美琴(25)「いってらっしゃい」当麻「ああ、いってくる」


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:04:06.01 ID:AyXQ8BWJ0


〜自宅〜

美琴「ん〜、もーこんな時間かぁ・・・今日はお客さんが来るからお菓子とお茶の準備しとかなくちゃねぇ」

テキパキジュンビ

美琴「よし、こんなもんでしょ!」

ピンポーン

美琴「はーい!今行きまーす!」パタパタ

ガチャ

美琴「いらっしゃい。初春さん、佐天さん」

初春「お久しぶりです」

佐天「お久しぶりですね。御坂さん!おっと、今はて上条さんだっけw」

美琴「二人とも相変わらずねぇwさっ、上がってよ!」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:06:58.96 ID:AyXQ8BWJ0


その頃

当麻「今日のプレゼンは絶対にミスは許されないからな、気合入れねーと!!」

当麻「ん?あそこに人が倒れてる!?大丈夫ですかー!!」



当麻「という事があって・・・」

固法「で、大事なプレゼンをすっぽかした訳ね・・・まったく、相変わらず・・・」

当麻「はぁ・・・不幸だ」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:09:56.19 ID:AyXQ8BWJ0


〜自宅〜

美琴「初春さんは教師になってどれぐらいだっけ?」

初春「えーっと、3年目ですね。学生時代の当麻さんみたいに突っ走る子が多くて毎日手を焼いていますよ」

美琴「学生時代の当麻みたいな子かぁ・・・佐天さんのお世話になっていそうだねー」

佐天「そーなんですよーwこの前も事件に初春の生徒が事件に首突っ込んで来ましたからね〜w警備員にまかせろって感じなんですけどねw」

初春「あの時は本当にありがとうございましたぁ佐天さん!」

佐天「別にいいって、学園都市の安全を守るのが私たち警備員なんだからさ!」

美琴「頼もしい限りね。がんばってちょーだい!佐天さん!」



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:16:54.86 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

固法「そういえば、社長がよんでたわよ、上条主任」

上条「俺を?」

土御門「プレゼンのことだと思うぜよカミやん?まぁ観念するんだにゃー」

上条「だよなぁ〜・・・しょうがねぇ、行ってくるか」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:25:44.79 ID:AyXQ8BWJ0

〜社長室前〜

コンコン

上条「しつれーしまーす」ガチャ

黒子「来るのが遅いですの!!」ヒュン

上条「のわっ!!いきなり目の前に!!」

黒子「まぁ、遅れた事は別にいいですの。もちろん、言われる事はわかっていらっしゃいますわよね?」

上条「・・・はい、プレゼンのことだよn・・・ですよね」

黒子「当然ですの!一度ならず二度までも!お姉様の旦那でなければ即刻クビにしていた所ですの!」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:30:21.16 ID:AyXQ8BWJ0

上条「うっ・・・(何も言えない)」

黒子「その点、あなたはお姉様にもっと感謝するべきじゃありませんの!?」

上条「はい・・・私、上条当麻は上条美琴に感s 黒子「キーーーー!!お姉様の名前に 上 条 とつけるのはやめてほしいですの!!」

上条「じゃあ、美k 黒子「ムキーーーー!!お姉様を呼び捨てとは言語道断ですの!!!」

上条「・・・御坂美k 黒子「今は上条ですの!!あなたバカですの!?死ぬですの!?」

上条「じゃあどうしろってんだよぉぉおおお!!!!」



思いつきで書いた俺がバカだった・・・後は頼む


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:40:46.28 ID:AyXQ8BWJ0

〜自宅〜

美琴「もうそろそろお昼ね。せっかくだから家で食べてくでしょ?」

佐天「へ?いいんですか?やたー!」

初春「じゃあ私手伝いますよ!母体に無理はいけませんからね」

美琴「そう?ありがたいわ〜最近辛くってw」

佐天「あっ、私だって手伝いますからね!」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 11:55:13.29 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

黒子「もう戻ってもかまいませんの」

当麻「し、しつれーしましたぁ(ようやく開放された)」


当麻「つっても昼休み終了まで後10分じゃねーか!!あぁ〜腹減った・・・不幸だ」

姫神「主任」

当麻「のわっ!!って姫神かぁビックリさせんなよー」

姫神「お茶と昼の残りのパン。ここに置いとく。どうぞ」

当麻「へ?もらっていいのか姫神!?サンキュー!」

姫神「いい。どうぞ食べて。」クルッスタスタ

当麻「姫神は優しいなぁ」ハムハムゴクッ



〜物陰〜

姫神「よしっ!!!!」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 12:31:00.89 ID:AyXQ8BWJ0

〜自宅〜

初春・佐天「ごちそーさまでしたっ」

美琴「お粗末さまでしたっと」

佐天「いやー美味しかった!こんな美味い料理毎日食べれる当麻さんは幸せものだよ〜」

初春「確かにこの料理で餌付けさらたら浮気なんてできませんねww」

美琴「っ・・・そう・・・ね・・・」

初春「?どうかしました?」

美琴「へ?・・・いやー、どうもしないよーハハハ」

佐天「(一瞬だが明らかに動揺した・・・まさかっ!!)あのー美琴さん?」

美琴「ん?なにー?」

佐天「つかぬ事をお聞きしますが・・・いいですか?」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 12:53:41.31 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

当麻「さーてと、張り切って仕事に専念いたしますかね」カタカタッターン!

当麻「あっ、そうだ。今日面接官やるんだった。そろそろはじまっちゃうな・・・行くか」

〜面接会場〜

固法「では、次の方どうぞ」

青髪「失礼するでぇ」

当麻・土御門「ってお前かよ!!」

固法「では面接をはじめます。あなたの特技は?」

青髪「>>40」


40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 12:55:55.76 ID:AW326a2g0

あぼ〜ん


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 13:00:03.68 ID:AyXQ8BWJ0
>>42
スマン。内容が思いつかなかったからなんだ・・・


とりあえず再安価
>>50


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 13:02:29.78 ID:fjK3Gy+O0

イオナズン


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 15:01:32.68 ID:AyXQ8BWJ0


青髪「イオナズンや!!」

土御門「!!!」

当麻「イオナ・・・はい?」

固法「よくわからないけど・・・今できる?」

青髪「いくらでも見せたるでぇぇえええ!!!!うおぉおおぉおおおお!!!」

土御門「カミやん!!」

当麻「え?」

青髪「とぅらあああああ」バッシュゥゥゥゥゥウウウ!!!!!!


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 15:17:45.38 ID:AyXQ8BWJ0

〜自宅〜

初春「当麻さんのあやしい行動を整理すると、1、最近帰りが遅い。2、口数が少なくなった。3、ブランド物のバックやアクセサリーの雑誌を購入している。こんなところでしょうか」

佐天「う〜ん・・・あまり言いたくはないですけど、浮気の可能性が・・・」

美琴「そんな!!当麻がそんなことするはずがないじゃない!!!」

佐天「わ私だって疑いたくなんかないですよ!!でも・・・」

初春「ふ二人とも落ち着いてぇ」オロオロ

prrrrr prrrr

佐天「あっ、ちょっとすいません・・・はい、佐天です」

佐天「ええ!!?白井さんの会社でぇ!?はい!今行きます!!」

美琴「ちょっと、黒子の会社がどうしたのよ!?」

佐天「派手に能力バトルが繰り広げられてるそうです!私いかなきゃ!」

美琴「待って!!私もいく!!当麻が・・・当麻が心配なの!!」

佐天「・・・わかりました。初春!車出してくれる!?」

初春「任せてください!!とばしていきますよ!!」


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 16:49:47.97 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

青髪「わいの力はまだまだこんなもんやないで!!」グババシュウウウゥゥゥウウン!!

当麻「っぐう!!(くそっ!押されてる・・・)」

土御門「持ちこたえぜよ!!カミやん!!(なんて凄まじいぜよ・・・近づけん!!)」

固法「きゃああ!!」

当麻「固法!!クソ動けない!!」

青髪「ヒィィィィイイハアアアア!!!」

〜会社外〜

警備員A「ここから狙撃できるか!?」

警備員B「いや、俺じゃ無理だ・・・クソ!!」

キキイィィィィ ガチャ バタン

佐天「ごめん!!遅れた」

警備員A「佐天隊長!!待ってましたよ!!」

警備員B「これで勝つる!!」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 17:31:00.56 ID:AyXQ8BWJ0

佐天「まずは現状を教えて」

警備員B「はい、あそこの窓の向かいに見える青い髪の男が手前にいる男に攻撃してる模様です」

佐天「わかったわ。Bは非難活動にまわって。Aは待機。あとは私一人でかたずける。」

初春「佐天さんなんだかカッコイイ!!」

美琴「当麻・・・大丈夫かしら」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 17:38:00.79 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

当麻「やべぇ・・・(右腕がしびれてきたそろそろ限界だ)」ガクッ

土御門「カミやん!!っ!!イオナズンが外に!!」

バッシュゥゥゥウン

青髪「きぇあアアアアアアアアアア」

〜会社外〜

バッシュゥゥゥウン

佐天「危ない!!」バッ

チュドーーーン

佐天「やってくれるわねぇ・・・いいわ・・・」ガシュン

佐天「そこまでして破壊活動がしたいってんなら・・・このふざけた現状をぶち抜く!!」ガッシャン

佐天「一発で決めてやろうじゃない!!」バッキュウウウウウン


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 17:53:51.71 ID:AyXQ8BWJ0

〜会社〜

青髪「っもももももおっもおおおおおおお」バウゥゥゥウウン!!

当麻「ここまでか・・・」

ターン

青髪「オーゥ」バタッ

土御門「・・・イオナズンが止まっ・・・た?」

当麻「いったい何が・・・っ!?青髪の眉間にダーツのような物付いてる!」

土御門「これは・・・麻酔弾だにゃー」

当麻「なにはともわれ、終わったんだ・・・よな?」

当麻「まったく不幸な一日だったよ・・・はぁ、疲れた」


93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 18:09:45.98 ID:AyXQ8BWJ0

〜外〜

佐天「どうやら上手くいったみたいね・・・初春達大丈夫かな。探しにいってこよ」

佐天「みーこーとーさーん!!うーいーはーるー!!どーこー!?あっいたいた」


初春「美琴さん!!しっかりして!!美琴さんてばっ!!」

美琴「ううぅ・・・痛いよ・・・赤ちゃんが・・助けぇ・・」ダラー

佐天「こんなところに・・・って血?美琴さん!?ちょっと、初春!!美琴さん一体どうしたの!!??」

初春「うっ・・ぐすっ・・いきなりこっちの方に何かが飛んできて・・・それに巻き込まれて・・・うわあぁぁぁああん」

佐天「そんな・・・とっ、とりあえず病院へ!!私、救急車呼んでくる!!初春は美琴さんのこと頼んだよ」ダッ



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 18:33:27.92 ID:AyXQ8BWJ0

〜病院〜

初春「しっかり!!しっかりしてください!!美琴さん!!」

佐天「死んじゃ嫌だよ!!美琴さぁん!!美琴さんってば!!」

美琴「とう・・・ま・・・ごめん・・・ね・・・赤・・ちゃん・・死んじゃった・・・かも・・・ごめんね・・・うぅ」ポロポロ

医師「手術室に入ります皆さんはここで待っていて下さい」ガラガラ プシュー


佐天「何が学園都市の安全を守るのが私たち警備員だよ・・・大事な先輩すら守れないのに・・・自分が無力すぎて悔しい・・・悔しいよ」ポロ

初春「佐天さん・・・」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 18:58:59.52 ID:AyXQ8BWJ0

当麻「はぁはぁはぁここか!!」ダッ

当麻「すいません!!搬送されてきた上条美琴の旦那です!!今美琴は何処に!!!?」

看護婦「はい、そこの通路の突き当たりを左に真っ直ぐ行ったところです。とミサカは内心不安の色を隠せないように言います。」

当麻「ありがとうございます!!」ダッ


初春「あっ当麻さん・・・」

佐天「・・・・・・。」

当麻「初春さん、佐天さん!!美琴は・・・美琴はどんな様子でした!?」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 19:10:13.91 ID:AyXQ8BWJ0

初春「それは・・・」

プシュー カツカツカツ

医師「上条当麻さんでいらっしゃいますか?」

当麻「はい、それで美琴は!?」

医師「彼女もおなかの中の子も大変危険な状態です。」

医師「今なら赤ちゃんは助かります。しかし、出産時のショックで美琴さんは死んでしまうでしょう・・・その逆も然りです」

当麻「そっ・・・そんな・・・」

医師「決めて下さい!遅ければ二人とも死んでしまうんですよ!?」


115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/19(金) 19:26:16.29 ID:AyXQ8BWJ0


当麻「・・・んなの決められる訳ねぇじゃねぇか!!」

当麻「チクショウ・・・どうしてこんな事に・・・」

医師「辛い選択なのはわかります・・・しかし・・・」

??「諦めるのはちょっと早いとおもうねぇ?」

当麻「あっあなたは・・・」

冥土返し「今日は非番なんだが、潰れてしまったようだ。」

冥土返し「ここから先は私がやろう。君はここでまっていなさい・・・。できるね?」

当麻「はい・・・信じてます!」




すいません。ちょっと仕事がかたづかないので、いったん止めます。
たぶん明日の朝まで書けないと思うので、よろしければ明日の朝まで保守してください。落としてもらっても結構です。

すみません

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 07:51:26.31 ID:5UT9qQTf0

プシュー

当麻「美琴・・・」

シュン

黒子「お姉ぇ様ぁー!」

初春「白井さん!」

黒子「お姉様は!?お姉様は大丈夫ですの!?」ガシッ

初春「しっ白井さん、痛い・・・痛いです。」

黒子「っ!・・・すみませんですの・・・つい」

当麻「気持ちはわかるけど、今は信じて待つしかねぇだろ!」

黒子「はい・・・」



佐天「・・・・・私ちょっと席外すね」

初春「佐天さんどこに・・・?」

佐天「決まってんでしょ、あの青髪野郎をぶっ飛ばして来るの!!」ツカツカツカ


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:50:38.51 ID:5UT9qQTf0
>>181ミス

〜病院〜

3時間後

プツン プシュー

冥土返し「ふぅ〜もぅ大丈夫だよ。二人共無事だ」

当麻「うっ・・・あぁ、ありがとうございます!!グズっ」オトコナキー

初春「美琴さん無事なんですね!?よかったよ〜」

黒子「うわぁぁん!お姉様ぁ!お姉様ぁ!」ダッ

冥土返し「おっと、今は安静にさせてあげるんだ。わかるね?」イカセナイゼー

黒子「そんなぁ!」


186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 08:55:39.02 ID:5UT9qQTf0

〜数後日、病室〜

コンコン

美琴「どうぞー」

ガラガラ

当麻「おはよう美琴」

美琴「おはよう当麻」

当麻「どうだ、調子は。何か痛い所とかないか?」

美琴「大丈夫よぉ、どこも痛くない。もし痛い所があっても、この子の寝顔みたら吹っ飛んじゃうんだから!」

当麻「確かにな。麻琴の寝顔見てると癒される」



今日も職場から書きますのでゆっくりと書くことになりそうです



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:29:37.42 ID:5UT9qQTf0

退院後しばらくして

ピンポーン

美琴「はーい!(誰かしら?)」

ガチャ

打ち止め「久しぶり!姉さん!」

一方通行「なンだ、生きてやがったか」

美琴「あら!打ち止めと一方通行なんでここに!?」

打ち止め「そんなの姉さんの様子を見に決まってるじゃない!」

美琴「でもわざわざ・・・ミサカネットワークを使えば・・・」

一方通行「コイツがこの目で確かめてェってきかねェからよォ、わざわざ地球の裏側から来たンだよ」

打ち止め「そーゆーこと!」

美琴「なるほどぉ、立ち話もなんだからあがってよ。お茶ぐらい出すわよ」


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 09:55:49.95 ID:5UT9qQTf0

当麻「zzZ」

一方通行「のん気にソファーで寝てんじゃねェよ」ゲシッ

当麻「おうっふ!!」ゴロ バッターン

打ち止め「二人って仲いいよねーw」

一方通行「はあァ?何言ってんだァ?何処をどう見たらそんな風に見えンだよ」

打ち止め「強がらないのww」

一方通行「意味がわからねェ」

美琴「はいはい、お茶どうぞっと」つ旦×2




打ち止めがミサカはミサカは〜って言わないのは多くの人との交流の中に浸り、学んだ為で、決してめんどくさい訳ではありません
「じゃあ御坂妹どうなんだよ」と言う質問は受け付けません。以上。




205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/20(土) 10:32:29.71 ID:5UT9qQTf0

打ち止め「うあぁ〜かわいい〜」

美琴「麻琴って言うのよ、どお?抱いてみる?」

打ち止め「いいの!?」

美琴「ええwほら優しくねぇ」ダキ ソー

打ち止め「わー^^」


当麻「楽しそうだな〜」

一方通行「みてェだな」ズズズ

当麻「そーいや、これで打ち止めも『叔母さん』になったんだよなぁ」

一方通行「!!」ピクッ

一方通行「(おばさん・・・打ち止め→オバさん=ババァ)そんな・・・」ガタッ

当麻「お、おい。どうした急に立ち上がって」

一方通行「なんだかよォ・・・夕日に向かって走りたくなったんだァ・・・突発的になァ」

一方通行「じゃあな・・・」

END
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上条「お前がLv5だって?」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:09:30.11 ID:rz+3gFoa0

ある日の放課後、不幸少年上条当麻はとある友人に呼び出されて校舎の裏に来ていた。

「そうやでー、カミやん。 ボクが学園都市にいる七人のLv5のうちの第六位や」

上条の疑問に世界三大テノールもびっくりの野太い声がエセ関西弁で答える。
青髪ピアス、そう呼ばれるこの男はあだ名通りの青い髪にピアスと、180オーバーの姿だけから見ればかなり怪しい人間である。
もっとも、女性に対する守備範囲の広さも含めれば中身は変態となるが。



こんな感じで

書きためしてある


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:12:22.38 ID:rz+3gFoa0

「何言ってんだお前? 今日はエイプリールフールじゃねーぞ」

「あれ!? カミやん信じてくれへんの!?」

「普通は信じねーよ、じゃあな」

上条は冷めた態度のまま、踵を返し帰ろうとする。
元々、今日は放課後のタイムサービスで安くなる食材を買うために近所のスーパーにダッシュっで向かう予定だったのだ。
ところが、いつもはヘラヘラとしている青髪が妙に真剣な顔をして「放課後話があるから校舎裏に来てや」などというものだから泣く泣く来てやった結果がこれである。
(まったく・・・、おかげで吹寄に「アンタまさかついに男にまで・・・」とか妙な勘違いされるし、ああ今日も不幸だー)
とりあえず、タイムサービスだけは逃すまいと走り出そうとした矢先、

「っ!?」

突然、ビュウ!と音を立て突風が上条を襲った。


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:17:36.88 ID:rz+3gFoa0

「ちょっと待ってや、カミやん。これは本当なんやからもっと真面目に聞ぃたってや」

突風を受けて転んだ上条に対して青髪は手を差し伸べると彼を立ち上がらせる。

「・・・今の風ってお前がやったのか?」

「そうやで」

青髪の迷いのない即答に上条は能力によって転ばされたことに対する怒りよりも先に驚きを覚えた。
青髪は上条や土御門とともにΔフォースとよばれる三馬鹿トリオの一角である。現に補習だってほぼすべて出席している。
(だけど、確かこいつって小萌先生を困らせるためだけにやり終えた夏休みの課題を忘れてるしなぁ)
そう考えると今の風の強さから考えてLv3以上である可能性は高い。
だがそれだけでLv5であるという発言を信じることはできない。
なぜなら、Lv5は学園都市230万人の頂点である。それが目の前でバニーさんやロリについて熱く語っていた男などとはどうにも結びつかない。

「やっぱり信じられん?」

「ああ、そりゃな。仮にお前が能力者だとしてもLv5はないだろう、だったら何でお前がこの学校に通っているのか分からないし」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:19:52.21 ID:rz+3gFoa0

上条たちが通っている高校はまったくもって普通の高校である。
御坂美琴が通う常盤台中学やそれと肩を並べる長点上機学園など行った能力養成のエリート校でもなければ、たった一人の能力のためだけの学校でもない。
まったくもって平凡な学校だ。
学園都市側としてもそんなところにたった七人しかいないLv5をそんなところに通わせたりしないだろう。

「ああ、それは簡単や。ボクが小萌センセを見てここに通わせてもらえるように学園都市と交渉したからな」

「ハア!?」

そんな馬鹿な、と言いかけた上条だがこいつならあり得るかもしれないと思い言葉を引っ込める。
とはいえ

「でもそれだけで学園都市側が許可するのか? だって学園に7人しかいないんだぞ?」

当り前の疑問が残る。
しかしその疑問に対して青髪は何時ものしまりのない笑顔でこう答えた。

「それは簡単。ボクが学園都市にとって用無しのLv5やからや」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:22:04.31 ID:rz+3gFoa0




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「いやー、しかしカミやん。いくらわいのせいや言うても夕飯の食材おごらせるのは酷いんとちゃう?」

「黙れ。お前のせいでこっちは生命線のタイムサービス品が全く手に入らず、家の居候とともに餓死するとこなんだよ。それにLv5なら奨学金めっちゃもらってんだろ」

「アホやなカミやん。エロゲーとエロ本にひと月いくらかかると思うてんねん」

「お前、ホントにどんだけかけてんだよ!?」

Lv5の奨学金はそれこそ一般の学生、にとっては及びもつかぬほどの高額のはずだ。

「ったく・・・、まあいい。 ところでさっきの話に戻るけど結局お前が用無しのLv5ってどういうことだ?」

校舎裏での話は結局、上条の台所事情により一時中断。
そのあと全速力でスーパーにむかったものの惨敗を喫し、責任をとって青髪が夕食の食材をおごるという形で事態は決着。
そして今は銀髪碧眼の暴食シスターがまつ、上条のアパートに向かってる途中だ。


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:24:25.20 ID:rz+3gFoa0

「ああ、ところでカミやん。 わいって何の能力者やと思う?」

「いきなり質問を質問で返すなよ。まあ、さっきの風から察するに『風力使い(エアロシューター)』ってとこか?」

上条は前に一方通行と戦ったときを思い出す。
まるで巨人に殴れらたような衝撃、風速120メートルの自動車すら軽く吹き飛ばす烈風の槍は今まで上条が受けた攻撃の中でも相当な威力だった。
(もし、こいつがLv5ならばアレ以上の風が使えるのか・・・、何だろ、台風でも起こせんのか?)

