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SS注意 妹で妄想 エロ注意「 」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:01:56.45 ID:QrB8M5Ib0
今日は妹の誕生日だ。
午前中は中学校の終業式に行っている。
だから、その間に何かプレゼントを買ってやろうと思い、街へ出た。
このごろやけに素っ気無くないので、これを機にこの状況を打破しようと目論んでいる。
結局目に付いたテディベアを買って来た訳だが、妹はいつ帰ってくるのか?
12時を過ぎてるし、もうそろそろだろう、と思ってから間もなく呼び鈴が鳴った。

「お兄ーちゃーん、いるー?」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:02:07.04 ID:9t5gtmNm0
おわり


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:07:40.06 ID:QrB8M5Ib0
>>2
レス早すぎ


「ああああ、いるからドアをバンバン叩くな!」

鍵を開けてやると、すかさず妹は俺の横をすり抜けようとする。
悪い子には制裁を。
妹の頭をゴッツンしてやる。

「いてっ」
「おい、これで鍵忘れるの何度目だ?もう中3だぞ」
「あたしの心は小学生のままなのさー」
「こら」
「いててっ」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:14:36.59 ID:D+GwF7300
この2年とちょっとの間、妹が鍵を忘れなかったことは数えるほどしかない。

「あ、お兄ちゃん、今日午後から友達んち行くから」
「な、ななな何!?」

じゃあいつプレゼント渡せばいいんだ?何時ごろ帰ってくるんだろうか?
お泊りとか無いよな?ぐあああどうしようどうしよう
今渡すとかまだ心の準備が出来てないぞ

「ん?どうしたの?」
「い、いや、何でもない。何でも」
「? まあいいや、あたし着替えるから覗かないでねー」
「だ、誰が!」
「へへへ、じゃあねー」

あいつめ・・・
まあ、それはいい。
問題はあいつが友達の家に行くということだ。
緊急事態だ。
早急に作戦を練らねば……


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:20:21.74 ID:D+GwF7300
……とりあえず、自分の部屋へ戻る。

「ん〜〜〜」

おそらく妹の誕生日パーティーでもやるのだろう。
いままでも何度かそんなことがあった。
次の日に帰ってきたこともある。
…明日渡せばいいのだけれど、それだと気持ちが薄れてしまうような気がする。
……よし、今渡そう!
それしかない!!
少し恥ずかしいが、そんなこといってられない。
いざ出陣!

「いいかー入るぞー」
「え、ちょっまておに――

なんか聞こえたが構わず扉を開ける。


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:26:05.78 ID:D+GwF7300
「っ〜〜〜〜〜///」

なぜか妹の顔が真っ赤だ。
よくみると、妹はパンツ一枚で胸を腕で隠し、こちらを睨んでいる。

「おーお前の裸見るのも小学校以来だなあ」
「のんきな事言ってないで、さっさと出ていけえー!」
「わわ、やめろ!お前に渡したいものがあってきたんだ!」
「グズグズ言わずでていけ!」
「やめろ、蹴るな!お前最近俺に冷たすぎる!」
「お兄ちゃんが変態すぎるよ!」

かくして部屋を追い出される。


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:32:21.53 ID:D+GwF7300
別にいいじゃないか、家族だぞ。
せっかくプレゼントも買って来てきたのに……グチグチグチグチ

しばらくすると妹が部屋から出てくる。
まず、謝ってもらうとするか。

「おい、俺にいうことは?」
「変態!」
「な、なんでだ!謝れ!」
「あたしが謝って欲しいよ!裸見られたんだよ!」
「は?家族だろ、大事な人に裸も見せられないのか?」
「うっ……でも…だって…」
「俺は出来るぞ。今ここで脱いでやる」
「やめろ、バカ!」
「ぐわっ」

ずいぶん暴力的になったものだ。
力も付いてきたし、何度も殴られるとこっちの体が持たない。


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:37:30.55 ID:D+GwF7300
「とにかく、俺に謝れ!」
「このクズ!あたしもう行くから!」

…暴言まで吐くようになって、お兄ちゃん悲しいよ。
……って待て。
行かれたら困る。
呼び止めなければ!

「おい!」
「…………なに」
「ほらこれ」
「……なにこの不細工なクマ」
「し、失礼な!お前のためにテディベア買ってきたんだよ!」
「別にこれでさっきのこと許さないよ」
「た、誕生日!お前の誕生日プレゼント!」
「え?」
「だ、だだだだから、誕生日プレゼントだよ…」
「――――――」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:42:07.67 ID:D+GwF7300
なにどもってんだ俺、恥ずかしすぎる…
ほら、妹も言葉見失ってるじゃないか。
最低だ。
喧嘩までして、格好悪すぎる。
部屋に戻ろう……ゲームしよう…

「じゃ、じゃあ、お、俺行くから」
「待って」

妹が俺の服をつかんできた。
でも、この空気に絶えられない。
妹の手を振り切ろうとする。

「お兄ちゃん!」
「は、はい!」

失敗した。

「あの…その、えと…ありがと」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:46:22.56 ID:D+GwF7300
妹は目にうっすら涙を浮かべ、顔を赤くして微笑んでくれた。

