっか?』

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:37:24.66 ID:f0eaCVyAO
初春「い、いえ大丈夫です・・・なんとかなってるので」


佐天『なんとかなってるぅ〜?
どういう事なのか詳しく聞かせてよ』


初春「えっと・・・・実は今日わたしと朝ぶつかった人が・・・病院に連れて行ってくれたり、ご飯作ってくれたり、看病とか色々してくれてるんです」


佐天『へぇ〜 ずいぶん律儀な人だね
どんな人?』

初春「えと・・・・高校生の男の人です・・・」

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:40:33.26 ID:f0eaCVyAO
佐天『・・・え?いま何て言った?』

初春「で、ですから高校生の男の人です」

佐天『うわ〜〜 初春ったら結構大胆だねぇぇ〜
こないだまで高校生の男の人何考えてるか分からないから怖いって言ってたじゃん』

初春「そうだったんですけど・・・・その人はあの・・・すごく優しくて面白い人で」

佐天『ふぅーん
んで好きになっちゃったわけだ?』

初春「・・・はい」カァァ

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:48:25.02 ID:f0eaCVyAO
佐天『そーかそーか
初春ったら意外と隅に置けないのぉ♪』

初春「もう・・・からかわないでくださいっ!」

佐天『ということは、その男の人がいま初春んちにいるの?』

初春「い、いえ・・・・・その人のお家にいます・・・」

佐天『連れ込まれちゃったかぁー
じゃあもしかして初春・・・もうナニをアレしちゃった?』

初春「し、してませんしてませんっ!!!というか変な表現はやめてください!」

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 22:57:56.48 ID:f0eaCVyAO
佐天『冗談冗談♪
でも無いとは限らないから防御固めないとね』

初春「佐天さん!」

佐天『ごめんw初春に限ってそういうこと起こりそうになかったわ』

初春「・・・ひどいです」グスン

佐天『泣くなーあ!!』

初春「だ、だって・・・・」

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 23:05:58.26 ID:f0eaCVyAO
佐天『涙なんか見せると男ってムラムラきちゃう奴多いみたいだから気をつけなよー』

初春「・・・」

佐天『じゃあ初春明日も学校来れない?』

初春「はい・・・たぶん」

佐天『うん、わかった。
あたしが先生に伝えといてあげるから』

初春「ごめんなさい・・・・」

佐天『いいっていいって
初春はその彼に添い寝でもしてもらって早いとこ怪我治しなよ
じゃあねー♪』

初春「あっ佐天さんっ!!」

初春「・・・・」

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 23:16:03.76 ID:f0eaCVyAO

初春「そ、添い寝・・・・」

初春「・・・してもらいたいなぁ」

初春「・・・上条さんまだあっちの部屋で・・・してるのかな」


初春「・・・上条さーん」

初春「・・・あれ、返事ないや・・・」

初春「上条さーん!上条さぁーん」

ガチャ

上条「はぁはぁはぁ・・・・よ、呼んだかよ?」

初春「うんっ」

345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 23:22:42.02 ID:f0eaCVyAO

上条「はぁはぁ・・・つーかなんでお前ベッドから降りてそんなとこにいるんだ」

初春「電話でお友達に今日休んだ詳細とか話してました」

上条「そうか」

初春「上条さん・・・息荒いですけど・・・・大丈夫?」

上条「あ、ああ・・・それより俺になんか用かよ?」

初春「・・・あの
ベッドに連れていってほしいんだけど・・・・」

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 23:30:20.65 ID:f0eaCVyAO
上条「ああ、わかった
ほら掴まれ」

初春「うんしょっと」

上条「・・・」

初春「・・・あれ?
上条さん」

上条「な、なんだ?」

初春「・・・上条さんの匂いがさっきと違う気がする」クンクン

上条「・・・き、気のせいだろ」

初春「なんか香水付けました?」

上条「いいや・・・」

初春「・・・うーん
なんか違う気がするんだけどなぁ」

上条「・・・」


352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/20(水) 23:51:15.16 ID:f0eaCVyAO
初春「あっ・・・・もしかしてこれって・・・」

上条「・・・鎮めに行ったことから察してくださいよ初春さん」

初春「はわわわわ・・・・
男の人って・・・こういう匂いするんだ・・・」カァァ

上条「・・・着いてるのではやく降りてくれないでしょうか」

初春「あっ・・・上条さんありがとう
よいしょっと」

上条「・・・」

初春「さ、さっきのは・・・べつに気にしてないから・・・・」

上条「・・・う」

初春「上条さん?」

上条「初春っ!」

初春「ひゃあっ!?」

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:11:09.87 ID:61oZJGcvO
上条「・・・・」

初春「っっ!!(かか上条さんに抱きしめられた・・・・)」

上条「・・・・」

初春「・・・・上条さん」

上条「・・・・」

初春「・・・限界?」

上条「・・・」

初春「えっち・・・したいですか?」

上条「・・・いいや、
このままでいい」

初春「・・・いいんですか?
わたし嫌なんて思ってないけど・・・」

上条「正直に言うと初春としたいけど
もしなにかあっても今の俺に責任取れるだけの力も余裕もない」

初春「・・・うん」

上条「だから今はこんだけでいい。」

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:20:06.51 ID:61oZJGcvO
初春「・・・・わたしが・・・上条さんとえっちしたいって言ったら・・・襲う?」

上条「ああ、多分な
だから言わないでくれよ」

初春「・・・上条さん・・わ、わたし・・上条s








ああ駄目だ
俺に純愛なんてハードルが高過ぎたのか・・・・
我慢とセクロスとの狭間で上条さんが行ったり来たりしてる・・・・
手を出すのは簡単なんだ・・・手を出すのは・・・ちくしょう

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:29:38.76 ID:61oZJGcvO
初春「・・・・わたしが・・・上条さんとえっちしたいって言ったら・・・襲う?」

上条「ああ、多分な
だから言わないでくれよ」

初春「・・・我慢どのくらい・・・してるの?」

上条「メーター振り切ってる」

初春「・・・上条さん・・・馬鹿みたい・・・・手を伸ばせば届くのに」

上条「・・・・」

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:33:24.00 ID:61oZJGcvO
初春「・・・言ってもいいですか?」

上条「やめろ」

初春「ねぇ上条さん・・・」

上条「それ以上何も言うな
後悔するぞ」

初春「わたし・・・上条さんと・・・」

上条「やめろ!!」

初春「・・・えっちしたいです」

上条「・・・・・」

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:37:05.68 ID:61oZJGcvO

初春「えへへ・・・もう・・・上条さんの我慢してつらそうな顔なんか・・・見たくないです」

上条「・・・・」

初春「だから・・・来て・・・」

上条「初春・・・おまえ・・・」

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:45:43.32 ID:61oZJGcvO
初春「もしかして責任とか気にしてます?
大丈夫です
上条さんだけに背負わせたりしません」

上条「・・・」

初春「ほんとは・・・・こういうかっこいい台詞は上条さんに言ってほしかった・・・」

上条「馬鹿やろう
無理をしてんのはお前も同じじゃないかよ」

初春「わたしだって・・・初めてだからこわいし不安だけど・・・・上条さんのこと大好きだし・・・もっとわたしのことを知ってほしいから・・・・
だから・・・わたしの中に残るこの不安を・・・上条さんが消してください・・・」

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 00:55:47.24 ID:61oZJGcvO
上条「いいぜ!初春がそんなに怖くて仕方ないってんなら
まずはその悲壮な幻想をぶち殺す!」

初春「うんっ!」

上条「初春・・・」

チュッ

初春「ふぁぁっ・・・はっんんん」

上条「んっ・・・」

初春「んんんっ・・・あっ・・・はぁはぁ」

上条「怖いか?」

初春「・・・ううん
嬉しいんです・・」カァァ

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 01:03:05.97 ID:61oZJGcvO
初春「もっと・・・触ってください・・・」

上条「ああ、遠慮なんかしねぇよ」

初春「あっうぅ・・・んんっか上条さぁん・・・ああん」

上条「はぁはぁ・・・・初春・・・」

初春「ひゃあぁうっ ・・」

上条「服脱がせてもいいか?」

初春「・・・あっんん
うん・・・脱がせて・・・くらはい・・・」

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 01:08:17.24 ID:61oZJGcvO
上条「・・・チッ!手が震えてボタンが外せねえ」

初春「か、上条・・・さん
自分でボタン取るから・・・落ち着いてください・・・・」


上条「はぁはぁはぁ」

初春「はい・・・上条さん・・・どうぞ」

上条「おっぱい揉ませろ初春」

初春「ああっそんないきなり・・・・ふぁぁん」

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 01:11:57.49 ID:61oZJGcvO
上条「まだ小さいな」

初春「やああ・・そんなこと言わないでぇぇ」

上条「心配すんな
いずれ大きくなるさ」

初春「あんっか、上条さんが・・・大きくしてくださいぃぃあはぁぁ・・」

上条「願ってもねえな」

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 01:15:42.83 ID:61oZJGcvO
コリコリコリ

上条「乳首立ってきてるぞ」

初春「ら・・・らってぇぇ」

上条「はむっほふっ」

初春「いやあああ乳首吸っちゃいやああああ」

上条「なんだ?初春の弱点はここかよ
はむっほふっ」





ちょっと頭冷やしてくる

419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 10:49:00.90 ID:61oZJGcvO
あともう少しで終わりなので

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 10:54:09.63 ID:61oZJGcvO
初春「ひゃああんん」

上条「・・・・さて
次は下のほうも」

初春「あっ・・・やだやだ!恥ずかしいですっ」

上条「すぐ快感が恥ずかしさを上回るから心配するな」

初春「そ、そんな・・・あっ」

ペロペロ

上条「女の子のは初めて見たが、綺麗な色してるんだな」

421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 10:58:22.26 ID:61oZJGcvO

初春「ああんっ・・・だ、だめぇそんなとこ汚いですよぉ」

上条「全然汚くねぇよ」

ペロペロペロ

初春「ふぁぁぁぁっ!」

ビクンビクン

上条「もうイッたのか?」

初春「はぁはぁはぁ・・・あっうぅ・・」

上条「すごいな初春のここ
もうこんなに濡れてる」

初春「あっ・・・そんなこと言わないでよ・・・」

上条「・・・俺ももう限界だ」

422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:02:24.95 ID:61oZJGcvO
初春「・・・ふぇ?」

上条「こいつがもう初春の中に挿れたいって言ってる」

ビンビン

初春「はわわわ・・・・・これが・・男の人の・・・おちんちん・・
おっきい・・・」

上条「ふっ 初春のせいでいつもよりな」

初春「・・・こ、これがわたしの中・・・に?」

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:11:20.25 ID:61oZJGcvO
上条「ああ。嫌って言っても今更止まらないからな」

初春「・・・う、うん」カァァ

上条「初春・・・少し痛いだろうけど我慢してくれよ?」

初春「うんっ・・・・・・来てください上条さん・・・」

上条「力抜いとけよ?
んっ・・・」

ズププ

初春「はっあああっんんっっ!!
い、痛ぁっ・・・」

上条「ごめん、もう少し我慢しろ。」

初春「うわぁぁぁん・・・痛い痛いぃぃ・・・ひんっ・・・グスン・・・」

上条「ぐっ・・・キツ・・・・」

初春「うっ・・?うぇぇぇぇん・・・」

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:15:50.97 ID:61oZJGcvO

上条「初春・・・全部入ったよ。」

初春「・・・・ひっく・・・うぅぅ・・・」

上条「ごめんな・・・。
そんなに痛かったか」

初春「・・・ちがうもん・・・上条さんと・・・グスン・・・一つになれて・・・嬉しいだけなんだもん・・・」

上条「・・・初春。」

チュッ

初春「んんっ・・・」

上条「・・・ありがとうな」

428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:21:40.01 ID:61oZJGcvO
初春「・・・うんっ」

上条「・・・初春が可愛すぎて・・・動きたくなってきた」

初春「うんっ・・・もう大丈夫だから・・・・上条さんの好きに動いて・・」

上条「わかった・・・・んっ」

初春「あんっああん・・・ひゃっあっあっ」

上条「初春の膣内・・・すごい気持ちいいよ・・・」

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:27:24.30 ID:61oZJGcvO

初春「あうっんん・・・はぁかみじょうさあんっき、気持ちいよぉぉあっ」

ヌプ ヌプ

上条「く・・・うう・・・初春・・」

初春「かみじょうさぁんかみじょうさぁぁ・・・もっとしてぇっああん!んんっもっと奥まで突いてぇぇっ」

上条「う、初春・・・そんなに締め付けたら俺、もう・・」

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:33:55.18 ID:61oZJGcvO
初春「ふぁぁっああんっ!」

上条「う、初春・・・そろそろ俺・・・」

初春「はぁううっはぁぁっ・・・上条さん・・・な、なかで・・・出して・・ぇぇっ」

上条「ぐっ・・・初春っ!で、出る」

初春「ふあああっ でてるぅぅっっ上条さんの精液がわたしの中に出てるよぉぉ・・・・」

ビュル ビュル ドクン ドクン
上条「うっ・・・はぁはぁはぁ・・・初春・・・」

初春「はぁ・・・はぁ・・・」

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:39:36.07 ID:61oZJGcvO
上条「・・・大丈夫か?」

初春「・・・うん
きもちかった・・です・・・」

上条「これで初春の事をもっとよく知れたな」

初春「・・・もっとわたしのことを・・・好きになってくれた?」

上条「ああ、好きだ初春」

初春「わたしも・・・上条さんが・・・大好きっ!」

435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:47:11.34 ID:61oZJGcvO

ーー。

初春「・・・わたし本当の意味で立てないや」

上条「どうした?」

初春「腰が・・・抜けちゃったみたい」

上条「わるい
ちょっと激しくやりすぎたな
初春が可愛かったから加減できなかった」

初春「えへへ・・・いいんです
また上条さんに抱っこしてもらうから」

ギュッ

上条「初春ってこんなに甘えん坊だったんだな」

初春「はわわわ・・・・そんなこと言わないでください・・」

上条「いいや。もっと甘えてくれて構わない」

初春「うんっ」

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 11:55:14.76 ID:61oZJGcvO

上条「俺も時々でいいから初春に甘えさせてくれ」

初春「時々じゃなくても・・・寂しくなったらいつでも甘えていいよ?」

上条「・・・よろしくお願いします」

初春「うふふっ♪♪・・・・
あっ・・・」

上条「ん?どうした」

初春「・・・さ、さっきの・・・上条さんがわたしの中に出した精液が・・・出てきちゃいました・・・・」

上条「わ、わるい・・・出し過ぎちまったな・・・えっと、ティッシュティッシュ・・・」

初春「あっ・・・上条さんわたしなら・・・このままで平気です」

438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 12:02:32.96 ID:61oZJGcvO
上条「なな何を言って・・・
中の全部出しちまわないとヤバい確率で妊娠するぞ」

初春「・・・うん」

上条「う、初春・・・お前・・」

初春「・・・だってする前に最初に決めてたもん・・・・もし赤ちゃん出来ても・・・上条さんと2人で責任を半分こにするって・・・」

上条「・・・・」

初春「・・・・だめ?」

上条「いや、上等だ
責任は取ってやる」

439 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 12:06:34.51 ID:61oZJGcvO
初春「・・・うんっ
期待してるからね・・・パパ♪」

上条「お、おう
心配すんな」

初春「ねぇねぇ上条さん」

上条「お?」

初春「キス・・・してください」

上条「ふっ 願ってもねえな」

初春「えへへ・・・」

チュッ

440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/21(木) 12:08:13.99 ID:61oZJGcvO
終わりです
まあ妊娠後とか書くと無駄に長くなるからここで止めとく

はてなブックマーク - 初春「はわわわわー遅刻しちゃうぅぅぅ!!」

一方通行「佐天さんマジ天使!」佐天「……はい?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:41:53.36 ID:2ZJrlcSE0 [1/75]

 かつて彼と敵対したことのある人物がその光景を見たら、間違いなく目を疑うだろう。あるいは自分の脳を疑いかねない。
 そのくらいありえない光景だった。

(クソったれが、冗談じゃねェぞ!?)