「アハハッ、さすがカミやん。 単純やなー」

「なんだよ違うのか? だって学校での風ってお前がやったんだろう?」

「まあ、確かにあの風はボクがおこしたでー。 じゃあもう一つヒントや」

青髪はそう言って、右手前方に差し出す。
すると


ピキピキピキ・・・と音を立て空気中の水分が氷となる。



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:27:28.53 ID:rz+3gFoa0


「えっ!?」

上条は驚く。青髪の能力はどうせ風関係のものであろうとは考えていたのに対して今青髪が行っているのは風のと何の関係もない能力の実演だからだ。
(まさか多重能力者(デュアルスキル)!? いやそんなはずはない、アレは不可能なハズだ。でも風の能力はどう考えても気流とか気候変化の能力だし、
この氷を作るのは水質操作とか温度変化とか・・・・温度変化?)
そこであることを思いついた上条は自分の少し発想力に思わずニヤリとする。

「わかったぜ青髪。お前の能力は温度変化、もしくは気候変化だ。 今の単純に空気中の水分の温度を急激に下げた凍らせただけ、そしてさっきの風は
空気中の温度の差異を操って風を起こしたんだ。そうだろ?」

「へぇ・・・、さすがカミやん」

青髪は素直に感心したように微笑んだ後

「ハズレや」

そう言って、爆笑した。

「アハハハハハハッ!! なんやそのドヤ顔は! 絶対正解やって思ってたん? 残念やなぁ、何が「そうだろ?(キリッ」や! アハハハハハハッ! 
爆笑しすぎて涙出るわー。ってあれ? なんでカミやんプルプル震えてるん? そんでなんで静かに買い物袋を地面に置いてボキボキ鳴らしてるん?
あ、ちょ、ちょ待って! 悪かった、ボクが悪かったからそんな怖い目でこっちを見て拳を振り上げんでぇーーーーーーーーーーーー!!!」

青髪の絶叫があたりに響きわたり、帰路に着いていた学生たちの注目を一身に集めたことは言うまでもない。


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:33:01.26 ID:rz+3gFoa0



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「で、ボクは現在ズダボロの状態でカミやんのアパート近くの公園ベンチに腰掛けていますと」

「誰に説明してんだ? つーか、そんなにもったいつけてないで教えるならさっさと教えろよな」

「もー、カミやんったらせっかちなんやから。でもそういう積極的なところがフラグ体質の原因なんやろなー」

「? なんのことだ?」

「いやー、気にせんといて」

青髪はそこで一旦言葉を切る。
そして周囲で思い思いの行動に勤しむ学生たちを眺めるとつぶやくように言った。


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:37:26.56 ID:rz+3gFoa0

「ボクの能力はな、念動能力(テレキネシス)や」

「念動能力(テレキネシス)?」

「そ、風は空気を動かして、氷は分身運動を操作して起こしてただけや。どや、種明かしされると簡単やろ?」

「へえ・・・、確か、Lv4のテレキネシスは分子レベルで身体をガチガチに固められるってのは聞いたことがあるな。でもテレキネシスだろ? 
その程度でLv5ってのは少しなぁ」
 
今まで二人のLv5と戦った上条として見劣りするところだ。


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:40:22.62 ID:rz+3gFoa0

「最大浮遊可能質量10976キロ、最大能力使用可能領域1034メートル、能力精密性AAA、また実験にて太陽光を捻じ曲げることに成功」

「何言ってんだ?」

「これがボクの能力データや」

しれっととんでもないことを口走る青髪。

「なん・・・だと・・・! お前、10976キロって10トン以上持ち上げれるのか!? つーか10トンってどんな量だよ!? 
上条さんの貧困な発想じゃ象が10頭浮いてる場面しか浮かんできませんけど!!」

「まあ、考え方はそんなもんでええよ。 ちなみに精密操作性AAAってのはたしか10段のトランプタワーを同時にに20個以上組み立てたりとか、
コロンブスの卵を同時に10個とかそんなんや」

「すげえ・・・、俺お前のこと見直したよ、ただの馬鹿で変態な馬鹿じゃなかったんだな」

上条は思わず流れ出てきた謎の涙をぬぐいながら称賛の拍手を送る。


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:42:23.61 ID:rz+3gFoa0

「アハハ、カミやーん? 馬鹿って2回言っとるでー」

「気にすんな。でもスゲーな、お前絶対ビリビリ、ああ学園都市の第三位より上だよ。
あんなピカチュウ、フーディンのお前に比べりゃずっとボックスに預けっぱなしだな」

「へえー、誰がボックスに預けたままだって?」

「いやだからビリビリはいらな・・・、ってえ?」

突然、割り込んできた聞きなれた声に上条は動きを止める。
そして、後ろから聞こえてくるバチバチというもはや聞きなれた放電音など幻聴だと言い聞かせつつ恐る恐る振り返ると

「・・・御坂センセーいらっしゃんたんですか?」

件の学園都市第三位、御坂美琴が仁王立ちでそこに立っていた。
いつも以上に不機嫌そうな顔で。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:44:30.71 ID:rz+3gFoa0

「アンタいい度胸ね・・・」

「ひいぃぃぃぃぃ!! ちょっと待って御坂さんこれはなんというか言葉のあやというかそういった事情がありまして・・・」

「で?」

上条に必死の弁解も冷徹な返答に封じられる。
(ヤバイ、非常にヤバイですよこれは! これはもういつも通りビリビリ、いやもうそれ以上にバリバリってのが来そうな感じですよこれはぁぁぁあ!!)
しかし上条に予想は外れる。
いつもならば問答無用で雷撃を放ってくるはずの美琴がハアとため息をひとつ吐いた後視線を上条から青髪に移したのだ。

「アンタがLv5って本当?」

「そうやで。ところでカミやんこの女子中学生って夏休みの最後にカミやんのこと引っ張ってった娘やろ?」

「え、ああ、そうだ。そいつが常盤台中学のエース学園都市Lv5第三位の御坂美琴だよ」

「ほぉー、この娘が噂の『超電磁砲(レールガン)』か」

青髪は感心した様子で、御坂を観察する。


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/15(月) 17:42:46.12 ID:fF/wW0WZ0

太陽光捻じ曲げるって、虫眼鏡いらずってことか?


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:48:17.47 ID:rz+3gFoa0

>>26
重力レンズ的なイメージですかね







「なんや、美少女って聞いてたけどまだ胸が小さいなぁー」

「っ!! アンタ初対面の相手にずいぶんと失礼ね・・・」

「あ! 大丈夫やで、まだ中学生なんやし、将来に期待ってことで」

横で会話見守っていた上条はいつ美琴が雷撃を放つのかとヒヤヒヤとした気持ちでいたが意外なことに美琴は小刻みに震えるだけである。
そして、心を落ち着かせうように息をはくと

「アンタ、この後すぐそこの河原に来なさい。私と勝負よ」

そう言い残すと青髪からの返答も待たずにさっさと歩きだしてしまう。
そして公園から出ていく彼女を呆然と見送っていた青髪はとなりの上条に話しかける。



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:50:35.46 ID:rz+3gFoa0

「なあ、カミやん何かデートに誘われたんやけど」

「いやチゲーよ勝負だって。あいつ何か強い相手と全力で戦いたいっていう何かどこぞの戦闘民族みたいな性格なんだ」

「はあー、これボク行くて言うてないんやけど」

「多分すっぽかすと町でエンカウントするたびに攻撃受けるぞ」

「なんやそれ、少しうらやましいなぁ」

「いやだったら試すといい」

「あれ、もしかしてカミやんそんな状態なん?」

「まあな」

「いいなあ、ラブコメしてるんやなぁ」

「どこが!? むしろ毎日がサバイバルなんだけど!」

「ま、カミやんのそれは今に始まったことや無いしええけど。とりあえず女子中学生からのせっかくのお誘いを無視するのもあれやしカミやんも一緒に来てくれへん?」

「まあ、一応夕食の食材おごってもらったしな・・・。 でも俺を攻撃に巻き込むなよ」

「大丈夫やて。ボクに任せなさい」

そう言って、青髪は胸を張るが上条の不安は消えなかった。




31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:54:23.64 ID:rz+3gFoa0

「遅い!」

「いやつーか、青髪ピアスの返事を聞く前にさっさと行ったお前が悪いんだろうが。そしてなんでそんなにやる気満々?」

上条は準備運動をしている美琴を眺めながらため息をつく。

「ふふ、なんてったってLv5との真剣勝負なんて初めてだからね。そりゃ、ウズウズするわよ」

「はあ、そうですか。つか青髪お前ホント大丈夫か?」

「任せてやカミやん。めったに見れないボクの本気見せたるで」

一方の青髪も余裕崩さず少し腕を伸ばしたりなどのストレッチ。

「ああ、そうだアンタ見てるならスタートに合図くらい言ってよ」

「へいへーい」

上条は反抗しても無駄なので素直に美琴の指示に従うと向かい合っている超能力者(Lv5)の間に立つ。


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 17:56:16.29 ID:rz+3gFoa0

「じゃあ、それっぽく二人とも名乗りあげてくれ」

上条がだるそうにそう告げると

「学園都市第三位『超電磁砲(レールガン) 御坂美琴」

一人は自信に満ちあふれた楽しそうな声で

「学園都市第六位『空間制圧(ドミネーター)』青髪ピアス、本名は内緒やで」

一人は軽い調子のいつもと変わらぬ声で自らの二つ名を告げた。


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/03/15(月) 17:55:40.57 ID:OVolXiEqP

太陽光を捻じ曲げるで某ジャンプ漫画のあの人を思い出した

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:00:37.92 ID:rz+3gFoa0
>>32
知ってる人がいてくれてよかった
イメージ的にその人の能力です

しかし、良い二つ名が思いつかなかった・・・orz









先手を取ったのは美琴だった。
それぞれが名乗りを終えた後に待ちきれないのか上条が勝負開始を告げる前に攻撃を仕掛けた。
何時も通りの雷撃の槍、殺さぬ程度に加減してあるとはいえ喰らえば二時間は目が覚めないであろう一撃である。
(ヤバ、少しフライングしちゃった。もしかして終わり?)
しかし彼女の懸念は杞憂に終わる。

「なんや、不意打ちってのは少し卑怯とちゃう?」

無傷の青髪がそこにいた気絶どころか制服には焦げひとつ付いていない。

「そうこなくっちゃね」

美琴は嬉しそうに呟くと追撃の電撃を放つ。
しかしそれが青髪には及ぶことはない。


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:03:51.17 ID:rz+3gFoa0

「!? なんで!?」

美琴が疑問に思ったのも無理もないなぜならまるで電撃が彼を避けるに流れていくからだ。

「それは企業秘密。じゃあ次はこっちの番いくで」

そう言って青髪が行った動作は実にシンプルだった。
右腕を振り上げるというただそれだけの行動。
だがそれで世界は一変した。

「嘘っ!?」

河原の地面が根こそぎ捲れ上がったのだ。
それは地面から高さ十メートルあろう巨大な土の壁となって持ち上げると同時に彼女に襲いかかる。
(ヤバイ! このままど生き埋めになる!)
美琴はとっさに巻き上げれらた土から磁力操作により砂鉄を取り出すと自身の周りに防御壁を作る。
2,3トンはあろうかという土砂の雨が彼女を襲うが鉄のシェルターはビクともしない。


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:06:37.11 ID:rz+3gFoa0

「ええ、能力やね。じゃこれはどうや」

青髪は余裕を崩さぬまま次の行動に移る。
左腕を斜め下から相手に向かってふるう、すると先はほどまでいつもと変わらぬ様相を呈した川が突然、狂ったように美琴に襲いかかる。
鉄砲水なんて生易しいものではない、濁流そのものが美琴に対して明確な敵意を持ってるようだ。
美琴は悲鳴を上げる暇もなく、押し流される。

「アハハー、カミやん、濡れ濡れ透け透けの女子中学生のできあがりやでー」

「ってお前、流石にやりすぎだろ! クソッ!」

上条は今にもおぼれそうな美琴のほうに向かって駆け出そうとするが青髪は笑ったままだ。

「大丈夫やでカミやん。あの娘まだやる気見たいやし」

「何・・・?」

青髪の言葉に上条が足を止めると、突然ドゴォン! 爆発音が響いた。


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:09:34.24 ID:rz+3gFoa0

上条があわてて音源のほうに目をやるとそこには全身から水蒸気を立ち上らせる美琴の姿が。

「アハハ、水の電気分解で水素と酸素に分けて、ついでに発火させたんやねえー。まったく末恐ろしい考えやで」

青髪は両手をパチパチと鳴らし敵に対して称賛の拍手を送りながらもいつもの調子をまるで崩さない。

「そっちだってやってくれるじゃない。 アンタ私のことを不意打ちだとか言ってたけど先に仕掛けてたのはアンタだし」

「はて? 何のことやら分からんなー」

「とぼけても無駄よ、あんた私が発電能力者であることを事前に知ってたから周りを真空状態にしてたでしょ。
空気中よりも真空中のほうが電気が流れやすいのは当たり前、だから私の攻撃は自然とアンタをよけるようになったってわけ。
ったく、手加減なんて考えるんじゃなかったわ」

「ええね、本当に聡い娘やなー。ええなーカミやん、こないに将来有望そうな娘とフラグ立ておって」

「いや、この場合の将来有望って戦闘に関してだよね? 全然よくないからね? むしろ不幸だーー!」

いつも通りの台詞を叫ぶ上条を一瞥した美琴はポケットからコインゲームのメダルを取りだす。


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:11:38.01 ID:rz+3gFoa0

「ってあれは!?」

「アンタは巻き込まれたくなかったならさっさと退きなさい。もっともアンタなら打ち消せるでしょうけどね」

美琴は手慣れた動作でコインを頭上に弾く。
上条は被害を受けまいと射線上から退避。
青髪は両手を前にむけて受け止める気満々だ。

「へえー、何が来るかはわかってて避けないのね」

「どんなに暴力的な愛でも受け止めなかったらハレームルートなんて夢のまた夢やからね」

「あっそう」

会話が終わった瞬間、彼女の手元に戻ってきたメダルが音もなく橙色の槍となって青髪を襲った。


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:16:48.40 ID:rz+3gFoa0

今、青髪と美琴の間は十メートルほど離れているがそんなもの音速の三倍で飛ぶ『超電磁砲(レールガン)』にとってはないも同然である。
したがって、通常ならば知覚するまでもなく青髪を貫くはずだがそうはならなかった。
上条が美琴の射出動作から少し遅れて空気を裂く轟音を聞いた時、メダルは青髪の手前ニーメトルほどの地点で火花を散らせていた。

(アレはまさかビリビリの超電磁砲(レールガン)を真正面から受け止めてるのか!? 
しかも何かいつもよりもメダルが溶けるのが早いからおそらく空気の密度も増してるはず、しかも余波の電撃も青髪にかすりもしねーってことは
まさか周りの真空操作まで!?)

メダルが溶解するまでの時間は美琴の発射から数えて一秒もないことであったが、その間に青髪がどれほどの演算処理を脳内で行っていたかは
常に幻想殺しで攻撃を防いで入るか上条には全く想像もできなかった。しかしそれが尋常でないことだけははっきりと分かっていた。

「アハハ、流石に頭パンクしそうわー。ほんとえげつないもん撃ってくるなぁー」

美琴の切り札を完封した青髪は頭を押さえながらも笑う。
その笑いだけは、上条が知っている何時も通りの青髪だ。


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:18:22.89 ID:rz+3gFoa0

「嘘・・・、これでも無傷だっての!?」

美琴は青髪の様子に愕然とするが、すぐにまたキッと彼を睨みつけると

「だったらこれよ!!」

そう言って砂鉄の剣を作り出す。
そしてそのまま青髪に向かって振るおうとするが

「もうやめとけ」

バキィン! と音がしたかと思うと砂鉄の剣は崩れ地面に帰っていく。

「流石に往生際が悪いぞお前」

上条は右手で砂鉄の剣を受け止めたまま美琴を睨みつける。


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:21:26.33 ID:rz+3gFoa0

「っ! アンタは退いてなさいよ! 部外者でしょ!」

「そうはいかねーよ。青髪ピアスは俺の友達だ」

「いいから勝負の邪魔よ!」

美琴は上条を追い払うと電撃を放つがまたしても右手で防がれてしまう。
だったら・・・ともう一度砂鉄の剣を作ろうとする美琴に対して上条は強引に彼女の肩をつかみ自分の目を見させる。

「お前だって分かってんだろ!! 自分の切り札をあしらった相手にほかの方法で勝てないってことぐらい!!」

「でも! まだ私はやれるわよ!」

なおも食い下がろうとする美琴に対して上条はさらに強く言い聞かせる。


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:24:07.25 ID:rz+3gFoa0

「お前は勝負をしたいんじゃないのかよ! それともただ誰にも負けたくないだけなのか! そうやって相手の勝ちを認めずにいる気なのかよ!」

「だって負けて・・」

「いいや、負けだ! お前の完敗だよ! 横から見てた俺が言うんだ実際に戦ってたお前は当然わかってるはずだろ!」

「でも・・・だって・・・」

今にも泣きだそしそうな顔を見られまいと顔を背けようとした、美琴の顔を無理やり自分のほうに向かせると上条は叫んだ。

「もしテメーがそうやって言い訳をグダグダつけて自分の負けを認めらんねーっていうなら今度は俺が相手だ! その幻想をぶち殺してやる!!」

「う〜〜〜〜〜!!」

ついに本当に泣き崩れてしまった美琴に対して上条は今までの我が儘な子供に言い聞かせるような声から語りかけるような声に変えて言った。


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:25:55.40 ID:rz+3gFoa0

「それにさ、このまま勝負が続けばどっちも無傷じゃ済まなくなるだろ。 俺はどっちも、青髪ピアスも、御坂美琴も、どっちにも傷つてい欲しくねーんだよ
どっちも大切だからな」

その言葉は聞いた美琴はさらに涙を流したがそれは悲しさ悔しさからではく、上条に大切だと言われた嬉しさからくる涙だった。

「ってーなんやボク空気やなー」

何やら良い雰囲気だった美琴と上条に水差す声が響く。

「ってうお、青髪いつまに後ろにいたんだよ」

「いやなんやカミやんが恥ずかしい台詞を叫んでるあたりから全部聞いてるで。
というかあんな大声は辺りに響くやろうからボクの能力で何とか消音しておいたんや。感謝してや」

「何か悪いな」

「ええよ。別に元々ボクが売られたケンカやし。しかし流石カミやんあんなん聞いたらボクでも惚れてしまうで」

「よせよ。当然のことしただけだ」

そう言っていまだにすすり泣いている美琴のほうを心配そうに見つめる上条。

(まあ、ボクはいつもカミやんフラグ体質恨むようなこといっとるけど実は認めてるんやで。
カミやんのそうやって誰に対しても堂々と自分の思ったことがいえるとことか、誰であろうと心配できるとことか)

青髪はそう思ってこの最高の友人を持てたことに対してまた笑った。


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:27:42.11 ID:rz+3gFoa0


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「・・・・ところでなんでそれだけの実力を持っていながらアンタが私より下なの?」

ようやく泣きやんだ美琴は上条の目の前で泣いてしまったことに対して赤面しながらも青髪に対する至極まっとうな意見をぶつけた。

「そういや、俺も気になるな。 あとお前が言ってた『用無しLv5』って意味も」

上条は美琴を落ち着かせるために買ってきた缶ジュースを彼女に渡しながら青髪のほうを向く。

「それは公園でカミやんが言ってたやろ」

「え? 俺なんか言ってたか?」

上条は公園でのやり取りを思い出すものの全く思い当たる節はない。

「いや、確かに言ってたで『でも念動能力(テレキネシス)だろ?』って」

「ああ、言った言った。でもそれが?」

「・・・・そういうことね」

いまだに頭の中の?が消えない上条に対して美琴はその一言で理解したようだった。


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:29:44.53 ID:rz+3gFoa0

「いやどういうことだよ。二人の優等生(Lv5)は分かっても万年補習の劣等生(Lv0)の上条さんには分かりませんことよ」

なんか自分言ってて悲しい上条は少し憂鬱になる。

「アンタLv5ってどんな区分されてるかわかる?」

「ええっと確か並の軍隊とため張れるくらいだっけ」

「まあそんな認識でいいわ。でもそれともう一つ研究の価値ってのも必要なのよ」

「研究価値?」

「つまりはなカミやん。その能力がどれだけ珍しいかってことや」

そこで上条は初めて青髪の言葉の意味を理解する。

「ボクの能力は『念動能力(テレキネシス)』、確かにボクの実力は並の軍隊よりも強いけども珍しくはないんや」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:35:59.97 ID:rz+3gFoa0

つまりはそれが青髪ピアスが『空間制圧(ドミネーター)』なんて大仰な二つ名を持っていながらも第六位である理由。
彼の能力の根幹はまるで珍しくない。オンリーワンの一方通行や未元物質などに比べれば当り前のように、
ましてやおそらく彼よりもLvが低い発電能力者や空間移動能力者のほうが研究価値を持つほどに。
『念動能力(テレキネシス)』は一般人が思い浮かべるもっともポピュラーな能力ゆえにもはや研究はされつくされた分野だ。
上条が最初に彼の能力であろうと推測した風力使いにしても見えない力で何かを操るという点はこの能力と全く変わらない。
それほど普通の能力のなのだ。
だからこそ「周りのものすべてを使って敵を制圧できるほどの念動能力(テレキネシス)」を持ちながらも研究価値は極めて低い。

「そんで、何か無駄に強いだけ。 だから学園都市側してもボクは厄介者なんで『用無しLv5』ってわけや」

上条は理解したなぜ彼の自分の学校に通えるのかも。
研究価値がないのでどこにいてもいいがなるべくならば自分たちに牙をむかないように本人の自由させる。
だからこそ彼の「小萌センセーに惚れた」という理由だけでこうもあっさりLv5が平凡な高校に通えるのだろう。


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:36:11.72 ID:scnFhVtx0

すごいパンチはただのパンチだから第7位なのか


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:38:46.29 ID:rz+3gFoa0

>>61
あれは単純に取り扱い不明だからだと自己解釈してます







「アメってわけか」

「まあ、ボクは女の子からもらえるなら鞭でもええけどね」

そういって青髪は笑う。
考えてみれば上条は本気で怒っている青髪の姿を見たことがない。
もしかしたら記憶喪失前の上条当麻なら、そんな青髪を見たことがあったかもしれないが今の上条は知らない。
上条が知っているのは馬鹿な話を真面目に議論しあえるそんな馬鹿で変態な青髪だけだ。
だからこそ、上条は尋ねた。

「なあ、ところでどうしてこんなこと俺に言おうと思ったんだ?」

もしかしたら自分の見る目が変わってしまうかもしれないのに。
上条はそう続けようと思ったがそれは青髪の言葉で遮れた。


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:43:11.81 ID:rz+3gFoa0

「理由はないけど。ただカミやんだったら言ってもええような気がしただけ、たーだそれだけや。どうせいつかはばれるしな」

青髪は何時もの軽い調子でいつもの笑顔でそう言った。

「・・・お前」

そこで上条は何かを言おうとするが青髪は突然美琴のほうを向くとテンションを急激に上げて話し出す。


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:46:19.60 ID:rz+3gFoa0

「ところで、君ビリビリちゃんやっけ!? 君常盤台中学ってことは学舎の園にあるんやろ、なあ頼むから一度入らせてくれへんか? 
アレって中から許可証もらえれば入れるらしいからなあ」

「なっ! 私の名前はビリビリじゃない! 御坂美琴よ! あとなんで?」

「いやーだって、あそこって街全体がお嬢様学校やろ? ということは入りさえすればお嬢様とたくさんお知り合いになれるチャンスとちゃいますかー!?
なあ、カミやんだってそう思うやろ」

「アンタねぇ・・・そんな下心全開の理由で許可するわけないでしょ!」

「ええやん。一度と戦った仲やないか、だったらその負けた罰ゲームってことで」

「無理に決まってんでしょ! ちょっとアンタも笑ってないで何とか言ってよ!」

「なぁ、なぁ、カミやんも行きたいって思うやろ?」

上条はそんな二人のやり取りを見てただただ、楽しそうに笑うだけだった。







76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 18:50:29.67 ID:rz+3gFoa0


以上です。

実はこの後に展開も妄想してたんですが、中二病全開のオリジナルが敵として登場してしまうのでやめました

読んでくださって感謝します
はてなブックマーク - 上条「お前がLv5だって?」

上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」2


361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 12:47:54.83 ID:Z0RnR+KN0 [19/64]

上条「オラァ!!」

 上条は神裂の顔に向かって拳を振るう。
 小気味良く顎を跳ね上げるはずだったその一撃はしかし、神裂が上体を逸らしたことであっさりと空を切った。

上条「あら?」

 次の瞬間猛烈に悪い予感が上条の全身を、主に股間に集中して駆け抜ける。

上条「おわああああ!!!!」

 上条は慌てて左手で股間に迫っていた神裂の膝を押さえた。
 そのとんでもない威力に、上条の体が一瞬宙に浮く。

上条「おま! こんな威力でこんな所蹴っちゃだめだろ!! キ○タマは狙わないっていうバトルの不文律を知らんのか!!」

神裂「何を甘いことを!!」

上条「やべ!!」

 男性としての危機に思わず刀を押さえていた左手を離してしまっていた。
 神裂の右手が抜刀しようと刀の柄に伸びる。

上条「そっちがその気ならこっちも手段選ばねえぞ!! オラァ!!」

 上条は右手で思いっきり神裂のシャツを上に引っ張った。
 ぽろん、と神裂の形のいい左乳がむき出しになる。

神裂「……はい?」


370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 12:54:09.91 ID:Z0RnR+KN0 [20/64]

神裂「きゃわあああああああああああ!!!!」

 瞬時に顔を真っ赤にした神裂は慌てて両手でシャツを下に引っ張り、むき出しになっていた己の左おっぱいをシャツの中にしまった。

上条「戦闘中に両手を塞ぐなんて、そりゃもう下策の下策だぜ!!」

 上条は再びポケットから銃を取り出し、引き金を引いた。

神裂「しまっ…!」

 パン、と乾いた音が響き、神裂が刀を腰にくくりつけていた紐が千切れ飛ぶ。

上条「よっしゃあ!!」

 上条は宙を舞った刀を思い切り蹴り飛ばした。
 カランカランと音をたて、刀が地面を転がっていく。

神裂「くっ…!」

上条「刀の行方を追って余所見とは、こりゃもう下策の三乗だな!!」

 上条の拳が神裂の腹に突き刺さった。


377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 13:01:56.48 ID:Z0RnR+KN0 [21/64]

上条「……いってええええええええ!!!!」

 しかし悲鳴を上げたのは神裂では無く上条だった。

上条「かってえ!! どうなってんのお前の腹筋!!」

神裂「言ったはずです。私は聖人、その身体能力は人間の限界値を生まれながらにして超えています」

上条「ハッタリじゃなかったんかよ……!」

 上条は歯噛みする。
 神裂はげほっ、と一度だけ咳をした。
 聖人たる神裂とてまったくのノーダメージというわけではなかったのだ。

上条「だらァッ!!」

 今度は上条の拳が神裂の顔面を捉えた。
 ステイルを体ごと吹き飛ばした一撃をその身に受けて、しかし神裂は揺らがない。

神裂「聖人を相手に肉弾戦を抱くことの愚かさを知りなさい!!」

 神裂も握り締めた拳を上条の体に叩き込む。
 が、その一撃は上条が左手を添えることであっさりいなされた。

神裂「なっ…!」

上条「左手は添えるだけ……ってなぁ!!」

 今度は上条の膝が神裂の脇腹に打ち込まれ、神裂の体が一瞬浮いた。


380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 13:11:54.41 ID:Z0RnR+KN0 [22/64]

 しばらく、武器も小細工も何も無い、肉弾戦の応酬が続いた。
 神裂火織は何度目になるかわからない拳をその顔に受けて、ただただ驚愕していた。

神裂(この私が…一撃も…当てられない!?)