「どんだけ嬉しいんだよ…」
「お兄ちゃんにプレゼントもらうの初めてだったから…・・・」

そういやそうだった気も…
兄として最悪だな……

「ホントありがと、お兄ちゃん……部屋に飾ってくる!」
「あ、ちょっと待て!」

おめでとうの言葉忘れてた。
妹を追って廊下を走る。


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:50:51.25 ID:D+GwF7300
「はいるぞー」
「う、うん」

妹の部屋は人形やらグッズやらそういったもので溢れていていかにも女の子の部屋だった。
まじまじ見たこと無いから気付かなかったが。
となってくると、さっきあげたのがやけに安っぽいんじゃないかと心配になってくる。

「大丈夫だよ…」
「え?」
「別に安っぽいとか思ってないから」
「俺、口に出してたか……?」
「ううん、お兄ちゃんの顔に出てたから」
「……」
「いまなら、お兄ちゃんがなに考えてるかも分かるよ・・・」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 00:56:35.41 ID:D+GwF7300
「おい、お前……」

妹がゆっくりと俺のほうに足を歩ませる。

「ごめんね、お兄ちゃん…」
「え…」
「あたし、嘘ついた」
「や、やっぱり、安っぽかったか?ハハハ、そうだよな」
「違う。お兄ちゃんがなに考えてるかなんて分からない」

そりゃそうだ、もし分かるならそれはそれは変態な…大変なことになってしまう。

「あたし自分の我がまま通そうとしてる……ごめんね」

なにを言っているのかわからない。
というかこの雰囲気やばい。
さっきとは逆の意味で非常に危険な状況だ。
なんとかして抜け出さなければ。

「お兄ちゃん、あたし…」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 01:02:22.45 ID:D+GwF7300
「もうすぐ受験勉強、本格的にやらないといけないよね?」
「…………」
「そしたら遊ぶ暇なくなっちゃうよね?」
「…………」
「だから、今日だけ…今日だけは思いっきり気分晴らしてもいいよね?」
「………………」
「嫌いにならないでね」

妹の顔が近づいてくる。
避けなければ、という気持ちの反面、このまま流されようという気もある。
家族なのに……家族だから?
分からない。
考えてる間にも、ゆっくり妹の顔が近づいてくる。
妹の息が俺の顔をくすぐる……

「お兄ちゃん…」
「うっ……」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 01:09:01.46 ID:D+GwF7300
チュッ

口付けの音が部屋に響く。
キスされた俺はもうなにを考えたらいいのか分からなくなる。
妹の唇はやわらかいし、あったかいし、妹の味がするし。

「おい、お前…」
「大丈夫だよ、お兄ちゃんが最初だから」
「そういうことじゃなくて…こんなことして……」
「いいんだよ。お兄ちゃんのこと好きだし、大事なひとだもん」
「…………」
「ね、もういっかい…良い?」

ダメといわなくちゃ!
このままでは絶対許されない方向に――

チュゥ

俺の返事を待たずに妹はキスしてきた。


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 01:14:48.88 ID:D+GwF7300
「おい!まだ返事して無いだろ!」
「顔に書いてあったよ、お兄ちゃん。していいって」
「そんなはずが…」
「あるよ。でもしたくないっていうなら、しなくていいよ」
「なっ」
「あたしからはもうしない。お兄ちゃんからしてくれるなら、抵抗しないし、受け入れるよ…」

ずるい。
ずるすぎる、我が妹よ。
そんなこといわれたらどうでも良くなってくる。

「か、覚悟しろよ」
「うん……」

ゆっくり顔を妹のほうへ寄せる。
妹はその間目を閉じて待っていてくれる。
俺もある程度顔が近づいたところで目を閉じる。
そして、唇が触れ合った。


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 01:19:58.09 ID:aCS91m9I0
「んむ、お兄ちゃん」

今度は長く。
離さないように、腕を背中に回す。
すると、妹も同じようにしてくれる。

「んん、お兄ちゃん・・・・・・ちゅ、ん」
「おに…んっ、長い、多い、あむ、ん、ちゅ」

頃合を見て体を離す。
妹の顔は真っ赤だ。
たぶん俺の顔もそうなんだろう。

「お兄ちゃんっ」
「なんだよ…」
「へへ、好きだよ」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 02:19:48.40 ID:C2VrGB0O0
「うっ…」

妹は俺の胸に顔をうずめている。
たまに胸にスリスリしてくる。
妹は顔を上げて、えへへ、と笑うと言った。

「今度は……大人のキスしよっか?」

大人のキスといえばつまり、あれで、これを、ああするやつで…

「いい…よね?」

返事が返ってこなかったからか、不安そうな顔をして聞いてくる。
頷くと、すぐに妹は唇を重ねてくる。

「ちゅ、あ、んんむう、おに…ちゅ、ん」
「おにい、ちゃん、はぁ、んむ、ん、んん」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 02:26:43.58 ID:XLviYdCr0
妹が舌を入れてくる。
即座に自分の舌も入れ返し、妹の舌と絡ませる。
妹のベロはすごく熱くて、俺の中の危ないものをより危なくさせた。

「あん、激し、ん、ちゅ、あむ、はぁ…ん!」
「んん、あ、ちょ、まっ、ん、いき、くるし…んちゅ、ん」

数分たって満足すると、妹の顔を開放する。

「おにいちゃ、ごほっごほ、激しすぎるよ…」
「ご、ごめん。だ、大丈夫か?」
「うん……なんか、体熱くなってきちゃった」
「夏だからな」
「ん……そうじゃなくて!」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 02:38:56.29 ID:Dw8CMZHX0
「ならどういうことだ?」
「だから、ちょっと…その……」