 学園都市最強と名高い超能力者(レベル5)は今まさに絶体絶命の窮地にあった。
 ズキズキと痛む頭に加え、強烈な圧迫感で胸が詰まりそうになる。本来ならそれはありえないことだった。彼の能力はあらゆる物から彼を守る。核爆発からも生還できる化物がこうも簡単に追い詰められるなどあってはならないことなのに。

(どォしろってんだこンなン……)

 銃弾をぶちまけたところで意味は無い。
 自慢のベクトル操作も全くの無意味。
 そもそもこれはそういう方法で倒せるような相手ではないのだ。
 けれど諦めるわけにはいかない。震える指先を必死で動かし喰らいつく。それがどんなに無様な姿であろうと、今の一方通行には関係ない。
 頼まれたのだ。先ほどまで共に居た彼女の最後の言葉……自分の代わりにどうかと、この場を任されたのだ。
 しかし、それはあまりにも圧倒的で、

(どォしろって――――ッ!)

 学園都市第一位はその日、あまりにもあっさりと沈んだ。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:46:46.63 ID:2ZJrlcSE0

 あの天下の第一位が、ファミレスの一角で山盛りのパフェを前にうな垂れているなど、この都市(まち)の誰が信じるだろうか。
 一方通行の目の前には3分の1程度残っているパフェが1つ。そして、僅かに手をつけただけでほとんど残っている山盛りのパフェ――この店の名物、ジャンボフルーツパフェなるものらしい――が1つ。

「一体どォしてこォなった……」

 元々甘いものが得意ではない一方通行は既に胸焼け寸前の状態にまで追い詰められていた。
 無理に詰め込んだ胃は先ほどから悲鳴をあげている。強烈な圧迫感がこれ以上は無理だと彼に訴えている。
 その上溶ける前に食べてしまわねばと慌てて頬張ったアイスのせいでズキズキと頭が痛い。はっきり言えば既に投げ出したい気分満点である。
 その上、彼の前にあるパフェは1つではなかった。つい先ほどまで同席していた人物が頼んだジャンボフルーツパフェは圧倒的オーラと共に彼の前に鎮座していた。
 これさえ無ければ自分の分のパフェはもう残り僅かだというのに、たった一つの誤算がそれを根底から覆してしまった。
 プルプルと震える指先に、歯を食いしばって力を込めスプーンを動かす。たったそれだけの動作が酷く緩慢で、傍から見ても彼が限界に来ているのは一目瞭然だった。

(こりゃ学園都市最強の看板は早急に取り外さねェとな……)

 もはや思考も大分怪しくなっている。パフェ相手に何大人気なく意地張ってんだこいつという視線を周囲から浴びていることにすら気がついていない。
 いや、正確にはいきなり連れが居なくなり、彼が一人取り残されたことを知っている店員からの憐れみの視線と、事情を知らない客からの疑惑の視線、
 そして、彼が一方通行であることに気がついてしまった者からの恐怖の視線とが混ざっていたのだが、今の彼にはそんなことに注意を払う余裕は全く無かった。


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:48:23.56 ID:2ZJrlcSE0

 ここまでか。
 圧倒的な甘味の量の前に、僅かな希望すら打ち砕かれた。ただただ絶望だけが彼の心に広がっていく。一週回って少し冷静になった一方通行の頭にようやく諦めが過ぎったその時だった。
 打ちひしがれる彼の前に、

 ――――最後の希望が舞い降りる。 

 誰も声を掛けることが出来ないで居る中、一人の少女が現れた。その少女は13歳前後の姿をしていた。
 腰まであるストレートの黒髪に、活発そうな笑顔。花の形をしたワンポイントの髪留めをつけて、中学らしきセーラーの制服に身を包んでいた。

「あの、大丈夫ですか?」

 偶然見つけたその怪物を前に、彼女は臆することなく声を掛けた。そのありえない光景を前にしても躊躇うことなく真っ直ぐ彼の傍へと歩み寄った。
 それを見た者は、ある者は少女の勇気と優しさに感心し、またある者は興味本位からその行動を見守り、
 そして第一位のことを知るものはこれから起こるであろう惨劇を想像して恐怖した。そしてそのどれもが予想を裏切られることになる。

 後から思えば、ちょうどその少女と店内の照明が直線状に並んでいただけに過ぎないのだろう。
 しかしその時の一方通行にそこまでのことを考える余裕は無かったし、ギブアップ寸前だった彼にとってその少女の登場は紛れも無く救いだった。
 彼女こそが本当のヒーローだと言われればきっと信じたに違いない。あるいは宗教に目覚める切欠にすら成り得たかもしれないほどにそれは神秘的な光景だった。
 声を掛けられたことに気づきゆっくりと振り向いた先に、一方通行は後光を纏った天使を見た。

「佐天さんマジ天使!」

「……はい?」

 これは、学園都市230万人の頂点に位置する第一位と、対照的に底辺の能力者である一人の少女とを中心にした、悲喜劇(コメディー)である。


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:49:49.32 ID:2ZJrlcSE0

というわけで>>1です
小説形式で始まってますが、ぶっちゃけ掴みのためです
改行とか行の長さとか微調整超めんどかった。慣れないことはするもんじゃないね
なので次の投下から台本形式になります
また、独自の設定が多少あるので苦手な方は注意、以下このSS独自の設定

■時間軸
適当。もろもろ片付いて平和になった学園都市ってことで一つ。
もろもろ片付いてるので打ち止めとか元気。その他もいろいろご都合展開満載。

■佐天涙子
無能力者(レベル0)⇒能力者(レベル1)に。能力は原作通り風力使い(エアロハンド)。
初春のスカートをよりふわっとめくる程度の能力。ひょんなことから一方通行と面識がある。
以前に不良に絡まれてるところに一方さんが通り掛かったとかそんな感じ。

とりあえずこの2点だけ先に注意です。OKなら続きをどうぞ
佐天さんは無能じゃないとって方はそっとスレを閉じてください
セロリさんはロリコンじゃないとって方もそっとスレを……あ、13歳相手なら十分ロリコン?


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:51:02.75 ID:2ZJrlcSE0

・冒頭の1日前、177支部

初春「あれ? 白井さんもう上がりですか?」

黒子「ええ。今日の分の見回りは済ませましたし、書類もさほど溜まっておりませんしね」

初春「何事も無く平和ですねぇ」

黒子「あら、いいことじゃありませんの」

初春「ああ、私がまだ書類残っているのに白井さんがそそくさと上がろうとしているのが悔しいだけですから」

黒子「まったく、貴女という人は……」

初春「そうそう、頼まれてた件なんですけど……」

黒子「! まあ、出来ましたのね!?」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:51:36.57 ID:2ZJrlcSE0

初春「まあ情報の信憑性はかなりあれですけどねー。何せ元が掲示板への書き込みとかつぶやきとかですから」

黒子「そこは貴女の腕前を信じてますわよ」

初春「そこは是非この書類を手伝うことで感謝の意を示して欲しいなぁと」

黒子「お馬鹿なこと言ってるんじゃありませんの」

黒子「どちらにせよ今日はもう上がらせてもらいますわよ」

初春「はーい。お疲れ様でーす」

黒子「それでは失礼いたしますの」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:52:15.51 ID:2ZJrlcSE0

黒子「さて……これで今日は寮の門限まで自由に動けますの」

黒子「先日お見かけしたお姉様そっくりの少女……是非とも詳しい情報を手に入れませんと」

黒子(お姉様にお話ししても他人の空似と取り合ってすら頂けませんでしたの……)

黒子(けれどこの黒子の目はごまかせませんの。あれは間違いなくお姉様のオーラでしたわ)

黒子(お姉様の目撃情報の中から、アリバイ的に不自然な目撃情報だけを抜き出す……)

黒子(初春には後で黒蜜堂のあんみつでもご馳走しないといけませんわね)

黒子(さて、目撃情報の多いのはこの辺りの区画ですけれど――)

ヒュン

結標「この辺まで送ればいいでしょ? 後は自分でどうにかして頂戴ね」

???「あいよー。まったく、お出迎え無しなんてあの野郎も当てにならないよねー」

結標「それにしても……あなた本当にあの妹達の1人? なんというか、個性的よね」

???「ま、良くも悪くもミサカは例外なんでね」

黒子(あれは!?)


11 名前:っと、sageてた、こっから本文はageるね[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:54:02.50 ID:2ZJrlcSE0

・更に数時間前

ブブブブブ

結標「あら? 土御門からね……まったく、また呼び出しかしら」

結標『もしもし?』

土御門『仕事の依頼だ』

結標『迎えは?』

土御門『いや、今回は集合の必要はない。座標移動(ムーブポイント)へご氏名の依頼だ』

結標『……どういうこと?』

土御門『PDAの方に資料を転送する。とりあえず北エリアの外部接続ターミナルへと向かっていてくれ』

結標『まあいいわ、了解よ』


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:54:44.41 ID:2ZJrlcSE0
・外部接続ターミナル物資搬入路

ヒュン

結標「っと、時間通りならここに来るはずだけど……」

???「貴女が運び屋さん?」

結標「……へぇ、本当にオリジナルより肉体年齢が引き上げられてるのね」

???「ふーん? オリジナルと顔見知りなんだ?」

結標「番外個体(ミサカワースト)……だったわね」

番外個体「他のミサカと同じに見えるなら眼科に行くべきだね」

結標「あまり舐めた口を利かない方がいいわよ? そのオリジナルとはどちらかというと因縁がある方だから」

番外個体「あっひゃっひゃっひゃ、出来もしないことは言うもんじゃないよ? 迂闊に手を出したら報復に来るのはあの第一位だよ?」

結標「私がその程度の脅しで怯むとでも?」

番外個体「何ならこの場で黒コゲでもいいんだけど?」

結標「…………まったくもって不毛ね」ハァ

番外個体「ほんとにね」ニヤニヤ

結標「とんだ仕事になったものだわ」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:55:22.08 ID:2ZJrlcSE0

・黄泉川のマンション周辺

ヒュン

黒子「結標淡希! ここで会ったが百年目というやつですわよ!」

結標「ッ! あなたは!」

黒子「風紀委員(ジャッジメント)ですの! そちらの方も一緒にお話を……お、おお、お姉様!?」

結標「ちょうどいいわ、彼女に道は聞いて頂戴。それじゃあね」ヒュン

黒子「あ!? お待ちなさい!」

黒子「くっ、いつの間にあんなほいほい自分を転移できるように……」

番外個体「ねぇ」

黒子「っと、そこの貴女! 見るからにお姉様にそっくりの貴女は一体……」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:55:54.80 ID:2ZJrlcSE0

番外個体「風紀委員って言ってたよね。こっちはフォーサイドってマンション探してるんだけどさぁ」

黒子「ちょ、ちょっとお待ち下さいですの!」

番外個体「ん? 何、何か文句あるのかにゃーん?」

黒子(お、お姉様と同じお顔でにゃーん、にゃーんって!? お、落ち着け落ち着くのよ白井黒子! 目の前の人物は結標淡希と一緒に転移してきた不審者! そう、不審者ですのよ!)

番外個体「ちょっと、聞いてんの?」ギロ

黒子「アァン、その蔑むような眼差し! 黒子は、黒子は何かに目覚めてしまいそうですの!」

番外個体「うげぇ、学園都市に来て早々にこんなのに捉まるなんてミサカってばかなり不幸なんじゃね?」

黒子「御坂……? やはり貴女、お姉様の関係者ですの?」

番外個体「はぁ? 誰よお姉様って。っていうかやっぱりそういう趣味なの?」

黒子「超電磁砲(レールガン)、御坂美琴お姉様のことですわ。先ほどご自分のことを御坂とおっしゃってましたし、ご家族か何かですの?」

番外個体「やだ、こんなのが超電磁砲の関係者なわけ? 即行で面倒臭い展開なんですけどー」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:56:31.72 ID:2ZJrlcSE0

番外個体(うーん、どうしたもんかなぁ……)

黒子(可能性としてはお姉様のお姉様……。お姉様のそっくりさんを探していて、逆にお姉様のお姉さんを見つけるなんてある意味奇跡ですの)

番外個体(下手に一般人に手ぇ出しても後で煩いし、適当にはぐらかしておくか)

番外個体「ま、超電磁砲とは姉妹みたいなもんだから、関係者には違いないね」

黒子「まぁ! ということはやはりお姉様のお姉様ですのね!?」

番外個体「はぁ? なんだそりゃ」

黒子「おほん、失礼しましたの大きいお姉様」

番外個体「大きいお姉様……ま、何でもいいやもう。で、場所分かるのあんた?」

黒子「ファミリーサイド……少しお待ち頂けますの?」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:57:08.43 ID:2ZJrlcSE0

trrrrr

初春『はいはーい。まだ書類と格闘中の私に何の御用ですか?』

黒子『第7学区にあるファミリーサイドというマンションの地図情報をお願いしたいのですけれど。ちょっと道案内をすることになりましたの』

初春『はぁ、道案内ですか。えっと、PDAの方でいいですか?』

黒子『ええ。携帯ですと私のはちょっと見づらいですしね』

初春『それじゃ送りますよー』

黒子『助かりましたの。それにしても随分早かったですわね』

初春『いやぁ、先に帰ったはずの白井さんが外でお仕事中だと思うと作業がはかどります♪』

黒子『……せっかく今日のお礼に黒蜜堂のあんみつでもと思ってましたのに、残念ですわ』

初春『ええ!? あ、ちょ、今の無し、取り消しで』プツッ


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:57:45.58 ID:2ZJrlcSE0

黒子「お待たせしましたの」

番外個体「いやー、悪いね」

黒子「いえいえ、大きいお姉様のお役に立てるのならこれくらい何でもありませんわ」

黒子「ところで、このマンションはもしかしなくても教員用ですわよね?」

番外個体「そこの黄泉川って人のところに用事があるの」

黒子「まあ、黄泉川先生のお知り合いでしたか」

番外個体「うんにゃ。そこに上位こ……えーと、ミサカの姉妹の1人がお世話になってんのよ」

黒子「なっ!? 大きいお姉様意外にもお姉様のお姉様が!?」

番外個体「あれはどっちかというと妹というべきかなー」

黒子「ということは小さいお姉様!? 何ですの一体そこは! 大きいお姉様に小さいお姉様だなんて、ワ○ピースはグランドラインではなくてこんなところにあったんですのね!?」

番外個体「小さいお姉様て……もう訳が分からないよ」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:58:26.86 ID:2ZJrlcSE0

番外個体「ま、細かい話はいいや。とっとと案内してよ」

黒子「承りましてよ大きいお姉様」

黒子(はぁはぁ……この圧倒的に上から目線の口調! しかも大人びたお姉様フェイスで! 更に極めてだるそうなお姉様ヴォイス付き! これはイイ、イイですわぁ〜!)