 上条当麻は確かに消耗している。
 だがそれは、単純に体力がなくなってきているだけだ。
 神裂が消耗しているように、ダメージが蓄積しているのではない。

上条「いい加減倒れろよなあ……あれかい? 聖人ってのは基本的にマゾなのかい?」

 軽口を叩いてくる上条を神裂は睨みつける。

神裂「あなたは……何者なのです?」

上条「何者って言われてもな……この学園都市の最底辺を生きる、正真正銘の無能力者だよ」

神裂「あなたは強い。しかし、腕力やタフネスといった実質的な身体能力は私のほうが遥かに上です」

 にもかかわらず、神裂は上条の手によってボロボロにされている。

神裂「けれど……あなたの危機察知能力、そしてその回避能力は、異常だ。人の域を逸脱している」

 そう、結局、神裂の劣勢の理由は明白だった。
 攻撃が当たらないのだ。そのことごとくをかわされ、いなされ、無効化されてしまうのだ。


384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 13:20:45.78 ID:Z0RnR+KN0 [23/64]

 腕力、脚力、その他全ての身体能力。
 上条当麻のそれは確かによく鍛え上げられていた。
 しかしそれはあくまで人間の達しうる領域までの話だ。
 そんな中で、上条の危険察知・回避能力だけは人間の域を遥かに逸脱していた。

 人の身でありながら、神の域に辿りつきし者。
 この学園都市では、それをなんと呼ぶのだったか。

神裂「くっ…!」

 遂に神裂が膝を突いた。
 とどめと言わんばかりに上条は、ちょうどいい位置に下がってきた神裂の頭を蹴り飛ばす。
 叩きつけられるように地面を転がった神裂に、もう立ち上がる力は残されていなかった。

神裂「……ただの学生の身でありながら……何故…それ程の力を……」

上条「うるせえよ。人の過去を詮索してんじゃねえ」

 そもそも思い出したくも無い過去なのだ。

上条「さて、けっこうスッキリしたし俺はもう帰って寝るけど、もう手ぇ出してくんなよ」

 上条はそれだけを言い捨てて、倒れ付す魔術師達には目もくれず、その場を立ち去った。


389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 13:28:29.59 ID:Z0RnR+KN0 [24/64]

 上条当麻の過去そのA

 上条当麻は純真な子供だった。
 上条当麻は『疫病神』と忌み嫌われながらも、それでも皆の幸せを願う善良な子供だった。
 だから、自らの不幸体質で皆を巻き込んでしまうことを容認できなかった上条はこう考えた。

 否応無く誰かを巻き込んでしまうのなら、そのことごとくを救えるほどに強くなればいい。

 そのための努力を、幼い上条は惜しまなかった。
 周りの子供から忌避され、必然的に増えてしまう独りの時間を、己の研鑽に費やした。
 結果は出た。
 上条は、遂に自分の不幸によって事件に巻き込んでしまった誰かを無傷で助けることに成功した。
 これで皆と仲良くやっていくことが出来る。
 幼い上条は純粋にそう思った。
 助かってよかったね、とその時救った友達に笑いかけた。

『何言ってんだよ。元々お前のせいだろーが』

 それが友の返事だった。

 その日から、上条には新たなあだ名がついた。



 『自作自演野郎』。




415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:21:11.71 ID:Z0RnR+KN0 [27/64]

 上条当麻は夢を見ていた。
 それは在りし日の、『疫病神』と忌避されながらも、『自作自演野郎』と蔑まれてながらも笑って日々を過ごせていたあの頃の記憶。
 上条当麻は両親からの溢れるほどの愛に包まれていた。
 息子の右手に宿る『異常』によって、数々の不幸に見舞われながらも、したたかに生きていける強さを上条当麻の両親は持ち合わせていた。
 あれ程過酷な幼少時代を過ごしながら、それでも上条が人間として当たり前の善良さを失わずに生きてこれたのは間違いなくこの両親のおかげだった。

刀夜「ハッピバースデイとーまー」

詩菜「ハッピバースデーとーまー」

 声をそろえて歌う夫婦に、上条は照れながら「よせよ」と笑った。
 テーブルに鎮座するド派手なケーキには当麻の名前と、14という数字が描かれている。

刀夜「当麻、理不尽な困難に負けるな」

 それが父の口癖だった。

詩菜「誰かの不幸を背負ってそれでも笑える当麻さんを、私はとても誇らしく思うわ」

 それが母の口癖だった。

上条「言われるまでもないよ」

 それが上条の、いつもの答えだった。


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:28:56.97 ID:Z0RnR+KN0 [28/64]

刀夜「きっと、これからもお前にはたくさんの理不尽なことが降りかかる。でもな、お前は決して一人じゃないぞ」

詩菜「そう、あなたには、いつだって私達がついてる」

刀夜「確かに、今はお前のことを真に理解し、傍にいてくれるのは私達家族だけかもしれない」

刀夜「だが、忘れるな」

刀夜「いつかお前にも、お前を理解し、共に在ろうとしてくれる人は現れる。それは絶対にだ」

詩菜「当麻さんは、不幸に負けないくらい、優しい子ですものね」

刀夜「そうだ。その時、きっとお前は怯えるだろう。自らの不幸に巻き込むことを恐怖するだろう」

刀夜「だが、その恐怖を乗り超えろ。どんなに怖くても、その手を振り払うな。辛さを共にわかちあうことは、何にも悪いことなんかじゃない。わかったな、当麻」

上条「わかったよ、父さん」

 父は力強く頷き、母は優しく微笑み、和やかな雰囲気の中、「乾杯」と父は声をあげた。

 でも、そのグラスが合わさることは無かった。


423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:35:43.10 ID:Z0RnR+KN0 [29/64]

 それは今まで起こったどの不幸よりも理不尽だったし、突然すぎた。
 塀を砕き、窓ガラスを突き破り、突然、リビングにトラックが突っ込んできた。
 家で誕生日パーティーを行っていたら、居眠りトラックが突っ込んできた。
 笑えない、笑うしかない、不幸。

 父は母を庇った。母は息子を庇った。
 結果、トラックに押し潰されたのは父と母だけで、息子である当麻は助かった。

刀夜「忘れるな…当麻……」

 それが、父の最後の言葉。

 上条当麻は忘れない。この凄惨な光景を。
 善良だった少年はこの時に一度死んで、生まれ変わった。

 ハッピーバースデイ。


429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:42:46.46 ID:Z0RnR+KN0 [30/64]

上条「ん……」

 プルルルとやかましく鳴る携帯の音で目が覚めた。
 いつもなら寝起きの不機嫌さに任せて携帯を壁に叩きつけるところだが、今日ばかりは少し感謝する。
 あんな夢、さっさと目覚めさせてくれてありがとよ。
 忘れるな、という父の最後の言葉が耳にこびりついて離れない。

上条「言われなくても忘れてねえよ。少なくとも、こうして頻繁に夢に見る程度にはな」

 上条は一人毒づいて携帯電話の着信画面に目を落とした。

上条「…?」

 知らない番号だった。
 不審に思いながらも、上条は通話ボタンを押す。

上条「……もしもし?」

冥土帰し『おお、本当に君に繋がるとは。インデックス君の記憶力は大したものだね』

 聞こえてきた声に、上条は半ば以上本気で携帯を壁に叩きつけようかと思った。


430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:48:36.86 ID:Z0RnR+KN0 [31/64]

上条「何でアンタが俺の携帯知ってんだよ?」

冥土帰し『いやね、インデックス君が、コモエという人が君に電話をかけている所を見ていたというんだよ』

 つまり、番号発信画面を目にしていて、それを覚えていたということか。
 つくづく便利だな。完全記憶能力。上条は苦笑した。
 いや、それでも寿命が縮まるなんてデメリット付きなんてもん、あげると言われたっていらないが。

上条「それで、アンタが一体俺に何の用なんだよ」

 冥土帰しの医者に投げる上条の言葉は刺々しい。
 上条と冥土帰しの出会いを紐解けば、その態度は必然と言えるかもしれなかった。


434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 14:57:15.40 ID:Z0RnR+KN0 [32/64]

 理不尽極まる事故で両親を亡くした上条は、あちらこちらをたらい回しにされた末に学園都市にたどり着いた。
 どういうわけか学費免除、住居無償提供という高待遇で、である。
 そんなおかしな状況に、通常であれば疑問を抱いてもおかしくはなかったが、しかしその時の上条にはそんな気力は欠片も残っていなかった。
 かつての善良な少年の残りかすは、学校にも行かず、家とされた部屋にも帰らず、当て所なく街をさ迷う日々を送っていた。

上条「死のうかな……」

 ある日、上条はとても自然にそう考えた。
 そうと決めたら行動は早かった。何故か金だけはたっぷりある。
 上条は電動ノコギリを購入した。
 携帯式のバッテリーで動くそれを、己の右手首に押し当てる。

 なんとなく、この右手が悪いんだということは察していた。

 電源をオンに切り替える。
 ぎゅいいいいいんと耳を刺す音が響き、ぶちぶちと、がりがりと上条の右手を切り進んでいく。

上条「……」

 上条はそれを、まるで他人事のように見つめていた。
 悲鳴の一つも上げなかった。
 やがて、ぶちんと音がして、ぼとりと右手が地面に落ちた。
 上条はそこで意識を失った。

冥土帰し「おや?」

 そこを一人の医者が通りかかる。
 それは幸運なことに――不幸なことに――学園都市で最高の腕を誇る名医だった。


438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:02:48.67 ID:Z0RnR+KN0 [33/64]

 目が覚めて、自分が病院のベッドで寝かされていると気付いたとき、上条は最初にまず笑った。

上条「すげえ……死ぬことも出来ねえのかよ」

 こんなクソッタレな世界を生きていけって言うのかよ。
 それは、なんて、不幸の究極。

上条「わかったよ。わかった。生きればいいんだろ。人に迷惑かけて、忌み嫌われて、それでも生きていけって言うんだろ?」

 上条はそこで全てを諦めた。
 全てを諦めて、死ぬことすらも諦めて、ただ流されるままに今を生きている。


442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:07:53.28 ID:Z0RnR+KN0 [34/64]

上条「用がねえなら切るぞ」

冥土帰し『まあ待ちたまえよ。用ならあるよ。無ければ電話をかけたりするわけないじゃないか』

上条「ならさっさと言えよ」

冥土帰し『やれやれ、せっかちだね。まあいい。なら単刀直入に言うよ。君の力が必要だ、上条当麻』

上条「な…に……?」

冥土帰し『インデックス君から全ての事情は聞きだしたよ。僕は医者として彼女を救うことを決定した。その為には君の不可解な右手の力が必要なのだよ』

上条「待て。それはどういう……イチから説明しろ」

冥土帰し『やれやれ、君が急かすから話をはしょったんじゃないか。まあいい』

冥土帰し『完全記憶能力が人を殺すなんて嘘っぱちだ』

上条「はあ…!?」


454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:14:18.75 ID:Z0RnR+KN0 [35/64]

冥土帰し『うん、その反応だと彼女の事情についてはある程度わかっているみたいだね』

上条「ちょ、ちょっと待てよ。だったら、あいつらは何で…?」

冥土帰し『まあ単純に考えて、そうやって騙されていたんだろうね』

上条「あれ、おい、待て。アンタあいつらって言ってわかんのか?」

冥土帰し『赤い髪の男の子と黒髪の女の子だろう? 知っているよ』

上条「なんで!?」

冥土帰し『今となりにいるもの』

上条「はああ!?」

冥土帰し『インデックスを引き渡せ、と地面に頭をこすりつけて頼むものだからね。取り合えず中に案内して、事情を聞かせてもらったところだったのさ』

上条「……ああ、そう」

 結局、魔術師たちは上条の説得を諦め、ほんとのほんとに正攻法のど真ん中、ド直球で挑んだらしかった。


458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:21:41.00 ID:Z0RnR+KN0 [36/64]

上条「それで……完全記憶能力が人を殺すのが嘘だっていうのは?」

冥土帰し『キミ、記憶のし過ぎで脳みそがパンクするなんておかしな話、聞いたことがあるかい? 僕はあいにく寡聞にして知らないね』

上条「だから、それを可能にしちまうのが完全記憶能力なんだろう?」

冥土帰し『完全記憶能力、なんてものは別に彼女だけの特権じゃないよ。世界中探せばそんな体質の人間はごろごろいる。僕の知り合いにもいるよ。今年で56歳になる。いい茶飲み友達だ』

上条「……なら、どうして魔術師の連中は一年ごとに記憶を消すような真似を?」

冥土帰し『さあ? 魔術の世界なんて僕にはさっぱりだからね、わからないよ』

冥土帰し『まあそれでも、仮説を立てようとするなら、そうだな、彼女の頭に眠る103000冊の魔道書ってのは相当危険な代物なんだろう?』

冥土帰し『大方、それを管理するための方便じゃないかな。一年毎のメンテナンスと称して、それにより彼女の行動を監視する大義名分を得るため』

上条「そこにいる魔術師連中が聞いたら発狂しそうな話だな」

冥土帰し『さっきまで号泣していたよ。そしてインデックス君に必死で謝っていた』

上条「インデックスは……」

 許したんだろうな。あの性格なら。
 わかりきった質問だったので、上条は聞くのをやめた。


459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:26:00.47 ID:Z0RnR+KN0 [37/64]

上条「それで、そこでどうして俺の『幻想殺し』が必要になる」

冥土帰し『うん、それなんだけどね。どうやら一年ごとに記憶を消さないと命に関わるってのは本当らしいんだよ』

上条「はあ? なんだそりゃ? さっきと言ってることが……」

冥土帰し『完全記憶能力は関係ないよ』

上条「なるほどね……そういうことか」

冥土帰し『そういうことさ』

 呪い。
 学園都市最高の医術をもってしても解けない、異能の力が、インデックスの命を縛っている。
 そこで、上条の力が必要なのだ。

上条「それを、俺が了解するとでも?」

冥土帰し『しないとでも言うのかい?』

 まるで見透かしたようなことをカエル顔の医者は言う。


462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:32:17.35 ID:Z0RnR+KN0 [38/64]

冥土帰し『ようやくさ。ようやくなんだよ? 他人を不幸にするしかなかった君の力が、ようやく誰かのために必要とされている』

冥土帰し『君はそんな千載一遇のチャンスを棒に振るのかな?』

上条「……」

冥土帰し『……成程、わかったよ。ならば少し搦め手を使わせてもらおう』

冥土帰し『上条くん、君、右手の治療代金を支払ってないよね?』

上条「……はあ!?」

冥土帰し『治療費は、支払い遅延料を足して三億だ。今すぐ耳をそろえて払ってもらおうか』

上条「ちょ、ちょっと待てオイ!!」

冥土帰し『もし君が僕の患者を助けるために力を貸すというんならチャラにしよう。待ってるよ』

 ブツン、と音を立て電話は切れた。
 上条は携帯を寝床にしているソファに投げつける。

上条「勝手に助けて、それで法外な治療費を払えって? クソッタレ……なんて悪徳医者だよ」

 上条は頭を掻き毟る。視線は、入り口のドアを向いている。
 しかし、足が一向に前に進まない。


466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 15:36:01.96 ID:Z0RnR+KN0 [39/64]

 いいのか?

 こんな俺が、周りにいる人達を不幸にすることしか出来なかった『疫病神』が。

 『自作自演野郎』が。親をも殺す不幸体質が。

 今度こそ、誰かの助けになることが出来ると。

 誰かを幸せにすることが出来ると。


 そんな幻想を、抱いてもいいのか?




 足を踏み出すには、たくさんの時間が要った。
 それでも、上条当麻はしっかりと地面を踏みしめ。

 インデックスが待つ病院へと向かった。

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上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」1


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 19:46:22.42 ID:OHxAY3GD0 [1/35]

少女「ひ…! やめて…! やめてください…!」

男A「ケヘッ! 大声出したって誰もこねえよこんな所!」

男B「だから好きなだけ喘いでくれてかまわねえからな?」

男C〜H「ぎゃーはっはっはっは!!」

少女「いや…! やだあ! 助けて、誰かぁ!!」

男D「ん?」

男E「てめえ! 何見てやがんだゴラァ!」



上条「………」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 19:53:23.75 ID:OHxAY3GD0

上条「別に…たまたま通りがかっただけなんで、すぐに消えますよ」

少女「お願い! 助けて! 助けてぇ!!」

男A「うるせえ! 黙ってろ!」

男D「くく…女はこう言ってるぜぇ? どうすんだお前?」

上条「今言ったでしょ。すぐ消えますよ。見知らぬ女を助ける義理なんてないし」

少女「そ…そんな……」

男D「利口なやつだな。こう見えても俺はレベル3の発火能力者だ。邪魔してたら消し炭になってたぜ」

上条「ふーん…」

男B「オラ! 暴れてんじゃねえよ!!」

少女「ふぐ…! うぐぐ…! うぐぅ〜〜!!」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 19:59:09.23 ID:OHxAY3GD0

もし上条さんが度重なる不幸に心折られてしまったらという妄想
ぐれてしまった上条さんでの原作再構成


上条「ま……どうぞごゆっくり」

男C「へへへ…こんな上玉久しぶりだからな。たっぷり楽しませてもらうぜ」

少女「ん〜〜〜〜!!!!」

上条「ま……精々自分の不幸を呪いな」プルルルルル!プルルルル!

上条「電話…? 一体誰から…げっ」

 着信画面 『小萌センセイ』

小萌『上条ちゃーん! また今日も学校サボりましたねーー!!』

上条「ぐお…! うるっせぇ…!!」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:06:36.97 ID:OHxAY3GD0

小萌『駄目ですよー! このままじゃ上条ちゃん進級できないですよー!』

小萌『上条ちゃんは一年生を二回繰り返すほどのお馬鹿ちゃんだったんですかー?』

上条「うるせえな! 進級だろうが卒業だろうがどーでもいいんだよ! 無理やり入れられた学校なんざ未練もあるかぁ!」

上条「あん!? 今どこにいるのかって!? ○○学区の××通りの裏…ってどーでもいいだろんなこたぁ!」

上条「担任だか何だか知らねーけどイチイチ干渉してくんじゃねーよ! 切るからな!!」ブツッ

上条「ったく……ん?」

男A「………」

男B「………」

男D「……てめえ今、どこに電話しやがった?」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:14:43.57 ID:OHxAY3GD0

男C「て、てめえ! 今アンチスキル呼びやがったな!?」

上条「ちっげーよ。クソ鬱陶しいロリ担任から電話かかってきただけだよ」

上条「……って何でそんなことテメエらに説明しなきゃならんのだ……」

男E「クッソがぁ!! 舐めた真似しやがって!!」

上条「だから違うっての! 人の話聞けよ!!」

男H「るせえ! ぶっ殺してやるクソガキがぁ!!」ブン!

上条「あぶねっ」ヒョイッ

男H「避けてんじゃ…ごっ…!?」ドサッ

 突如、男Hは白目を剥いてその場に昏倒した。

男A「…何だ? て、てめえ今何しやがった!」

上条「先に手を出してきたのはてめえらだぜ?」

 上条はその場に倒れた男の体を踏み越え、右手の手首を揺らす。

上条「あ〜あ、まったく……不幸だな、てめえら」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:23:21.08 ID:OHxAY3GD0

 呟きと同時、上条は一気に駆ける。
 ふいをつかれ、ろくに反応できなかった男Cの顎を拳で跳ね上げた。
 それだけ。
 その一撃で男Cはその場に崩れ落ちる。

上条「おっと」

 まるで背後に目があるかのように上条はあっさりと男Bのバットをかわす。
 大上段からバットを振り下ろし、隙だらけになった男Bの腹を思い切り蹴り上げた。
 バァン! とまるで何かが破裂したような音が響く。

男B「ぶぇ…げぇ…」

 崩れ落ちる男B。手から零れたバットを上条は拾い上げる。

男A「ま、待てよオイぎゃあああああ!!」

 躊躇無くバットを振った。
 ガードした男Aの腕がめきめきといやな音を立てる。
 上条はあっさりとバットを手放し、男Aの顔面に拳を叩き込んだ。
 砕けた腕でガードなど出来ようはずも無い。
 ぴちゃりと顔にとんだ血飛沫を上条は笑いながら舐め取った。


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:30:01.23 ID:OHxAY3GD0

男E「く、くそ…この……!」

 あっという間に仲間の半数をやられ、男Eは躊躇する。

男G「こんボケがあああああああああ!!!!」

 やぶれかぶれで突っ込んだ男Gの顔が上に跳ね上がった。
 まるでボクシングのお手本のようなアッパーカット。
 それ故に、下半身のばねを最大限利用した上条の体が硬直する。

男E「うああああああああ!!!!」

 今しかないと男Eは手に持ったナイフを上条の背中に向けて突き出した。
 がしり、と男Eの腕が止まる。
 上条は一切後ろを振り向かないまま、左手で、後ろ手に男Eの手首を掴み取っていた。


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:36:53.97 ID:OHxAY3GD0

男E「ありえねえ…ありえねえだろぉ……」

 男Eは目に涙を浮かべながら、けれどもその顔は笑ってしまっていた。
 もう笑うしかなかった。
 全体重を乗せた突進を、左手一本で(しかも後ろでで)止められたら、他にどうしようがあるというのだ。

男E「お、俺が悪かった。だから許し…ぎゃぅ!」

 男Eの声は最後まで発せられることは無かった。
 男Dの手から発せられた炎が男Eの顔面を焼き溶かしていた。

上条「おーおー。ひどいことするじゃねえか。仲間だったんじゃねえのかよ?」

男D「腰抜けのクズなんて仲間じゃねえよ。クズで、利用価値も無けりゃ、そりゃホントにただのゴミだ。ゴミは包んで捨てなきゃな」

上条「ま、言うとおりだと思うけどよ」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:44:09.93 ID:OHxAY3GD0

男D「てめえは一体何の能力者だ?」

上条「いやいや、上条さんは筋金入りの無能力者ですよ」

男D「ほざけ。ただの無能力者が八人相手にこうまで一方的に暴れられるかよ」

男D「『身体強化』系の能力者か? まあいい。どんなに素早く動けても、俺の炎はかわせねえよ!」

 男Dの掌から赤い炎が迸る。
 荒れ狂う炎が対象を焼き尽くそうと迫りくる。

上条「いや、ってゆーかよけねえし」

 キュウゥー――ン、と甲高い音がした。
 上条が右手をかざしただけだ。
 それだけで、たったのそれだけで。
 男Dの誇るレベル3の炎は、夏の線香花火を思わせるように、儚く消えうせた。

男D「…は? え?」

上条「俺は能力者じゃない。ちょっとばかり妙な右手を持ってるだけの無能力者さ」

男D「は、あ、う」

上条「オイオイ。ひょっとして今さら逃げられるとか思っちゃってるのか? いいぜ、なら…」

上条「その幻想をぶっ殺す!」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:50:47.38 ID:OHxAY3GD0

男F「ひ、ひいい…! 八人いたのに…! こっちは八人もいたのに…!!」

 目の前でズタボロになった男Dの姿に残った最後の一人は慄き震えた。

男F「み、見逃してください! お願いします! なんでもしますから!!」

上条「おいおーい。こういう時に敗者がどうするべきなのかはお前等の方がよく知ってんじゃねえか?」

男F「あ…!」

 男Fは慌ててポケットから財布を取り出すと、中身を上条に差し出した。

上条「よーし。いい子いい子」

男F「も、もう行ってもいいですか?」

上条「おう。もうこの辺歩くなよ。見かけたらその瞬間殺しに行くぞ」

男F「ヒ、ヒィィ!」ドタバタドタ…!