妹はうつむいて口をモゴモゴさせる。

「だ、だから…さ、ちょっと、ほんのちょっとだよ!」
「う、うん。ちょっとどうしたんだ?」
「エッチな気分になって…体が、ちょっと熱く…」
「なななななななんだそういうことかはっはっはははは」
「……動揺しすぎ…」
「うっ」
「それで、あの…さ?」

妹はまたうつむいてしまう。
でも今度はなにを言いたいかがはっきりと分かる。
だから俺は妹の手を引っ張って、ベッドの上に寝転ばせた。


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 02:49:28.82 ID:cWbIYKJL0
妹はまたうつむいてしまう。
でも今度はなにを言いたいかがはっきりと分かる。
だから俺は妹の手を引っ張って、ベッドの上に寝転ばせた。

「お、お兄ちゃん……?」
「ごめん、俺もう我慢できそうに無い」
「……」
「だからその……」

待て、俺。
これでいいのか?
本当に妹を犯してしまっていいのか?
親にばれたらタダじゃすまないだろう。
それに妹のこれからを台無しにしてしまうかもしれない。


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 02:56:57.88 ID:XQeLEXLE0
「がああああああああああああ!」
「ど、どうしたの!?」
「やっぱ無理だ!俺!そ、それじゃあな!」
「え?え!?」

俺は光にも負けない速度で外に飛び出した。
ははは、これでいいんだ!
一日寝ればこんな出来事みんな忘れていつも通りさ!
さあ、いつの間にか二時だ。
昨日は徹夜で安陪公房読破したからな。
さっさと寝るか。


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 03:04:42.43 ID:XQeLEXLE0
部屋に着くと、さっそく寝る準備をする。
と言っても、電気を消すだけなんだが。
電気を消すと、周りが静かになる。
静かになると、ちょっとした音でも耳に付いてしまう。
例えば、ほら、隣の部屋から聞こえてくる、泣き声とか。
ん?泣き声?
ま、まさか……
い、いやでも、これは正しい判断だろう?
家族同士でヤりあうなんて専らタブーだし…
でも、すぐ近くで泣いてる妹をほっといていいのか?
今の俺は常識とか世間の目とか気にして逃げてるだけじゃ……?

「お、お兄ちゃん?」
「よ、よう!


34:KCNは10分でIDが変わるときがある:2010/07/23(金) 03:11:58.07 ID:XQeLEXLE0
部屋に入ると、まず妹の泣き顔が目に入る。
それを見ると本当に申し訳ない気持ちにさせられた。
身勝手な自分をひどく嫌悪する。

「ああ、なんていうか、さっきは――
「お兄ちゃん!」

妹は俺の言葉を制し、俺に勢いよく抱きついてきた。

「お兄ちゃん、あのね、さっきはごめんなさい。無理させて」
「別に無理なんて…」
「ううん、いいの。で、でもね……でも…」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 03:21:13.86 ID:fkf+Vfxe0
再び泣き出しそうになった妹の頭をそっと撫でてやる。
本当に無理してるのはこいつだろうに。

「あのね…我が儘なことは…分かってるけど……」
「あたしおにいちゃん…好きだから、お兄ちゃんと……エッチ…したい」

自分よりもいくつも下の女の子がこんなに健気に頑張っているのに。
俺は自分がすごく情けなくるる。
妹は目にもうあふれ出しそうなくらいの涙をためて、それでも言ってくる。

「あたし…こんなんでかわいく無いかもしれないけど、……頑張るから」
「お願い、一度だけでいいから…お兄…ちゃん、おね、がい…おに――」

いい切る前に、泣き出してしまう。
俺は妹を強く抱きしめると、精一杯優しく背中を撫でてやった。


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 03:48:57.14 ID:xMsgk0KU0
「ほら、泣くなよ…もう、大丈夫だから」
「ん、んうう」
「髪もボサボサじゃないか」
「お兄ちゃんの…、せいだよ」
「うっ、ごめん」
「……お兄ちゃん、もう平気だから…」
「あ、ああ」

体を離すと、妹はまだ赤い目で俺を見上げてくる。
妹は何も言わない。
俺が言わないといけないんだ。

「本当に、いいのか?」
「う、うん…お願い…」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 03:58:36.87 ID:In6UvYoB0
返事をもらった俺は、妹をそっとベッドのほうへ連れて行く。
正直どうすればいいのかわからない。
とりあえず、AVで見たように事を進めるしかない。

そっと妹のスカートをまくると、パンツが見えた。
そのちょうど真ん中あたりに指を這わせる。

「あっ、ん…お兄ちゃん……」

強く指を動かすと、それだけ大きく声を上げた。
しばらくそうしている内に、パンツが濡れてくるのを感じた。

「んん、お兄ちゃんっ、ぁん、ん、はぁ、はぁ、んんん!」
「お、お兄ちゃん!…ん、はぁ、きも、ちぃ…んぁ、ん…」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:02:40.40 ID:In6UvYoB0
頃合を見計らって、パンツを脱がせる。
妹は顔を染めるだけで特に何も言ってこなかった。
うお、と思わず声が出てしまうくらいに妹のソコは綺麗だった。
AVで見てきたアレとは比べ物にならないくらい。