黒子「では少し失礼して……」

番外個体「は?」

ヒュン


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 02:59:04.48 ID:2ZJrlcSE0

黒子「地図によるとこちらですの」

番外個体「……空間移動能力者(テレポーター)って結構レアなんじゃなかったっけ?」

黒子「レアもレア、学園都市でも60人を下回る数しか確認されておりませんわね」

番外個体「ま、着いたんならいいや。もう帰っていいよあんた」

黒子「そんなご無体な!? 黒子にも小さいお姉様にご挨拶をさせて下さいませ!」

番外個体「えー」

黒子「なんてやる気の無いお返事!?」

番外個体「……まあいいや、どうなっても知らないからね」ピンポーン


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 02:59:39.30 ID:2ZJrlcSE0

打ち止め「いらっしゃーい、ってミサカはミサカは久々に会う貴女をお出迎えしてみたり……あれ、番外個体以外にもう1人? というかそっちの人とは初めてましてだね、ってミサカはミサカは咄嗟に軌道修正」

番外個体「ここまで案内してくれた風紀委員、っていうか赤の他人だから」

黒子「こ、ここここ、ここここ」

打ち止め「ここ?」

番外個体「ニワトリ?」

黒子「ここは天国ですのー!? なんて愛らしい! 大きいお姉様だけでなく小さいお姉様だなんて! 黒子は、黒子はどうにかなってしまいそうですの!」ガバッ

一方通行「……うぜェ」ベクトルチョップ

黒子「ビブルチ!?」グシャ


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:00:22.89 ID:2ZJrlcSE0

打ち止め「ちょ、ちょっとー!? ミサカの目の前で殺人事件が!?」

番外個体「うわー、これはフォローできないわ」

一方通行「……馬鹿、ちゃんと加減してるっつの」

打ち止め「だ、だってさっきからこの人ピクリともしてないよ!? ってミサカはミサカはどうすればいいのって慌ててみたり」

一方通行「ただの脳震盪だから心配すンな」

一方通行「っつかテメェ、何いきなり学園都市来てやがンだ。急にこっち来るとか一方的に連絡しやがって、IDとかいろいろ用意するもンあンだぞ?」

番外個体「っと、そうだった。あまりのインパクトにそのことすっかり忘れてた」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:01:14.52 ID:2ZJrlcSE0

打ち止め「番外個体って何か御用でこっちに来たの?」

番外個体「そうそう、実は美味しいものが食べたくてさぁ」

一方通行「………………ハァ?」

打ち止め「え、番外個体ってばもしかして食いしんぼキャラで立てていくつもりなの? ってミサカはミサカは予想外の展開に絶句してみたり」

番外個体「だってミサカネットワークを通じて世界各地の美味いもの情報が流れてくるんだよ!? その上アンタの『煮込みハンバーグ美味しかったー』とかログ残しておくんじゃねぇよ!? お腹空いてしょうがないっつの!」

打ち止め「そう言えばこの間ミサカネットワークに思わずバックアップ取ったかもってミサカはミサカは思い出してみたり」

一方通行「よし、そこの変態連れてとっとと出てけ」

番外個体「いやん、冗談だってば☆ 何、本気でこのミサカが食いしんぼキャラなんて誰かと被ってそうなキャラで立ててくつもりだと思ったわけ? 馬鹿なの? 阿呆なの?」

打ち止め「あなたってば本当に口が悪いよね……ってミサカはミサカは呆れてみる」

番外個体「お褒めの言葉として受け取っておくよ☆」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:01:53.42 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「……で? それじゃ一体どんな理由何だ?」

番外個体「えぇー、まずはおもてなしじゃないの? せっかちな男は嫌われるよ?」

一方通行「いいから話せ。もう一度だけ言う、とっとと話せ」

番外個体「へーいへい、全くつまんないなぁ。じゃあ掻い摘んで。実は少し前からネットワークに接続しにくくなってさぁ」

一方通行「何だと?」

打ち止め「ネットワーク障害? でも別にミサカのところには何も問題がある報告は来てないけど、ってミサカはミサカは現状報告」

番外個体「いや、接続自体は問題なく出来るの。問題は接続した後」

打ち止め「どういうこと?」

番外個体「数日前からネットワーク上に一方通行への怨嗟の声が溢れててさぁ、とてもじゃないけど繋いでられないのよ。ほら、ミサカってばネットワークから負の感情を拾いやすいから今のネットワークに繋いでるともう所構わず当り散らしちゃいそうでさぁ」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:03:01.62 ID:2ZJrlcSE0

番外個体「で、この馬鹿が一体何やらかしたのか、ネットワーク経由で確認することも出来ないから直接聞きに来たってわけ」

打ち止め「そうなの!? え、でもどんな内容? ミサカのところにはそんな話全然来てないんだけどってミサカはミサカは小首をかしげてみたり」

番外個体「んー、例えば、『ぬか喜びさせやがってあのセロリ!』とか、『パーフェクトボディの夢がー!? おのれ白モヤシ!』とか、
『奴は所詮ロリコン、発育促進法なんて最初から教える気は無かったんだよ! な、なんだってー!?』とか、
『今は争ってる場合ではありません、お姉様にこのチート能力が渡らないよう一致団結しなければ』とか、こんな感じ」

一方通行「…………ォォゥ」

番外個体「あ、心当たりはあるんだ?」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:03:32.81 ID:2ZJrlcSE0

・数日前、とある病院(一方通行の回想)

一方通行(確かこの間、あの医者の病院で怪我人の治療中に超電磁砲がひょっこり顔出してきやがったンだったか…)

美琴「アンタさっきから何してるの?」

一方通行「生体電流を操作して血液の流れを良くしたり、細胞の再生を促してンだよ」

美琴「ふーん、なるほどねぇ、細胞の再生を……ってはあぁぁ!?」

一方通行「いちいち煩ェやつだ……」

美琴「あんたってそんなことも出来るわけ?」

一方通行「出来るからやってンじゃねェか」

美琴「くっ……これが第一位の実力か……」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:04:20.12 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「いや、これぐらいテメェも出来ンじゃねェのか?」

美琴「……なんですと?」

一方通行「俺が今何を操作してるっつったか思い出せ」

美琴「生体電流……あ、電流? え、これそういう系統でいいわけ?」

一方通行「テメェ……今までそういう発想が無かったってことは、どんだけバトる方向でしか能力使ってなかったンだよ?」

美琴「うぐっ」

美琴「と、とりあえずコツ。私にもコツ教えなさい! これぐらいすぐマスターしてやるんだから!」

一方通行「……ハイハイ」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 03:06:19.66 ID:2ZJrlcSE0
>>26
しまった、さるのことすっかり忘れてた
いやー実に3ヶ月巻き添え規制だったから……

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:07:21.67 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「ちなみにこれを更に応用すりゃァ部分痩せとかも自由自在に……」

美琴「!?」

美琴「その話、もっと詳しく!!」

一方通行(うォっ、なんだこのプレッシャー……。この俺が気圧されてるだとォ!?)

美琴「アンタの演算式を応用すれば私の生体電流コントロールは完璧になるわ」

美琴「そうすれば部分痩せどころか発育促進すら思うがまま! 究極の痩身法の完成よ!」

19090号「そんな卑怯な真似は是非このミサカにだけリークして下さい! とミサカは唐突に乱入します」シュバッ

一方通行「どっから湧いてきやがったテメェ!?」

御坂妹「なるほど、そうやってあちこちで『汚い真似(ダイエット)』をしていたわけですね……とお姉様と不埒なミサカの抜け駆けを阻止すべく参上しましたとミサカは説明します」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:08:08.39 ID:2ZJrlcSE0

美琴「さぁ、一方通行、観念して演算式を教えなさい!」

御坂妹「右に同じく!」&19090号「左に同じく!」

一方通行「お、オゥ……いや、まァ別に教えるのは構わねェが……」

美琴&妹s「「「やったー!」」」

一方通行「ただ、完璧に制御するにはレベル4は必要なンだが……」

美琴「なんだ、それくらい別に……」

御坂妹「えっ?」

19090号「えっ?」

美琴「……あ」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 03:09:04.23 ID:2ZJrlcSE0
・一方通行の回想終了

一方通行「……あれか」ゲンナリ

番外個体「まあそういうわけで、どうにかしてくれないとミサカがネットワークに接続できないんだよねって文句を言いに来たわけ」

一方通行「だがなァ……ンなもン俺にどォしろと……」

打ち止め「んー、良く分からないけど皆が怒ってる内容を忘れるようなインパクトのあるものをネットワーク上に流せばいいんじゃないかな? ってミサカはミサカはネットワークの管理者らしく有効そうなアイデアを出してみたり」

黒子「ふふふ……話は聞かせて頂きましたわ」

一方通行「うォ!?」

黒子「詳しい話はさっぱりでしたがとにかく怒らせてしまった相手のご機嫌を取りたい、そういうお話なのでしょう?」

打ち止め「おお、さっきまで気絶してたのになんという飲み込みの良さってミサカはミサカはこの謎のお姉ちゃんに戦慄してみる」

黒子(小さいお姉様に大きいお姉様、ここはまさに私のためにあるようなプァラダ〜イス。このエデンに少しでも長く居座るためにも、黒子が役に立つ女であることをアピールしなくては!)


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:09:47.32 ID:2ZJrlcSE0

番外個体「でも、実際問題どうするわけ?」

黒子「ズバリ、スイーツですわ!」

一方通行「……あァ?」

黒子「この世にスイーツの嫌いな婦女子が居りましょうか? いえ、居るはずがありませんの!(反語)」

打ち止め「要するに美味しいお菓子でご機嫌を取れってこと?」

番外個体「ぶっひゃ」

黒子「え?」

番外個体「ぎゃははは☆ この仏頂面がスイーツ作り! それも妹達のご機嫌取り! あっひゃっひゃっひゃ、マジウケる! 作ってるとこ想像するだけで腹筋が千切れそう、くけけ、ぶひゃひゃひゃひゃ!」

黒子「なっ……想像を絶する下品な笑い方……いえ、ですがこれはこれで!」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:10:32.82 ID:2ZJrlcSE0

打ち止め「でも美味しいお菓子で皆のご機嫌取りってのは意外と悪くないかも?」

番外個体「無理無理、だってこの人コーヒーはブラック、砂糖なんて誰のためにあンだよを地で行くような人だよ? スイーツ作りとかまるで期待できねぇっつうの。妹達のご機嫌取ろうと思ったら相当極上のスイーツ作らないと」

一方通行「全くだな、この俺が菓子作りたァ何の冗談だ」

黒子「おやおや、そんな簡単に諦めてしまわれるんですのね」

一方通行「……何だと?」ギロ

黒子「その程度の覚悟しかないのならスイーツ作りなど最初から不可能でしたわね、と言ってるのですけれど?」ニタァ

番外個体「そうそう、恥かくだけだから止めときなっての」ニヤニヤ

打ち止め(なんて的確な連携プレー! ってミサカはミサカはこっそり解説のようなことをしてみたり)

一方通行「上等だァ……妹達(シスターズ)を唸らせる至高の逸品、作ってやろォじゃねェか!」

黒子(ふっ、ちょろいですわ)フンス

番外個体(うわー、マジで乗っかったよ。ぶふっ、笑い堪えるのがキツイ……)プルプル


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:12:09.39 ID:2ZJrlcSE0
・スイーツ作りが決まった翌日の午前

黒子「というわけで今日は助っ人をご用意しましたの」

一方通行「どォいうわけだよ」

初春「白井さんの同僚で初春飾利と言います。初めまし……て?」

一方通行「何でそこで疑問系なンだよ。大丈夫なのかこのお花畑は」

初春「あの、前にどこかでお会いしてませんか?」

黒子「あら? この殿方とお知り合いでしたの?」

一方通行「あァ? 俺にはそンな覚えは――」

初春「……垣根帝督ってご存知ですか?」


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:12:43.71 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「何でそこであのメルヘンの名前が……あァ、オマエあの時の奴か」

初春「! やっぱりあの時の白い人だったんですね!」

一方通行「別に、ハシャいでた三下をこっちが勝手にブチのめしただけだ」

初春「それでも、私が貴方に助けられたのは事実ですから」

初春「あの時は助けて下さってありがとうございました」ペコ

一方通行「ま、それで気が済むならいいけどよ」

黒子「あの、出来れば私にも分かるように説明を……」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:13:19.49 ID:2ZJrlcSE0

初春(白井さん、ちょっと)ヒソヒソ

黒子(どうしましたの?)ヒソヒソ

初春「すみません、ちょっと待っててもらえますか」←白井を引きずったまま距離を取る

一方通行「はァ? あ、オイ……」

初春(一体どういう経緯であの人と知り合いに?)

黒子(どうと言われても、昨日話した通りですわよ。お姉様のお姉様にお会いして、そのままの流れで知り合ったんですの)

初春(あの人が誰だか分かってるんですか!?)

黒子(さぁ? 私昨日はもう大小のお姉様に夢中でしたし、ぶっちゃけあんな殿方なんて興味無しですの)


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:14:37.86 ID:2ZJrlcSE0

黒子(まあとにかく後は任せましたわよ)

初春(ちょ、白井さん!?)

黒子(今日一日小さいお姉様の遊び相手をする権利を無駄には出来ませんの)

黒子「では私は失礼致しますの」ヒュン

初春「あぁー! 白井さーん!」

初春(あの人、きっとっていうか間違いなく第一位なんですよ!? そんな人相手に私にどうしろって言うんですかー!?)


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:15:31.78 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「そっちの話は済んだみてェだな」

初春「は、はい」ビクビク

一方通行「あの空間移動能力者(テレポーター)から話は聞いてンだろうけど、俺ァあんまりスイーツやら何やらには詳しくねェんだ。だから今日はよろしく頼むわ」

初春(ええーい、もうヤケです! わ、私だって風紀委員(ジャッジメント)なんだから!)

初春「分かりました、スイーツとは何か、実地で学んで頂きましょう!」

一方通行「……オ、オゥ(何だァ? 急にテンション上がりやがった)」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:16:17.14 ID:2ZJrlcSE0

初春「というわけでまずはこのクレープ屋台から行きましょう」

一方通行「初っ端からずいぶんとまた甘ったるそォだなオイ……」

初春「何言ってるんですか。まだこんなのはお手軽スイーツですよ?」

一方通行「お手軽……ってこたァスイーツにもいろいろレベルがあンのか?」

初春「その通りです!」

初春「今ではスイーツ(笑)というネットスラングまで派生していますが、そもそもの語源はイギリス英語の『甘いもの・菓子類』を指すスイートから来ているんです」

一方通行「要するにデザートと同じじゃねぇのかよ?」

初春「全く違います。そりゃ語源的には同じものですけどね」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:16:58.62 ID:2ZJrlcSE0

初春「スイーツという言い方が流行り出したのは女性向け雑誌で取り上げられるようになってからなんですが、当初は有名店のパティシエによる高級洋菓子とか、普通のお菓子と区別して大人が味わって食べるお菓子という意味で使われていたんです」

一方通行「ハッ、まさにスイーツ(笑)だな」

初春「どうしてそっちの使い方は一瞬でマスターしてるんですか……」

一方通行「なンとなくだ」

初春「要するに何気なく食べるようなお菓子じゃなくて、ちょっと高級感のある贅沢なお菓子としてスイーツというカタカナ英語が登場したわけですよ」

一方通行「別に高級デザートでいいじゃねェかと思うのは俺が男だからなンだろうなァ」

初春「それだけ女の子の甘い物への思いは強いってことですよ」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:17:37.60 ID:2ZJrlcSE0

初春「世の中の女性陣はいつだって甘い物とカロリーとの間で板ばさみなんですから」

初春「目一杯ケーキを頬張るあの瞬間のために我慢して我慢してダイエットに励むんです」

一方通行「恐ろしく無駄な努力だなオイ……そういやあいつらも部分痩せの話題には妙に食いついて来やがったなァ……」

初春「というか白井さんの話だとダイエット関連の迂闊な話題のせいで怒らせた相手の機嫌を取りたいって話でしたよね?」

一方通行「そォか……そもそも何でこンな話になってンのかって理由がそれだったな……」ゲンナリ

初春「女の子の甘い物への執念を甘く見るからですよ」

一方通行「チッ……」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:18:27.21 ID:2ZJrlcSE0

初春「ではさっそくこのクレープから実際に食べてみましょう」

一方通行「つか待て、何だこのメニューの数は」

一方通行「パッと見で30種類くらい並んでるよォに見えるンだが……」

初春「クレープは中に包む具材の組み合わせを楽しむものですからね。これくらいじゃ普通というか少ないぐらいですよ?」

一方通行「マジか」

初春「ここのお店だと基本10種にカスタードクリームの有る無しで倍に、特殊トッピングで更に+10種類になってるだけなんで、やっぱり少なめな部類ですね」

一方通行「もォ既についていける気がしねェ……」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:19:15.71 ID:2ZJrlcSE0

初春「初心者はおススメってなってるのが無難ですよ?」

一方通行「そのおススメが3種類もある時点で不親切だっつの……じゃァこのチョコバニラデラックスで」

初春「おお、なかなかいい線つきますね。それじゃ私はバナナチョコアーモンドでお願いします」

オマタセシマシター

初春「出来立てはこのクレープ生地の温かさと中の具とのギャップがまたいいんですよ!」

一方通行「甘ェ……」

初春「あ、残すなんてもっての他ですからね? きちんと最後まで味わってこそのスイーツなんですから!」

一方通行「……甘ェ……」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:20:08.63 ID:2ZJrlcSE0

初春「そして次は学び舎の園の高級スイーツ店『パスティチア・マニカーニ』です!」

初春「やっぱりこの学園都市でスイーツと言えばここは外せませんね」

一方通行「……へェ」

初春「今日のおススメは……苺のクロスタータとモンテビアンコになってるみたいですね」

一方通行「チーズケーキで」

初春「ちょ!? なんでそこでおススメを外すんですか!?」

一方通行「……ン」ユビサシユビサシ

初春「甘さ控えめ……なるほど」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:20:53.42 ID:2ZJrlcSE0

初春「んん〜! 前は食べ損ねちゃったんですよねぇ……思い切って両方頼んで正解でした!」

一方通行「さっきよりはマシだが……甘ェ……」

初春「このちょっとクッキーっぽいタルト生地がまた絶品で……」

初春「モンテビアンコも中の栗がまたいい感じに……」

一方通行「てか栗のやつはそれモンブランとどォ違うンだ?」

初春「基本は一緒ですね。このお店はイタリアンなんで、モンテビアンコって名前なんですよ」

一方通行「なるほど。それにしても……甘ェ」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:21:35.13 ID:2ZJrlcSE0