上条「仲間ほったらかしかよ。ほんとクズだな」



少女「あ、あの…」


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 20:56:51.66 ID:OHxAY3GD0

上条「あん? まだいたの?」

少女「あ、ありがとうございました!」

上条「礼なんていらねえよ」

少女「おかげで私、助かりました。本当になんてお礼を言ったらいいのか……」

上条「だからいらないって。あのさ、お前馬鹿だろ?」

少女「は、あ、え?」

上条「こっちがドンパチやってるときにさっさと消えてりゃ良かったのに。何でそうしなかったわけ?」

少女「そ、それは、だって……あなたを置いていくなんて出来なかったから」

上条「あっはっは。馬鹿な子ってのはホントかわいーなー。殴りたくなっちゃう」

少女「……え?」

上条「お前さ。俺が窮地を助けに来たヒーローに見えちゃったりしてるわけ?」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 21:09:48.57 ID:OHxAY3GD0

少女「え…え…?」

上条「あるわけねーだろーがそんな夢物語。少女マンガじゃねーっつの」

上条「もしお前が俺をヒーローと勘違いしちゃったりしてるってんなら……そんな幻想は、殺さなきゃな」

少女「そんな…嘘…ですよね? あはは…」

 上条の言葉に、少女は混乱し、苦笑いを浮かべながら上条の顔を伺っている。
 そんな少女に、上条はにやりと笑いながら、その鳩尾の辺りを殴りつけた。

少女「えう…!」

上条「はい死んだ。今君の幻想死んだよ。俺の『幻想殺し』はあらゆる幻想を打ち砕く。目は覚めたかい?」

少女「ごほ…! ごほ…!」

 殴られた衝撃で激しくえづく少女の前髪を掴み、上条は無理やり自分の方を向かせる。

上条「大体さ。こんな所を一人で歩いたりしちゃ何されても文句は言えねーよ。わかってたろ? ここらが物騒だってことくらい」

少女「ひ…! ひ…!」

上条「なのになんでこんな所を一人で通った? 塾に遅れそうだったか? 門限をオーバーしそうだったか? ちょっとくらいなら大丈夫だろうと思ったか?」

上条「まさか自分に限ってそんな不幸が振りかかるわけがないって思ったか? あまいあまい」

上条「不幸ってのは案外あっさり降りかかるもんなんだぜ? この俺が言うんだから間違いねーよ」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 21:34:18.71 ID:OHxAY3GD0

少女「やだ…やだ…! うそ、ごめんなさい、助けて。パパ、ママぁ!」

上条「はっはぁー! 鬼ごっこの始まりだ! 気合入れて逃げろよ! 捕まえたら穴という穴に棒突っ込んじゃうぜ!?」

少女「ひ、ひぃぃ…!」

 少女は涙で顔をグシャグシャにして走り去った。
 路地裏に上条の高笑いが響く。

上条「ばーか。誰がてめーなんか追っかけるかよブース」

 ひとしきり笑ってから、上条は少女が去っていった方向とは反対の方に歩き出した。
 かと思えば、上条は暗い路地の先を睨みつけ、足を止める。
 予感。
 道を歩けば居眠りトラックが突っ込み、建設中のビルのそばを通れば鉄骨が降り注ぎ、ファミレスで食事をすれば食中毒にあう。
 そんな日常が磨いた第六感。
 それが、全力で警告を発している。
 上条はため息をつき、歩みを再開した。

 瞬間。

 バチバチと音を立て、電撃が上条へ飛来した。


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 21:43:48.18 ID:OHxAY3GD0

 蒼白く迸る電撃は、しかし上条の右手に触れることで霧消する。
 上条は舌を鳴らし、進む先に現れた人影を睨みつけた。

上条「…ったく、こりねーな。ビリビリ」

美琴「………」

 上条の前に立ち塞がった少女は何も答えない。
 灰色のプリーツスカートに半袖のブラウスにサマーセーター、少女の格好は一見ただの中学生のように見える。
 ただ、その顔にぐるぐるに巻かれた包帯だけが異質だった。
 包帯で目と口以外を隠されたその少女は歪に笑った。

美琴「私には…御坂美琴って名前があんのよゴラァァァアアアアア!!!!」

 少女の手には一枚のコイン。
 音速の三倍の速度で放つそれは、少女の必殺『超電磁砲(レールガン)』。
 直撃すれば戦車をも吹き飛ばすその一撃が、何のためらいも無く上条へと発射される。

上条「効かねえっつってんだよ馬鹿が!!」

 その一撃を、学園都市第三位の超能力者(レベル5)の必殺を、上条はあっさりとその右手で掴み取った。
 かざした右手がたまたま無効化したのではない。
 上条は、上条自身の明確な意思でもって美琴の一撃を防ぎきっていた。


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 21:52:08.33 ID:OHxAY3GD0

美琴「相変わらず出鱈目な奴!!」

上条「一切の躊躇無く即死級の一撃放って来る奴に言われたかねーよ!!」

 上条は降り注ぐ雷撃に臆することなく前へ進む。
 上条には右手に宿る『幻想殺し』という能力があれど、その武器は基本的に体ひとつだ。
 まずは手の届く距離まで近づかなければ話にならない。

美琴「はあああああ!!」

 少女、御坂美琴の前髪がバリバリと紫電を発する。
 直後、のたうつ蛇のように雷撃が発生し、上条の体を焼き尽くそうと迫る。
 上条はまるで見えているかのようにそれらを右手一本で迎撃する。
 上条が美琴の前に踏み込んだ。
 届く。ここからならば、何の問題も無く。

上条「おらあ!!」

 上条の固く握り締めた拳が、美琴の顔面に突き刺さった。


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 21:59:01.86 ID:OHxAY3GD0

美琴「ぎ…!」

 美琴の体が吹き飛び、背中から地面に叩きつけられる。
 顔に巻かれた包帯に赤く染み出した鼻血を拭おうともせず、美琴は顔を上げて上条を睨みつけた。
 上条は吹き飛んだ美琴の追って一歩を踏み出し、追撃に移ろうとしている。

美琴「あああああああああ!!!!!」

 美琴の周囲から突如黒い塊が吹き上がった。
 磁力によって巻き上げられた砂鉄が押し固められ、鋭利な刃物となって上条を襲う。
 だが、それも無駄。上条の右手はあらゆる異能を打ち消す。
 そんなことはわかっている。だから。

美琴「おあああああああ!!!!」

 出鱈目に磁力を発生させ、次々に砂鉄の刃を生み出す。
 美琴は見ていた。上条はあの意味不明な力を振るうとき、必ずその右手をかざしている。
 ならば。その右手でカバーできない程の物量で攻めれば。

美琴「死ねェぇぇぇえええええええ!!!!!!」


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:06:53.82 ID:OHxAY3GD0

上条「今、死ねって言ったか?」

 上条は迫りくる刃を、あるものはかわし、あるものは打ち消し、一歩一歩美琴との距離をつめる。

上条「お前、本気で俺を殺す気で来てんだな?」

美琴「当たり前よ…! 人の顔をこんなにグシャグシャにしといて……! 絶対に殺してやるから…!!」

上条「ぜーんぶお前から手ェ出してきたんじゃねえか。人を黒焦げにする勢いで雷だしといて、自分がやられて文句言うなっつーの」

上条「嫌ならとっとと俺の前から消えろよ。追わねえから。それで無事円満解決、めでたしめでたしじゃねえか」

美琴「うるさい! とにかく、私はアンタの存在が許せない! 塵一つ残さず消し去ってやる!!」

上条「はぁーあ。全く、お前みたいなのに絡まれるなんて、不幸すぎるぜ。でも、覚悟は出来てるんだろうな?」

 生み出された砂鉄の剣、その最後の一本をかき消し、上条は凄惨に笑う。

上条「誰かを殺すってことは、誰かに殺されても構わないってことなんだぜ?」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:14:00.73 ID:OHxAY3GD0

美琴「もちろん、そんなことはわかってるっつーの!!」

 美琴も上条に笑い返した。

美琴「があああああああああ!!!!」

 美琴の体から電流が四方八方に放射される。
 上条は足を止め、自分に迫った電流のみを打ち消した。

上条「……終わりか?」

 最後の悪あがきだったのか、大人しくなった美琴に上条は問いかける。

美琴「ええ、終わりよ」

 包帯まみれの顔を歪ませて、美琴は笑った。

美琴「アンタの人生がね!!」

 気配を感じて上条は天を仰いだ。
 上条の真上に、四方八方から集められた鉄材が塊となって浮いている。

上条「さっきの電流はコレを作るために…!?」

 直径3m、重さ数トンにも及ぶ鉄の塊が上条を押し潰した。


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:18:31.85 ID:OHxAY3GD0

美琴「やった…やった……!」

美琴「やった! 殺した! アイツを! アイツを!! 殺してやった!!」

美琴「あはアハははハははハハハはハハはははははハハハ!!!!!!!」

美琴「はあ……」

美琴「人を……殺しちゃった………」


上条「オイオイ、まさか後悔してんのか?」

美琴「!?」

上条「笑わせんなよなあ。そんな脆弱な精神で、いっちょまえに殺すとか吼えてんじゃねえよ」

美琴「アンタ…なんで…どうして…!?」

 ありえない。ありえない。ありえない。
 美琴は混乱していた。
 あのタイミングで、あの速度で、人間があの塊をかわせるわけが無い。


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:24:35.19 ID:OHxAY3GD0

美琴「アンタ…私の攻撃を無効化する以外に、何か隠してる能力があるの……?」

上条「いやいや、上条さんは正真正銘の無能力者だよ」

美琴「嘘! 嘘嘘嘘! だって、だって…!」

上条「オイオイ、お前にならわかると思うんだけどな」

美琴「ど、どういうことよ」

上条「お前も努力の末にレベル5になったってクチなんだろ? なら、わかるはずだ」

上条「人間、努力すれば何でも出来るってことさ」

美琴「……」

上条「努力じゃどうしようもないこともあるけどな。俺の不幸とか」

 上条はいつの間にか美琴の目の前まで迫ってきていた。
 美琴は地面に倒れたまま、まだ体勢を立て直してはいない。

上条「ま、そんなもんはどうでもいいか。おしおきの時間だぜ、ビリビリ中学生」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:31:16.94 ID:OHxAY3GD0

 上条は美琴の体に手早く馬乗りになった。

美琴「あ…!」

 美琴は慌てて電撃を発するがもう遅い。
 上条はまるで美琴の電撃の発生元がわかっているかのように的確に右手をかざし、電撃を無効化する。

上条「何回ボコってもしつこく来やがるからな。今回はちょっときつくいくぞ」

 言いながら、上条は馬乗りの体勢のまま美琴の顔面を殴りつけた。

美琴「あが…!」

上条「二度と、俺に、関わろう、なんて、気を起こさないくらい、徹底的にだ」

美琴「あぐ、う、ふぎ!」

 顔を庇おうとする美琴の両腕の間を縫うように、上条の拳が美琴を叩く。

 叩き続ける。


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:37:33.06 ID:OHxAY3GD0

美琴「うあ! うああ!」

 聞く者が顔をしかめざるを得ないような、鈍い音が響き続ける。

美琴「ひい、うあ、あああああああああ!!!!」

 鈍い音と悲鳴が、交互に、代わる代わる、暗い街に反響する。
 少女は、学園都市第三位のレベル5は、もう赤子のように泣きじゃくっていた。

上条「わかったか! わかったんかよ!? 二度と俺に近づかないって言えよ!!」

 それでも、上条は少女を殴りつけるその手を止めない。
 御坂美琴は完全に戦意を失っている。
 それでも、上条は拳を包帯だらけのその顔に叩きつける。

 これじゃあ駄目だ。
 これじゃあこいつはまた俺に関わろうとしてくる。

 もっと決定的な敗北感を。
 もっと決定的な絶望感を。

 二度と、俺に関わろうなんて幻想を抱かぬように。

 もっと。もっと。


91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:42:53.18 ID:OHxAY3GD0

上条「……!!」

 上条は突然、何の前触れも無く体を思い切り仰け反らせた。
 目の前を、ローファーを履いた足が通り過ぎていく。

黒子「な…!?」

 突然上条の頭上に出現し、蹴りを繰り出してきたツインテールの少女の顔が驚愕に歪む。
 上条はそのまま宙にいる少女の服を掴み、背中からコンクリートの地面に叩き付けた。

黒子「が…!!」

 痛みにのたうちまわる新たに現れたツインテールの少女。
 上条はこの少女を知っている。

上条「よお…今回は遅い登場だったな」

 少女の名は白井黒子。
 御坂美琴を敬愛する、レベル4のテレポーターだ。


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 22:52:14.26 ID:OHxAY3GD0

黒子「わたくしの攻撃は何の気配も生じさせないはずなのに……どうして……!?」

 げほげほと痛みに苦しみながら、黒子は涙目で上条を睨みつける。

上条「何となく、な。こちとら、そういう不意打ちくらいさらっとかわせないととっくに死んでるような人生送ってるんでね」

 上条はそれだけ言って黒子から目を切った。
 テレポーターはその能力を行使するとき、多大な集中力を必要とする。
 今の黒子の状態ではしばらく能力を使うことはできないだろう。

上条「よお…わかったかよ、ビリビリ」

 上条はぐったりとして動かない美琴の胸倉を掴み、その涙に濡れた目を睨みつける。

上条「コレに懲りたらもう俺に関わるな。次に来たら、その色気のねえ短パン剥いで、中身晒してやっからな」

美琴「うっ…うぅ……」

上条「覚えとけ」

 上条はそれだけ言うと、美琴の胸倉から手を離した。
 まるで糸の切れた人形のように、美琴はどさりと再び地面に仰向けに倒れる。

上条「よぉ、頼むぜ。お前からもよく言っておいてくれよ」

 上条は、よろよろと立ち上がりながらこちらを睨みつける黒子のほうに向き直った。


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:00:39.96 ID:OHxAY3GD0

黒子「…お姉様にこれだけのことをしでかしたあなたを、このまま放っておくと思いまして?」

上条「やめてくれよ。上条さんは降りかかる火の粉を払っただけだぜ?」

黒子「だからって、女の顔をあんなに殴って……!」

上条「だぁから、そう思うならもう向かってこないようにお前がアイツ説得してくれよ。これでもう一回来たらマゾ確定だぜアイツ」

黒子「く……!」

上条「乙女の顔に傷を残したくないなら、さっさと病院行きな」

 上条はポケットに手を突っ込んで、黒子に背を向ける。
 そのまま立ち去るかと思いきや、上条は顔だけを黒子のほうに向けた。

上条「……前から言ってるけどよ。『冥土帰し』を訪ねりゃ傷一つ残さねーで治してくれるよ。あんな大袈裟な包帯で顔隠さなくてもよ」

黒子「あなたからの施しを受けることを、お姉様は良しとしていませんの」

上条「あっそ……ならもういいや、好きにしろよ……」

 上条は呆れたようにため息をつくと、空を仰いでポツリと言った。

上条「救えねえな…俺も、お前も」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:08:29.38 ID:OHxAY3GD0

 上条が立ち去った後、黒子は美琴を介抱していた。
 自分が能力を再び万全に行使出来るようになるためにはもう少し時間がかかる。
 能力が使えるようになり次第、テレポートを繰り返して病院に連れて行くつもりだった。

美琴「……」

 美琴は何も喋ろうとはせず、ただずっと空を見つめている。

黒子「お姉様…もう、あんな男に関わるのはこれっきりにしましょう?」

 黒子はもう嫌で嫌でたまらなかった。
 黒子はずっと見ていた。敬愛する美琴がボコボコに殴られる様を、ずっと。
 手を出すなと言われていたから。
 それでも、最後には耐えられず助けに入ってしまったけれど。
 黒子にとっては、上条当麻に対する怒りよりも、これ以上御坂美琴が傷つく恐怖のほうが上だった。
 では美琴は? あの暴力に晒され続けた他ならぬ美琴はどう思っているのだろうか?
 黒子は恐る恐る美琴の返事を待つ。




美琴「殺す……」


 美琴はぼそりと呟いた。


143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:15:34.21 ID:OHxAY3GD0

黒子「お、お姉様……」

美琴「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

 美琴はうわ言のように殺す、ただそれだけを繰り返しながらゆっくりと身を起こした。
 体を支えようとする黒子の手を振り払い、血で赤く染まった顔の包帯をむしり取る。

黒子「ひ…」

 その顔を見た黒子は絶句する。
 端麗だったその顔は、傷と痣と憎しみに彩られ、見る影もなくなってしまっていた。

美琴「殺す…!」

 努力で勝ち取ったレベル5。そのプライドが彼女の支えだった。
 だがそのプライドは木っ端微塵に砕け散った。
 その自負は幻想だったのだとあの少年に気付かされてしまった。
 だから、殺さなきゃ。


 私を幻想だと否定したアイツを、アイツこそを幻想にしてしまわなければ。

 私は、私でいられない。


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:20:11.04 ID:OHxAY3GD0

 御坂美琴が殺意を胸に立ち上がった時。
 上条当麻はそう遠く離れていない場所で頭を抱えていた。

上条「…ったく、なんなんだ今日は。いつもいつも運は悪いが、今日は特別厄日だなオイ」

 ぼさぼさした髪を掻き毟る。
 月明かりの下。
 上条の視線の先では。

インデックス「う…ん…」

 純白の修道服を着た一人の少女が倒れていた。


160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:28:48.47 ID:OHxAY3GD0

 上条は考える。どうしよう。
 答えは二秒で出た。無視しよう。
 そもそも、過去の経験から、こういった厄介事には関わらぬようにしようと心に決めていた上条である。
 このまま放置したことで少女がどんな目にあおうとも、例えばさっきのようなゲス共の目に止まり、下劣な欲望の標的になったとしても。
 それでも、自分と関わることよりはずっとマシだろうと確信できるから。

上条「それでは、グッドラック」

 上条はあっさり少女の横をスタスタと通りすぎた。

インデックス「ちょ、ちょっと! こんなに可愛い女の子が行き倒れてるのにどこにいくつもりなのかな!?」

上条「あー、何も聞こえない」

インデックス「こんな貴重なボーイ・ミーツ・ガールはそうそう経験できないんだよ!? こんな幸運を棒に振るなんてちょっと考えられないかも!!」

上条「あーあー、不幸だ不幸だ。上条さんの人生は今日も順調に不幸のままですよっと」

インデックス「む、むっきーーー!!!!」


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:36:40.76 ID:OHxAY3GD0

インデックス「おなかすいた!」

上条「……」

インデックス「おなかすいたって言ってるんだよ!?」

上条「……で?」

インデックス「ごはんくれると、うれしいな」

上条「他を当たれ」

インデックス「お願い…もう…限界なんだよ……」グゥ〜キュルルルル〜

上条「しらねーよ。おい、足を掴むな。まとわりつくな」

インデックス「あなたに見放されたら私もう死んじゃうかも」

上条「だーかーらー! 知らねーっての!!」

 しつこく食い下がる少女の体を上条は右手で乱暴に払いのける。

インデックス「あああーーーーー!!!!」

上条「どぉーこまでからんでくんだこのヤロウ!!」

 堪忍袋の緒が切れた上条は振り返り、絶句した。
 
 少女は突然完全無欠の全裸になっていた。


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:43:46.74 ID:OHxAY3GD0

上条「……おう?」

 突然の事態に頭が空白になる上条。

上条「あぁ〜…つまりあれか? 私を好きにしていいからご飯をくださいって、そういうこと?」

 目の前で顔を真っ赤にしていく少女を前に独自の理論を構築していく上条。

上条「うん、ごめん。無理。俺ロリコンじゃないからお前の体じゃ欲情しない」

 泣きそうになっている少女を前に勝手に結論付ける上条。

インデックス「う……」

 少女は体を隠すのも忘れ、わなわなとその体を震わせる。

インデックス「うっきいいいいいいいいいいいい!!!!!!」

 少女は素っ裸のまま歯を剥き出しにし、上条へと飛び掛った。

上条「そい!!!!」

 上条はあっさりそれをかわし、避け際に少女の延髄にチョップをおみまいする。

インデックス「むきゅう」

 墜落した少女は素っ裸のまま地面にうつ伏せ、気絶した。


193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/15(金) 23:54:57.94 ID:OHxAY3GD0

上条「ええ、何コレ? もう超めんどくせぇぇぇええええ」

 上条は気絶したまま起き上がろうとしない全裸少女を見下ろし、頭をガシガシと掻いた。
 くそ。関わってしまった。
 関わらないように関わらないように生きてきたのに、まーた巻き込まれてしまった。
 取り合えずこのまま放っておくわけにもいかない。
 ただ単純にさっきのように行き倒れてる所を襲われるならどうぞご勝手にってなもんだが、今のこの少女のウェルカム状態は半ば以上上条が作り出したものである。
 よく見れば少女の服は脱いだのではなく、どういうわけか突然バラバラになってしまったようだった。
 ひょっとしたら、自分の『幻想殺し』が働くような、特殊な服を着ていたのかもしれない。

上条「クソ……だから俺に関わると碌なことにならないっていうんだ……」

 さすがに自分の不幸に巻き込まれて少女が(本来では負う事も無かった)不幸に見舞われるのは夢見が悪かった。
 かといって、自ら能動的に関わる気にはさらさらなれない。

上条「あ〜、もう。どうすっかな……」

 上条は頭を悩ませながら、ふと先ほど自分の携帯電話を鳴らした人物の顔を思い出した。
 あのロリ教師の玄関先に放置しておくことにしよう。
 上条はそう決めて、布と化した衣服を少女の体に適当に巻きつけ、担ぎ、担任教師の家を目指したのだった。


213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 00:41:53.09 ID:5Zt9k9IU0 [1/24]

 翌朝。上条はいつも通りの日常を送っていた。
 道を歩けばスキルアウトの抗争に巻き込まれ、旧市街を歩けば路肩が突如陥没し、アイスを買えば一口も食うことなく地面に落ちる。
 慣れっこの日常。

スキルアウトA「オラァァァアアアアア!!!!」

スキルアウトB「ざっけんな殺すぞガキャアアアア!!!!」

 憎しみと暴力が入り混じる阿鼻叫喚。
 その中を、上条当麻は鼻歌交じりで歩いていく。

上条「げっ」

 そんな上条が露骨に顔をしかめる。
 ポケットにしまっていた携帯電話が鳴り出した。

 着信画面には思ったとおり『小萌センセイ』の文字が躍っていた。


216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 00:50:03.76 ID:5Zt9k9IU0 [2/24]

小萌『上条ちゃーーん!! どういうことなんですかコレはーー!!』

上条「はぁ? 上条さんには何のことやらわからないんでせうが?」

小萌『真っ白シスターちゃんを部屋の前に置いていったの上条ちゃんでしょう!? シスターちゃんから聞きました! ボサボサツンツンのウニ頭なんて学園都市が広いと言えども上条ちゃんしかいません!!』

上条「いや先生、そりゃいくらなんでも偏見がすぎるぜ……」

インデックス『シスターちゃんじゃない! 私にはインデックスっていう名前があるんだよ!!』

 電話の向こうで少女が騒いでいるのが聞こえる。
 インデックスってお前、目次かよ。と上条は心の中でつっこんだ。

小萌『もぉー、こんな調子でシスターちゃん、魔術師がどうとか電波なコトしか言わないんですよー! 上条ちゃん、早く引き取りに来てくださーい!!』

インデックス『電波じゃないもん! 魔術師はいるんだもん!! そして私の頭にはじゅうまんさんぜんさつの魔導書がー』

 オウフ。なるほど電波だ。
 上条は小萌にインデックスを名乗る少女を丸投げした自分を褒めてやりたくなった。
 こんなん絶対関わりたくねえ。


219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 00:55:51.72 ID:5Zt9k9IU0 [3/24]

小萌『とにかく! 早くウチに来て事情を説明してください!』

上条「いや、それは無理」

小萌『シスターちゃんがほぼ半裸でいた事情も詳しく説明してもらいますよ!』

上条「そんなもん俺が聞きてえくらいだよ……」

インデックス『服はあのツンツン頭が荒ぶる右手であっという間に引き裂いたんだよ!!』

小萌『だそうですよー?』

上条「知らん知らん。もう切るからな」

小萌『あ、こら上条ちゃん!!』

 上条は携帯電話を耳から離し、通話終了ボタンに指をかける。
 ―――瞬間。

小萌『キャアアアアアアアアアアア!!!!!!』

 電話の向こうで、小萌の悲鳴が響いた。


221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 00:59:43.11 ID:5Zt9k9IU0 [4/24]

上条「は? おい! どうした! 何があった!!」

 上条が怒鳴りつけても、電話の向こうからは何かが壊れる音と、『逃げて!』という叫びしか聞こえてこない。

上条「……おいおい」

 やがて、その音もやんだ。
 違う。向こうの携帯電話が壊れたのだ。

 上条は舌を鳴らし、携帯電話を乱暴にポケットに突っ込む。

上条「くそ…!」

 磨きぬかれた第六感が訴える警告が、今はとても煩わしかった。


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:10:21.79 ID:5Zt9k9IU0 [5/24]

 小萌のアパートは全焼していた。
 消防車が出動し、慌ただしく消火活動を始めている。
 小萌は、自らの住み慣れたアパートが燃えているのを、ただ呆然と眺めていた。
 上条は、そんな小萌の姿を愕然として見つめていた。

上条「マジ…かよ……」

 小萌がこちらに気付いた。
 びくりと上条の肩が揺れる。

小萌「上条ちゃん……」

 その目から逃れるように、上条は背を向けて駆け出した。

 

 しばらく駆けて、上条は気付く。
 そういえば、あの場にあのインデックスを名乗った少女はいなかった。
 頭の中にシナリオが組みあがるのは簡単だった
 何者かがあそこを襲撃して、インデックスを連れ去ったのだ。

上条「舐めた真似しやがって……!!」

 上条は奥歯を強くかみ締めた。
 その顔には、明確な怒りが浮かんでいた。


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:15:42.95 ID:5Zt9k9IU0 [6/24]

男F「ひっ…!」

上条「よう。運が悪いなお前。ひょっとして俺並に不幸だったりしねえ?」

男F「うわ、うわわ」

上条「逃げんなぁぁぁぁあああああ!!!!」

男F「ひっ!」

上条「ちょっと聞きたいことがあんだよ。お前らクズは仲間だけは多いだろ?」

上条「銀髪に真っ白な修道服着たシスターを見かけなかったか、ちょっと仲間にきいてみてくれよ」

男F「わかりました! わかりましたから、見逃してくださいぃぃいい!!」

上条「心配すんな。俺は何もしねえよ。俺はな」


228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:21:38.22 ID:5Zt9k9IU0 [7/24]