「ど、どうかした?」
「いや、思った以上に綺麗で…」
「へへ、毎日洗ってるからね」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:03:21.62 ID:In6UvYoB0
そういうことじゃないんだが、まあいいや。
指を妹のソレにゆっくりといれる。
するとさっき以上の大きさの喘ぎ声をあげてくれる。
なぜか妹が謝ってきたので、いいよと返事をすると、ますます顔が赤くなった。
痛がらないように、ゆっくりとピストン運動を開始する。

「ぁ、ぁん、んんん!あっ、んむ、はぁ、ん、ぁぁん!」
「ぁっ、ぁあ、だ、だめ、んっ!」
「な、なんか、ふぁ、ん!あた、ま、が、ぁ、あ、おかっ、しく!」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:07:13.26 ID:In6UvYoB0
時々痛がるようなしぐさをみせながらも、文句も言わずに受け入れてくれる。
しばらくすると、慣れたのか、妹のほうも腰を少し動かし始める。
それに合わせて俺も徐々に早く指を動かした。

「あ、ぁ、んぁ、おにぃ、ちゃん。ぅん、はあ、ん、んぁ!」
「ぁぁ、もぅ、なん、か…だめ、ぇぁん、ふぁ、ぁあ!!」
「か、からだが…熱、くて、おかし、いよ、ぁん!」
「はぁ、んん!あっ、あぅ、んっん、ぁあ!」
「お、に…ちゃ、ぁむ、ぁん、うぅ、あっ、ん、も、ぅ、だめ、んん!」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:09:56.83 ID:In6UvYoB0
妹のはてをなんとなく感じ、指の動きを早める。

「んっ!んぁ、は、はや、いっ、よ、はぁ、あぅ、おに、ちゃ、ぁん!」
「んぁっ、な、なん、か、ダメ、あたし、ぁん!あ、んむ、はぁ、ぁあ!」
「っんん、お兄、ちゃん、あた、し、ん、ふぁ、ぁあ、あたしぃ」
「あぁ、ダメっ、だめ、だよぅ、おにい…んっ、っあんん」
「はぁ、はぁ、ん、なんか、ぅあ、ぁん、なん、か……っん!」
「あぁ、ぁあ、ふぁぁ、あああああああああああん!!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:18:26.32 ID:8bKUms0s0
出しきると、妹はグタっとちからが抜けてしまった。
うっとりとした瞳で、何か求めるように俺のほうを見てくる。

「じゃ、じゃあ…」
「うん…」

何か忘れているような……そうだ、今日友達尾家に行くとかなんとか…

「なあ」
「はぁはぁ、な、なに?」
「友達はどうしたんだ?」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:26:47.10 ID:8bKUms0s0
言うと、血相を変えて起き上がろうとするが、疲れ切ってしまったみたいでそれができないらしい。
バッグから携帯電話を取り出して渡してやると、すぐに電話をしはじめた。

「あ、もしもし、みっちゃん?あたしだけど、ごめん今日の…んんっ!」

ちょっと悪戯してやろう。
本番前にもう少し濡らしておきたいし。
妹の無防備な股の間に顔をうずめると、舌で舐めてやる。


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:28:02.30 ID:8bKUms0s0
「いや、別に何もな、んっ、ぁぁん、い、よ?」
「はぁあん、ち、ちょっと!………あ、ホントに、だ、いじょ…うぶだか、ら、あぅぅ、ん、んん」

妹の顔を見ると、すごいしわを作って睨んできが、抵抗は一切してこない
これが、体は正直だぜ、とか言うのだろうか。
とにかく、舌で中まで弄る様に動かす。

「ご、ごめん、ね、ぁ、んんっ、みっちゃ、ぁぁん、んぁ、の時は…」
「はぁ、んっ!ぃや、ん、今日のぶ、んも、ぅぅぅ、っん、もりあげ、るから……」
「じ、じゃね、んんぁ、ん、ふぇ、ぁ、また、んんん、ぁあ、ん!」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:33:17.63 ID:8mtVq1aB0
温かい液が俺の顔に当たると同時に、妹は電話を投げ出す。
そして、半泣きになって拳を振り回してくる。

「バカ!この変態!もう最低!」
「で、でも、お前も抵抗してこなかったじゃないか」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:40:16.53 ID:8mtVq1aB0
いくらあの体勢でも、俺をどけようと思えば出来たはずだ。
妹はそれをしなかっただけでなく、体をくねくねさせて求めてきたんだから、俺にとがめられる理由は無い。
そう言ってやると、

「だって、だって、気持ちよかったんだもん!」
「大きい声で言えることじゃないだろ」
「でも、でもでも…うぅ…」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:53:06.16 ID:8mtVq1aB0
泣き出しそうになったので、やさしくおだてる。
というか、こんな泣きやすいやつじゃなかったと思うが。

「お兄ちゃん、あたしに当たってる…」
「ん?なにが?」
「お兄ちゃんの…おちん、ちん」
「ってうお!」

密着していた体を離す。
妹のばかりいじっててこっちは待たされぱなしっだたんだ。
しょうがないだろ、うん。
その分すごく激しくしてやるぜ!