初春「さて、ここまで来たらちょっと調子に乗って今度はファミレスです」

一方通行「また落差が激しいなオイ」

初春「ふふふ、今ちょうど甘味フェアでデザート類が軒並み割安なんです!」

一方通行「つまりまた大量に頼むと……」ゲソッ

初春「すみませーん、ジャンボフルーツパフェ2つお願いしまーす」

一方通行「なン……だと……」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:22:10.39 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「デケェよ……」

初春「うわぁ、2つも並ぶと壮観ですねぇー」

一方通行「つかなンで俺の分まで勝手に頼ンでンだ」

初春「何言ってるんですか、この名物ジャンボフルーツパフェを食べずにスイーツ巡りは終われません」

一方通行「ありえねェ……」

初春「ではでは、いっただきま――」

固法「初春さん?」

初春「――……え?」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:23:27.26 ID:2ZJrlcSE0

固法「ちょうど良かったわ。初春さん、あなた今日までにって頼んでおいた書類、まだ提出してないわよね?」

初春「ちょ、ちょっと待ってください」アセアセ

固法「言い訳は詰め所で聞くわ。お連れの人、悪いけど彼女は連れて行くわね」ズルズル

初春「そ、そんな〜〜」ズルズル

初春「あ、一方通行さん! 私の代わりにそのパフェを頼みます〜」ズルズル

一方通行「……えっ?」

一方通行「いや、これを俺1人で? 2つも?」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:24:16.19 ID:2ZJrlcSE0

オソルオソル パクッ

一方通行「――ッ!」

一方通行「あ、甘過ぎる……」グッタリ

一方通行「じょ、冗談じゃねェぞオイ……」

初春『残すなんてもっての他ですからね?』

初春『きちんと最後まで味わってこそのスイーツなんですから!』

一方通行「く、クソったれがァ……食やイインだろ食や!」←ヤケ


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:39:49.70 ID:2ZJrlcSE0
・冒頭へ戻る

一方通行「……っとまあそンなわけだ」カクカクシカジカ

佐天「は、はぁ……まあ大体の事情は飲み込めました」モグモグ

一方通行「地獄に仏ってなァああいうのを言うンだろォなァ」

佐天「んぐ……いや、そんな大げさな」パクパク

一方通行「いいや、俺の中で佐天は今ヒーローの次にヒーロー指数が高ェ」

佐天「もう意味が分からなくなってますよ……」ングング

佐天「あ、すみませーん、コーヒー2つお願いしますー」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:40:44.70 ID:2ZJrlcSE0

佐天「ふぅ、さすがにジャンボフルーツパフェ丸々1つは量が多かったですね」ケプ

一方通行「あァ、さすがの俺ももう駄目かと……って何だと?」

佐天「いやこれ普通に1人で食べきるの大変ですよ?」

佐天「仲良しグループで2人で1つ頼むぐらいのメニューですからね」

一方通行「……マジか。あの花畑、普通に1人1つで頼ンでやがったぞ、オイ」

佐天「あの子、あれで結構甘党だからなぁ……」

コーヒーオマタセシマシター


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:41:30.25 ID:2ZJrlcSE0

佐天「というか今更ですけど初春とお知り合いだったんですか?」ズズッ

一方通行「前にちょっとな。というかそっちこそ知り合いなのか?」ズズッ

佐天「同じ中学で同じクラス、席は前後」

一方通行「ォォゥ」

佐天「というか私の親友ですよ」ブイッ

一方通行「あれが親友……」

佐天「あ、今ちょっと酷いこと考えてませんでした?」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:42:35.13 ID:2ZJrlcSE0

佐天「確かに初春は料理方面は食べ専ですけど、パソコンとか使わせたら凄いんですから」

一方通行「逆に言うと料理方面で教えを乞うべき相手じゃねェってことだよな」

佐天「あはは、初春も別に悪気があったわけじゃないですし、許してあげてください」

一方通行「どォやら俺ァ教わるべき人間を間違ってたみてェだ」ズズッ

佐天「へ?」ズズッ

一方通行「よく考えて見りゃ今回のことは俺がスイーツを作れるようになるためだってンのに、完全にスイーツ食べ歩きになってた」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:43:28.63 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「ダメだよなァ。そンなンじゃ全然ダメだ。俺が目指してンのはその先なンだよ」

佐天「まあそうですね」

一方通行「今の俺に必要なのは料理スキルがあるやつ。それも菓子類を作れるやつだ」

佐天「作る側の立場が分かる人じゃないとスイーツ作りそのものを教われないですもんねぇ」

一方通行「付け加えるなら気配りが出来て、更にこの俺に物怖じせずに教えられれば満点だ」

佐天「最後でいきなりハードル上がりましたね」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:44:35.33 ID:2ZJrlcSE0

佐天「この都市で一方通行さんに物怖じせずに物を言える時点で相当限られそうなのに、その上お菓子作りスキルだなんて無茶振りにも程がありますよ」

一方通行「いや、居る」

佐天「おお! 当てがあるんですね?」

一方通行「オゥ」ジー

佐天「でもスイーツ作りが出来て一方通行さんに意見できる人だなんて、どんな人なんです?」

一方通行「……」ジトー

佐天「あ、あの……?//////」

一方通行「料理スキル完備・気配りOK・俺と面識アリ」←佐天を指差し

佐天「……って私!?」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:45:27.13 ID:2ZJrlcSE0

佐天「いやいやいや、何言っちゃってるんですか」ブンブン

一方通行「いやァ、俺ァツいてるぜェ。あの地獄でまさに救世主(メシア)様のご登場だァ」

佐天「ええ!? いや、あたしそんなに凄いお菓子とか作れませんよ!?」

一方通行「別に学び舎の園にあるような店レベルを要求しちゃいねェよ」

一方通行「多少でも心得のあるやつの目線から見たアドバイスが欲しいンだ」

佐天「えぅ、でもそんな期待されても私なんかじゃお役に立てるかどうか」

一方通行「よし、善は急げだ。早速スイーツ探訪第2弾と行こうぜェ」

佐天「私の抗議はスルーですか!?」


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:46:31.13 ID:2ZJrlcSE0
・黒蜜堂

佐天「えー、というわけで学園都市の和スイーツと言えばここ、黒蜜堂にやって参りました」

一方通行「ナイスな説明アリガトウ。さすが普段はつっこみ役だけのこたァあるぜェ」

佐天「なんですかそのお笑いのつっこみの方は司会が出来るみたいな」

一方通行「比較的作り易そうなのとか、佐天の目から見て美味しそうってのを一通り選ンでくれ」

佐天「うわ、自分から振っておいてスルー!? なんという傍若無人っぷり」

佐天「まあもういいや……。そうですねぇ、これとかこれとか、あとこれとかも良さそうですね」

一方通行「ン。他には?」

佐天「えぇっと……あ、これとかも美味しそうですね。こっちのケースのは比較的どれも作り易そうな感じかも」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:47:42.03 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「なるほどな……オイ」

ゴチュウモンハオキマリデスカー

一方通行「今こいつが指したの全部だ」

佐天「はぁ!?」

一方通行「大丈夫だ、余ったら食べる係はいくらでも居る」

佐天「えぇー……これが超能力者(レベル5)の財力か……」

オマタセイタシマシター

一方通行「結構あンな……この住所まで届けてくれ」

佐天「うわぁ……普通のお持ち帰り用の箱が初っ端から12個も」

一方通行「よし、次の店行くぞ」

佐天「ですよねー」


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:48:58.65 ID:2ZJrlcSE0
・黄泉川のマンション

佐天「……と、言うわけであちこちで買って回ったわけですが」

打ち止め「それでこんなに沢山のケーキの箱が届いたんだね……」

芳川「一方通行、いくら何でもこれは買いすぎよ」

一方通行「別に一日で全部食うわけじゃねェよ。日持ちするような菓子だってあンだろ」

黒子「ケーキの山に埋もれる小さいお姉様……写メでは物足りませんわ! どなたかビデオを、ビデオカメラを!」

佐天「というかいつの間に白井さんここの皆さんとお知り合いに……」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:49:54.68 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「そォいやアイツはどォした」

打ち止め「ワーストなら『見てるだけで胸焼けしそう、何か飲み物買ってくる』って言ってさっきコンビニに出かけたよ、ってミサカはミサカは台詞を再現しながら教えてみたり」

黒子「大きいお姉様のげんなりしたお顔もまた素敵でしたわぁ〜」

芳川「そしてこの事態に動じるどころか打ち止めや番外個体を愛で続ける……なかなかやるわねこの子」

佐天「いや、あの……」

一方通行「そこは明らかに褒めるところじゃねェよ」


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:50:49.29 ID:2ZJrlcSE0
・その頃のミサワさん

番外個体「あ、電撃大王の今月号出てるじゃん。ロシアだと月遅れだったんだよねー」

番外個体「ところでシャナっていい加減話長くない? てか今何巻までいってんの?」

番外個体「今月ヘヴィーオブジェクト載ってんじゃん、読みたかったんだよね」

番外個体「最近は全体的に小粒だねぇ……」

番外個体「あ、この新連載面白いかも」

※コンビニで長時間の立ち読みは止めましょう


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:52:07.76 ID:2ZJrlcSE0
・再び黄泉川のマンション

一方通行「このタルトなンかはどうだ?」

打ち止め「うん、とっても美味しーよってミサカはミサカは舌鼓を打ってみたり」

一方通行「じゃあこっちのパウンドは?」

打ち止め「わお、これも美味しー! ってミサカはミサカは――」

一方通行「……ダメだ、参考になりゃしねェ」

佐天「どれを食べても美味しい以外の感想が返ってこないのもそれはそれで凄いような」

黒子「……これは小さいお姉様の味覚を参考にしたかったんですの?」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:53:12.18 ID:2ZJrlcSE0

一方通行「別にこいつじゃなくて、番外個体の方でもイインだけどよ」

黒子「要するにお姉様の味覚に合えば良いわけですわね」

一方通行「そォだな」

黒子「つまりご機嫌を取らねばならない相手というのはお姉様だったのですね……?」ユラッ

一方通行「ハァ?」

黒子「例え小さいお姉様の保護者と言えど、いえむしろだからこそ! 大中小でお姉様独り占めなどという暴挙を見過ごすことはできませんわー!」ガバッ

一方通行「黙れ」ベクトルチョップ

黒子「ブルゥヘ!?」グシャ


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:54:32.53 ID:2ZJrlcSE0

佐天「なんという流れるような手際の良さ!?」

打ち止め「クロコお姉ちゃん、見た目より全然頑丈だよねってミサカはミサカは2度目のこのやり取りに呆れてみたり」

佐天「えっ、ていうかこれ大丈夫なんですか!?」

芳川「一応気絶しているだけのようね」

一方通行「ったく、何でこの俺が超電磁砲(レールガン)に菓子差し入れねェとならねェンだ」

佐天「でもそっか。要するに妹さんたちの味覚に合わせるんだから、御坂さんが好きそうなのを選べばいいんだ」

一方通行「分かンのか?」

佐天「んふふー、伊達に友達やってないですってば」


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 03:57:03.52 ID:2ZJrlcSE0

佐天「御坂さんの好みに合いそうなのだとこの辺とかこの辺とかですかねぇ」

芳川「フルーツ系にクリーム系……ストレートに甘そうなラインナップね」

佐天「御坂さんの場合下手に凝ってるのよりシンプルに美味しい系のが好きっぽいですね」

一方通行「要するにオリジナルからして味覚がお子様なわけだな」

佐天「そんなバッサリ言っちゃうとフォローのしようが……」

一方通行「うし、これで参考にするスイーツは決まりだな」

芳川「それじゃあ残りは好きに食べちゃっていいのよね」

打ち止め「ヨシカワってば太るよ……?」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:00:35.75 ID:2ZJrlcSE0

番外個体「戻ったよ〜」

打ち止め「あ、お帰り〜ってミサカはミサカはケーキを頬張りつつお返事してみる」モグモグ

佐天「この人が噂のワーストさんですか……おお、本当に御坂さん高校生バージョンって感じだ」

番外個体「へぇ、この子が例の家事万能中学生?」

佐天「私、妹さんたちの間でどんな紹介されてるんです?」

番外個体「結構評判だよ? 『第一位を倒すには胃袋を攻めれば良かった』とか、
『料理スキルで底辺から一躍頂点へ』、『時代は家庭的な女! 究極の下克上を見た!』とかそういう感じ」

佐天「……うわ〜い」


87 名前:原作15巻扉絵、アイテムがファミレスで食ってる時の窓の外に佐天さんが[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:02:11.29 ID:2ZJrlcSE0
・というわけで翌日

一方通行「というわけで楽しいベクトルクッキングのお時間だ」

佐天「いや、どういうわけなんですか」

一方通行「昨日大量に試食したスイーツによって作るべき方向性は見えた」

佐天「結局昨日だけじゃ処理し切れなくて今日も朝からケーキ三昧ですけどね」チラッ

打ち止め「うぅ……さすがにもういいかもってミサカはミサカは限界をアピールしてみたり……」

番外個体「馬鹿じゃねーの? 何あの量? うぇっぷ、胸焼けが……」

黄泉川「まさか帰ってきたらケーキの山ってのは想定外だったじゃん……」

芳川「…………」プルプル

佐天「……見事な死屍累々ですね」

一方通行「尊い犠牲ってやつだァ」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:03:26.28 ID:2ZJrlcSE0

佐天「しかもまだ残っているので増援を呼びました」

初春「昨日はどうもすみません」

一方通行「あァ、今日こそは頼むな」

初春「ま、任せて下さい! 今日こそはお役に立ちますよ!」

一方通行「よし、これで毒見役も確保されたことだしサクサク作ってくぜェ」

初春「毒見役ってなんですか!?」

佐天「大丈夫だよ初春。ちょっと普通じゃありえない作り方をするだけだから」

初春「余計に不安なんですけど!?」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:04:44.43 ID:2ZJrlcSE0

佐天「一方通行先生の、ベクトルゥー↑クッキング!」

佐天「はい、というわけで解説と調理助手は私、佐天涙子が」

一方通行「…………」カチ カチャカチャ

佐天「あ、何もう始めてるんですか先生!」

初春(え、料理番組のノリでいくつもりなんですか?)

初春「ってえぇぇ!?」

佐天「おお、早速いいリアクションを頂きました!」


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:05:52.18 ID:2ZJrlcSE0

初春「な、何でハンドミキサーも無しであんな簡単にメレンゲが!?」

佐天「解説しよう! 一方通行先生はベクトル操作により自由自在に食材に力を掛けることが出来るのだ!」

初春「今度は包丁を一振りしただけで苺が4分割に!?」

佐天「あれは細胞のつなぎ目に力を掛けているのだよ初春」

初春「小麦粉もダマにならずに何て滑らかな生地!」

佐天「普通なら少しずつ溶かしたりとかしないといけないのにねー」

佐天「他にも火の通り加減なんかも自由自在のスーパーチート、それがこの万能ベクトルクッキング!」

初春「なんて便利!」


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:07:04.11 ID:2ZJrlcSE0

チンッ!