男F「……△×学区で、見かけたって奴がいました」

上条「オッケーさんきゅー。△×か。そう遠くはねーな」

男F「こ、これで見逃してくれるんでしょうか?」

上条「おう。俺は急いでここ離れなきゃいけないから、じゃあな」

 上条は男の肩をぽんぽんと叩くと、すぐにその場を走り去った。
 男は心底安堵し、その場にへなへなと腰を落とす。

 直後だった。

 隣のビルの壁が突如崩壊し、巨大な瓦礫が男の頭上に降り注いだ。

男F「う、うわああああああああああああああ!!!!!!」

 ズズン…! と重い音が響き、上条は背後を振り返る。

上条「能力者同士がドンパチやってたんかね…? まあどうでもいいけど。精々俺に巻き込まれた不幸を呪いな」


231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:29:56.48 ID:5Zt9k9IU0 [8/24]

 目的の学区にたどり着いた上条は、適当にそこらを走り回っていた。

上条「こんな探し方で見つかるとはとても思えねーんだけどなー」

 とにかく運が悪く、くじ引きでも生まれてこの方当たりを引いた事がない上条である。
 あてずっぽで道を選んで『当たり』にたどり着くとはとても思えなかった。
 しかし、手がかりがない以上今はそうする以外に他はない。

上条「こんな時には勘もてんで働きゃしないしな。クソ、大体なんで俺はこんなに走り回ったりなんかしてるんだ」

 そうだ、そもそもあのインデックスとかいう女と自分は何の関係も無い。
 関係を持つ気もない。
 やめてしまえ。
 今までだって、ずっとそうしてきたじゃないか。

上条「……馬鹿らし。帰ろ」

 そうやって――そうやって諦めたときに限って。
 運の悪いことに。
 上条はインデックスを見つけた。


 背中を真一文字に切り裂かれ、地面に横たわっているインデックスを。


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:36:32.22 ID:5Zt9k9IU0 [9/24]

上条「すげえな…」

 インデックスの姿を見つけたとき、最初に出てきた言葉はそれだった。
 上条は自分が不幸だと知っている。自分は不幸だと信じきっている。
 しかし目の前に転がるこの少女は。

 年端もいかぬ少女の身で腹をすかせて行き倒れ。
 出会った男に衣服をひん剥かれ。
 頼った先は全焼し。
 そして今背中を切り裂かれ倒れている。

 一体どれ程の悪意ある世界に住んでいればこんな不幸に見舞われるのか。
 そして、よりにもよってこの俺にまたこうやって関わられてしまっている。

上条「不幸なのは俺だけじゃないんだなぁ」

 だからといって、全く何にも塵ほども救われた気にはならないが。
 そして上条が「生きているのかな?」とインデックスに歩み寄ろうとしたその時。

「それ以上彼女に近づくな」

 背後から男の声が飛んだ。


237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:43:43.63 ID:5Zt9k9IU0 [10/24]

 声に、上条は振り返る。
 赤い髪の、大きな男だった。
 真っ黒いコートを身に纏い、口元にはタバコを咥えている。
 目の下のバーコードのようなタトゥーが印象的だった。

上条「何モンだ? お前?」

ステイル「うん? 彼女から聞いていないのかな? 魔術師だよ、魔術師」

上条「へえ、驚きだ。電波な妄言だと決め付けてたけど、本当だったのかよ」

 上条は大仰に驚いてみせて、それから揶揄するように言った。

上条「しっかし、魔術師ってな俺も真っ青になるくらいの外道集団なんだな。こんなオンナノコを後ろからバッサリ、とはな」

ステイル「いやいやいや。それは僕らとしても予想外のことだったんだよ」

 赤髪の魔術師は首を振って上条の言葉を否定する。


238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 01:52:03.96 ID:5Zt9k9IU0 [11/24]

上条「予想外? いやいや、こんだけバッチリ後ろから斬りかかっといて、何が予想外なのよ」

ステイル「彼女の着ている修道服。それは『歩く教会』と呼ばれる法王級の防御結界でね。それがある限り、どんなダメージも彼女には通らないはずだったんだよ」

ステイル「ところが、どういうわけかその結界が今日になって消失していた。昨日彼女を追いかけていたときには確かにまだあったんだけどね」

ステイル「こればかりはさすがに予想つけっこないよ。『歩く教会』の破壊方法なんていくら考えても浮かばないからね」

 真剣に首を捻っている様子の魔術師。
 対する上条は、黙っていた。
 魔術師を名乗る怪しい男に対して、軽口を叩くことも忘れていた。

 触れただけで破れ落ちた少女の服。
 砕けた絶対防御。
 右手に宿る『幻想殺し』。

 簡単に連想できた。
 上条はちらりとインデックスを見て、それから口を笑みの形に歪めた。

上条「何が不幸なのは俺だけじゃない、だ……」


 ――コイツの不幸も、結局は俺のせいじゃねえか。


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 02:02:10.92 ID:5Zt9k9IU0 [12/24]

 家を焼かれて呆然としていた小萌の姿が脳裏に蘇る。
 小萌だって、巻き込まれただけだ。
 上条が不用意にインデックスを預けたりしなければ、小萌は家を失うことは無かった。
 行動するだけで不幸を撒き散らす。
 まさしく、『疫病神』。

上条「あっはっは……」

 なんだかおかしくなってきて、上条はつい笑ってしまう。
 何を今さら。
 そんなこと、もうずっと前から知っていたことだろう。
 思い知ってきたことだろう。

上条「ふぅ〜〜」

 胸に溜まったモヤモヤを吐き出すように、上条は深く息をつく。
 そこに赤髪の魔術師が声をかけてきた。

ステイル「どうやらキミは本当に何も聞いていないみたいだね。いいよ、このまま黙って消えたら見逃してあげようじゃないか」

 ぴくり、と上条の肩が震えた。

上条「見逃してやる…?」

 胸に溜まったモヤモヤが、平たく言えば苛立ちが、ストレスが、その噴出する先を見つけて歓喜に震えている。

上条「おいおい、てめえはどういうアレでそんなに上から目線で物言ってんだ? あぁ?」


246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/16(土) 02:11:11.28 ID:5Zt9k9IU0 [13/24]

 上条は右手で拳を作り、それを見せ付けるようにしながらステイルへと歩を進めていく。

ステイル「……やれやれ。キミこそどういうアレで命を粗末にしようとするのかな」

 ステイルは呆れたように言って、続けた。

ステイル「僕の名前はステイル=マグヌス、と自己紹介したいところだけど、ここは『Fortis931』と名乗らせてもらおうか」

上条「どっちだっていいよそんなもん」

ステイル「そういうなよ。これも魔術師の慣習ってやつなのさ。魔術を使うときには魔法名を名乗らなければならないんだよ」

上条「しち面倒くせえ習慣だな」

ステイル「全く同感だ。では死にたまえ」

 ステイルの手から炎が迸る。
 迫り来る炎に、上条はただ不敵に笑っただけだった。

続きを読む はてなブックマーク - 上条(悪)「その希望(幻想)をぶっ殺す」1

上条「よし、素直だな」


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 19:52:41.11 ID:jFWpFTvT0
〜夜の裏通り〜

上条「いや〜。うっかり遅くなっちゃったな〜。近道近道っと」

上条「しかしビデオカメラが当たるとは、ついに上条さんにも幸運の女神がやってききた予感がしますよ」

?「.....................ン?誰かいるのかァ!?」

上条(あれは.........?.一方通行!?隠れとくか........)コソコソ

一方「........................」キョロキョロ

上条(何であいつがここに..........?何かを警戒してるみたいだが..........)

一方「誰もいねェな.........?よし........」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 19:58:20.35 ID:jFWpFTvT0

上条(.........あいつこんな所でズボンを脱ぎ出した!?手に何か持ってるな............)

一方「はァはァ......」シュッシュッシュ

上条(うわぁ.....あいつこんな所でオナニー始めたよ.......。手に持ってたのは打ち止めのパンツか.......)

上条(...............)ゴソゴソ

上条(撮影撮影.......)ジー


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 19:59:41.13 ID:jFWpFTvT0

〜2時間後〜

上条「やっと終わったよ..........溜まりすぎってレベルじゃねぇぞあいつ............。くっせえな..............」

上条「さて、家に帰ってコピーしますか」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:01:19.44 ID:jFWpFTvT0

〜3日後、昼の裏通り〜

上条「遅いぞ一方通行!!」

一方「まさかてめェが俺を呼び出すとはなァ.......。殺されてェのかァ!」

上条「なあ一方通行.......。昨日と一昨日の夜にナニしてた?」ニヤリ

一方「.........!?べ、別にお前には関係ねェだろうがァ!!」

上条「俺見てたんだよな〜」ニヤニヤ

一方通行「!?」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:03:14.95 ID:jFWpFTvT0

上条「まさか打ち止めのパンツだけじゃなくて使用済みの食器に髪の毛、風呂の残り湯持ち出して野外オナニー.......。マニアックすぎるだろお前」

一方通行「て、てめェ.....。今すぐブッ殺してやるよォ....................」

上条「もちろん撮影してあるぞ。コピー済みでな。ほらよ。」ポイ

量産型ビデオカメラ『打ち止めェ!打ち止めェ!』

一方「」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:04:53.25 ID:jFWpFTvT0

上条「俺が死んだらその映像が全世界に出回るぞ?第1位が幼女をオカズに野外オナニーってな」

一方「こ、この三下がァ.........!!!!何が目的だァ!?」

上条「そうだな............」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:07:22.94 ID:jFWpFTvT0

上条「まず、俺の言うことには絶対に従え。だが、安心しろ。お前が世間的にまずくなるようなことや金銭を要求することは絶対にしない。」

一方「.............」

上条「ただし!俺の命令には絶対に従え!!!」

一方「チッ........。わかった」

上条「よし、素直だな。さっそく命令だ。俺の質問に答えろ」

一方「あァ......................」

上条「打ち止めは処女か?」イケメンAA

一方「......................はァ?」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:09:29.73 ID:jFWpFTvT0

上条「打ち止めは処女か?」イケメ(ry

一方「て、てめェまさか打ち止めに............」

上条「打ち止めは処女か?」イケメ(ry


一方「し、処女のはずだ.....。まだ誰も手を出してないからな。ずっとかんs...見守ってきた俺が言うんだ。間違いない」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 20:20:50.18 ID:jFWpFTvT0

上条「よし。お前に1つ警告してやるよ。<打ち止めの隠しとり>だ。意味はわかるよな。今日はもう言って良いぞ」スタスタ

一方「.............」

一方「...................何でだよォ」

一方「俺があいつに逆らえなくて........。打ち止めが犯されるってのによォ..............。」ゾク





一方「すっげェゾクゾクしてきやがるよォ!!!クソったれェェ!!!!!!!」ゾクゾク





25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 21:42:32.21 ID:jFWpFTvT0

一方「チックショォォ!!」ゾクゾク

御坂妹「おや、あなたはセロリじゃないですか、とミサカは汚い物を見るような目でロリk.........セロリをチラッと見ます」

一方「あァ!?実験体が何の用だァ?」

御坂妹「てめぇこれ以上あのガ....上位個体にてを出そうとしたらただじゃおかねぇぞ!とミサカは無駄だと知りつつも一応警告します」

一方「もう出したくても出せねェよ......1度でイイから膣に出しとくんだったなァ.....」

御坂妹「それはどう言うことですか?とミサカは1部のキモいロリコン発言を無視して、サッサと話を進めます」

一方(話しの1部を変えればいいよなァ.....?)

一方「実はカクカクシカジカってことだ」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 21:44:28.84 ID:jFWpFTvT0

御坂妹「なるほど、上位個体を犯すと...しかしそれは私達にとっても、上位個体のとっても最高の状況が作られつつあるということですね、とミサカは早口でサッサと話を進めます」

一方「?どういうことだァ?」

御坂妹「つまり、上位個体を含め、私達は上条当麻のことが好きってことです、とミサカは顔を赤らめてセロリに話します」ポッ

一方「何だとォォ!?」






28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 21:55:43.78 ID:jFWpFTvT0

一方「おいそれはどう言うことだ!?」

御坂妹「そのまんまの意味だろ馬鹿が、とミサカはロリコンを馬鹿にした顔をでサラッと言います」

御坂妹「ちなみに、上位個体はいつもあなたの悪口を言ってましたよ。お陰でこっちまでストレスたまんだよ、とミサカはウンザリした顔で本音を言います」

一方「」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 22:12:01.65 ID:jFWpFTvT0

一方「じゃああいつが今まで『ミサカはミサカはあなたに言ってみるー!』って言ってたのは全部嘘だったてことかよォォ!?と一方は一方は驚愕の顔で言ってみる」

御坂妹「上位個体のまね自重しろ。あとミサカの真似すんな。キモすぎて反吐が出る、とミサカは蹴り飛ばしながら早口で喋ります」ゲシッゲシッ

一方「オフゥン」

御坂妹「じゃあ2度と関わんなよロリコン、とミサカは振り向かずに吐き捨てます」スタスタ

一方「..........」

一方(気持ちイイが何かがたんねェ.....)


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 23:37:11.51 ID:jFWpFTvT0

〜上条家〜

上条「さて、予定どおり打ち止めを犯すか」ピポパ

打ち止め「もしもし〜ってミサカはミサカは電話の応対をしてみたり!!」

上条「あ〜打ち止めか?上条さんですよ」

打ち止め「!?あなたが電話をしてくるなんてめずらしい!ってミサカはミサカはちょっとおどろいてみたり!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 23:52:17.35 ID:jFWpFTvT0

上条「いきなりで悪いんだが今から俺の家にこれるか?」

打ち止め「もちろん!あなたがいるところなら何処へでも駆けつける!ってミサカはミサカはさっそくお出かけの準備をしてみたり!!」

上条「(よし!)あ、ジュースとお菓子も用意してあるから特に何も持ってこなくていいぞ。あと、行く前に風呂に入っておいてくれ」ニヤリ

打ち止め「わかった!ってミサカはミサカはチョットだけ期待をこめて準備してくる!!」

上条「?まあ頼むぞ」ブチッ

上条(今から打ち止めの泣き叫ぶ姿が見れるなんて.......最高だ!)ニヤニヤ



打ち止め「セロリの金で勝負下着を買っといてよかった....とミサカはミサカはこれから起こることでニヤニヤしたり〜〜!!」ニヤニヤ


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:04:11.02 ID:RXlGgNE60

〜上条家〜

打ち止め「こんにちは〜ってミサカはミサカは呼鈴を連打しながら呼んでみたり!」ピンポーンピンポーン(ry

上条「はいはい、そんなに慌てなくても上条さんは逃げませんよ」ガチャ

打ち止め「お久しぶり〜ってミサカはミサカは久々に見るあなたの姿にちょっとドキドキしたり....!」ドキドキ

上条「はいはい、まあ上がってくれ」

打ち止め「お邪魔しま〜す!ってミサカはミサカは礼儀正しく挨拶したり!!」

上条(その無邪気な顔が泣き叫んで歪むのも時間の問題だけどな)ニヤニヤ

打ち止め(いつ襲ってくれるのかな...、ってミサカはミサカは心の準備をしてみたり.............!)ドキドキ


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:23:54.53 ID:RXlGgNE60

上条「まあジュースでも飲んでくつろいで.....」

打ち止め「....」ズズー、ゴクゴク

打ち止め「おかわり!ってミサカはミサカはあつかましくおかわりを要求してみる」

上条「ははは........」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:33:38.48 ID:RXlGgNE60

〜1時間後〜

打ち止め「それで話って何なの?とミサカはミサカは疑問を素直に質問してみる!」

上条「ああ、それはもうすぐわかるよ.........」

打ち止め「..........?」


〜30分後〜

打ち止め「それでね......!?」ムズムズ

上条「どうしたんだ?(ついにきたか......!)」

打ち止め「う、ううん!何でもない!ってミサカはミサカはいつも通りに話してみたり!」ウズウズ

上条(やっぱあれの効果は絶大だな。ジュースにタップリ入れておいてよかったな)ニヤニヤ

打ち止め(これはもしかして....媚薬!?)


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:36:22.96 ID:RXlGgNE60

上条(さて、そろそろ打ち止めのハメ撮りを始めるか)カチッ、ウィーン

打ち止め(じゃあさっきから本の隙間に挟まっているあのカメラははめ撮り用!?)

上条「ん〜?やっぱ少しおかしいぞ、打ち止め?熱でもあるのか?」ピタッ

打ち止め「ひゃん!!」ビクッ

上条(おいおい、これは効きすぎじゃないのか!?)


媚薬の説明書
〜嫌がる人もその気にさせちゃう!両思いなら効果は5倍!!〜


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 00:54:35.60 ID:RXlGgNE60

上条(よくわからんがこれはチャンスだ..)

上条「なあ打ち止め。さっきからなんk......」

打ち止め「はぁはぁ……見ちゃダメ………。やだぁ………はぁはぁ……」クチュクチュ

上条「おいおい、いくらなんでもこりゃヤバイだろ!?いきなりすっ飛ばしてますよ!?打ち止めさん!!」アセアセ

上条(しかもあれ勝負下着っていうのか?ヤバイヤバイヤバイ!!エロ過ぎるぞ打ち止め!!)

打ち止め「やん………だめ……身体が……熱い……はぁはぁ……」クチュクチュクチュ

上条(ヤバイぞ...!俺も一方通行のことを言えなくなってきた....!こいつの風呂の残り湯だったら喜んで飲めるぞ!!)


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:07:45.37 ID:RXlGgNE60

上条「.....は!いかんいかん!!あくまでも俺はオナホ代わりに使う道具としてこいつを選んだんだ!!一方通行と同類になってどうするんだ!!!」

打ち止め「ねえ.........」クチュクチュ

上条「ど、どうした?」

打ち止め「あなたになら............ぁん!はぁはぁ...............。ミサカは...........何されてもいいよって............ミサカはミサカは............ひゃう!!.....'言ってみたり..................」クチュクチュクチュ

上条「グッバイ理性!ごめんね一方通行!」

上条「ロリコン最高ぉぉ!!!!!」ビリビリ

打ち止め「服が.......!あん!」ビリビリビリ


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:15:30.22 ID:RXlGgNE60

〜30分後〜
上条「ぐっ……イクぞ…打ち止め…!!!しっかり俺の精子を中で受けとめろよ!!!」

打ち止め「ふぁぁあ!!!も、もうダメ……とミサカは……ミサカは気持ち良くなって……」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:22:14.70 ID:RXlGgNE60

〜1時間後〜

上条「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ………俺の精子……受け止めろよ……ぐっ!!ううっ!!!」

打ち止め「も……もう身体が熱い……熱いよお……ッんん!!!んあっ!!!ダメ!!!イッちゃうよ……!!!」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:41:51.48 ID:RXlGgNE60

〜さらに1時間後〜

打ち止め「やんっ!!!中…熱いっ!!!あんっあんっあんっ!!!」

上条「はぁはぁはぁ……打ち止め!打ち止め!!。 俺のあそこが打ち止めのあそこにあたって……ぐっ!!!」

打ち止め「ふぁあああ!!あなたの精液……とっても熱いよお……ってミサカはミサk.......」









土御門「2時間でカミやんが合計14回の射精.......打ち止めが合計20回達した............あいつら化物だにゃ........いや、媚薬のせいかにゃ..................?」

土御門「ん.......あれは?」

一方「打ち止め........。帰ってこねェなァ........」シュッシュッシュシュッシュッシュ

一方「うっ!」ドピュッ

土御門「あいつ.......。何やってんだ..............」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 01:52:44.19 ID:RXlGgNE60

〜情事から1日後〜

打ち止め「う〜ん....。腰が抜けて動けない....。助けて〜、ってミサカはミサカはあなたに助けを求めてみたり.............」ズリズリ

上条「お、俺も腰が......。」ズリズリ

打ち止め「ねぇ......」

上条「ん?どうしたんだ?」

打ち止め「今度から.......《あなた》のことを
《当麻》って呼んでもいい?ってミサカはミサカはあなたにお願いしてみたり」

上条「ああ、もちろんだ!」

打ち止め「本当!?やったー!!ってミサカはミサカは嬉しくて万歳してみたり!!」バンザイ



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:01:55.93 ID:RXlGgNE60

上条「ただな..........」

打ち止め「?」

上条「名前で呼ぶのは2人っきりの時だけにしてくれ」

打ち止め「??」

上条「世間ではな...........。俺たちの関係は許されないんだ。たとえ、俺たちが良くても周りがそれを許さない。絶対にだ」

打ち止め「でも..................」

上条「それにな、周りから拒絶されたら俺たちはどうなるんだ?多分、ここでは暮らしていけなくなるぞ?そうなったらそうやって生きていくんだ?」

打ち止め「....................」

上条「だから、もう少し.......。もう少し我慢するんだ。それまでは2人だけの秘密にしよう」

打ち止め「わかったよ当麻..........、ってミサカはミサカはあなたの言うことを理解した上で約束を守るって誓ってみる...............」

上条「打ち止め.....ありがとう!」チュッ

打ち止め「!?〜〜〜〜〜!!!!???」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:05:05.17 ID:RXlGgNE60

上条「婚約指輪は渡せないけど........、その代わり今はキスで我慢してくれよ?」

打ち止め「..........当麻のばかぁ、ってミサカはミサカは潤んだ目で抗議してみる................」

上条「!?」ドキッ










土御門「カミやんはロリコンで固定っと」

土御門「さて、ねーちんにでも報告してくるかにゃ〜」

一方「うっ!でる!!!」ドピュッ

土御門「ん?」ビシャ

一方「あ...............」

土御門「.........................」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:05:48.21 ID:RXlGgNE60

一方(ヤバイ!?こいつの記憶消さないと俺は................!!!)