「そ、それじゃあ、今度こそ…」
「う、うん」

妹を仰向けに寝転ばせると、俺はその正面に座り込む。
妹はとても不安そうな顔をしているが、目が合うとやさしく笑いかけてくれた。
こんなことされて激しくできるわけが無い。


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 04:59:35.21 ID:8mtVq1aB0
「い、いくぞ」
「うん…いい、よ」

ぬれたソレにゆっくり俺のものをしのばせる。
触れ合った瞬間、妹は少し体を震わせたが手をつないでやるとそれも収まった。
慎重にモノをいれていく。
妹ができるだけ痛がらないように。

「ぅん!…ぁあん、はぁはぁ、ん、あぁ」

痛そうに顔をゆがませる。
先のほうだけなのに、これで大丈夫なのか。


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:05:16.54 ID:yGa0ZifM0
「お兄ちゃん、いい、から、挿れて…痛いけど、だいじょうぶだから」
「でも…」
「あたし今すごく嬉しいよ。本当に欲しかったプレゼントもらおうとしてるんだよ…」

――妹の言葉に促されて、再びモノをいれていく。
その間も痛そうにするが、シーツを手で握り耐えようとしてくれる。
それを無駄にしないためにも、最後までやり遂げなければ。

「あぁん、はぁ、ぁん、ん、ぅあ、ん、んんんん!!


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:11:26.90 ID:WyykVFPd0
膜を破り、最後までいれきると妹は苦しそうに声を上げた。
だが、声をかけるのは野暮だ。
これ以上負担はかけられない。
指のときよりも幾らか遅く、体を前後に動かす。

「はぁ…っん、ぁぁ、んんっ!……ふぁ、ぁぅ、んぁ!」
「っんん、あぁ、ん、ぅぅあ、ん!おに、ちゃん…ん、あ」

肌の擦れ合う音と、妹の喘ぎ声だけが部屋に響き渡る。
さっき以上に妹のソレは濡れて、スムーズに動かすことができる。


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:16:25.89 ID:WyykVFPd0
「あたし、たち、や、っと、んん、ぅぁん、ん、あっ、あ、ぁぁん」
「んぁ、ん、んっ、やっと、ひと、つに、なれたね」

その言葉に興奮した俺は、ピストンの速度を速めた。
妹には大きな負担かもしれかったが、そんなこと考える余裕は無かった。

「んん、あっ、あ、ぅあ、ん…はぁ、ぁあ、あぅぅ、あ、っぁ、あ!」
「んっっぁ、んん、あん、ふぁぁあ、あ、ん、んむ、はぁ、んん!」
「あ、っあ、ん、はげしぃ、んぁ、ぁあぁぁ、んあ、んっ…」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:23:58.85 ID:2CYsdZq80
体の動きにも慣れてきた。
下半身の動きはそのままに、体を前へたおし、妹にキスをする。
妹がまだ慣れていないためか、なかなか長く続けられない。
それでも、一生懸命キスしようとしてくれるので、逆にそれが俺に感興を覚えさせた。

「ちゅん、んぁ、ん、ん、っんぅ、はぁ、あぅ、んぁああ!」
「ん、はぁ、はぁ、はぁ、ぁあん、あ、っぅんん、んぁぁあん!」
「…っあん、っあ、ん、ぅうああんぁ、あぁぁ、んぅぅ、んんぁ…くぅ、ん!」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:31:09.08 ID:2CYsdZq80
「ん、ぁん、んちゅ、はぁ、ぁぁちゅ、んぅぅう、ぁあっ、んんん!」
「はあ、あん、んぁ、ちゅ、んれろ、んんっちゅ、はぁん、んっぁああ!」
「ぁぅぅ、うぅん…あっぁん、ん、ぁあっんん、ぅちゅっ、ぁぁ、ん」

次第に妹も俺の腕をひっぱってキスを求めるようになった。
もちろん、それに応じてキスをする。
そのたびに体の動きがはやくなる。


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:39:46.99 ID:2CYsdZq80
「ぅん、はぁ、んっ!…はぁ、ぁぁあうぅう、んちゅ、れろ、っん」
「ふぁ、っぅん、ああっ、ぁあ、おにぃ、ちゃん…ぁんん、ぅぅあう」

妹が俺の手をギュッと握ってくる。
最初はいやらしい声を堪えていたが、今はほとんど声を出してしまっている。
そんな声を出すたびに、顔を赤くしてそらしてしまう。

「んぁ、ぁあ、ぁああぅぅう、あ、っあ、あああぁぁん、んむ、んぁあ、ぁあ!」
「あ、おに、ちゃぁ、んっ、ぁああ、っ……はぁ、ん、ちゅ、ぁ、っあ!」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:48:42.58 ID:2CYsdZq80
「ん、っあ、あたし、もぅ、はぁ、んんん!…ぁああう、はぁ、んちゅ、れろ」
「さ、っき、みたぃ、っに、ぁぁん、はぁんからだが、あつ、くて……」
「んぁぁあぅう、ぅん、ちゅ、んちゅ、んれろ、ぁあ、っあううぅん」

う…俺も限界が近い。
妹もそう見える。
ラストステップを踏む。

「んんん!…っあ、おに、ちゃ、んんぅぅう、あぁぁぁあああぅ」
「はぁ、ぁんっ、んぁああん、んっ、っあ、んぅう、ああぁ、んんっ、あぅ」
「ぁあ、あたし、あ、たし、もぅ、んっぅう、イく、よ、んぁぅぁあ」
「おにちゃ、ん、あ、ん、おに…っあぁん、イくっ、あ、っぁあ、ぁぁぁあぁあああんんっ!!」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:53:02.99 ID:2CYsdZq80
……ドクドクと妹の膣内に流し込む。
全て出し終えて、モノを抜こうとしたが妹に止められた。