佐天「お、早くもスポンジが焼けたみたいだね」

初春「早っ! まだ作り始めて3レスも経ってませんよ!?」

一方通行「……ン」スッ

佐天「あ、はーい」

初春「あれ? せっかく焼けたスポンジは佐天さんに任せて放置ですか?」

佐天「ちっちっちっ、先生が生クリームや2品目の下準備をしている間に、この焼き立てのスポンジの粗熱を取るのが助手である私のお仕事なのだよ」ソヨソヨ

初春「おお、佐天さんのエアロハンドにスカートめくり以外の使い道があったなんて!」

佐天「初春ー? それは前振りなのかなー?」


94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:08:21.36 ID:2ZJrlcSE0

佐天「というわけで、ショートケーキのかっんせーい!」

初春「ま、まさかこの本格的なショートケーキがこんな短時間で完成するなんて……」

佐天「更にガトーショコラまで同時進行で出来上がりました」

初春「それじゃあ、頂きます」パク

佐天「せっかくだし私も」モグ

佐天&初春「「こ、これは……!?」」

一方通行「(ごくっ)どォだ?」


佐天&初春「「すんごく普通です」」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:09:12.46 ID:2ZJrlcSE0

初春「何というか正直作ってる時の見た目の派手さに比べて味はとっても普通ですね」モグモグ

佐天「うん……これは予想以上に平凡な美味しさ」パクパク

一方通行「馬鹿な……寸分違わずにレシピ通りの仕上がりのはずだぜ!?」

佐天「ふーむ……ちょっとレシピを拝借」

一方通行「一体何が原因だ? どこを直せばイイ?」

佐天「これは……」

佐天「レシピが普通ですね」


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:09:50.25 ID:2ZJrlcSE0

初春「はい?」

一方通行「ハァ?」

佐天「いや、ですからレシピがとっても普通なんですって」

一方通行「?」

初春「あ、私分かったかも」

佐天「うむ、それじゃあ発表してみたまえ初春」

初春「レシピを忠実に再現し過ぎていて、レシピが普通だと出来上がりも普通なんじゃないですか?」

一方通行「な、何だとォ!?」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:10:24.18 ID:2ZJrlcSE0

佐天「多分そういうことだと思いますよ」

初春「でも、あれだけ自由自在な調理ならレシピの改変なんてお手の物に思えますけど」

佐天「うーん、本人が甘い物得意じゃないから、どう改変すれば美味しくなるのかってイメージが全然湧かないんじゃないかな」

一方通行「じゃ、じゃァ何か? このレシピだと……」

佐天「普通の出来上がりにしかなりませんね」

一方通行「……」ガックリ

初春「やはりここは原点回帰でスイーツを好きになるまで食べ歩きを!」

佐天「いやいやいや、下手すると余計に甘い物苦手になりそうだし」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:25:16.92 ID:6mSQGlQD0 [1/10]

一方通行「ハッハァ、何だ何だァこの様はよォ……全く、話にならねェぜ。デカイ口叩いといてこの程度だなンて、笑うしかねェよなァ」ズーン

初春「えーっと……その、なんというか」

佐天「ま、まあほら、上手くいかない時なんて誰にでもありますって」

一方通行「挙句にレベル1コンビに気ィ遣われるとか、マジありえねェ……」ズーン

初春「な、なんて打たれ弱い……」

佐天「テンションの上下が激しいなぁ……」

初春「ここは一つ気分転換しましょう!」

佐天「お、何かいいアイデアでもあるの?」

初春「行き詰まった時は、一見何の関係も無さそうな何気ない会話からヒントを得る……グルメ物の鉄板です!」

佐天「……おおぅ」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 04:26:25.88 ID:6mSQGlQD0 [2/10]
>>100
似てるというか本人ねw

>>101
即行で見破ってくれてちょっと嬉しかった

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:27:04.54 ID:6mSQGlQD0 [3/10]

・というわけで近くの公園に出てきました

佐天「あ、ちなみに初春は残ってるスイーツを処理すべく居残りです」

一方通行(誰に向かって喋ってんだ?)

一方通行「……はァ」ズーン

佐天「まあまあ、もう少し練習すればもっといいものが作れるようになりますって」

一方通行「所詮俺みてェな奴に作れるはずが無かったンだ……」ズズーン

佐天「あー、えーっと……(ど、どうしようこれ……)」

佐天(何か他の話題、そう他の話題で繋ごう!)

佐天「そ、そうだ! 前からちょっと聞きたいことがあったんですよ!」

一方通行「……ァ?」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:27:57.50 ID:6mSQGlQD0 [4/10]

佐天「ほ、ほら、私つい最近レベル1に上がったじゃないですか?」

一方通行「……そォいやそォだったな」

佐天「で、エアロハンドが使えるようになったのはいいんですけど、今度はどうやってトレーニングすればいいのかとかさっぱりで」

一方通行「レベル、上げてェのか?」

佐天「やー、せっかく能力者になったんだから少しは上を目指さないと勿体無いかなぁって」

一方通行「…………」

佐天「あ、あの……?」

一方通行「知り合いに同系統のやつは居ねェのか?」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:28:59.90 ID:6mSQGlQD0 [5/10]

佐天「うーん、同系統……あ、婚后さんが確かレベル4の風力使い(エアロハンド)だったはず!」

一方通行「ほォ? レベル4たァ大したもンじゃねェか」

佐天「まさか婚后さんに教えを乞う日が来るとは……」

一方通行「後はそォだな、ハイドロハンドとかも参考になンじゃねェの?」

佐天「ハイドロ……水流操作系の人ですか?」

一方通行「風と水って違いはあっけどなァ、どっちも形の定まンねェもンを操作する能力だから、演算式とか参考になンだろ」

佐天「なるほど……あ、そういえば湾内さんとか水流操作系だったっけ」


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:29:37.93 ID:6mSQGlQD0 [6/10]

一方通行「おーおー、十分人脈あるじゃねェか」

佐天「や、でもこんなすぐに的確なアドバイスが出せるなんてさすが第一位!」

一方通行「ハン、別に大したことじゃねェよ」

佐天(よしよし、この調子この調子)

佐天「まったまたー、自分の能力と全然関係の無い能力についてのアドバイスなんて普通そんなスラスラ出てこないですよ?」

一方通行「別に即興で思いついたってわけじゃねェよ」

佐天「……へ?」

一方通行「どォせそのうち聞かれンだろうと思って前から考えてたってだけだ」

佐天(あれ? え、それって私のためにわざわざ……ってこと? えぇ!?//////)


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:30:24.47 ID:6mSQGlQD0 [7/10]

一方通行「ま、そんだけ居りゃ見本には困らンねェだろ」

佐天「ふぇ!? あ、そ、そうですよね!?」

一方通行「下手に珍しい能力だと同系統のやつ探すだけで大変……」

佐天「うんうん、まさかここで常盤台に友達が居るのが役に立つとは」

一方通行「……そォか」

佐天「そうそう……って何の話です?」

一方通行「大切なのはイメージだ」

佐天「あー、なんとなく分かります」

佐天「自分の能力が使ったらどうなるのかってイメージが大事ってことですね」


111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:31:20.77 ID:6mSQGlQD0 [8/10]

一方通行「俺に足りなかったのは実際に菓子を作っているイメージだ」

佐天「そうそう、上手に出来るイメージが大切……ってあれ?」

一方通行「レシピだけじゃ上手くいかねェわけだぜ」

佐天「いや、あの?」

一方通行「今頼れンのはオマエだけだ!」ガシッ

佐天「ふぇぇ!?(ちょ、手!)//////」

一方通行「頼む、ケーキを作って見せてくれェ!」

佐天「……えー?」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:32:04.59 ID:6mSQGlQD0 [9/10]

・というわけで黄泉川のマンションに戻ってきた

佐天「というわけで今度は私が作ります」

一方通行&初春「「おおー」」パチパチパチ

初春「今度は佐天さんのふわふわクッキングですね!」

佐天「いや、そのノリはもういいから」

〜調理中〜

佐天「もうすっかり日も暮れちゃいましたけど、コーヒーシフォンケーキの完成〜」

初春「おお、先ほどとはまた違うラインナップで来る辺りさすがです佐天さん!」

一方通行「シフォンケーキのレシピが頭の中に入ってるたァさすが料理スキル完備だぜェ」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 04:33:15.26 ID:6mSQGlQD0 [10/10]

佐天「あ、今コーヒーも淹れますね」

初春「そして何気に気配り上手……これが女力の差というやつですか!?」

一方通行「こ、これが即席で作ったシフォンケーキだと……!?」モグモグ

初春「うわ、何もう食べてるんですか!?」

初春「それじゃ私も……」パクパク

初春「こ、これは……!」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:41:49.18 ID:4upMhad90 [1/14]

佐天「はーい、淹れたてのコーヒーですよー」

佐天「……で、お味の方はどうでしょう?」オズオズ

初春「……佐天さん! グッジョブです!」グッb

一方通行「これからは師匠と呼ばせてくれ」

佐天「そこまで!?」

初春「何言ってるんですか! 佐天さんは私のお嫁さんですからね!?」

佐天「いや、そっちも突然何言い出してんの!?」


119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:43:17.28 ID:4upMhad90 [2/14]

一方通行「スイーツを甘く見てたわ」ズズッ

初春「佐天さんのスキルはもはやお嫁さんに欲しい級です」ズズッ

一方通行&初春「「こ、これは!」」

佐天「お、気がついたかな?」

初春「ケーキと同じ香りが口の中で……」

一方通行「まさかこいつァ、同じコーヒー使ってンのか?」

佐天「最近のインスタントコーヒーは水に溶けやすいんでお菓子とかにも使い易いんですよー」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:45:15.33 ID:4upMhad90 [3/14]

佐天「甘い物が得意じゃなくても、普段飲んでるコーヒーの風味なら少しは食べ易いかなぁって」

初春「なんという読みの深さ……佐天さん、完敗です」

一方通行「ハッ、なるほどなァ……どうやら俺ァ間違ってたみてェだ」

一方通行「誰が食べるのか、いや、そもそも誰が美味いと思うのか」

一方通行「スイーツ以前に料理の基本的な視点が欠けてたンだな」

佐天「なんかそこまで言われると照れるなぁ」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:47:11.21 ID:4upMhad90 [4/14]

一方通行「うし、今度こそ最高のスイーツを作って妹たちを見返してやるぜェ!」

初春「おお、復活しましたね」

佐天「うんうん、それぐらい自信満々なくらいのが一方通行さんらしいですよ」

一方通行「テメェにはデカイ借りが出来ちまったなァ」

佐天「いやー、あはは」

初春「ふふん、なんと言ってもこの私の自慢の親友ですからね!」フンス

佐天「いやいや、初春が今回役に立ったの気分転換のアイデアだけだからね?」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:49:10.87 ID:4upMhad90 [5/14]
・翌日が休日なのでそのまま皆泊り込みでスイーツの研究してました

初春「うぅ……も、もう食べれません……」フラフラ

佐天「さ、さすがに徹夜は堪えるね……」フラフラ

一方通行「途中でバッテリーが切れてぶっ倒れた時は焦ったぜェ……」フラフラ

佐天「いきなり言葉も話せなくなるとかもの凄い焦りましたよ」

初春「何にせよとうとう完成ですね」

一方通行「あァ、これもオマエ達のおかげだ」

佐天「お礼を言うにはまだ早いですよ?」

一方通行「ハッ、違ェねェ」


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:51:12.16 ID:4upMhad90 [6/14]

黒子「うう〜ん……もう食べれませんの……」zzz

打ち止め「お菓子の家が崩れる、埋もれるってミサカはミサカは……」zzz

黄泉川「甘い、甘すぎるじゃん……」zzz

番外個体「なんでこのミサカがこんな目に……うぅ、もう食べたくない……」zzz

芳川「ふふふ……皆これぐらいの徹夜がもたないなんて軟弱ねぇ」zzz

初春「……約1名、つっこみ所が満載ですね」

佐天「芳川さん……」ヨヨヨ


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:53:58.24 ID:4upMhad90 [7/14]

一方通行「オラ、起きろテメェら! 完成品の試食が待ってンぞ!」

初春「うわっ、その上まだ食べさせる気ですか!?」

佐天「うぅ、この2日間でどれだけ太ったんだろ……」シクシク

死屍累々「「「「「う、うぅ〜ん」」」」」

一方通行「この俺が手ずから作った至高のスイーツ、とくと味わいやがれェ!!」

初春「あー、この妙に高いテンションは徹夜明けのあれですか」

佐天「あぁ、なるほど」


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:55:15.82 ID:4upMhad90 [8/14]
・みんな無理矢理起こしました

黄泉川「朝からまたケーキ……一方通行、さすがにこれはどうなんじゃん?」

番外個体「ぶひゃはははは! もうヤダ、何これ、何だぁこれ!」

黒子「大きいお姉様、お気を確かに!」

初春「まあ、普通に考えたら連続でケーキ攻めはきついですよね」

打ち止め「というかついに完成したんだねってミサカはミサカはあの人の予想外の頑張りに驚いてみる」

芳川「さすがに眠いわね……佐天さん、コーヒー貰えるかしら」

佐天「あ、はーい」トタトタ


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:57:22.76 ID:4upMhad90 [9/14]

黄泉川「まあこれで最後だし、頂いてみるじゃんよ」

打ち止め「いっただきまーす」

番外個体「……へぇ、まあまあイケるんじゃないの?」パクパク

芳川「コーヒーチーズケーキ……面白いものを考えたわね」モグモグ

黒子「なるほど、味わい的にはカフェオレをそのままケーキにしたようなイメージですのね」パクパク

初春「おお、佐天さんのシフォンケーキも美味しかったですけど、これも絶品ですね」モグモグ

佐天「チーズの濃厚さにコーヒーの風味がちょうどいいアクセントになってるんですね」パクパク


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 04:59:13.95 ID:4upMhad90 [10/14]

一方通行「ハッ、この俺にかかりゃァこンなもンよ」

黄泉川「すごく美味しいのはいいんだけど、結局なんで一方通行はこんなの作ってるじゃんよ?」モグモグ

佐天「そう言えばこれって御坂さんの妹さん達のご機嫌取りが目的でしたっけ」

初春「途中から完全に納得の行くケーキを作るにシフトしてましたね……」

打ち止め「ま、まあでもこれだけ美味しいケーキならみんなの機嫌が直るの間違い無しだよってミサカはミサカは……あっ!?」

芳川「どうかしたの、打ち止め?」

打ち止め「え、えーっと……」ダラダラ


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 05:01:09.32 ID:4upMhad90 [11/14]

一方通行「何だ、一体どォした?」

打ち止め「あー、えー、そのー……」ダラダラ

佐天「……初春、私なんかすごいやな予感してきた」

初春「それは奇遇ですね、実は私もなんですよ」

打ち止め「昨日こっちで騒いでる裏でお姉様があの人のところに行ったみたいなの、ってミサカはミサカは断片的に情報を開示してみる」

黒子「小さいお姉様のお姉様……ってお姉様!? あの人って一体どの人ですの!?」

打ち止め「それで何でか分からないけどお姉様が料理をご馳走するみたいな流れになったみたいで……」

芳川「これはオチが見えてきたわね」

黄泉川「それは思ってても口に出しちゃ駄目じゃんよ」


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 05:03:23.19 ID:4upMhad90 [12/14]

打ち止め「今ミサカネットワークはどうすれば料理が上手くなるかとか、あの人の好きな料理は何かとかって話題で持ちきりだったり?
ってミサカはミサカは可愛らしく言ってみることで少しでも被害を減らせないかなって考えてみたり」

一方通行「それは、あれか」

打ち止め「うん、もうこの間のことは皆どうでもよくなっちゃってるかもってミサカはミサカは残酷な事実を伝えてみたり」

一方通行「この2日間は一体なンだったンだ……」ガックリorz

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ! ばっかじゃねぇの? スゲェ! 馬鹿の真顔チョーウケる!」

初春「なんという追い討ち!?」

芳川「哀れね……」


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/12(日) 05:05:53.39 ID:4upMhad90 [13/14]

黒子「はっ! こうしては居られませんわ、一刻も早くお姉様にことの真相を問い質さなくては! ああ、お姉様! 黒子は心配で心配で」

一方通行「黙れェェえ!」コクヨクチョップ!