一方「おらァァ!!」ブン

土御門「ブベラッ」ドタッ

一方「アブねェ.......。これで大丈夫だろなァ.....?」

一方「逃げるか........」スタスタ


〜1日後〜

土御門「う〜ん。何でこんなとこで寝てたんだにゃ〜?」

土御門「まあいっか」





終わり


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:30:52.44 ID:RXlGgNE60

〜後日談〜

土御門「う〜ん?何か思い出せないにゃ〜。でも思い出したら正気でいられなくなる気がするにゃ〜」

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/12(金) 02:33:55.54 ID:RXlGgNE60
打ち止め「行ってきます!!ってミサカは(ry」ガチャ、バタン

一方「あァ.........。気ィつけて行ってこいよォ..............」

一方「打ち止め.............」シュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッシュッシュシュッ



〜後日談〜
終わり
はてなブックマーク - 上条「よし、素直だな」

一方通行「その幻想をぶち殺す!」


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 19:54:41.43 ID:ubsCFFTd0

一方「その幻想をぶち殺す! その幻想をぶち殺す!」

打止「……」ニヤニヤ

一方「やっぱり俺に右手は似合わねェな」キリッ

打止「……」ニヤニヤ

一方「ン? こ、 このクソガキィ、いつからそこにいやがった!」

打止「……その幻想をぶち殺す」ボソッ

一方「!」カァァァ


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 19:56:32.73 ID:ubsCFFTd0

打止「あなたにもごっこ遊びをする子供心があったんだね、ってミサカはミサカを素直に驚いてみたり」

一方「こ、これはァ……そのォ……」

打止「でもどうせならミサカも混ぜて欲しいな、ってミサカはミサカは上目遣いでおねだりしてみる」

一方「う、うるせェ! クソがァ、出かける」

打止「ちょっとどこに行くの、ってミサカはミサカはあなたの背中に飛びついて、ぷぎゃ!」

打止「うぅ、避けるなんて酷いよ、ってミサカはミサカは抗議の眼差しを……あ、待って!」

一方「知らない奴が来ても出るなよクソガキ」ガチャンガチャガチャ

打止「いいもん! 一人でお姉様ごっこするんだから! ビリビリ!」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 19:59:50.11 ID:ubsCFFTd0

一方「クソがァ、俺としたことがなンてザマですかァ、これは」

御坂妹「あ、これはこれはセロリさんじゃないっすか、ちわーっす、とミサカはフランクに声を掛けます」

一方「あァ? 誰がセロリだ喧嘩売ってンのか?」

御坂妹「……その幻想をぶち殺す」ボソッ

一方「な?!」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:03:15.35 ID:ubsCFFTd0

御坂妹「先ほど上位個体から通達を受けました、とミサカは説明します」

一方「あのクソガキがァ……」

御坂妹「あなたはそげぶごっこがお好きなのですね、とミサカは鼻で笑います」フフン

一方「……略すな」ボソリ

御坂妹「え? 聞こえませんでした、とミサカはもっと大きな声で話すことを要求します」

一方「略すなって言ったンだよこのクソババァ!」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:07:11.54 ID:ubsCFFTd0

御坂妹「な、何を熱くなっているのですか、とミサカは突然の豹変についていけません」

一方「身体だけじゃなく脳まで化石になっちまってるみてェだなァ。分からねェなら説明してやンよ」

御坂妹「酷い言われようですが、ミサカの身体年齢はピチピチの14さ……」

一方「中学生なンて既に干からびたババァなんだよ!!」

御坂妹「あ、あなたの性癖は今更どうにもならないので先ほどの話の続きをどうぞ、とミサカは内心ショックを受けてることを必死に隠し通します」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:11:14.08 ID:ubsCFFTd0

一方「いいかァ? 三下はなァ、目の前で困ってる人間がいたらなァ、放っておけねェンだよ」

一方「右手以外は無能力者、ただの人間なのによォ、どンな危険な状況だろうと関係無く手を差し伸べてくれるンだ」

御坂妹「はい、ミサカもあの方には感謝してもし切れません、とミサカは頷いてみせます」

一方「分かってンじゃねェか。三下はよォ、いつ死んでもおかしくねェ状況で、命掛けで『その幻想をぶち殺してる』んだよォ」

一方「それをそげぶそげぶ馬鹿にしやがってよォ、三下のことよく知りもしないでよォ」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:15:14.67 ID:ubsCFFTd0

一方「何がねぼしだ。『熱膨張って知ってるか?』の何が悪いってンだよクソがァ」

御坂妹「知らなかったとはいえ、申し訳ありませんでした、とミサカは先ほどの非礼を素直に詫びます」

一方「分かればいいンだ。その幻想をぶち殺す! ほら、お前も言ってみやがれ」

御坂妹「その幻想をぶち殺す!」

注:ねぼし→http://www12.atwiki.jp/index-index/pages/1627.html


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:19:26.36 ID:ubsCFFTd0

一方「その幻想をぶち壊す!」

御坂妹「その幻想をぶち壊す!」

一方「熱膨張って知ってるか?!」

御坂妹「熱膨張って知ってるか?!」

一方「やれば……出来るじゃねェか」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:23:05.56 ID:ubsCFFTd0

御坂妹「今ここに確かな友情が生まれましたね、とミサカは感動を隠しきれません」

一方「あァ……これも、三下のおかげだな」

御坂妹「セロリさん!」

一方「クソババァ!」

ガシッ


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:26:32.67 ID:ubsCFFTd0

一方「なかなか話が分かる奴だったなァ。たまには12歳以上も悪くねェ」

一方「ま、友達として、だけどな」

??「キャアアアアアアアア」

一方「なんですかァ、この悲鳴は」

一方「いつもならスルーするところだが、今は機嫌がいいぜェ」

一方「ちょっくら様子を見に行っててやろうじゃねェか」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:31:30.62 ID:ubsCFFTd0

佐天「ちょっと、止めてよ!」

初春「離してください!」

不良A「いいじゃねえか。ちょっと俺らと遊んでよ」

不良B「お前こんな中学生がいいのかよ。ロリコンだなwww」

不良A「未成熟なのがいいんじゃねえか」

不良C「最悪wwww」

一方「あいつら……」


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:35:56.29 ID:ubsCFFTd0

一方「俺はロリコンじゃねェ、ロリコンじゃねェけど……」

一方「あいつらはロリコンの風上にも置けねェ」

一方「俺はロリコンじゃねェけど……」

一方「本物のロリコンって奴は決して乱暴はしねェンだ」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:39:45.55 ID:ubsCFFTd0

一方「そもそもあいつらはもう中学生じゃねェか」

一方「俺はロリコンじゃねェけど……」

一方「中学生を捕まえてロリコンを語るなんざァ許せねェ」

一方「捕まってるのが中学生ってェのは気に食わねェが……」

一方「仕方ねェ、助けてやるか」

一方「おい、てめ……」

??「おい、お前ら、止めろ!」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:47:00.84 ID:ubsCFFTd0

一方「あァン? 誰だァ?」

上条「大の高校生が中学生囲んで恥ずかしくないのかよ!」

一方「あ、あいつは……」

不良C「なんだ、てめえ」

不良A「俺らはいまからイイコトするのに忙しいんだから帰れよ」

不良B「混ぜて欲しいんなら正直に言えよwww」

上条「……」グッ

一方「右手を握り締めやがった……」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:51:07.69 ID:ubsCFFTd0

上条 「いいぜぇ」

一方 「ま、まさか……」

上条 「てめえらが女子中学生を捕まえて……」

一方 「う、嘘だろ……」

上条 「なんでも好き勝手出来るって言うのなら……」

一方 「これは夢か?」

上条 「まずはその幻想を」

一方 「……」ドキドキ

上条 「ぶち殺す!!!」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 20:55:40.27 ID:ubsCFFTd0

佐天「あ、ありがとうございます」

初春「なんて、お礼を言ったらいいのか」

上条「いいよ、いいよ。気をつけて帰りなさい」

佐天「はーい」

初春「さようなら、今度必ずお礼しますから!」

上条「行ったか……」

上条「おいそこの影に隠れてる奴」

一方「?!」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:02:55.74 ID:ubsCFFTd0

>>56 ミスった

一方「まさか、生『その幻想をぶち殺す』が見れるなんて……」ドキドキ

一方「俺は一生分の運を使い切っちまったンじゃねェのか?」ドキドキ

上条「おいそこの影に隠れてる奴」

一方「?!」ドキドキ

一方「やべェ、バレてる。さすがは三下じゃねェか」ドキドキ

一方「クソッ、動悸が治まらねェ……」ドキドキ

上条「いつまで隠れてる気だ? 出てこいよ」

一方「よ、よぉ」ドキドキ


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:06:03.37 ID:ubsCFFTd0

上条「お前は……一方通行?!」

一方「ひ、久しぶりじゃねェか、三下ァ」ドキドキ

上条「……お前、ずっと見てたのか?」

一方「あ? あァ、そうだ」ドキドキ

上条「何でだよ……」

一方「え?」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:10:39.49 ID:ubsCFFTd0

上条「誰かがいるのは最初から分かってた」

一方「そ、そうなのかァ?」

上条「でも、相手は不良3人だ。立ち向かう勇気の無い奴がいるのは仕方ない」

一方「ば、馬鹿にするンじゃねェ。学園都市第一位の一方通行様の手にかかれば不良が何万人いようと……」

上条「だからだよ!」

一方「?!」ビクッ


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:17:36.06 ID:ubsCFFTd0

上条「お前なら今の中学生をすぐに救えたのに……」

上条「何で影からコソコソ見てやがった?! 答えろ一方通行!」

一方「そ、それは……」

一方(言えねェ。生『その幻想をぶち殺す!』が見たかったからなンて言えるワケねェ!)

一方(ましてや、囲まれてた女が12歳以上だったからなンて!)


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:22:47.62 ID:ubsCFFTd0

上条「打ち止めと会ってお前は変わったと思ってた」

上条「打ち止めが嬉しそうにあの人はあの人はって話してたから……」

一方「……」

上条「見損なったぜ、一方通行。じゃあな……」

一方(三下があんなに悲しそうな顔に……)

一方「ま、待っ……」

一方「行っちまった……」

一方「俺はもう……その幻想をぶち殺せない……」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:31:04.88 ID:ubsCFFTd0

ピンポーン

打止「誰か来たよ、ってミサカはミサカは……ミサカしかいない」

―知らない奴が来ても出るなよクソガキ

打止「もう、いつまでも子供扱いして、ってミサカはミサカは思い出し怒りっていう新たな技を生み出してみたり」

ピンポーン

打止「はいはーい、今開けますよー、ってミサカはミサカは立派にお留守番してみせる」

ガチャリ

打止「えっ?」

ドサッ


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:39:32.10 ID:ubsCFFTd0

一方「俺はどうしたらいいんだよ、クソがァ……」

一方「三下を悲しませちまった……」

御坂妹「いましたいました、とミサカは大慌てで心の友セロリさんに詰め寄ります」

一方「……どうしたクソババァ」

御坂妹「心の友にクソババァという呼び方はどうかと思います、とミサカは真剣に抗議します」

一方「うるせェよ。放っておけ」グスッ

御坂妹「ちょっ、なんで涙目になってるんですか。そんなことより大変なのです」

一方「何だようぜェな」

御坂妹「上位個体が攫われました!」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:47:26.70 ID:ubsCFFTd0

一方「三下に頼め」

御坂妹「ちょwwwwふざくんなwwwww、とミサカは予想外の返答に思わず混乱しました」

一方「うるせェ……」

御坂妹「どうしたんですか、今こそ『その幻想をぶち殺す』を使う時ですよ、とミサカは説得します」

一方「俺はもうその幻想をぶち殺せねェンだよォォォォォォォォォォォォォ!!!」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 21:55:52.99 ID:ubsCFFTd0

上条「おい、一方通行」

一方「?!」

御坂妹「あなたは……」

一方「何しに来やがったこの三下ァ」

上条「さっきは言い過ぎちまったなって思ったから戻ってきたんだ」

一方「そォかい」

上条「何を不貞腐れてやがるんだよ一方通行!打ち止めのピンチなんだろ!」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:01:07.13 ID:ubsCFFTd0

一方「俺には無理だ。俺には誰も助けられない」

上条「何言ってんだ?」

一方「頼む、三下。打ち止めを助けてやってくれ!」

上条「ふざけんなよ……」グッ

一方(右手を……握り締めた?!)


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:07:56.39 ID:ubsCFFTd0

上条「いいぜぇ」

一方(ま、まさか……)

上条「お前が不貞腐れて……」

一方(おィおィ……どうなってやがンだァ……)

上条「誰も助けられないって言うのなら」

一方(ここは天国か?!)

上条「まずはその幻想を」

一方(待ってろよ打ち止め)

上条「ぶち壊す!!!」バキィ

一方(必ず助けてやるからなァ!!!)

REC

御坂妹「お前ら落ち着け。後でミサカネットワークにうpする」


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:23:24.32 ID:ubsCFFTd0

上条「で、打ち止めはどこなんだ?」

御坂妹「第七学区の12号線を移動中。どうやら車のようですね、とミサカは冷静に報告します」

一方「遠いな、お前ら手ェ貸せェ」

御坂妹「はい、とミサカは復活した心の友に素直に従います」

一方「三下ァ、てめェは左手だ」

上条「ん? おお」

ガシッ


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:26:14.84 ID:ubsCFFTd0

一方「飛ぶぞ。舌噛むなよ」

上条「あのー、一方通行さん? 出来たら無能力者の俺の安全も考えて……」

御坂妹「やだ、スカートの中が丸見えに、ってあなたが一緒に飛ぶのでは意味が有りませんね、とミサカは嘆息します」

上条「み、御坂妹? なぜにガッカリ顔で俺を見つめてらっしゃるんでせうか?!」

一方「うるせェ、行くぞ!」

ドゴーン


138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:42:49.84 ID:ubsCFFTd0

ドゴーン

キキィィィーッ

??「畜生、なんだいきなり!」

??「あいつは……」

上条「し、死ぬかと思った」

御坂妹「道行く男子中高生に無償で大サービスしてしまいました、とミサカは絶望します」

一方「てめェ……生きてやがったのか」

??「ククッ、こいつは嬉しいねぇ。腑抜けたままだと思ってたぜ、クソガキ」

一方「木ィィィィィィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!」


144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 22:53:04.64 ID:ubsCFFTd0

木原「再会は嬉しいんだが、お前に構ってる暇は無いんでなあ……」

一方「奇遇だなァ、俺もテメェに構ってる暇無ェんだ」

木原「進化した木原神拳をお見せ出来ないのが残念だ」

上条「木原神拳って?」コソコソ

御坂妹「反射される直前に手を引き戻して戻るベクトルを反転させてダメージを与えるというとんでも拳法です、とミサカは博識ぶりをアピールします」

上条「すごいな、御坂妹は何故そんなことを知ってるんだ?」

御坂妹「今ググりました、とミサカは褒められたことに動揺して白状します」

注:木原神拳→http://www12.atwiki.jp/index-index/pages/1452.html


149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:00:56.03 ID:ubsCFFTd0

木原「つーわけで、跪いてろ、クソガキども!」カチッ

上条「なんだ?! 車のトランクが!」

御坂妹「あれは?!」

キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン

一方「ガァッ……これは」

木原「ぎゃはははははははははは!! どうだ? キャパシティダウンの音色は?」

御坂妹「くぅっ……」

一方(こんな音、反射すれば……クソがァ、演算……出来ねェ……)


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:10:54.52 ID:ubsCFFTd0

上条「おい、大丈夫か?! 一方通行! 御坂妹!」

木原「なんだ。無能力者のクズまで紛れ込んでやがったか」

一方(三下に向かってクズだとォ……ふざけんなよクソがァ……動けねェ……)

上条「てめえ、何が目的だ」

木原「ぎゃははは、俺は打ち止めを攫ってこいって命令されただけだ。クライアントの事なんて知るか」

上条「そうかい、だがな」グッ

一方(今日三度目?!)


161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:18:53.02 ID:ubsCFFTd0

上条「てめえが打ち止めを攫って命令を遂行するっていうのなら……」

一方(おィおィ……三下ァ……張り切りすぎだぜェ……)

御坂妹(なんとか……なんとか録画するメモリを確保しなければ……)

上条「その幻想をぶち……ぐはぁっ!!!」

木原「あーあ、喋りながら殴られたもんだから舌噛んでら」

一方「三下ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」


177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:29:04.27 ID:ubsCFFTd0

―木原君の車にて

一方「三下ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

打止「うーん、人がせっかく気持ちよくお昼寝してたのに、ってミサカはミサカは不満を……あれは?」

打止「大変大変、あのプライドばっかり無駄に高くてツンデレのデレ分が足らないあの人が跪いてるなんてただ事じゃない、ってミサカはミサカは大慌て!」

打止「どうしようどうしよう、ってミサカはミサカはミサカネットワークに相談してみる」

御坂妹(上位個体から通信が……でもキャパシティダウンの影響で録画にメモリを割くことで精一杯、一体どうすれば?!)


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:39:57.61 ID:ubsCFFTd0

打止「なに堂々と信号無視してるんだよ、ってミサカはミサカは窓を力いっぱい叩いてみたり!!!」

御坂妹「あんな所に上位個体が。仕方ありません、通信を許可します」

上条「ぐっ、くそっ……」

一方「三下ァ……木原の野郎、ぶっ殺す……動けよォ、動けクソがァ!」

木原「ぎゃは、ぎゃはははははははは!! ざまあねえなクソガキ。さぁて、仕上げにまとめてぶち殺してやるよ」


187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:45:36.38 ID:ubsCFFTd0

打止「状況を把握。車の中ならキャパシティダウンは聞こえないから大丈夫、ってミサカはミサカはビリビリしてみる。お姉様ごっこ!」

ドゴーン

木原「な?!」

一方「でかした、クソガキ!」

上条「行け! 一方通行!」

一方「まかせろ、三下ァ!!!」


191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:52:41.05 ID:ubsCFFTd0

ミスったwww

木原「はは、俺の真・木原神拳の前にお前の反射は通用しねえぞクソガキィィィィィィィィィ!!」

一方「反射なんていらねえんだよ木ィィィィィィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!」

木原「何ぃ?!」

御坂妹「あれは、心の友がついに……REC」


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/14(日) 23:57:17.18 ID:ubsCFFTd0

一方「てめェが俺の反射をどうにかできるって言うのならァ……」

上条「一方通行!」

御坂妹「セロリさん!」

打止「あなた!」

一方「その幻想をぶち殺す!!!」

バキィ

木原「ぐはぁぁぁぁぁぁっ」

ドサッ


205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:04:33.48 ID:rrRSafko0

一方「やったのか、俺は……」

上条「やったじゃねえか、一方通行。見直したぜ!」

一方「三下ァ……」

御坂妹「ナイス『その幻想をぶち殺す!』でしたよ、とミサカは最大限の賛辞を送ります」

一方「クソババァ……」

打止「わーい、ミサカもそげぶごっこするー、ってミサカはミサカはあなたに抱きついてみたり!」

一方「り、略すンじゃねェよ、クソガキィ! 三下に失礼だろうがァ!」


217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:14:01.68 ID:rrRSafko0

上条「あん? 別にいいじゃねえか。そげぶそげぶ」

一方「え? い、イイのかよ。それじゃァなんか馬鹿にしてるみたいだろォが」

上条「何言ってやがるんですかぁ? 一方通行さんは」

一方「あァ! 俺はお前のことを考えて!」

上条「誰かを助けたいって気持ちが込められていれば、言葉なんてなんだっていいじゃねえか」キリッ

一方「三下ァ……」

御坂妹「お前ら落ち着け。後で生TSでうpする。鯖を、強い鯖を用意しておけ!」


224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:22:34.27 ID:rrRSafko0

ファンファンファンファン

黄泉川「おらっ、キビキビ歩くじゃんよ」

鉄装「ひぃ、この人顔怖すぎです」

黄泉川「びびってどうするじゃんよ」

鉄装「は、はいぃ」


232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:28:24.71 ID:rrRSafko0

打止「わーい、そげぶそげぶ、ってミサカはミサカは大はしゃぎ!」

一方「おい、待てよクソガキ! じゃあな三下。今日はその……助かったぜェ」

上条「いいってことよ。じゃあな」

御坂妹「ミサカも病院に帰ります、とミサカは別れを惜しみながら手を振ります」

上条「ん? もう時間も遅いし、送ってくぜ、御坂妹」

御坂妹「ktkr」

上条「ん?」

御坂妹「いえ、気にしないでください、とミサカは大慌てでミサカネットワークにログインします」


233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:30:43.10 ID:rrRSafko0

打止「あなたがそげぶするなら私はお姉様にする!ビリビリ!」

一方「おォ、そうだなァ。家に帰るまで我慢しやがれクソガキ」

打止「わーい、家に帰ったらビリビリする、ってミサカはミサカは……」

一方「俺はまだ……その幻想をぶち殺せたんだなァ……」

打止「どうしたの?」

一方「何でもねェよ。いくぞクソガキ」

打止「うん」


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/15(月) 00:31:27.86 ID:rrRSafko0

おしまい。
20巻読んで衝動的に書いた。
読んでくれた人ありがとう。


はてなブックマーク - 一方通行「その幻想をぶち殺す!」

一方通行「ウチの打ち止めは天才だわ」


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:16:52.71 ID:eLWA2clV0

子ども番組『なぞなぞです!パンはパンでも食べられないパンは何でしょう?』

一方「パンはパンでも食べられないパンだとさ。どうだァ打ち止め」

打ち止め「うーんうーん……く、腐ったパン?ってミサカはミサカは悩みぬいた結果をこう答えてみる!」

一方「おいおいおいすげェじゃねェか!そりゃ正解間違いなしだぜェ!」

打ち止め「褒められたよわーいってミサカはミs」

『正解はフライパンでしたー』

打ち止め「……ぐすん」

一方「ッざけンなァあああ!!!」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:29:38.82 ID:eLWA2clV0

一方「なンだなンだよなンですかァ!?フライパンは固くて食べられませンてかァ!?」

一方「だったら腐ったパンも食べられねェだろ!!腐ったパンが不正解な理由なンてどこにもねェだろうが!!」

打ち止め「大丈夫泣いたりなんかしないよってミサカはミサカは懸命に涙をこらえてみたり……」

一方「おい打ち止めァ。あンな糞番組の言うことなンざ気にすンじゃねェ。おら、気晴らしに散歩すっぞ散歩」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは涙を拭いて元気に返事してみる!」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:37:50.15 ID:eLWA2clV0

打ち止め「やっぱりあなたとのお散歩は楽しいねってミサカはミサカははしゃいでみたり!」ピョンピョン

一方「おいこらあンま走り回ンじゃねェよ危ねェだろうが」

打ち止め「平気だよってミサカはミサカはくるくる回ってみ……あっ」コケッ

一方「打ち止めァああああああああああ!!!!!」

打ち止め「いたたた……ちょっと石につまずいただけってミサカはミサカはお尻をさすってみたり……」

一方「大丈夫か打ち止め!この糞石がァあああああああ!!!」ガスッガスッ


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:44:56.66 ID:eLWA2clV0

一方「そうだ打ち止め。お前どっか行きてェとこあったりしねェのか」

打ち止め「うーん……じゃあショッピングに行きたいってミサカはミサカは提案してみる!」

一方「あァ。好きなもン買ってやるよ。ンじゃいっちょ行くとすっかァ」
 ・
 ・
 ・
打ち止め「どう似合うってミサカはミサカはポーズとってみたり!!」

一方「良いねェ良いねェ最高だねェ!!やっぱお前何着ても似合うわァ!!」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:54:19.60 ID:eLWA2clV0

打ち止め「あ!こういうのも着てみたいってミサカはミサカはお店の人にお願いしてみる!すみませーん!」

店員「あー、この服はちょっと大人っぽいからお嬢ちゃんみたいな子どもには早いかなーw」

打ち止め「あ、え……うん、わかったってミサカはミサカはがっくり肩を落としてみる……」

一方「あ?おい今なンつったこの糞店員」

店員「へ?いやだからお嬢さんはまだ小さいから……」

一方「打ち止めには似合いませンってかァ!?なンなンですかァ!?てめェの目は節穴ですかァ!?」

一方「ウチの打ち止めに似合わねェ服があるわけねェだろうが!!!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 21:58:21.49 ID:eLWA2clV0

一方「結局また服買占めちまったなァ。けどお前が何着ても可愛いンだから仕方ねェか」

打ち止め「また褒められたよわーいってミサカはミサカは大喜びしてみる!」

一方「まだ何かしてェことあるか?」

打ち止め「>>30」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:02:56.69 ID:7y+p+yKS0

当麻とセックス
ビリビリに見せながら



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:09:33.65 ID:eLWA2clV0

打ち止め「お姉様にイジワルしたいかもってミサカはミサカは悪女の笑みを浮かべてみる!」

一方「お姉様……超電磁砲か。しかしイジワルたァ……」

一方「良いねェ。ガキの頃にゃあそういう悪戯心も大事だぜェ?」

打ち止め「さっそくお姉様を探しに行こうってミサかはミサカは手を引っ張ってみる!」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:15:39.15 ID:eLWA2clV0

美琴「ったく、あんたはいっつもいっつも……」

上条「はいはいわかりましたよ〜……」

打ち止め「あ、いたいた!じゃああなたはここで待っててって言い残してミサカはミサカは物陰から飛び出す!」

一方「おォ……って、あァ?三下も一緒じゃねェか。あいつが居てイジワルなんて出来ンのかァ?」

美琴「あれ?あの子もしかして……」

上条「ん?」

打ち止め「当麻〜!会いたかったよ〜!ってミサカはミサカはいきなり抱きついてみたり!!」

一同「!?」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:23:11.75 ID:eLWA2clV0

上条「な、ちょ、え、えええええ!?」

美琴「と、当麻って……あんた!その子とどういう関係なの!?」バチバチッ

上条「ど、どういう関係と言われても上条さんにもさっぱり……!」

打ち止め「え〜、あの夜のこと忘れちゃったの〜ってミサカはミサカは甘い声を出してみたり……」

上条「はいいいいいいいい!?」

美琴「あ、あの夜……!?」カァァァ

一方「」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:30:49.26 ID:eLWA2clV0

打ち止め「ね、あの夜のこと、また思い出させて……ってミサカはミサカは潤んだ瞳で見つめてみる……」

美琴「あんたって奴は……あんたって奴は……こんな小さな子にまで……!!」バチバチバチバチ

上条「ち、ちが、誤解だ!何かの間違いだ!」

美琴「あぁそうね……『あの日の夜』あんたは間違いを起こした……この……この……」

美琴「くそやr 「糞野郎がァああああああああああああああああああ!!!!!!!」

上条&美琴「!?」

一方「くかきこかけかきかけかこかきくきけかこ……!」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:35:51.67 ID:eLWA2clV0

美琴「あ、一方通行!?」

上条「お前いつから……!」

一方「離れろ……」

上条「へっ?」

一方「打ち止めから離れろってつってンだ!この三下ァ!!」


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:42:42.50 ID:eLWA2clV0

上条「い、いや、離れるも何も俺は最初から……」

一方「良いぜェ……」

上条「はひっ?」

一方「てめェが打ち止めを手篭めにできると思ってンなら……」

上条「ちょ、ちょっと……」

一方「まずはそのふざけた幻想と共にてめェをぶち殺す!!」

上条「ひでぶ!!阿部氏!!」


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:49:15.94 ID:eLWA2clV0

打ち止め「と、ここでネタ晴らしってミサカはミサカは第発表してみる!」

一方「はァ……はァ……。あァ?」

打ち止め「何もかも全部ミサカの嘘でしたー!!」

一方「嘘だとォ……?てめェこの糞がき……!!」

打ち止め「あ……もしかしてちょっと怒った……?ってミサカは……ミサカは……」

一方「ギャハハハハハ!!良いねェ最っ高だねェ!この俺をここまで騙すなンてなァ!きっちり悪戯やってンじゃン!!」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 22:57:39.69 ID:eLWA2clV0

一方「信じらンねェ!なンですかァこの演技力はァ……!てめェらも見たよなァ?騙されたよなァ?」

一方「こいつァ将来大女優間違いなしだなァ!!ハリウッドも夢じゃねェ!やっぱこいつは天才だわ!!」

打ち止め「また褒められたよわーいわーいってミサカはミサカは大はしゃぎ!」

一方「ほら行こうぜ大女優さンよォ」

美琴「ね、ねぇあんた大丈夫……?」

上条「」

一方「しかし次はもうちっと心臓に優しい悪戯で頼むぜ。俺ァてっきりお前がもう……」

打ち止め「ごめんなさいってミサカはミサカは反省してみる」

美琴「ちょっと、返事しなさいよ!ねぇってば!」

上条「」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:03:11.75 ID:eLWA2clV0

一方「さすが打ち止めだァ。悪いと思ったらすぐ謝る。なかなか出来るもンじゃねェ」

打ち止め「えっへん、ってミサカはミサカは胸を張ってみたり!」

一方「ンで?次は何がしてェ?休日はまだ始まったばっかだからなァ」

打ち止め「>>65」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:06:43.64 ID:6KA0F3sI0