「ふふ、中に出しちゃったね」
「…………」
「責任とってねっ?」

なに嬉しそうに言ってるんだ、馬鹿妹。
親の存在と世間の目……どうすれば…

「大丈夫だよ」
「ど、どうして!」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 05:59:44.27 ID:2CYsdZq80
「実は、小さいころから、ママに相談してたんだ」
「なにを?」
「お兄ちゃんと結婚するにはどうすればいいか」
「はっ!?」
「最近もたまに話してたんだ」
「つ、つまり…」
「ママはあたしがお兄ちゃんのことスキだって知ってるのですよ」

男としてねっ、とか言ってキスしてくるとかかわいすぎる。

「それにママなら許してくれるよ」

まあ、あのひとは息子のエロ本を興味深々で見てくる人だからな。
夕食の時にあの本はどうだとかはやめて欲しいが。


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/23(金) 06:07:07.41 ID:2CYsdZq80
「父さんは?」
「ほとんど帰ってこないじゃん、ばれないバレナイ」
「友達とかには?」
「ミンナ ニハ ナイショ ダヨ」
「じゃあ、周囲は一生俺のこと彼女無しと思うじゃないか!」
「お兄ちゃんなんだから、それぐらい我慢してよー」

ん?というか、妹まだぱんつはいてな…
やばい、興奮してきた。
そして、おれもぱんつはいてな・・・

「あれれ〜体は正直ですな〜」
「くっ…」
「もう一回…しよっか……おにいちゃん」

悪魔のささやきだとは気付かず、してしまったが。
妹がなぜか持っていたSMグッズで一日中しごかれることになる。
まあさいごに、「大好きだよ、お兄ちゃん」と言ってくれたので、万々歳だ。


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男「楽しくなくて生きてるのがつらい」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:27:49.16 ID:zBAVcHP/0
男「はーぁ……なんで生きてるのかねぇ」

男「普通に学校でて」

男「普通に就職して」

男「職場で怒られ」

男「ヘマして」

男「また怒られて」

男「家に帰ったらくたくたで」

男「ただ寝るだけの生活」

男「休みの日には……やることなくて」

男「……つまらない人生だ」



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:32:38.60 ID:zBAVcHP/0
男「はぁ……どうしてこうもうまくいかないんだろうな人生って」

「あーだめなんだー!そんなことしちゃー!」

「だってきもちわるいんだもん!」

男「はぁ……休みの日に公園のブランコに座ってるおっさんって……」

男「まだ20代だけど……」

男「いきなり鉄骨が上から落ちてきて……」

男「死ねたらなぁ……」

「ばっちー!きもちわるいからくるなよー!」

「ま、まってよう!」

男「あぁ……ガキどもの声が耳障りだ……」

男「どこかの店にでも……」

男「行ってもやることがない……」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:37:40.27 ID:zBAVcHP/0
どんっ

男「いてっ」

「ご、ごめんなさい!」

「あー!ばっちいのそのひとにつけたー!」

男「ばっちいの?」

男「ただのボール……」

「ご、ごめんなさい……」

男「いや、いいよ」

男「ところで、このボールになんかあったの?」

「えっとね……その……」

「そのぼーる!いもむしつぶしたのがついてるのー!」

男「え?」

「ご、ごめんなさい」

男(最近のガキは命の重みがわかっとらんな……)



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:45:05.97 ID:zBAVcHP/0
男「えっと……君、名前は?」

幼女「幼女……」

男「えーっとね……幼女ちゃん」すっ

幼女「っ!」びくっ

男「気持ち悪いからって、生き物をそんな簡単に殺しちゃだめだよ」ぽんっ

幼女「あっ……」

幼女「うん……」

男(……気持ち悪い生き物……まさに俺のことだな)



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:49:02.53 ID:zBAVcHP/0
男「はい、ボール」

幼女「……ありがとう」

男「生き物は大切にね」

幼女「うん」

幼児「ふたりともきたないぞー!」

男「君、ちょっときなさい」

幼児「うっ……」びくっ

男「この子も少し悪いところがあったけど」

男「あんまりそういったことをずっと言ってるもんじゃないよ」

幼児「でもきもちわるいもん!!」

男(はぁ……子どもは素直だがうざいなぁ……)



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:53:56.53 ID:zBAVcHP/0
男「別に俺がどうこういうことでもないか……」

男「それじゃね」

幼女「あ、おじさん」

男(まだ20歳過ぎなんだけどなぁ……)

幼女「ぼーる。ありがと!」

男「いーえ」

男(こういう素直さはかわいいんだけどな)



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 20:58:26.93 ID:zBAVcHP/0
男「すみません」

上司「ったく、いわれたこともできない」

上司「何度言ってもわからないやつはここには必要ないんだよ」

男「すみません」

上司「お前の『すみません』は聞きあきた」

上司「全然言葉に重みがない」

上司「すみませんがお前の代名詞みたいになってるぞ」

男「……すみ……ません」

男(……ダメダメだ)

男(……車に突然はねられて死ねないだろうか)

男(……)

男(そんな勇気ねぇしな……)