黒子「ブギュルワ!?」ドグシャ

初春「ひぃ!? 白井さーん!?」

佐天「お、落ち着いて! ほ、ほら今度また何かあった時にすぐに手が打てるってことじゃないですか!?」

打ち止め「そ、そうそう! サテンお姉ちゃんの言う通りだよってミサカはミサカはここぞとばかりに畳み掛けてみる!」

黄泉川「あー、これ収集つくんじゃん?」

芳川「どうかしらねぇ……」

番外個体「あっひゃっひゃっひゃ!」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 05:10:27.45 ID:4upMhad90 [14/14]

初春「当初の目的は果たせないかもしれませんけど、お菓子作りには詳しくなったからOKですよ!」

佐天「そうですよ! 私も能力開発のアドバイス貰えたし、この2日間は無駄じゃないですよ!」

初春「って佐天さん!? 何さり気なく自分だけ能力アップしようとしてるんですか!?」

佐天「えぇ!? 今そこに喰い付くの!?」

黄泉川「あー、やっぱ駄目そうじゃん?」

芳川「これはやっぱり駄目そうね」

一方通行「――――yjrp黙qw」

番外個体「ぎゃははは……は?」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/12(日) 05:16:10.50 ID:omSlRemR0 [1/2]

結局この後、散々笑い転げていた番外個体が黒翼チョップでオシオキされたり、

2日間で恐ろしいカロリーを摂取した女性陣のダイエット作戦が始まったり、

部分痩せベクトル痩身法でまた一波乱起きたりするのですが……それらはまた別のお話

学園都市は、今日もそれなりに平和です


                        お・わ・り☆ はてなブックマーク - 一方通行「佐天さんマジ天使!」佐天「……はい?」

打ち止め「この台が打ち止め?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 12:49:21.85 ID:dRFv/hRY0 [1/21]
打ち止め「まだ三千発玉しか出てないのに打ち止めとかありえないって、ミサカはミサカは怒髪天をつく!」

一方通行「別にいいだろうが。三千発ていうと換金して8千円ほどかぁ」

打ち止め「たった八千円ぽっちじゃ足りないよって、ミサカはミサカは非難GOGO!」

一方通行「バカ言うんじゃねェよ、そンだけありゃガストに行けるじゃねェか」

打ち止め「そんなファミレスじゃ満足できない、銀座寿司がいいってミサカはミサカは要望の限りをつくす」

一方通行「時価とか無理に決まってんだろゥが。だったら好きにしやがれクソガキ」

打ち止め「そうさせてもらう!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 13:20:25.58 ID:dRFv/hRY0
一方通行「はい、一人で。喫煙席お願いします」スタスタ

黒子「…というわけで、犯人は実は助手だったんですのよ。って聞いてますの」

御坂「アイツは一方通行! なんでこんなガストにアイツが」ダッ

黒子「あ、ちょっとお待ちなさいましよお姉さま!」

一方通行「ン? なンだゴーグルがねェってことは量産機じゃなくてオリジナルの方か」

御坂「アンタが何でこんな所にいるのよ。もしかして食い逃げでもするつもり」

一方通行「バカいうンじゃねェよ。今日の俺は四千円持ってンだよ、打ち止めのおかげでな」

御坂「よ、四千円もの大金を!? どういうことよ、打ち止めのお陰って」

一方通行「パチンコでアイツが稼いだンだよ。文句あンのかァ」

御坂「パ、パ……パチンコ!!?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 13:33:34.51 ID:dRFv/hRY0
御坂「なんて事なの! 早く連れ戻さないと、あの子が不良になっちゃうわ」

一方通行「それなら大丈夫じゃねェか。なンか台が打ち止めとかどうとか言ってたぞ」

御坂「打ち止めの台が打ち止め? そっかそれじゃ安心ね」

一方通行「あン、一体どういう意味なンだよ? 打ち止めの台が打ち止めならなんで大丈夫ってンだ」

黒子「それは私が説明しましょう」

一方通行「白井、知ってンのか!?」

黒子「パチンコの羽根物において、ホールが決めてある定量数に持ち玉が達すると、その台での遊技をストップさせられることですの」

一方通行「ストップだァ?なンでそンな事すンだよ、店が損するからか」

黒子「まぁ、簡単にいえばそういう事ですのよ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 13:43:47.20 ID:dRFv/hRY0
御坂「それでもパチンコ屋なんかにいたら副流煙で身体に悪いわ、早く迎えに行かないと」ダッ

一方通行「あァ、アイツなら物足りねェからって十一学区の方の店に行ったぞ」

黒子「じゅ、十一学区のパチンコ屋ですの!!?」ガタッ

一方通行「なンだよ、別に大丈夫だろ。どうせそこでも打ち止めで打ち止められてらァ」

黒子「違います…違いますのよ。あそこのパチンコ屋はデジタルパチンコのお店ですのっ!!」

御坂「デ、デジパチ!? な、なんて事なの…一刻の猶予も無いわ!」

一方通行「あン? そのテジパチってのはなンかマズイのかよ」

黒子「それは私が説明しましょう」

一方通行「白井、知ってンのか!?」

黒子「先ほど説明した打ち止めがある一発台。これは店側にとってローリスク、ローリターンですの」

一方通行「そりゃそうだろうな、途中でやめさせちまうンだから」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 13:52:30.08 ID:dRFv/hRY0
黒子「それに代わって、デジパチの方は打ち止めが無いんですの」

一方通行「ってことァ、いくらでも打てるって事か? だったらいいンじゃねェのか、十万とか稼げるんだろ」

黒子「確かにそうですわ、連チャンすれば出玉が膨らみ、十万以上勝つこともありますの」

御坂「…でもそれは逆に、十万勝つことがあるということは、十万以上負けることがあるという意味よ」

一方通行「十万負けるだァ!? 十万っていやァ一万円札が十枚なンだぞ! 千円札にだったら百枚だ」

黒子「落ち着いてくださいまし。つまり、デジパチの投入によりパチンコはハイリスク・ハイリターンなギャンブルになりましたの」

御坂「勝てると思うからつぎ込む、いつかアタリがくると思うからつぎ込む…。気がつけばスカンピンね」

一方通行「デ…デジパチ…。なンて恐ろしいモンを造りがったンだ、パチンコってヤツァ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/09/11(土) 14:01:51.07 ID:dRFv/hRY0
打ち止め「さぁて、それじゃジャンジャンバリバリ稼ぐよって、ミサカはミサカは孤軍奮闘!」

ジャラジャラジャラ

打ち止め「ミサカネットワークを使えば、体感器なんか無くっても大丈夫ってミサカはミサカはゴト師宣言!」

ジャラジャジャラ

打ち止め「……おかしいな、全然アタリが来ないって、ミサカはミサカは戸惑いを隠すことが出来ない…もう4千円無くなった」ウィーン…

スタスタ

打ち止め「こんなことならもっとガセ玉を持ってくればよかったって、ミサカはミサカは…ん?あ、あんな所にATMがあるってミサカはミサカはナイスタイミング!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 14:16:42.90 ID:dRFv/hRY0
土御門「アレイスター、貴様どういうつもりだ!」

アレイスター「開口一番それでは、私も理解しがたいな。少し落ち着いといい」

土御門「知らんとは言わせんぞ。この学園都市のパチンコ屋をテジタルパチンコに差し替えて行っているのは貴様だろう」

アレイスター「全ては予定調和…、これこそが私の計画の最終段階。学園都市が楽園へと生まれ変わるのだ」

土御門「ふざけた事を…。今や学園都市の生徒の大半がパチンコに生活費をつぎ込み、さらにはサラ金から借入をしている。この現状のどこが楽園か!」

アレイスター「ギャンブルは胴元が必ず儲かるようにできているという言葉は知っているかな」

土御門「なに…。もしや、この学園都市のパチンコ屋を経営しているのは…!?」

アレイスター「そう、そのまさかだよ、土御門元春」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 14:31:46.97 ID:dRFv/hRY0
黒子「十一学区のパチンコ屋はこの一軒だけですわ。おそらくココに!」

一方通行「ったく、パチンコ屋ってやつァ、うるさくてかなわねェぜ」

御坂「いたわ、あそこよ!」

打ち止め「やっぱりエヴァじゃなくてナデシコがいいかもって、ミサカはミサカはゲキガンガー」

一方通行「やっと見つけたぜ、オイ帰るぞクソガキ!」グイッ

打ち止め「な、なんでアナタがここにって、ミサカはミサカは驚天動地!」

御坂「それはこっちの台詞よ! こんなところにいちゃ不良になるでしょ、早くきなさい」

打ち止め「いくらお姉さまのいいつけでもそれは出来ないって、ミサカはミサカはDon't move!」ジタバタ

黒子「やけに抵抗しますわね…、そんなにパチンコがしたいんですの」

打ち止め「違うよ、全然違うよ! もう三十万も突っ込んでるからここで帰るわけにはいかないって、ミサカはミサカは決意表明!」

御坂「え…? さ、三十万っ!?」ガタッ


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 14:41:39.20 ID:dRFv/hRY0
一方通行「ハッタリかますンじゃねェよ! 三十万なんて大金、逆立ちしたって出てこねェだろうが!」

黒子「も、……もしや、サラリーマン金融にまで手を出したんですの!?」

打ち止め「即金で貸してくれたんだよって、ミサカはミサカは大歓喜」

一方通行「大歓喜じゃねェよ! 一体どうすンだよ、返すアテなンざねェよ」

打ち止め「だから、ここで引くわけにはいけないんだよって、ミサカはミサカはお札を機械に通す」シャー

一方通行「オイコラ、待ちやがれクソガキ!」

御坂「こうなったら仕方ないわね…、やるしかないわ」

一方通行「なんだオリジナル、なんかいい手があるってのかよ!?」

御坂「パチンコのカリはパチンコで返す。簡単の事でしょ」サッ

黒子「わたくしも手伝いましてよ、お姉さま」サッ

一方通行「その財布…、テメェらまさか!」

御坂「ジャンジャンバリバリ出して、ガストで宴会してやろうじゃないのよっ!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 14:51:36.11 ID:dRFv/hRY0
一方通行「……………………………」

御坂「はぁ…、一仕事後のカップ甘酒は美味しいわねぇ」ズズー

黒子「お姉さま…、そのさきいか貰ってもよろしいですの?」モシャモシャ

御坂「ほら、一方通行も遠慮せずに食べなさいよ」

一方通行「遠慮なんかしてねェよ! 全員揃ってスカンピンじゃねェか」

打ち止め「あそこでリーチがくれば、完全に勝ってたのにって、ミサカはミサカは憤慨!」

黒子「ジャッジメントでも話題になるのは分かりますわね」

御坂「話題ってどういうこと?」

黒子「学園都市の生徒の過半数が、こうやってパチンコによりサラリーマン金融の借り込みなどを行い、自己破産まで追い詰められてますの」

一方通行「こんな状況になってンのに何もやンねェのかよ、ジャッジメントってヤツァ」

御坂「やらないって言われても、自業自得なんだからしょうがないでしょ」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:05:13.85 ID:dRFv/hRY0
一方通行「だとしてもだなァ…。うン、ちょっと待て。なンかおかしくねェか」

御坂「おかしいって?」

一方通行「大体ギャンブルで現金に換金する時点で違法なンじゃねェのかよ」

打ち止め「違うよ、全然違うよ! パチンコでやるのは換金じゃなくて景品交換だよ、文鎮に変えてもらうのって、ミサカはミサカははなきんデータランド」

一方通行「文鎮だァ、そンなもン貰ってどうすンだよ」

打ち止め「それを外にある交換所でお金に換えてもらうのって、ミサカはミサカは指を差す」

一方通行「はァ? なンだよ、そンな子供の屁理屈でまかり通るのかよ。アンチスキルはなにをしてンだ」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:13:39.03 ID:dRFv/hRY0
黒子「黙認ですわね。パチンコ業者から賄賂を貰っていますから」

一方通行「なンだと…!? だったら国の法律で廃止にさせりゃ」

御坂「それも無理ね、国会議員にも賄賂を配っているもの。ここまで長く、そして深く根付いたらどうしようもないわ」

一方通行「なンってこったァ…、なンて無力なンだよ俺たちは」

黒子「とりあえず、今日はこの橋の下で就寝しましょうか」

御坂「そうね、電車賃も全部つぎ込んじゃったし」

一方通行「みとめねェ…、俺はみとめねェ」

打ち止め「どうしたのって、ミサカはミサカは質疑応答」

一方通行「こンはふざけた現実、俺がぶっ壊してやるンよッ!」ダッ

御坂「あ、ちょっと待ちなさいよ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:26:27.26 ID:dRFv/hRY0
一方通行「はァ…はァ……、くっそ! このポケットテッシュに書いてある住所まで遠すぎる」ダッダッダッ

上条「ん…、一方通行? 何急いでるんだ」

一方通行「か、上条…か。ちょうど良かったぜ、ちょっと小銭を…。って無理か」

上条「何だよ、言いかけて止めるなよ気持ち悪いじゃないか」

一方通行「電車賃を貸してもらおうと思ったんだがな。今の学園都市の住民は皆パチンコによりスカンピンだったンだな」

上条「ったくどいつもコイツもパチンコ、パチンコって。そんなに楽しいのかよ」

一方通行「な、何だと!? ってことァ、テメェはパチンコやってねェのかよ!」グイッ

上条「なんだよ急に…、不幸の塊である俺がギャンブルなんかやるわけねぇだろ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:36:19.64 ID:dRFv/hRY0
一方通行「コイツは幸運の女神、いや不幸の女神の仕業かァ。ちょうどいいぜ、テメェもついてこい!」

上条「ついて来いって、どこにだよ。順を追って説明しろ」

……………………………
………………
……

上条「パチンコ屋によって学園都市の生徒が一文無しになっていってるだって!?」

一方通行「もう一刻の猶予もねェ。はやくしねェと全ての金が、この胴元に流れていっちまう」

上条「そうなれば、学費も払えずに学校は廃校。学園都市全て消えさってしまう訳か」

一方通行「たかがギャンブル、されどギャンブルってェわけだ」



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:43:47.16 ID:dRFv/hRY0
上条「ここが、その胴元の管理ビルか。…しかしおかしいな」

一方通行「あァ。窓どころか、入り口ひとつ見あたらねェぞ」

土御門「そ…、その声。だ、…誰か人がいるのか…」

上条「つ、土御門!? お前がなんでこんな所に! それにそのキズは」

土御門「遅かった…、ヤツは最終計画を発動させてしまった…、このままでは学園都市は…全てデジタルパチンコに…」

上条「喋るな土御門! いますぐ救急車を呼んでやる」

土御門「いや、俺はもう助からない…。それよりもこの地図を…」

一方通行「こいつァ、このビル内部の間取りか。こいつがありゃァ胴元までまっしぐらだぜ」

土御門「頼む上やん…、俺の大好きだった一発台を守ってく……」ガクッ

上条「つ、土御門ぉぉぉぉおおッ!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 15:51:58.12 ID:dRFv/hRY0
一方通行「上条…、泣いてる暇はないぜ。俺たちには時間がねェ」

上条「あぁ、分かってるさ。このふざけた現実をぶっ壊す…、それが土御門への最高の手土産だ」

一方通行「しかし、どうやってこのビルの中に入れば…」

黒子「それならば私にまかせてくださいましよ」サッ

一方通行「し、白井!? なンでテメェがここに。電車賃なンざ無いはず」

黒子「私の能力を忘れまして? テレポートを使えばこの距離など朝飯前ですわ」

上条「よし、それじゃ俺と一方通行をあの内部に送ってくれ」

黒子「何をいいますの、私も行きますわよ!」

一方通行「上条の言うとおりにしとくンだな。その程度の能力じゃ土御門ってヤツの二の舞だ」

黒子「レベルが違いすぎるというわけですのね…、分かりましたわ。その代わり必ず生きて帰ってきてくださいましね」サッ

シュン!

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 16:05:09.55 ID:dRFv/hRY0
アレイスター「もうすぐだ…、もうすぐ私の手によりこの学園都市は」

バダッン!