一方さんといちゃいちゃラブラブデート



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:12:49.12 ID:eLWA2clV0

打ち止め「このまましばらくあなたと歩きたいかもってミサカはミサカはくっついてみる」

一方「はっ!なンだよそりゃあ。そンなンで良いのかァ?」

打ち止め「そんなん『が』良いのってミサカはミサカは強調してみる!」

一方「ったくしょうがねェな。そンならてめェが飽きるまでいつまでも付き合ってやるとすっかァ」

打ち止め「わーいわーいってミサカはミサカはさらにくっ付いてみる!」


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:18:38.72 ID:eLWA2clV0

打ち止め「あ!あれ食べたいなってミサカはミサカはおねだりしてみる」

一方「あァ?クレープだァ?おいおいなンですかァ?可愛い食いもン欲しがりやがって」

一方「可愛いもンが可愛いもン食って余計可愛くなったらどうすんだァおい」

打ち止め「そしたらミサカのこともっと好きになってくれる?」

一方「ったりめェだろうが。おら、こいつで好きなもン買ってこい」チャリンチャリン


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:26:32.60 ID:eLWA2clV0

打ち止め「ちゃんと買って来れたよってミサカはミサカは自画自賛してみたり!」

一方「あァあァすげェよお前。もう一人で買い物も完璧だなァ。さすが打ち止めだァ」

打ち止め「ご褒美気分でさっそくパクリ!めちゃくちゃ美味しいーってミサカはミサカは評価してみたり!」

一方「あーあ困った困った。可愛いもンが余計可愛くなっちまったわ。俺ァ一体どうすりゃ良いんだ」

打ち止め「あなたの膝の上に座らせてくれたら良いんじゃないってミサカはミサカはアドバイスしてみる!」

一方「ひゃははっ!そいつァ名案だァ。お前にゃもう頭上がらねェなァ」


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:35:06.30 ID:eLWA2clV0

打ち止め「あなたも一口食べる?ってミサカはミサカは食べかけのクレープを差し出してみる」

一方「いらねェ。俺にそンな可愛いもン似合うわけねェだろうが」

打ち止め「それでもミサカはあなたに食べて欲しいって瞳を潤ませて……」

一方「おいおいずるいガキだぜ。俺が断れねェの知っててそれやってるよなァ?」パク

打ち止め「これで間接キスだねわーいってミサカはミサカはませた事を言ってみる!」

一方「間接キスだァ……?ぎゃははは!いつの間にそんな言葉覚えたってンだァ?」

一方「さすがにお前ともなると成長も早いってかァ?こいつァ間違いなく神童だなァ!」


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:41:53.66 ID:eLWA2clV0

一方「けど一番大事なもンは最後まで取っとけよ?一番大事なもンは一番大事な奴にやるもンだ、ってなァ」

打ち止め「……大丈夫、ミサカはそんなに軽い女じゃないよってミサカはミサカは約束してみる!」

一方「そいつァますます将来が楽しみだなァ。さァて腹ごしらえも済んだし、そろそろ何かするか?」

打ち止め「>>95」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:42:49.53 ID:4Pop0GKw0

結婚式


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/18(火) 23:50:51.67 ID:eLWA2clV0

打ち止め「結婚式に興味があるってミサカはミサカは暴露してみたり!」

一方「おいおいおいどういうことだァ?この歳でもうンな将来のことまで考えてるってのか?俺ァちっとこいつを甘く見てたみてェだわ」

一方「ンじゃこいつの将来の予習しに大事な大事なお勉強会と行くかァ」

一方「おら、付いて来い打ち止め」

打ち止め「あ、待ってってミサカはミサカは手を繋いでみる!」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:03:19.71 ID:kgDUpmJJ0

一方「式場に到着ってなァ」

打ち止め「わー、ここで結婚式が行われるんだねってミサかはミサカは感慨にふけってみる」

一方「どこの誰が相手かもまだ決まってねェ結婚式の感慨にふけるたァ……。なンて感受性豊かなガキなンだァおい!」

一方「こいつァ芸術のセンスも持ってるに違いねェよなァ!そうだよなァ!」

打ち止め「そうだ、ウエディングドレスも見たいってミサカはミサカはおねだりしてみる!」

一方「綺麗なもン見て感性を磨くってかァ?面白ェ……打ち止めは努力の天才でもあったってなァ!」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:14:50.90 ID:kgDUpmJJ0

打ち止め「すっごく綺麗ってミサカはミサカは感動を隠せない!」

一方「こりゃ予想外だわ……綺麗なもンと一緒だと可愛いもンが綺麗になるなンてなァ」

一方「おい打ち止め、それ着たいンだろ?だったら今すぐ……」

打ち止め「……ううん、ってミサカはミサカは遠慮してみる」

一方「あァ?ンだよそりゃあ。金ならあンだ。遠慮なんかしなくても……」

打ち止め「そうじゃなくて、本番まで取っておきたいのってミサカはミサカは遠慮って言葉を撤回してみたり」


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:21:46.99 ID:kgDUpmJJ0

一方「ずりィよなァ。ってこたァお前のドレス姿最初に見ンのはどこの誰かもわからねェ奴ってことだ」

打ち止め「ううん、いつかミサカがこれを着た時は、あなたに最初に見せてあげるってミサカはミサカは約束してみる!」

一方「おいおいおいこりゃどうなってンだァ?」

一方「結婚相手じゃなくて俺に真っ先に見せてやるってかァ?どンな星に生まれりゃそンな優しさが持てるんだァおい!」

一方「普通天才ってのは優しさなンかとはかけ離れるもンだが打ち止めは違ェ!世にも珍しい優しい天才ってなァ!」


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:25:49.87 ID:kgDUpmJJ0

一方「お前のためのお勉強会も済んだことだが、もうやりてェことねェか?」

一方「日が暮れるまでには帰りたいからなァ。次がラストチャンスって訳だ」

打ち止め「>>120」


120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:28:23.44 ID:lGrmUxE00

告白


129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:36:17.92 ID:kgDUpmJJ0

打ち止め「…………」

一方「おい。どうした打ち止め。急に黙りこくってンじゃ……ま、まさか具合でも」

打ち止め「あの!!」

一方「大丈夫か?具合わりィンならすぐ救急車でもなンでも……」

打ち止め「大丈夫だよってミサカはミサカは笑顔を見せてみる!」

一方「そうか……ったく心配かけてンじゃねェよ打ち止めちゃンよォ」

打ち止め「…………」

一方「……おい、本当に大丈夫かよお前」

打ち止め「あのね……あなたに大事な話があるの」


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:41:08.78 ID:kgDUpmJJ0

一方「大事な話ィ?なンですかァ急に改まって」

打ち止め「……きなの」

一方「あ?」

打ち止め「……好きなの」

一方「好き?何がだよ。あァ、あのクレープかァ?はっ!また食いたいンならもっと早く言えっつンだよ!」

打ち止め「そうじゃなくて!……あなたが、好きなの」


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:48:05.69 ID:kgDUpmJJ0

打ち止め「…………」

一方「…………はァ?」

打ち止め「え……」

一方「おいおいおいおい。なンだなンだよなンですかァ?ンな分かりきったこと今更ァ」

一方「今日も散々聞かされたし俺も言ってきただろうが」


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 00:55:35.80 ID:kgDUpmJJ0

一方「何回言えば気が済むンですかァ?俺もお前のこと大好k」

打ち止め「そうじゃなくて!!」

一方「……っ」

打ち止め「ミサカは、ミサカは……!」

打ち止め「あなたのこと愛してるのって告白してみる!!!」

一方「打ち止め……泣いてンのか」


138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 01:04:18.25 ID:kgDUpmJJ0

打ち止め「今まで隠してたけどってミサカはミサカは涙を堪えながら告白してみる」

一方「堪えられてねェ」

打ち止め「ずっと言おう言おうと思ってたけどってミサカはミサカは笑顔で告白してみる」

一方「笑顔じゃねェ」

打ち止め「でも、私に、接する、あなたを見て、るとっ、て、ミサカは、ミサカは、震、える、声を抑え、ながら……」

一方「抑え切れてねェ」

打ち止め「で、でも、やっぱり、我慢で、できなくて、って、ミ、ミサカは、ミサカは、最後、まで、言葉を、……うぇ……」

一方「最後まで言い切れてねェ」

打ち止め「さ、最後、まで……言い、言い切、う、ぐすっ……ぅ……わぁあ……わぁああぁぁああああああん!!!」


141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 01:12:11.09 ID:kgDUpmJJ0

一方「悪かったな、打ち止め……俺ァもう、お前に辛い思いはさせねェって誓ったはずなのに……」

一方「長い間……辛い思い、させちまったなァ……」

打ち止め「ひぐっ……ぅ……ぐすっ……」

一方「俺ァよォ……心に決めてたンだ……」

一方「この先何があっても、どンな辛いことからも、保護者として打ち止めを守り続ける、ってなァ……」

打ち止め「ぐすっ……ほ、ほご、しゃ……ぅぇ……ぅ……」

一方「あァ。保護者として、だ」


147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 01:18:45.41 ID:kgDUpmJJ0

打ち止め「じゃ、じゃあ、仕方ない、よね……」

打ち止め「あなたは、今までも、これからも、ずっと、私の……保護者・…」

一方「そうだ。俺ァこれからもずっとお前を保護者として守り続ける……つもりだった」

打ち止め「え……?」

一方「だけどさァ……。駄目だよなァ……これじゃぜェんぜんだめだァ」

一方「大切な打ち止めをこンな辛い目に遭わせちまったンじゃあ、保護者失格だよなァ」


153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 01:26:51.84 ID:kgDUpmJJ0

一方「こンなンじゃ保護者続ける資格なンてありゃしねェよなァ」

打ち止め「そ、それって、どういう……」

一方「あーあ、なーンか俺、保護者でいられる自信、なくなってきたわ」

一方「それじゃァ……保護者なンざやめちまうしかねェよなァ」

打ち止め「あ、えと、その……?」

一方「けどよォ……この学園都市第一位のこの俺が仕事ほっぽり出す訳にゃあいかねェしなァ……」

一方「何か代わりの仕事見つけねェとなァ。さーて……どうすっかなァ……」

打ち止め「だ、だったら!」

一方「ン?」

打ち止め「わ、私の恋人になったら良いんじゃないってミサカはミサカはアドバイスしてみる!」

一方「あァ、そいつァ名案。やっぱウチの打ち止めは天才だわ」

 
 完

はてなブックマーク - 一方通行「ウチの打ち止めは天才だわ」

上条「インデックスのうんちが落ちてる……」


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:28:29.10 ID:gTVnhnf+0

上条「ふぅ……今日は特売の肉をたくさん買ったぞ。きっとインデックス喜ぶだろうな。早く帰ろう」

てくてく

上条「!」

上条「あのうんこ……うさぎのうんこのようにちいさくころころしてるうんこ、あれは間違いなく便秘気味のインデックスのうんこだ」

上条「……」

上条「…………」キョロキョロ

ヒョイッパクッ

上条「うまい!」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:30:40.83 ID:gTVnhnf+0

上条「いやあ、今日はめずらしくついてたなあ。道を歩いてたらインデックスのウンチを食べられるなんて」

ガチャ

上条「ただいまー。」

トテテテッ

ぎゅっ

インデ「おかえりなんだよ!とうま!!」

上条「ああ、ただいま。インデックス。いいこにしてたか」ナデナデ

インデ「あったりまえなんだよ!!」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:37:08.42 ID:gTVnhnf+0

上条「そっかあ、いいこだなあ、インデックスは」

インデ「へへへぇ///」テレテレ

インデ「そういうとうまはなんだかすごくうれしそうな顔をしてるね!なんでかな?」

上条「なんでもないよ」

インデ「本当かなぁ?……まあいいや、今日はわたしがとうまのご飯をつくったんだよ!」エッヘン

上条「本当か!いっつもありがとうな。俺、あれが大好物でさ」

インデ「ふふっ。まあ、正確には今から作るんだけどね」ぷりっ

上条「よし、インデックス。もっと尻を突き出せ。仰向けになった俺の顔にすべてが載るようにな!!」

インデ「わかってるんだよ!何度とうまにおごちそうしてきたとおもってるんだよ!」

上条「そうだったな。はは、ついこぼしたらもったいないと思っちまって」

インデ「そんなにたいせつにしてくれるとうれしいんだよ!それじゃあいくよ……んっ」プス……プスプス、ブリッブリブリッミチミチイイイイモントッマッ

上条「まっもまくもっ!!!!!!」

上条「うまい!!!!!!」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:38:58.91 ID:gTVnhnf+0

上条「もふもふ……やっぱりうんこは直食いに限りますなあ、と上条さんはおもうのですよ」

インデ「とうまあー!!」

上条「ははっ、そうだったな、インデックスのうんちは、だな」

インデ「それでいいんだよ」エッヘン

上条「ありがとうな、インデックス。今日も最高の味だ」

インデ「//////」テレテレ


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:44:53.40 ID:gTVnhnf+0

インデ「あのね、とうま!わたしね、もっともっととうまにおいしいうんちをたべさせてあげられるようにがんばるんだよ!!」

上条「それは楽しみだなあ」


翌日

上条「今日も上条さんは帰ってきましたよ〜」

インデ「おかえりなんだよ!ちょっといま手が離せないからお出迎えはできないんだよ」

上条「?」

てくてく

上条「このにおいは……」

上条「インデックスのうんちゃんのにおいだ!」

インデ「せいかーい!!今日はとうまが学校に行ってから、一日かけてウンチを準備してたんだよ」

上条「インデックス……」ウルッ

インデ「そ、そんなに喜んでくれるとうれしいんだよ。じゃあ、さっそくおすきなとこからめしあがれ。だからなかないでほしいんだよ」

上条「ああ、ありがたくいただくよ」ゴクリ


いつもの部屋は、インデックスのうんこにまみれていた。


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:48:11.30 ID:gTVnhnf+0

どこをみてもインデックスのうんこ、うんこ、うんこ。

どこから手をつければいいか、迷ってしまう。
まあ、こんな夢のような光景がひろがっているばあい、あれをするよな。
だれだって、子供のころ、お菓子の家などで妄想したあれを……

上条「インデックスのうんこベッドだああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

バフンッビチッビチャビチャッモママァ

インデ「ふふ、とうまったらはしゃいじゃって。すっごく子供みたいかも」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:52:09.09 ID:gTVnhnf+0

三日後

上条「もぐもぐ……うまい、うまひ。ごくんっ。なあインデックス、たくさんたべさせてくれるのはうれしいんだけどさ、なんだか食べても食べてもなくならないんですよね」

上条「本当なら天国なんですけど、やっぱり上条さんも社会生活を営む人間なんですよ」

上条「ほらさ、インデックスもお菓子のカスとかちらかしっぱなしにしてたら怒られるだろ」

インデ「うん」

上条「そろそろうんちの生産を緩めていただけると助かるんですが」

インデ「で、でもぉ」

上条「もうそろそろ天井に到達するんですけど」

インデ「あ、あのね。とうま、おこらない?」

インデ「わたし……うんちがとまらなくなっちゃったかも!!」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:54:55.99 ID:gTVnhnf+0

上条「なっ……」

ここは天国なのだろうか。ほっぺたをつねるが痛い。
インデックスのほっぺたはぷにぷにやわらかくてきもちがいい

インデ「ごめんね。とーま」ショボン

上条「い、いいさ。そんなこと。それより原因はわからないのか?」

インデ「うーん。多分三日前にしたうんちがたくさん出るようになる運動のせいかも」

上条「じゃあそれをやめれば」

インデ「もうとっくにやめてるよお。それでもとまらないんだよ!きっとうんちがたくさん出る体になっちゃったのかも」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 18:58:11.47 ID:gTVnhnf+0

上条「そうか。なら仕方ない。どうやってうんちを片付けるか考えよう」

インデ「おトイレに流せばいいんじゃないかな?

上条「そんなもったいないことできるか!!!!食べ物を粗末にしちゃいけないって教わらなかったのか!!シスターだろ!?」

インデ「ご、ごめんなさい」

上条「わかればよろしい」

インデ「じゃあ、じゃあおすそ分けしたらいいかも!」

上条「いやだあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!もったいなあああああああああああいい!!」ウヲオオビエエエエエン

インデ「ふぇっ?!」

上条「俺以外のやつがインデックスのうんこを食べるなんていやだああああ!!!」バタバタバタバタポロポロ

インデ「でも仕方がないんだよ」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 19:05:47.29 ID:gTVnhnf+0

インデ「でもね。とうま。わたしはこれでもシスターなんだよ。困ってる人に食べ物を分け与えなければならないんだよ」

上条「インデックス……そうだな、悪かった。忘れてたよ」

インデ「ううん、いいんだよ。……それにね、とうまがわたしに嫉妬してくれて、とってもうれしかったんだよ//////」テレッ

上条「っていってもなあ……特に食べ物に困ってるような人はいないなあ」

上条「あ!そうだ!!」

インデ「なにかいいことおもいついたの!?」

上条「ああ!いいかインデックス、よく聞け!」



それからとうまはアフリカの子供たちのことについてあつく真剣に話し出した
食糧危機による子供の死、うんちの必要性。
とっても若い情熱に焦がした目をしたとうまは、すっごくかっこよかったかも


ウンデックス「じゃあきまりだね!」

上条「ああ!!上条さんはアフリカの子供たちを救うんですよ!!」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 19:09:14.66 ID:gTVnhnf+0

上条「インデックス、このうんこをトラックに載せてくれ!次の町に運ぶぞ」

インデ「うん!!」

上条「……直接食べることができるのは、俺だけの特権だからな」ポソッ

インデ「……」カアアアッ


あれからすぐに学校をやめ、ボランティア活動に人生をささげたとうま。
とってもいきいきとしていてかっこいいかも!!


子供たち「あーっ!あたまがつんつんしたおにいちゃんだ!うんちを食べさせてくれるんだね!!」

現地住民たち「ありがとうございます……ありがとうございます」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 19:17:38.38 ID:gTVnhnf+0

5年後

すっかりたくましくなったとうまは、アフリカといわず世界中を回り、いつしか私たちは、『ゴッドファザー』『ゴッドマザー』と言われ、親しまれてきた
世界中に存在する、わたしたちのたくさんのこどもたち
とうま、今わたしはとってもしわせだよ……

でも……

ブイイィイイーン

インデ「ねえ、とうまぁ」プラプラ(トラックの荷台から腕をプラプラさせてる)

上条「なんだ、インデックス」

インデ「あのね、わたしたちね。世界中にたくさんの子供がいるでしょ」

上条「そうだな」

インデ「それでね……それもうれしいんだけどね、その……ゴニョゴニョ」

上条「ん?なんだ?はっきり言ってくれないと聞こえないぞ」

インデ「えっとね……だから……わたしたちの、ほんとうの子供もほしいかも!!!!」カアアア//////

上条「なっ」//////


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 19:19:57.57 ID:gTVnhnf+0

上条「そうだな、それもいいな。もっとたいへんになるだろうけど、今度は子供も一緒に三人で、みんなを救おうぜ!」

インデックス「……うんっ!!!」ニコオッ

インデ「あのね、とうま……」

上条「ん?」

ちゅっ

上条「なっ」カアアアッ

インデ「へへっ」カアアアッ



上条「……今夜はがんばりますか」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/02/27(土) 19:20:59.35 ID:gTVnhnf+0

世界中で、飢えた人々にうんちを分け与える若い家族が有名になるのは近いかもっ!!



おしまい
はてなブックマーク - 上条「インデックスのうんちが落ちてる……」

美琴「実験ってなにしてるの?」


1 名前:代理[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:21:04.94 ID:4oP9Fi/m0 [1/2]

一方「…はァ?」

美琴「実験内容がわからないの。私、中2だから」

一方「いや…お前はこのくだらねェ実験を止める為にここに来たンだろ?」

美琴「うん」

一方「で、その実験の内容が…」

美琴「わからない」

一方「うっそだろォ!?」


3 名前:>>1 感謝[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:25:16.12 ID:RLS7QuyQO [1/28]

一方「じゃあなにか!?実験内容もわかンねェくせに、わざわざこの俺にケンカを売りに来たってェのか!?」

美琴「ケンカなんてする気ない」

一方「……」

一方「…はァ?」

美琴「中2だから話し合いで解決したい」

一方「平和主義だなァオイ」

美琴「中2で言うところのディベート」

一方「その響き懐かしいなァオイ」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:29:02.35 ID:RLS7QuyQO [2/28]

一方「でもよォ…この俺が素直に「ハイ、やめます」なンて言うと思ってンのかァ?」

美琴「くだらないならやめてほしい」

一方「もっともな意見だ」

美琴「やめて?」

一方「だーめ」

美琴「……」ぐすっ…

一方「泣いてもだァーめですゥ!」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:33:14.94 ID:RLS7QuyQO [3/28]

美琴「くだらないのになんで実験やってるの?」

一方「俺が実験やってないとプロローグが始まらねェンだよ」

美琴「じゃあ仕方ないね」

一方「中2のくせに理解が早くて助かるぜ」

美琴「じゃあ戦わなきゃダメ?」

一方「そうだな。実験止める為にはこの俺を倒さなきゃなァ」

美琴「バイバイ」

一方「えェっ!?」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:37:20.15 ID:RLS7QuyQO [4/28]

一方「おい!ちょっと待て!?」

美琴「なによー」

一方「バイバイって…実験を止めに来たンだろ!?」

美琴「うん」

一方「じゃあなンで帰るンだよ!?」

美琴「中2だからアンタに勝てないもん」

一方「まァ…確かにな…」

美琴「かえる。バイバイ」

一方「だからちょっと待てって!?」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:41:32.91 ID:RLS7QuyQO [5/28]

美琴「かえるのー」

一方「落ち着け!つーか、お前色々とすっ飛ばし過ぎだから!」

美琴「なにが?」

一方「最初に実験内容聞いてきて、その説明すら聞かずに帰るってのはおかしいだろうが!?」

美琴「じゃあ教えて」

一方「しゃーねェ…俺がやってる実験はなァ…」

美琴「長くなりそうだからかえる。バイバイ」

一方「うおォォォォい!?」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:45:29.87 ID:RLS7QuyQO [6/28]

一方「わかった!じゃあ帰っても良い!」

美琴「かえるもん。中2だから」

一方「今は帰っても良いから後でここにちゃンと戻ってこい!」

美琴「えー」

一方「えー。じゃ、ありませン!」

美琴「……」ぷくー

一方「むくれてもだァーめですゥ!」

美琴「いぢわる」むー

一方「悪党だからいぢわるで良いンですゥ!」

美琴「……」ぐすっ…

一方「ごめン…言い過ぎた…って、だから泣いてもだァーめなーの!」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:49:21.37 ID:RLS7QuyQO [7/28]

美琴「戻ってきたらどうすれば良いの?」

一方「俺を倒せ」

美琴「勝てない」

一方「あァ、だから仲間を連れてきても良い」

美琴「ほんと?」

一方「中2にウソはつかねェよ」

美琴「わかった。仲間を探して戻ってくる」

一方「おゥ。待ってるぜ」

美琴「バイバイ」

一方「また後でなァ」

御坂妹「お前、実験する気無いだろ?とミサカはry」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:52:33.23 ID:RLS7QuyQO [8/28]

美琴「……」テクテク

麦野「…あれー?」

美琴「…アンタは」

麦野「どこのジャリガキかと思えばクソ忌々しい第三位様じゃねぇの」

美琴「そういうアンタは全身ビーム砲」

麦野「その呼び方やめて!」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:55:33.45 ID:RLS7QuyQO [9/28]

美琴「ねぇ」

麦野「あん?」

美琴「仲間になって」

麦野「……」

麦野「…はぁ?」

美琴「倒したい相手がいるの」

麦野「人畜無害の中2のくせに珍しいじゃん」

美琴「でしょ?」

麦野「自分で言うな」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 09:59:28.81 ID:RLS7QuyQO [10/28]

麦野「っても冗談が過ぎるぜ!なーんで私がテメェみたいなジャリガキに力を貸さなきゃいけねぇわけ!?」

美琴「実験を止めたいの」

麦野「…!!」

麦野「…倒したい奴ってもしかして第一位か?」

美琴「うん」

麦野「へぇ…」

美琴「お願い。仲間になって」

麦野「……」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:04:21.46 ID:RLS7QuyQO [11/28]

麦野「…正直テメェと共闘なんてクソ食らえだ」

美琴「……」ぐすっ…

麦野「…だが格下が最強様に下剋上っても面白れぇな…」

麦野「第一位様の無様な姿ってのには酷く興味があるわ…」

美琴「…じゃあ」

麦野「この原子崩し(メルトダウナー)の麦野お姉様が情けない中2のガキんちょに今回だけ力を貸してやるわよ!」

美琴「わぁい。全身ビーム砲が仲間になってくれたっ」

麦野「メ・ル・ト・ダ・ウ・ナ・ーって言ってんだろうが!!」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:08:13.74 ID:RLS7QuyQO [12/28]