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:04:58.90 ID:zBAVcHP/0
男「はぁ……」

男「どうしてこうも仕事もうまくいかないんだろう」

男「家に帰って悪かったところを振り返ったり」

男「自己的に勉強とかもしてる」

男「……要領が悪すぎる」

男「はぁ……生きてるのがつらい」

男「……」

男(風呂で息を止めれば死ねるかな……)

男「……無理だろうな」

ちょいちょい

男「?」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:08:37.59 ID:zBAVcHP/0
幼女「おじさん!」

男「……だれ?」

幼女「あっ……」

男「あぁ、この間の……」

幼女「えっと……」

男「なに?」

幼女「えっとね……」

男「……こんな夜中に外で遊ぶもんじゃないよ」

男「早く家に帰りなさい」

幼女「おうち、かえりたくない」

男「…………」

男「家はどこだい?」

幼女「…………」

男(……なんか誘拐みたいになるじゃん)



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:10:26.80 ID:lJzhOUSM0
おじさんの人生終了フラグ



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:10:37.88 ID:zBAVcHP/0
とことこ

男(仕事帰りに公園で一休み……)

男(と思ったら)

幼女「…………」

男(こりゃ警察に届けるしかないかな……)

幼女「……ここ」

男「って、ん?ここがどうしたの?」

幼女「……いえ」

男「家って……」

「あっ!!いた!!」

「こら!幼女ちゃん!!こんな時間にどこ行ってたの!!」

幼児「みんなしんぱいしてたんだぞー!」

男「…………」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:11:47.24 ID:zBAVcHP/0
女「えっと……あなたは?」

男「しがないサラリーマンですよ……」

女「…………」

男(……不審に思われてるな)

男「公園で休んでたらその子に声を掛けられて、一応警察に行こうとしたんですけど……」

幼児「あっ!おじさん!」

女「え?幼児くん知ってるの?」

男(……だから、まだ20過ぎだって)



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:15:46.87 ID:zBAVcHP/0
女「そうだったんですか」

男「そういうことです」

女「すみません、ご迷惑をおかけして……」

男「いえ……それでは……」

女「あっ、えっと……ありがとうございました」

女「ほら!幼女ちゃんも!」

幼女「……」

男「……バイバイ、幼女ちゃん」

幼女「……ばいばい」

男(帰っても寝るだけ……しんどい)



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:19:05.10 ID:zBAVcHP/0
次の日―――公園。

男「たまの休みに外に出るのもいいが」

男「やることがない……」

男「…………」

男「外に居れば事故に巻き込まれて死ねるかもしれない」

男「なんて考える日が増えてくる……」

男「飛行機が降ってきてつぶされないだろうか……」

男「……ないだろうな」

男「…………」

男「帰って寝るか」

男「…………」

男「つまらないな……俺の人生」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:24:09.97 ID:zBAVcHP/0
男「……あ」

女「あ、昨日はどうも」

男「いえ」

女「なにしてらっしゃるんですか?」

男「別に……」

女「えっと……」

男「……それじゃ」

女「あ……」

男(……別に話すことなんてないしな)

どんっ

男「……ん?」

幼女「こんにちわ!」

男「……こんにちは」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:27:36.35 ID:zBAVcHP/0
女「あーこら幼女ちゃん!みんなと一緒に遊んでてって言ったでしょ!」

幼女「……ふんっ」

女「……もう」

男「それじゃ……」ぐっ

男「……放してくれないか?」

幼女「いや!」

女「こら!おじさん困ってるでしょ!」

男(俺まだ20……もういいや……)

男「……………」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:29:53.90 ID:vtbLBCfD0
個人の価値観によるね
俺にはとてもうらやましい



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:31:34.49 ID:zBAVcHP/0
女「すみません……休みの日なのに……」

男「……はぁ」

女「ちょっとお茶入れてきますね」

幼女「ねーおじさん、あそぼー!」

男「あー……すまないけど、あっちで遊んでて」

幼女「ぶー!いーやー!」

男「……はぁ……えーっと」

男「幼児くん!……だっけ、ちょっときて!」

幼児「あっ!おじさん!またきたの!?」

男(……だから、おじさん……もういいや)

男「幼女ちゃんとちょっと遊んでて」

男「後で一緒に遊んであげるから」

幼児「えっ!僕とも遊んでくれるの!?やったー!」

男(……無邪気だねぇ)



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:36:55.06 ID:zBAVcHP/0
女「どうぞ」

男「どうも」

男「……」ずずっ

女「すみません、ほんと……」

男「幼女ちゃん、最近来た子ですか?」

女「……やっぱりわかりますか」

男「施設にきたばかりの子……まだ慣れてないから周りと壁を作ってしまう」

男「そんな感じがしますね」

女「そうなんです……」

女「一応、他の子とも徐々に遊ぶようにはなってるんですが……」

女「どうしても私や他の子に一線を引いてしまってるんですね」

女「まだお父さんとお母さんがいなくなったことが受け入れられないから……」

男(施設なんて知らないからな……いろんな事情があるんだろう)ずずっ



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:38:48.15 ID:zBAVcHP/0
女「引きとめてしまってすみませんでした……」

女「もし忙しいようでしたら子どもたちが向こうで遊んでるうちに裏口から……」

男「いえ、家に帰ってもどうせ寝るだけです」

男「子どもと遊ぶってのもいいかもしれません……」

女「……そうですか」

男(まぁ……子どもは苦手なんだが……)