上条「そこまでだ、代表取締役会長、アレイスタークロウリー!」

一方通行「このチラシの裏の顔…、間違いねェな!」

アレイスター「な、何故この場所に…。この学園都市の生徒は全て文無し、ここまで到達できる電車賃は所持していないはず」

上条「残念だったな、アレイスター。今度からは、この不幸の二つ名上条当麻にも勝てるパチンコ台を用意しておくんだな!」

アレイスター「上条当麻…、やはり君か。やっかいな男だよキミは」

一方通行「テメェの行った罪、ここで全て清算してやンぜ!」

アレイスター「罪だと…、笑わせるな。私は何も直接手を下していない。全ては己の責任において招いた結末だ」

一方通行「そ、それは…。確かに打ち止めは自分で破産した…、でもそいつァ打ち止めが無くなったからだ!」

アレイスター「デジタルパチンコのせいだと? 同じだよ、人の本質とは。だからこそ必要なのだよ楽園がな」

一方通行「ら、楽園だとォ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 16:14:48.63 ID:dRFv/hRY0
アレイスター「全てが終わった刻…。その刻こそ、私の手による管理社会。永遠の楽園ディストピアが構築されるのだ」

一方通行「ディ…ディストピア…!? ってことァ、まさかサラリーマン金融の経営者ってのはァ」

アレイスター「あぁ、それも私だ」

一方通行「結局、何もかも全てテメェの手のひらで躍らせていたってことかよ!」

アレイスター「もう遅い。テジタルパチンコの入れ替えをせずとも滅ぶ…、人は。己の内の弱さによってな!」

一方通行「くそッ、どうにもならねェってのかよ!」

上条「確かに人は弱い…。連チャンだ、確変だ、んな魅力に惑わされ無いほうが難しいだろうよ」

一方通行「上条、テメェ一体何を!」

アレイスター「フッ、どうやら悟ったようだな。そう、だからこそ私により管理されなければならないのだ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 16:28:59.06 ID:dRFv/hRY0
上条「だがな、そんな現実俺は認めねぇ! それが例え正しいとしても…、楽しいとしても…。俺が楽しめねぇデジタルパチンコなんざ認めねぇ!」

アレイスター「ならばどうする、もはやこのデジタルパチンコの勢いを止める術などない!」

上条「いいぜ、テメェが何でも思い通りに出来ると思ってるんなら…。まずはそのデジパチをぶっ壊す!!」ダッ

一方通行「か、上条ぉぉぉおおおおおおっぉ!!!」


その日、学園都市の一角に大規模な爆発が発生。その後の捜査により、爆発源はパチンコメーカーアレイスター鰍ニ判明。
この一件で取締役会長と本社を失い、後日破産申請を発表。関連会社や取引企業も連鎖倒産をし、実質アレイスターの名は学園都市から菅を消した。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 16:43:51.54 ID:dRFv/hRY0
黒子「お姉様…、また空ばかり見上げていますの?」

御坂「ごめんなさい黒子。こうしていると、まるでアイツが空から降って来るんじゃないかと思って」

黒子「そうですわね……。でもこれだけは言えますわ、あの方たちは必ず生きていますの」

御坂「そうよね…、きっと生きてる。だから私がここで悲しむ理由なんかないのよね」

黒子「ふふっ、やはりお姉さまは笑顔でいる方が似合っていますわ」ニコッ

初春「みーさーかーさーん! 早くしないと台が全部埋まっちゃいますよ!」

御坂「あ、初春さんに佐天さん。ちょっと待ってね、いま用意をするわ」

佐天「朝一はいいけど、ある程度出たら止められちゃうのわねぇ。打ち止め廃止したらいいのに。そう思いません?」

御坂「佐天さん、この打ち止めっていうのは、とても大事な機能なのよ」

そう、人の命と等しく、重く、忘れちゃいけない機能なの。



西暦20××年。この戦いの後、連チャン機能を廃止にし、打ち止め制度が復活される事となった。

御坂「よーし! それじゃーバンバンジャリジャリ出すわよ!!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/11(土) 16:54:31.11 ID:dRFv/hRY0
インデックス「ってその前に全員未成年なんだよおぉぉぉぉおおぉぉぉッ!!!」ガバッツ!

上条「うわっ、何だよ急に! びっくりするだろ!?」

インデックス「……ゆ、夢?」

=END=


                _.. -――- ._ 
              ./  ,―――‐- ._` .
             /)  ./  /  /  ``\
           ///)ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐-_ |〉. _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
          /,.=゙''"/  フl/_×// |ハハl .ト、>  これはフィクションなんだよ!        <
   /     i f ,.r='"-‐'つイ._T_i`   .r≦lハ!|`` >^^実在の人物・団体とは一切関係ないんだよ!<
  /      /   _,.-‐'~| |'弋..!ノ     i'+!l |    Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
    /   ,i   ,二ニ⊃l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|   
   /    ノ    i l゙フ..,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!  
      ,イ「ト、  ,! ,!|.../_| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|   
     / iトヾヽ_/ ィ"\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙
はてなブックマーク - 打ち止め「この台が打ち止め?」

美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」

エピローグ〜天国編〜

258 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 22:44:17.39 ID:HSrZc2g0 [11/22]






美琴「はっ!!!」






唐突に、美琴は目を覚ました。

美琴「…………………あれ?」

周囲を見渡してみる。何だか、ポワポワとした夢の世界のような、どこか不思議で煌びやかなモヤが彼女を渦巻いていた。

美琴「………は? どこここ? 私って、死んだはずじゃ……」

呆然とする彼女は自分の身体をふと見てみる。

美琴「……って、ええ!? 何これ!?」

美琴が驚いたのも無理は無い。何故なら彼女は子供用の制服を着ていたのだから。

美琴「常盤台中学の制服? 何でそんなもん着てんの!?」
美琴「でも懐かしいなぁ……」

と、その時、制服の触り心地を確かめていた美琴はあることに気付いた。

美琴「!?」

咄嗟に彼女は自分の両手を目の前に持ってくる。

美琴「皺が無い……」

次いで顔に手を当ててみた。

美琴「顔もなんだか異常に綺麗で若々しいような……。って言うか私ってこんな子供みたいな可愛い声してたっけ?」

そこで美琴は気付いた。

美琴「あれ? もしかして私、若返ってる? って言うか死んだはずよね? その前にここどこ?」

困惑する彼女の疑問に答えるように、突然誰かが声を発した。

259 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 22:50:14.86 ID:HSrZc2g0 [12/22]






「学園都市だよ」








260 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 22:53:21.72 ID:HSrZc2g0 [13/22]
美琴「え? 誰?」

見ると、前方のモヤの中に誰かのシルエットが見てとれた。

美琴「誰かそこにいるの?」




「いやだなぁ短髪ったら。もしかして私のこと忘れちゃったの?」




美琴「だ、誰よ……?」

『短髪』という言葉を聞き、美琴は何か懐かしさを覚えた。随分昔に、とある女の子にそう呼ばれていた記憶がある。
シルエットが鮮明になっていく。美琴は目を細める。

美琴「あ……あんたは……」

彼女の目が大きくなった。





インデックス「久しぶりなんだよ、みこと!」





美琴「インデックス!!!???」

261 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 22:58:13.07 ID:HSrZc2g0 [14/22]
そこに立っていたのは、真っ白い修道服を着た1人の少女――インデックスだった。
何十年も前に、とある街で知り合った外国人の修道女だ。

美琴「何であんたがここに!?」

インデックス「むぅ、そんな言い方はないんじゃないかな? 久しぶりに会ったのに」

インデックスが頬を膨らませる。

美琴「いや、だっておかしいでしょ? 私はお婆さんになって死んだはずで……」

と、そこまで言ったところでインデックスが手鏡を取り出してきた。

美琴「な、何よ!?」

インデックスは手鏡に美琴の顔を映すように押し付けてくる。

美琴「って、ええええええええええええええ!!!???」

インデックス「むふふ」ニコッ

美琴「何これ!? 何で私が若返ってんの!?」

驚きの声を上げる美琴。鏡には、ちょうど14歳ぐらいの時の美琴の顔が映っていた。
シャンパンゴールドの肩まで伸びた髪、髪留め、そして綺麗な白い肌。
彼女は久しぶりに見る自分の幼い時の顔に、驚きを隠せない。

インデックス「だから言ったじゃない。ここは学園都市なんだって。学園都市は学生の街でしょ?」

美琴「は? いや、学園都市って言われたって。そんな大昔のこと……」

インデックス「なら、その目で確かめるといいんだよ。みんな、みことのこと迎えに来てくれてるから」

インデックスが優しい笑顔を見せる。

美琴「みんな……って?」

美琴が怪訝な表情をした時だった。




「お待ちしてましたわよお姉さま」






262 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:03:23.31 ID:HSrZc2g0 [15/22]
出し抜けに、懐かしい声が聞こえた。
美琴はそちらの方を見る。

美琴「黒子!!」

黒子「はい、お姉さま♪」

名前を呼ばれ、そこに立っていたツインテールの少女――白井黒子が美琴に抱きついてきた。

美琴「ど、どういうこと? 何であんたまでここに?」

黒子「だから、みんなでお迎えに上がりに来ましたの」

美琴の胸の中で黒子はそう言う。そして彼女は美琴から離れると、誰かを紹介するように腕を伸ばした。

黒子「ほら」


佐天「久しぶりです御坂さん!」


初春「うわぁ、懐かしいですねー」


モヤの中から、制服を着た佐天涙子と初春飾利が現れた。

美琴「佐天さん? 初春さん?」

驚く彼女をよそに、佐天と初春は嬉しそうに会話する。

佐天「何年ぶりかなぁ? 2、30年は待ってたよね」

初春「この姿で考えると、およそ90年ぶりですね♪」

美琴「貴女たち……」

佐天と初春が微笑む。
と、美琴の周囲を覆っていたモヤが突然晴れていった。
そして、その先にはたくさんの懐かしい面々が美琴を見つめながら微笑み、立っていた。

美琴「あ………」

インデックス「みーんな、みことのことを待ってたんだよ!」

263 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:08:34.05 ID:HSrZc2g0 [16/22]
一方通行「ようやく来たかよ超電磁砲(レールガン)」

打ち止め「ね、だから言ったでしょ。待ってればお姉さまが必ずやって来る、ってミサカはミサカは久しぶりの再会に喜んでみる」

そこには、一方通行と打ち止めが手を繋いで立っていた。

御坂妹「どうやら相変わらず元気そうで何よりです、とミサカはお姉さまの顔を見れて安堵しました」
御坂妹「あ、ちなみにここには2万人の全ての妹達(シスターズ)がいるので後で挨拶に行ってあげて下さい、とミサカは結構無茶なことを要求してみます」

そこには、御坂妹と何人かの妹達(シスターズ)が立っていた。

カエル医者「どうやら何も問題はないようだね?」

寮監「ふむ。遅刻だぞ御坂。後でお仕置きだ」

黄泉川「お転婆なのは変わってないようじゃん」

鉄装「いきなりで驚かせちゃったみたいで悪いですね」

そこには、カエル顔の医者が、寮監が、黄泉川が、鉄装が立っていた。

木山「やはり君には一番その顔が似合う」

そこには、春上や枝先ら置き去り(チャイルドエラー)の子供たちと手を繋ぐ木山が立っていた。

美琴「みんな………どうして……」

他にもよく見れば、固法、婚后、泡浮、湾内など美琴の知る人たちが、昔の姿で美琴のことを見つめていた。
そして、彼女たちの後ろにはどこか見覚えのある近未来的な街が佇んでいて………

美琴「学園都市……?」

佐天「みーんな御坂さんのこと待ってたんですよ」

初春「そうそう。今日、御坂さんが来るって知ってみんなで迎えに来たんです」

佐天と初春が美琴に近付いてきて言った。

黒子「あの『学園都市』には能力開発もありませんし能力者も1人もいません。しかし、安心なさって下さい。同様に、あそこには暗部も闇も、非人道的なことも何1つ存在していませんから。あの学園都市には、多くの学生や教師たちが一緒に未来を夢見て楽しく生活しておりますの」

黒子が美琴の腕を掴みながら説明する。

美琴「………………本当に?」

黒子「本当ですわ」ニコッ

美琴「そうなんだ……」

美琴の顔に、淡い笑みが刻まれた。

264 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:14:09.08 ID:HSrZc2g0 [17/22]
インデックス「これからはみんなで幸せに、永遠にあそこで暮らせるんだよ、みこと」
インデックス「ね、とうま?」

美琴の正面にいたインデックスがそう告げる。

美琴「え………? “とうま”」

インデックスの言葉に驚く美琴。
そして彼女の前に、1人の少年が現れた。

267 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:16:16.14 ID:HSrZc2g0 [18/22]







上条「美琴、久しぶりだな」









268 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:20:15.30 ID:HSrZc2g0 [19/22]
そこには、美琴がずっとずっと想いを抱いていた、あの少年――上条当麻が笑顔で立っていた。

美琴「………とうま………?」

上条「ああ」

美琴「当麻!!!!」

思わず、彼女の口からその名前が出た。同時に、笑みも零れる。

美琴「会いたかったよ! 当麻!!!」

駆け寄り、上条の胸元に飛び込む美琴。そんな彼女を上条は優しく抱き締める。

上条「俺もだ、美琴」

100年の時を経て、少年と少女は再会する――。
2人はしばらくの間、互いの顔を愛しげに見つめ合っていた。

佐天「じゃ、そろそろ」

初春「行きましょうか」

黒子「そうですわね」

黒子と佐天と初春が、美琴のために道を開ける。上条が1歩後ろへ下がり、その側にインデックスが立つ。





インデックス「学園都市へ!!!」







269 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/18(日) 23:26:23.45 ID:HSrZc2g0 [20/22]
上条が、静かに美琴に手を伸ばす。美琴はその伸ばされた腕を見て、次いで上条の顔を見た。
上条が、笑った。
それに応えるかのように美琴はその手を掴んだ。





上条「さ、行こう!」





美琴は満面の笑みで応えた。





美琴「うん!」





一斉に、みんなが走り出した。

向かう先は何の痛みも苦しみもない、希望と未来に満ち溢れた街『学園都市』――。

上条に手を引かれ美琴は走る。








こうして、彼女は永遠の幸せを手に入れた―――。








                                            〜Fin〜 はてなブックマーク - 美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」

美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」

未来編

72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:40:50.46 ID:7wBXR5.0 [2/5]

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




1ヵ月後――。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:45:59.77 ID:7wBXR5.0 [3/5]
打ち止め「ブーン、ってミサカはミサカは飛行機になった気分で走ってみたり〜」

大きくて広いメインホールを、元気な声を発しながら打ち止めが駆けていく。

「わっ」

「きゃっ」

「おっと」

打ち止め「どいてどいてー! ミサカ20001系は急には止まりませーん! ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」

ホールを行き交う人と人の間を、打ち止めは忍者のように素早くすり抜けていく。
ホールには、学園都市から逃げてきた学生、NGO団体の職員、研究者たち、政府関係者など様々な人がいたが、誰も打ち止めのことを鬱陶しそうに見る人はいなかった。

打ち止め「ちなみにミサカは逆戻り出来ませーん! だって一方通行だもーん、ってミサカはミサカはブーン」

この施設にいる子供と言えば、学園都市から逃げてきた子供しかいない。従って、そんな子供たちを邪険に扱う人は誰もいなかったのだ。

黒子「打ち止めちゃん、あまりはしゃいでいるとこけますまわよ!」

そんな打ち止めを後ろから注意する黒子。本来なら打ち止めのお目付け役は美琴がするはずだったが、色々と事情があって今は黒子がその役を仰せつかっていた。

黒子「まったく…何故私があの子の世話を……。まあ、彼女の笑顔を見ているとそう悪いものではないのですがね」

はしゃぐ打ち止めを見て黒子は笑みを浮かべる。

打ち止め「大丈夫大丈夫〜、ってミサカはミサカは…あう!!」

ドシャ!