麦野「しかし私とテメェだけじゃ、まだちょっと不安だな」

美琴「どうすればいい?」

麦野「そうだな…あの野郎がいれば…」

麦野「…おっ」

垣根「…あん?第四位に…第三位か? 」

美琴「もふもふだ」

麦野「そこのもふもふちょっと来い」

垣根「あぁっ!?」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:13:25.43 ID:RLS7QuyQO [13/28]

垣根「出会い頭に人のこと指差してもふもふってナメてんのか!?」

美琴「翼、もふもふ」

麦野「ちょっと触らせてよ」

垣根「しゃーねぇな…ちょっとだけだぞ」バサッ…

美琴「わぁ、翼だ」

麦野「へぇ、見かけによらずホントにもふもふだな」サワサワ…

垣根「だろぉ…って何させてんだよテメェら!?」

麦野「そんな怒んなよ。垣根ていもふ」

垣根「喧嘩売ってんだな?この俺に喧嘩売ってんだな!?」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:17:33.62 ID:RLS7QuyQO [14/28]

美琴「ねぇ」

垣根「んだよ?中2だからってもう触らせてやんねぇぞ」

美琴「私たちの仲間になってほしいの」

垣根「……」

垣根「…はぁ?」

麦野「戦争だ。黙って手を貸せ垣根もふもふ」

垣根「マジでぶっ殺すぞ全身ビーム砲!?」


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:23:18.01 ID:RLS7QuyQO [15/28]

垣根「つーか戦争ってなんだよ。俺らレベル5が3人も集まらないといけないような規模なもんなのか?」

麦野「いや相手は一人だ」

垣根「はぁ?なんだよそりゃ?」

美琴「あくせられーたを倒すの」

垣根「…!!」

麦野「第一位様に下剋上。特に第二位様ともなればかなり興味があるんじゃないかしらん?」

垣根「…なるほどな。理由はわからねぇが、あのロリペドとやり合うってか」

垣根「それでこの俺の能力が必要ってか…はっ!なかなか面白れぇお誘いじゃねぇか!」

美琴「…じゃあ」

垣根「俺の未元物質(ダークマター)を味方に付けたんだ。この戦争に敗北の二文字はねぇ…!」

美琴「わぁい。つばさもふもふが仲間になってくれたっ」

垣根「か・き・ね・て・い・と・く!!!文字数しか合ってねぇよ!」


40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:28:41.78 ID:RLS7QuyQO [16/28]

垣根「それで戦争っていつやんだよ?」

美琴「今日って言ってた」

麦野「アイツ今、どこいんのさ?」

美琴「実験場。待っててくれるって」

垣根「律儀な奴だな」

美琴「また後でって言ってた」

麦野「なんかこの会話だけだとデートの待ち合わせみたいに聞こえるわね」

美琴「デートってなに?」

麦野&垣根「中2にはまだ早ぇ」

美琴「でも中2だけど同棲してる」

麦野&垣根「……」

麦野&垣根「マジで!?」


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:33:43.05 ID:RLS7QuyQO [17/28]

麦野「おいおい!?中2が同棲だぁ!?まだ×××が××××なちんちくりんがぁ!?」

美琴「×××ってなに?」

垣根「おい第四位。あんま中2に悪影響な言葉を使うんじゃねぇ」

麦野「いやだって中2が同棲ってやべぇだろ!?」

垣根「いやまぁ確かに俺も驚いたがよ…」

美琴「××××ってなに?」

垣根「忘れろ。知らなくても別に困らないから」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:38:34.48 ID:RLS7QuyQO [18/28]

垣根「しかし最近の中2は進んでやがるな…」

麦野「つーか相手はどんなのよ…?」

美琴「高1」

麦野「私とタメじゃねぇか!?」

垣根「おいサバ読むな高3」

麦野「だって私より若い二人が同棲して××××とか悔しいんじゃんかよぉ!」

美琴「大丈夫。アンタは高3でも綺麗だから」

麦野「…すきっ」ぎゅっ…

美琴「わっ」

垣根「すげぇ好感度上がった!?」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:43:50.73 ID:RLS7QuyQO [19/28]

麦野「しかしまぁ、こんなに可愛い中2の同棲相手ってぐらいなんだから相当なイケメンなんだろうなぁ」ナデナデ

美琴「えへへ。きもちいい」

垣根「綺麗って言っただけでこれかよ…」

麦野「女心は複雑なようで単純なんだよクソメルヘンが」

垣根「はいはい、そーですか…」

麦野「私、一度アンタの同棲相手に会ってみたいわ」

美琴「会いにくる?」

麦野「えっ、いいの?」

垣根「おいおい?野暮な真似すんなよ第四位」

美琴「良かったらもふも会いにくる?」

垣根「とうとうもふだけになっちまったか…」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:49:11.73 ID:RLS7QuyQO [20/28]

麦野「いーじゃん!この子が会いに来ても良いって言ってんだから今から会いに行こうよ!」

垣根「いやいや今からあの野郎と戦争始めんだろうが?」

美琴「もう暗いから帰らなきゃ。中2だし」

麦野「戦争とか怖い。高3だし」

垣根「えー…俺のやる気は…」

美琴「かえろ?」

垣根「……」

垣根「…ホントに俺も会いに行って良いのか?」

美琴「うんっ」

垣根「…しゃーねぇ…たまにはそういう平和な時間も悪くねぇか…」

麦野「たまにはって言うか毎日平和よな」

垣根「違いねぇ」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:55:11.66 ID:RLS7QuyQO [21/28]

美琴「じゃあ行こっ」

美琴「…あれ?」

上条「…あれ?美琴?今、帰りか?」

美琴「アイツが同棲相手」

麦野「へぇー爽やかな好青年じゃん。アンタにお似合いだわ」

美琴「えへへ」

上条「えっ?なに?美琴のご友人の方?」

垣根「おい第四位。テメェも学園都市が誇るレベル5の一人なら挨拶ぐらいちゃんとしろ。失礼だろ」

垣根「あっ、どうも。俺は垣根帝督です。レベル5で序列は第二位をやらせてもらってます」

麦野「ちっ…イイコぶりやがって…あっ、どーも麦野沈利でーす。レベル5で序列は第四位でーす」

美琴「ビームともふだよ」

麦野&垣根「その紹介の仕方はやめような」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 10:59:31.61 ID:RLS7QuyQO [22/28]

上条「うわっ…なんとレベル5の方々でしたか…」

上条「これはこれはご丁寧に。私、上条当麻と申します」

美琴「今からみんなでアンタに会いに行こうとしてたの」

上条「ええっ?レベル5の方々が俺如きに?」

麦野「いや、この子が同棲してるって聞いてさ。どんな男か気になってね〜」

上条「そうでしたか。いやーなんかこんなパッとしない男ですいません…」

垣根「いや、いかにも善人っぽい面構えだ。安心したぜ」

上条「いやぁ…恐縮です」

麦野「うんうん。これなら中2を任せても安心かな」

美琴「よかった」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 11:04:45.26 ID:RLS7QuyQO [23/28]

上条「お二方は美琴のご友人で?」

麦野&垣根「あー…」

美琴「うんっ。お友達っ」

麦野&垣根「…///」

麦野&垣根「はい。友達です!」

上条「そうですか。いつも美琴がお世話になってます」

麦野&垣根「いえいえ。中2なんで大丈夫です」

上条「もし良かったらこれからウチにで夕飯を食べませんか?今夜は冷えるのでお鍋にしようかと思って」

美琴「わぁい。お鍋っ。みんなで食べよっ?」

麦野&垣根「…///」

麦野&垣根「はい。いただきます!」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 11:10:46.11 ID:RLS7QuyQO [24/28]

麦野「なんつーか…」もぐもぐ

垣根「表の世界ってあったけぇな…」もぐもぐ

美琴「お肉おいしい」もぐもぐ

上条「美琴。お野菜も食べなさい」

美琴「中2だからお野菜きらーい」

垣根「俺スクール抜けるわ…」もぐもぐ

麦野「私もアイテム抜けよ…やっぱり平和が一番だわ…」もぐもぐ


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 11:15:48.65 ID:RLS7QuyQO [25/28]

麦野&垣根「おじゃましましたー」

美琴「バイバイ」

上条「またいつでもいらしてください」

美琴「おなかいっぱい」

上条「たくさん食べたな」

美琴「たくさん食べたら眠くなってきちゃった…」

上条「中2だから今日はもう寝るか?」

美琴「一緒に寝よ?」

上条「もちろん」

美琴「わぁい。大好きっ」

上条「俺も大好きだよ」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 11:20:39.00 ID:RLS7QuyQO [26/28]

美琴「…ねぇ」

上条「ん?どした?」

美琴「私、毎日がとーっても幸せだよっ」

上条「美琴…」

上条「…そっか。うん!そりゃ結構なことだな!」

美琴「うんっ」

上条「そういや今日はあのお二方と何して遊んでたんだ?」

美琴「えーとね…」

美琴「……」

美琴「…あれ?」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/24(日) 11:25:23.86 ID:RLS7QuyQO [27/28]

御坂妹「もう帰って良い?とミサカはry」

一方「いや!もう少しだけ待て!アイツはちゃンと戻ってくる!中2は純粋だからウソをつかねェンだ!」

御坂妹「お前の方が純粋だよ。かえる。バイバイ。とミサカはry」

一方「あァ!?ちょっと待て!一人にすンな!寂しいだろォ!?」

御坂妹「だってさっきも言ったけど最初から実験なんかする気無いんでしょ?とミサカはry」

一方「そりゃあお前を殺したら中2が泣いちまうだろうが」

御坂妹「学園都市は平和だなぁ…とミサカはry」


美琴「みんななかよし。みんな大好き。学園都市は毎日平和です」

上条「おわり?」

美琴「おわり。バイバイ」

はてなブックマーク - 美琴「実験ってなにしてるの?」

美琴「ぴかちゅうってなに?」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:01:31.43 ID:Lcdf+j8+O [1/35]

一方「…はァ?」

美琴「ぴかちゅうの意味がわからないの。私、中2だし」

一方「いや…ギャグで言ってンのか…?」

美琴「ぴかぴ?」

一方「お前、わかってて言ってンだろ」


13 名前:>>1 ありがとう[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:04:11.68 ID:Lcdf+j8+O [2/35]
美琴「で、ぴかちゅうってなに?」


一方「ホントにわかってねェのか?まずポケモンってわかるか?」

美琴「それぐらいは中2でも知ってるわよ」

一方「プレイしたことは?」

美琴「ない」

一方「アニメを観たことは?」

美琴「ない」

一方「あー…」


15 名前:>>1 ありがとう[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:08:16.80 ID:Lcdf+j8+O

一方「じゃあアレだな…実際に体感してみるしかねェな…」

美琴「体感?」

一方「そうだ。だからお前は今からぴかちゅうな」

美琴「ぴかちゅう?」

一方「そうだ。ぴかちゅうは電気を出せるンだ」

美琴「私ぴかちゅうだ」

一方「そうなンだよ。中2だけどぴかちゅうだ」

美琴「わかった」


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:12:53.16 ID:Lcdf+j8+O

一方「ンで、トレーナーは俺だ」

美琴「トレーナー?」

一方「あァ、わかりやすく言えばお前の飼い主様だ」

美琴「ひわい」

一方「そンなことを言うンじゃありませン」

美琴「なんで?」

一方「中2のくせに色気づいてンじゃねェってこった」

美琴「わかった」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:15:23.72 ID:Lcdf+j8+O

一方「旅に出て飼い主の言うことを聞いて他のポケモン達をぶちのめす。それがポケモンだ」

美琴「わかった」

一方「それじゃあ旅に出かけるか」

美琴「実験場にバイバイ」

一方「俺はコイツと旅に出るから今日は実験中止な」

御坂妹「お前らバカだろ。とミサカはry」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:19:25.57 ID:Lcdf+j8+O

美琴「ポケモンってどこにいるの?ぴかちゅうだからわかんない」

一方「ン〜…ゲームなら草むらの中に入りゃァ出てくンだが…」

一方「…おっ」

垣根「…あん?」

一方「ぴかちゅうアレ見ろ。ぽっぽだ」

美琴「ぽっぽ」

垣根「あぁっ!?」


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:23:33.97 ID:Lcdf+j8+O

垣根「テメェら出会い頭に人のことを指差してぽっぽってナメてんのか!?」

一方「あのぽっぽはレベル5だなァ」

垣根「レベル5の前にぽっぽ付けんな!弱そうだろうが!!」

美琴「翼もふもふ」

垣根「もふもふ言うな!俺の能力は未元物質(ダークマター)だってんだろ!」

美琴「……」うるっ…

一方「おいおい…メルヘンなぽっぽ如きが中2のぴかちゅう泣かせるとか良い度胸じゃねェか…!?」

垣根「悪い…ってテメェがキレてる意味がわかんねぇし!?」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:28:04.07 ID:Lcdf+j8+O

一方「あァいうクソ小生意気なぽっぽに遠慮はいらねェ!ぴかちゅう、でンきショックだァ!」

美琴「わかった」ビリビリ

垣根「…!!」バサッ…!

美琴「わぁ、翼だ」

垣根「…っと、いきなりご挨拶じゃねぇか。なるほどな…この俺に喧嘩を売りに来たってわけか」

美琴「効いてない」

垣根「レベル5が二人がかりか…はっ!面白れぇじゃねぇか!」

垣根「俺の未元物質にテメェらの常識は通用しねぇ…」

垣根「今からそれを…!」

美琴「効かなかった」

一方「ぽっぽに電気は効果は抜群なはずなのになァ…」

垣根「聞けよテメェら!?」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:33:53.28 ID:Lcdf+j8+O

一方「おい、ぽっぽ」

垣根「だからぽっぽ言うんじゃねぇ!」

一方「めンとぐせェな…じゃあおにすずめにしてやるよ」

垣根「そういうことじゃねぇから!」

一方「うるせェよ…!テメェは鳥ポケモンなのにぴかちゅうの電気が効かねェのはおかしいだろうが…!?」

垣根「だからテメェはなんでキレてんだよ!?」

一方「良いから素直に喰らっとけ。じゃねェと話が進まねェだろうが」

垣根「あぁ!?なんで俺が…」

美琴「効かない…」ぐすっ…

一方「中2を泣かせンな。レベル5全体の品格に関わるじゃねェか」

垣根「あぁ、もう!!」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:38:21.87 ID:Lcdf+j8+O

一方「つーわけで、ぴかちゅう!もゥ一回でンきショックだァっ!」

美琴「わかった」ビリビリ

垣根「ったく!喰らえば良いんだろ!喰らえば!」

垣根「ぐぅっ…!」バチッ…!

垣根「流石は第三位ってとこか…まともに喰らうとちょっと響くな…」

一方「おい」

垣根「なんだよ。ちゃんと喰らったぞ」

一方「倒れろよ!効果は抜群だろうがァ!?」

垣根「テメェはさっきからなんなんだ!?」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:42:21.52 ID:Lcdf+j8+O

美琴「倒れない」

一方「ぽっぽなのになぁ」

美琴「ぽっぽなのに」

垣根「結局ぽっぽかよ…」

一方「…あァ、そうだ。ぴかちゅう、そこらへンに石とか落ちてねェか?」

美琴「落ちてあった。はい」ひょい…

一方「おゥ、悪いな。さてと…」

垣根「あん?な、なんだよ…?」

一方「いっけえェェェェェェ!!モンスタァァァッボォォォォルッ!!」ブンッ…!

垣根「ええっ!?」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:47:33.66 ID:Lcdf+j8+O

垣根「いてぇ!?」ベシッ!

一方「今、ボールがぽっぽに当たっただろ?」

美琴「当たった」

垣根「いや!ボールじゃねぇよ!思い切り石投げてきただろ!!」

一方「ポケモンはなァ、石をぶン投げたらゲット出来るンだわ」

美琴「すごい」

垣根「開き直って石って言ってんじゃねぇよ!?痛ぇだろうが!?」ぐすっ…

一方「今日からあのぽっぽは俺たちの仲間だァ。ニックネーム付けてやれ」

美琴「もふもふ」

一方「つーわけだ。行くぞもふもふ」

垣根「仕方ねぇ…ってだからちょっと待て!?」


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:51:03.23 ID:Lcdf+j8+O

一方「ンだ、もふもふ?手短に話せよ」

美琴「手短にね。中2だからもうすぐ家に帰らなきゃいけないの」

垣根「わかった…ってテメェらナメてんのか!?」

一方「ナメてねェよ。今からジムリーダーを倒しに行くンだからちゃンと仲間を増やしておいたンだ」

美琴「ジムリーダーってなに?」

一方「中2だからわかンねェか」

美琴「うん」

一方「もふもふ、説明してやれ」

垣根「いねぇから!学園都市にジムリーダーとかいねぇから!!」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:55:23.65 ID:Lcdf+j8+O

美琴「いないの?」

垣根「いねぇよ、この中2が」

美琴「……」ぐすっ…

一方「…おい」ギロッ…

垣根「あーいるわ!俺ジムリーダー1人知ってるわ!そいつをぶちのめしに行こうぜ!」

美琴「わぁい」

一方「意外とフェミニストなンだな」

垣根「うるせぇよロリペド!!」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 19:59:49.87 ID:Lcdf+j8+O

一方「で、ジムリーダーって誰だよ?適当ぶっこいたンなら殺すぞ?」

垣根「いや正直俺がぽっぽでアイツがジムリーダーってのは納得いかねぇんだが…」

麦野「…あれー?」

麦野「学園都市が誇るレベル5のクソみてぇな上位三名様がお揃いで何の集まりかにゃー?」

一方「もしかしてアレか?」

垣根「アレぐらいしか思いつかなかった」

麦野「あん?」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 20:04:32.43 ID:Lcdf+j8+O

美琴「ねぇ」

麦野「あぁ?なんだよジャリガキ」

美琴「ジムリーダー?」

麦野「……」

麦野「…はぁ?」

美琴「私は中2だけどぴかちゅう」

麦野「コレついに壊れたの?」

一方「いやコレが今の一般的な中2だろォ」

麦野「マジでか」

垣根「いやいやいやいや」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 20:08:51.83 ID:Lcdf+j8+O

一方「でもよォ、コイツがジムリーダーってなンかしっくりこねェなァ」

垣根「そりゃ第二位の俺がぽっぽだからな」

麦野「テメェらもさっきから何の話をしてやがんだ?」

一方「どちらかと言ったらロケット団じゃね?」

垣根「でもロケット団のボスにもジムリーダーいるぜ?」

一方「あー」

麦野「聞けよ!?ブチコロスぞ!」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 20:46:29.56 ID:Lcdf+j8+O

一方「つーわけでバトルだァ!ぴかちゅう、でンきショックゥ!」

美琴「わかった」ビリビリ

麦野「うわっ!?」

垣根「ジムリーダーに攻撃すんじゃねぇよ!?」

麦野「くっ…!」ヒュン…

美琴「避けられた」

一方「へェ…面白れェなジムリーダー」

垣根「お願いだから話を聞いてください」


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 20:50:22.18 ID:Lcdf+j8+O

麦野「ハハッ…まさか上位三名様が格下の第四位に不意打ち仕掛けるとかやってくれんじゃねぇか…!」

垣根「いや俺を含めんな!?」

麦野「久々にプチーンってきちゃったなぁ…」

麦野「…序列なんざ関係ねぇ…ブ・チ・コ・ロ・シ確定ね!」キュイン…!

美琴「…全身ビーム砲!」

麦野「その呼び方やめて!」


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 20:54:53.75 ID:Lcdf+j8+O

一方「おいおいっ!?あのジムリーダーはかいこうせン使おうとしてンぞ!?」

美琴「ジムリーダーははかいこうせんが使えるの?」

一方「いやジムリーダーには使えねェ…どうやらありゃァジムリーダーじゃなくてぎゃらどすだ!」

美琴「ぎゃらどすってなに?」

一方「おっかねェポケモンの名前でな…」

美琴「わかった」

麦野「人のことをポケモン扱いしてんじゃねぇぞ!?このクソ共が!!」

垣根「全くだ」


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:01:15.17 ID:Lcdf+j8+O

麦野「もう謝っても許さねぇ…」

麦野「さぁ…逝っちまいなよクソガキがぁ!!!」キュインキュイン…!

美琴「中2だからこわい」ぐすっ…

一方「!!」

一方「こえーよな。ちょっとお前はここで待機だ」

美琴「わかった」

一方「おいっ!クソババアっ!!」

麦野「あぁっ!?私はまだ高3だぁ!!」

垣根「えっ、そうなの」

一方「その物騒なもンしまえェっ!中2が泣いてンだろうが!?」

麦野「……」

麦野「…はぁ?」


78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:07:16.49 ID:Lcdf+j8+O

一方「つーか、なンですかァ!?そのはかいこうせンはよォ!そンもンのが中2に直撃したらどうなるよ!?」

麦野「まぁ…死ぬ?」

一方「だろォ!?」

麦野「なにがよ!?」

一方「平和な学園都市で殺人なンてアレイスターが許してもこの俺が許さねェ!!」

一方「テメェを中2のところに行かせはしねェ…」

一方「ここから先はなァ!一方通行なンだよォ!!」ででーん

麦野「どういうことなの…」

垣根「俺に石投げた奴のセリフとは思えねぇな…」


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:11:21.29 ID:Lcdf+j8+O

一方「つまりだ。それしまえぎゃらどす」

麦野「誰がぎゃらどすだ」

麦野「まぁ…なんか白けちゃったし別に良いか…」

麦野「私じゃテメェに勝てる気はしねぇし」シュン…

一方「よし。しまったな。…おい、ぴかちゅう」

美琴「なぁに?」

一方「でンきショックだァ!」

美琴「わかった」ビリビリ

麦野「ふぎゃ!?」バチッ…!

垣根「ひでぇ!?」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:15:30.27 ID:Lcdf+j8+O

麦野「ぐ…はっ…!」バタッ…

美琴「たおれた」

一方「倒れたな」

美琴「たおれたらどうなるの?」

一方「ジム制覇だ。中2のくせにやるじゃねェかァ」

美琴「わぁい」

垣根「テメェらマジで恐ろしいよ…」

一方「死ンだら困るからポケモンセンター連れてくか」

美琴「わかった」

垣根「いやでも優しい…うーん…」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:20:30.99 ID:Lcdf+j8+O

美琴「待って」

一方「ン?どォした?忘れもンか?」

美琴「もうお外が暗い。中2だから帰らなきゃ」

一方「あァ…もう21時過ぎてンのか。中2は帰らねェと行けねェなァ」

美琴「かえる。バイバイ」

一方「おゥ。バイバイ。また実験場でなァ」

垣根「……」

一方「おい」

垣根「な、なんだよ!?」

一方「テメェは中2じゃねェから帰さねェぞもふもふ。一緒にぎゃらどす運べ」

垣根「まだ続いてんのかよポケモンごっこ!?」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:23:21.14 ID:Lcdf+j8+O

美琴「遅くなっちゃった」スタスタ

上条「あれ?美琴?お前も家に帰るところか?」

美琴「美琴って言わないで」

上条「同棲してるのに」

美琴「同棲してても恥ずかしい」

上条「そっか」


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:25:10.81 ID:Lcdf+j8+O

上条「何してたんだ?」

美琴「ポケモンしてた」

上条「へぇ。美琴もポケモンなんてやるのか」

美琴「ぴかちゅう」

上条「ハハッ、ビリビリ繋がりか」

美琴「ビリビリって言わないで」

上条「ごめん」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:28:16.17 ID:Lcdf+j8+O

美琴「ぴーかちゅう」

上条「かわいいな」

美琴「ほんと?」

上条「うん」

美琴「えへへ。うれしい」

美琴「…ちゅう」

上条「ちゅうはしない」

美琴「……」ぷくー

上条「代わりに手を繋いで帰ろうな」すっ…

美琴「うんっ」きゅっ…


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:30:23.91 ID:Lcdf+j8+O

美琴「ついた」

上条「ついたな」

美琴「ただいまっ」

上条「ただいま」

ぬこ「なー」

上条「スフィンクス、ただいま」

美琴「かわいい」

上条「かわいいな」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:33:31.30 ID:Lcdf+j8+O

美琴「ふわっ…」

上条「ん?どした?中2だからもう眠いのか?」

美琴「中2だから眠たい…」

上条「そんじゃあ寝な。ほらあったかいベッドが待ってるぞ」

美琴「一緒に寝てくれる?」

上条「中3になっても毎日一緒に寝てやるよ」

美琴「わぁい」


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:36:34.25 ID:Lcdf+j8+O

上条「よいしょ…っと」

美琴「ぎゅう?」

上条「ほい。ぎゅう」

美琴「えへへ…あったかぁい」

上条「苦しくないか?」

美琴「……」

上条「…美琴?」

美琴「…くぅ」

上条「寝つき良いなお前…」

上条「……」ちゅっ…

上条「おやすみ。美琴」


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/10/22(金) 21:39:53.36 ID:Lcdf+j8+O

冥土返し「ん?これはまた大勢で来たね 」

一方「ジョーイさン。このぎゃらどすを元気にしてやってくれェ」

冥土返し「…はぁ?」

垣根「すいません。コイツの脳を治してやってくれませんか?」


美琴「今日はお友達達とポケモンをして遊びました。学園都市は今日も平和です」

上条「おわり?」

美琴「おわり。バイバイ」
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