黒子「あ」

黒子が予感していた通り、打ち止めは転倒してしまった。

黒子「まったく…だから言わんこっちゃない……」

打ち止め「あうううう……鼻が痛い……ん?」

黒子「あら?」

打ち止めが見つめる床に、1つの小さな影が現れた。打ち止めが顔を上げると、そこには男の子2人、女の子1人が心配そうに彼女を見つめていた。どうやらみんな打ち止めと同じ年頃らしい。恐らくは上条たちとは別ルート経由で学園都市から逃げてきた子供だろう。

女の子「大丈夫?」

男の子A「気を付けろよな」

男の子B「痛くない?」

76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:51:26.46 ID:7wBXR5.0 [4/5]
初対面であるにも関わらず、子供たちは転んだ打ち止めを心配する言葉を掛ける。

打ち止め「…………………」

そんな子供たちの顔を呆然と見つめ返す打ち止め。

黒子「(これは……しゃしゃり出ないほうがいいですわね)」

黒子は少し離れた場所で打ち止めの様子を見守ることにした。

女の子「ほら立って」

打ち止めに向かって手を伸ばす女の子。

打ち止め「え? あ…うん」

打ち止めは一瞬キョトンとしたが、恐る恐る女の子に手を伸ばしてみた。

ギュッ

恥ずかしそうな表情を浮かべながら、女の子に手伝われて打ち止めは立ち上がった。

打ち止め「あ…ありがとう……ってミサカはミサカは感謝してみる……」

女の子「どういたしまして」ニコッ

打ち止め「………………」

満面の笑みを浮かべる女の子を見て、打ち止めはどう対応していいのか分からなかったのか視線を逸らした。

男の子A「お前、学園都市から逃げてきたんだろ?」

打ち止め「え?」

男の子B「違うの?」

と、男の子たちが打ち止めに話しかけてきた。

打ち止め「そ、そうだけど……」

女の子「じゃあさ、友達にならない?」

打ち止め「え……」

女の子「わたしたちもここで知り合ったんだけど、もっと友達を増やしたかったの」

男の子A「お前なら歓迎するぜ?」

男の子B「そうだよなろうよ友達」

77 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/16(金) 23:57:53.82 ID:7wBXR5.0 [5/5]
打ち止め「あ……う……」

一瞬、打ち止めは少し顔を俯かせた。

女の子「ね、友達になろう!」

しかし、再び女の子の笑顔を見ると打ち止めは恥ずかしながらも答えていた。

打ち止め「うん……じゃ、じゃあ…こんなミサカでよかったらお友達に……」ボソボソ

女の子「やったぁ!」

男の子A「今からお前俺たちの仲間な!」

男の子B「君、名前何て言うの?」

打ち止め「えっと……『打ち止め(ラストオーダー)』?」

女の子男の子A男の子B「らすとおーだぁ?」

打ち止め「あ、じゃなくて『ミサカ』! 『ミサカ』でいいよ!」

女の子「そうなんだ。じゃあ『ミサカ』ちゃんって呼ぶね! わたしの名前はね……」

つい先程知り合ったばかりだと言うのに、もう彼女たちは仲良さそうだった。

黒子「………クス」

新しく…と言うよりも初めて出来た友達と嬉しそうに話す打ち止めを見て黒子は微笑みを浮かべた。

打ち止め「……うん、これからも宜しくね! ってミサカはミサカは満面の笑顔で答えてみる!」

黒子「(あの殿方の影響からか、打ち止めちゃんは強い子ですわね。しかし、問題は………)」

黒子はその顔から笑みを消すと、不安な表情をつくって虚空を仰ぎ見た。

78 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:02:50.14 ID:plNqHvA0 [1/12]
連合NGO団体施設に設けられた、学生たちの居住区エリア。その一室に美琴はいた。

コンコン

部屋の扉をノックする音が聞こえた。

黒子「お姉さま、私ですの」

美琴「…………開いてるわよ」

どこか元気の無い声で美琴は答えた。

ガラッ

黒子「お姉さま……」

黒子が中に入ると、部屋はカーテンで締め切っており昼間だと言うのに夜のように暗かった。
そんな広くも無い、トイレや風呂、テレビなど必要最低限の施設が備えられたその部屋の中央のベッドの上に彼女はいた。うつ伏せになりながら。

黒子「お姉さま、こんなお昼からカーテンも締め切って健康に悪いですわよ?」

美琴「放っといてよ……」

黒子「…………………」

振り向きもせず、美琴は鬱陶しそうに答える。

黒子「もう学園都市から離れて1ヶ月近く……そろそろ規則正しい食生活に移行した方が……。もうすぐ例の“カリキュラム”も始まりますし……」

美琴「……………私の勝手でしょ」

黒子「じきに学生たちには両親との面会期間も設けられます。いつまでもそんなことしてる場合では……」

79 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:07:33.90 ID:plNqHvA0 [2/12]
美琴「うるさい!!」

黒子「!!」ビクッ

美琴「……………もう、出てって……」

黒子「…………………」

美琴の言葉に、黒子はただ黙るしかなかった。

黒子「…………分かりました」

黒子は部屋から出、ドアに手をかけた。

黒子「………そう言えば…ついさっきのことですけど、打ち止めちゃん、友達が3人出来たようですわ」

美琴「……………………」

黒子「なるべく彼女にも会って下さいませ」

ガララ……ピシャッ

ドアが閉められ、部屋は再び暗闇と静寂に包まれた。

美琴「……………………」

孤独感が美琴を襲う。

美琴「……………ふぐぅ……当麻ぁ………」

嗚咽混じりに、彼女は布団をギュッと掴んだ。

80 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:12:48.39 ID:plNqHvA0 [3/12]
佐天「いっただきまーす!」

初春「いただきまーす!」

明るい声が響きわたった。

黒子「では、いただきますの」

施設に設けられた食堂の1つ。そこに今、黒子と佐天と初春は昼食を食べるべく同じテーブルに集まっていた。

佐天「モグモグ……意外にもおいしいね」

初春「そうですね。もっと質素なんじゃないかと思ってたんですけど…ムシャムシャ」

目の前に広げられたピザやスープ、ハンバーグなどの洋食を食べながら彼女たちは談笑する。

黒子「学園都市のレストランにあった、よく意味の分からない実験的料理のように先鋭的な味はしませんが、それでも食事出来るだけ贅沢なものですわね」

佐天「確かにそうですよね」

初春「そう言えば、昨日また婚后さんに会いましたよ」

黒子「ほう? これで何回目でしょうかね」

初春「泡浮さんや湾内さんと一緒にいました。みんなお嬢さまですけど、ここの生活環境にも随分慣れたようですね」

佐天「あたしてっきり、お嬢さまってこういった俗世間と混ざったら消滅するのかと思ってました」

黒子「佐天さんはどういう考え方をしていますの……」

佐天「あはは。でも結局良かったじゃないですか。みんなと再会出来て」

それを聞き、黒子と初春が頷く。

初春「固法先輩に婚后さん、泡浮さん、湾内さん。春上さんや枝先さんたち。みんな元気そうでしたよ」

佐天「アケミやむーちゃん、マコちんもね」

黒子「あすなろ園の子供たちもみんな無事だったようですわね」

81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:18:28.92 ID:plNqHvA0 [4/12]
佐天「みんなちゃんと生きてて学園都市から逃げれたんですよね」

初春「全部、あの人たちのお陰なんですよね……」

黒子佐天初春「…………………」

そこで一旦、食事が止まった。彼女たちは誰かを思い出しているようだった。

佐天「そういや、御坂さんはどうです?」

黒子「え?」

初春「やっぱり、まだ元気が無いまま引きこもってるんですか?」

佐天と初春が心配そうな顔を黒子に向けてきた。

黒子「ええまあ……。さっきも伺ってみましたが、相変わらず。カーテンも締め切って、レベル5の超能力者とは思えないほど……。何だか最近以前よりも痩せてきたようにも思えますし……心配ですわ」

佐天「もうだいぶまともに会ってないですよね」

初春「……でも、やっぱり仕方ないと思います。あんな別れ方をしたら……」

黒子「打ち止めちゃんはようやく友達も出来たんですがね……。お姉さまも元気を出してくれればいいのですが……」

黒子佐天初春「…………………」

再び、食事が止まった。

初春「私はそんな経験無いからよく分からないですけど、両想いが発覚した瞬間、失恋ってどんな気持ちなんでしょうか……」

佐天「失恋って言うより、今生の別れだよね。……恋が叶った途端、今生の別れだなんて……」

黒子「確かに。お姉さまにとってあの方の存在は計り知れないほど大きなものでした。そう簡単に立ち直るのは難しいでしょう。それこそおよそ10年掛かるかもしれませんわね。いえ、その存在そのものを忘れることは一生掛かっても無いでしょう……」

佐天初春「御坂さん……」

黒子「今は、そうっとしておきましょう。……ですが、私は信じていますわ。お姉さまが元気を取り戻して私たちにあの凛々しくも美しい笑顔を再び見せてくれることを……」

そう言って黒子は食堂に設置された窓に顔を向けた。佐天と初春もそれに倣った。
そこから見える空は青かった。

82 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:24:37.58 ID:plNqHvA0 [5/12]
学生の居住区エリア。その一室。
カーテンも締め切り電気も点いていない部屋の中、壁際に設置されたテレビが僅かな光を漏らし、暗い空間を淡く浮かび上がらせていた。

テレビ『学園都市内部では、今も研究者勢力とテログループの戦闘が行われ………』

机の上に置かれたノートパソコンには、学園都市崩壊に関する記事を載せたいくつかのサイトが複数のブラウザで表示され、床には同じく学園都市の記事を扱った新聞が散らばっていた。

美琴「……………当麻ぁ」

全て、美琴が上条の行方の手掛かりを少しでも得るために集めたものだった。

美琴「どうして……どうして……私を置いて……行っちゃったの……?」

布団の中にくるまりながら、美琴は涙を流し悲しみに明け暮れる。

美琴「やだよ……会いたいよ当麻………もう1回、その笑顔を見せてよ……ううう…グスッ」

ここ1ヶ月、ずっと美琴はこの調子だった。忘れようとしても忘れられない想い人の笑顔が、共に過ごした日々が何度もフラッシュバックするのだ。

美琴「………何で……何でよ………」

美琴はギュゥッと自らの身体を抱き締める。

美琴「当麻……」

学園都市から逃げる1週間ほど前、共に御坂妹の死を悲しんだ時、美琴は上条と寄り添い互いの悲しみを慰め合った。
その時の、自分を抱き締めてくれた上条の大きな身体が、温もりが、匂いが、いまだ忘れられないのだった。

美琴「えうっ……ヒグッ…」

彼女は自分の唇に触れてみた。
上条の人肌の最後の感触が唇を触れたびに蘇るのだった。

美琴「……当麻………」

彼女の双眸から涙が止まることはなかった。

84 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:30:43.59 ID:plNqHvA0 [6/12]

上条「俺もお前のことが好きだ美琴」


――私も!! 私も当麻のことが好きだった……!――


上条「俺もだ!! 俺も…美琴のことずっと愛してるよ……」


――私も……私もずっと愛してる……っ――


上条「またな……美琴」


――やだ……行かないで!! お願い待って!! 私を置いてかないで!! 当麻!!――


上条「………」ニコッ


――やだ……1人にしないで……やだよ……うう……グスッ」――


――どうして……行っちゃうの? ……私たち、せっかく結ばれたのに……――


――やだよ……当麻がいないと……私……――


――もう、死にたい………――


――…………………………――


『ダメなんだよ美琴』


――え……?――


『せっかくとうまが生かしてくれた命なのに、死んじゃダメなんだよ』


――誰……? 誰かそこにいるの?――



87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:36:26.29 ID:plNqHvA0 [7/12]


『美琴もよく知ってると思うよ』


――?――


『美琴……とうまはね、美琴の幸せを誰よりも願ってるんだ。美琴が幸せになることを望んで戻っていったんだよ?』


――でも……私は……――


『ここで美琴がずっと悲しんでたり、それどころか死んじゃったりしたら、とうまはとても悲しむんだよ』


――貴女、もしかして……――


『だから、生きるんだよ美琴。そして幸せになるんだよ』


――ねぇ、貴女!――


『それが、とうまの願いなんだよ』


――インデックス!!!――




ガバッ!!!!




美琴「………ハァ………ハァ………ゼェ………」

90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:42:58.56 ID:plNqHvA0 [8/12]
息を切らし、美琴は飛び起きた。

美琴「夢……?」

いつの間にか眠っていたようだ。

美琴「………夢か……」

暗闇の中、テレビの光が部屋を淡く照らしていた。
ふと頬に手を当ててみると、水滴がついた。どうやら寝ながら泣いていたらしい。

美琴「…………………」

しかし、どこか頭はスッキリしていた。
と、カーテンの隙間から光が差し込んでいるのが見えた。

美琴「…………………」

何の意図も無い、無意識のうちの行動だったが、美琴はベッドから降り、カーテンを開けてみた。

美琴「うわ」

その瞬間、夕焼けの光が彼女の顔を照らした。

美琴「………綺麗」

かつて上条と共に学園都市から見たものよりもとても美しく綺麗な夕焼けだった。

91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:48:11.33 ID:plNqHvA0 [9/12]
美琴「こんなにも綺麗だったなんて……」
美琴「……………………」

しばらく美琴はその光景に目を奪われていた。

美琴「………よし!」

そして彼女は、何かを思い立ち、適当に髪を整えると、部屋のドアを開け久しぶりに外に飛び出した。



しばらくして、美琴は頂上に大きな木が生えた小さな丘の上に来ていた。
すぐ近くから、はしゃぐ子供たちの声が聞こえた。

美琴「…………………」

美琴は、とある方向に視線を据えてみた。その先にあったのは、かつて彼女が暮らしていた街―『学園都市』だった。

美琴「学園都市か………」

風が吹き、彼女の髪を優しく揺らした。

美琴「当麻……ありがとう」

風に揺れる髪を押さえながら、彼女は学園都市に向かって呟いた。

美琴「……………………」

その顔には、もう涙も悲しみもなかった。
ただ、凛々しく美しい笑顔が浮かんでいるだけだった。


まるで彼女を慰める風に包まれながら、美琴はいつまでも学園都市を眺めていた――。

98 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 01:00:39.38 ID:plNqHvA0 [10/12]

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




10年後――。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



103 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 01:07:17.22 ID:plNqHvA0 [11/12]
東京・都心部――。

多くの人が行き交うビジネス街。その一角にあるオープンカフェのテーブルにその女性は座っていた。
ボブショートに切り揃えられたシャンパンゴールドの髪。細くて、しかしどこか力強さを感じる白い腕。理想的な体型に整えられたその肉体は、並のモデルでも思わず見とれてしまうほどだった。
凛とした顔は鋭く、化粧も程ほどに薄いのにも関わらず、それでいてみずみずしい美しさを保っている。

彼女の名前は御坂美琴――。かつて、超能力が科学として認められた街『学園都市』で、レベル5第3位の超能力者だった女性だ。

美琴「待ち合わせの時間までもう少しかしら?」

今、彼女は本を読みながら人を待っていた。学園都市で出会った友人たちを。

美琴「学園都市……か」

美琴は思い出す。かつて住んでいた街のことを。そしてその顛末を。

10年前、美琴たちは、とある少年たちの手を借りて、崩壊間近の学園都市から逃げ出した。
初めは不安だらけだった。何しろ、久しぶりの『外』の世界だ。一般人から白い目で見られるのではないかと思ったほどだった。
だが、実際は違い、一時的に預けられたNGO施設の職員たちは優しく接してくれ、親身になって相談に乗ってもらったりもした。その後も、施設の中で先に脱出していた友人たちや、心配になって面会に来てくれた両親とも再会し、時は穏やかに流れていった。
やがて施設を出ると、都内の学校に入学。学園都市から来たと打ち明けても誰も恐がったり避けたりもせず、たくさんの友達に恵まれた。
振り返ってみれば、とても充実した幸せな10年だった――。

「あ、いましたよ!」

「御坂さーん!」

「ご無沙汰しておりますの!」

ふと、我に返る美琴。見ると、3人の旧友たちが歩いてくる姿が見えた。

佐天「久しぶりです!!」

初春「相変わらず元気そうで何よりです」

黒子「ああ、お姉さま、とても会いたかったですわ。しかも会うたびに綺麗になられて黒子はとても嬉しいですの♪」

白井黒子、佐天涙子、初春飾利。かつて共に学園都市で戦い、共に青春を生きた掛け替えのない一生ものの親友だった。
彼女たちを見て、美琴は微笑んだ。




美琴「久しぶり、みんな!」




182 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage] 投稿日:2010/07/17(土) 22:34:43.15 ID:m4txh7.0 [2/10]
美琴「黒子! 佐天さん! 初春さん!」

思わず美琴は叫んだ。久しぶりに見る旧友を前に笑顔が零れた。

黒子「あああんお姉さまぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! 会うたびに綺麗になられて黒子は感激ですの〜!!!」

美琴「ええい、あんたのそれだけは10年前から変わらないわね!」

佐天「あははは、やっぱりこれ見ると御坂さんと白井さんって感じがしますねー」

初春「ホント、いいコンビですよね!」

美琴と久しぶりに再会した旧友である黒子、佐天、初春が席に着く。みんな、この10年でとても美しい女性に育っていた。
黒子は、昔のようなツインテールではなく髪を肩口付近まで伸ばしている。癖っ毛への苦肉の策としてウェーブを掛けているらしく、それが昔とは別の意味で大人っぽさを醸し出していた。体型は昔のように小柄だったが、繊細で華奢なスタイルは保っているようだ。
初春は逆に髪を背中まで伸ばしているが、花飾りだけはいまだ装着しているようだった。但し、どうも昔と比べて花飾りのボリュームが増しているように見える。服装は緩やかでおとなしめの女性の雰囲気を窺わせた。
佐天の美しい黒髪は変わっていなかったが、今は後ろで束ねてアップにしている。今時の女性らしい格好にスラッとした身体は男も女も羨むほどだった。

黒子「お姉さまああああああああああ!!!!」スリスリスリ

「うわあああああああああん!!!!」

と、そこで赤ん坊の泣き声が聞こえた。

黒子「Oh,これは失礼ですの!」

美琴の胸に抱かれた赤ん坊だった。

美琴「もーう何やってるの黒子ったら」

佐天「うっは、また一段と可愛くなってますねその子」

初春「えい、このこの」プニプニ

赤ん坊が笑った。

初春「可愛いー」

佐天「美女4人を前にして照れてるのかな?」

黒子「にしてもホントお姉さまにも似て可愛いですわね。食べちゃいたいぐらいですわ♪」

美琴「あんたが言うと洒落に聞こえないわ……」

ご覧のように、美琴は今、一児の母だった。

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