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:42:33.05 ID:zBAVcHP/0
男「えっと……」

幼女「だるまさんがこーろんだ!」

男「…………」

幼児「おっとっと」よろっ

幼女「ようじくんうごいた!」

幼児「う、うごいてない!」

幼女「うごいたでしょ!」

幼児「うごいてないもん!」

男「……幼児くん、見苦しいぞ」

男「男は正直に動いたことを認めるんだ」

幼児「くっそー……」

男(…………なんでだるまさんがころんだ)



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:46:51.83 ID:zBAVcHP/0
幼女「ねーつぎはなにしてあそぶー!?」

幼児「おえかきしよー!」

少年「ねー僕たちも仲間にしてー」

少女「いいよねー?」

男(い……いつのまにこんなに……)

女「ほらほらみんな、男さんが困ってるでしょ」

女「男さんはお仕事が休みでたまたまうちに来ただけなんだから、あんまり無理言わないで」

幼女「……ふんだ」てててっ

男(……女さんが嫌いなのか、いや……)

男「幼女ちゃん」

幼女「……」くるっ

男「おに……おじさんと一緒にあそぼうか」

幼女「!」ぱぁっ

男(おっ、顔が一気に明るくなったな)



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:49:26.64 ID:zBAVcHP/0
男「ぐ……ぐへへへっ……幼女ちゃん……い、いいことしようぜぇ」←※棒読み

幼女「やー!おとこさんのえっちー!」

男「や、さすがにこれはまずいぞ!」

少女「カーット!!」

少女「男さん!だめですよ!まだ少年仮面が登場する場面じゃないんですから」

男(こ……このシナリオを考えたのはこの子か!なんて脚本書きやがるんだ!!)

少女「はいっ!もう一回!」

男(くそっ、なんたってこんなこと……)



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:54:09.60 ID:zBAVcHP/0
幼児「あー!今日はとってもたのしかったー!」

少女「役になりきれてないわ!次はもっと心をこめてくださいよ!」

少年「次はいつくるのー?」

男(……休みの日なのに疲れた……)

女「ほらみんな、おじさんにあいさつして」

少年少女幼児「ありがと!」

男「いーえ……」

幼女「……………」

男「…………どうしたの?」

幼女「……かえっちゃやだ」

男「……でもねぇ」

幼女「わたしをおいてかないで!」

幼女「まま、ぱぱ……うえ〜ん」

男「……」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:55:58.66 ID:zBAVcHP/0
会社

男「すみません」

上司「……もういい」

男「…………」

上司「お前の営業成績は部内でも最低だ」

上司「そろそろ、腹くくったほうがいいぞ」

男「……はい」

男(……死にたい)



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:58:08.95 ID:zBAVcHP/0
男「疲れた……」

男「……今週もようやく週末」

男「……俺の終末はいつくるんだろう」

「たぁ!」

どかっ

男「うわっ!?」どさっ

「ご、ごめんなさい!」

男「ててっ……って、幼女ちゃん……」

幼女「こんばんわ!せんせ!」

男(……いつのまにか先生になってる?)



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:59:45.66 ID:Uhp1qr7f0
>>幼女「こんばんわ!せんせ!」





萌えた



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 21:59:56.14 ID:zBAVcHP/0
女「すみません……何度も……」

男「いえ……」

少年「あー!先生だ!」

少女「先生!新しい台本つくったの!またやりましょー!」

幼児「ぼくとあそぶんだよー!」

男「あははっ……俺、大人気だな……」

女「ふふっ……男さんがくると途端に元気になるのね」

幼女「ねーせんせ、きょういっしょにねよー」

男「……はぁ」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:04:27.14 ID:zBAVcHP/0
幼女「ねーねー」ぐいぐい

女「こら、男さん困ってるでしょ!」

幼女「ふんっ!」ぷいっ

女「すみません、いつもご迷惑を……」

男「いいえ……」くるっ

男「幼女ちゃん」ぽんっ

男「また明日来てあげるから、今日はみんなと寝てね」

幼女「ほんと!?やくそくよ!ぜったいきてね!」

男「あぁ……」

男(とりあえず……今日は帰って寝ないと……)

男(疲れが……)



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:07:59.14 ID:zBAVcHP/0
男「疲れが……とれなかった……」

幼女「ねー!今日は何して遊ぶー?」

男「はいはい、今日は本を読んであげるから」

男(体力を使わず……時間をつぶすのにピッタリなものだ……)

一同「わーい!」

男(しかも喜んでくれた……完璧だな……)

少女「それじゃあこの本よんでー」

男「どれどれ」

男「『夜の街―――。女の悲鳴がこだまする。女の瞳に映るのは一人の大男の姿だ』」

男「『『やめて、いやぁ!』。女が叫ぶと男は無理やりにそのいきり立った……』」

男「…………」

少女「続きは?」

男「こ、子どもが読む本じゃありません!」

少女「私が書いたのよ?」

男(す……末恐ろしい小学生だ……)



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:12:40.15 ID:zBAVcHP/0
男「『―――魔女は七人の小人とともに森で静かにくらしましたとさ』」

男「めでたしめでたし」

ぱちぱち

男(結構時間がつぶれたな……)

幼女「ねーつぎはおりがみしよう!」

男「ちょっと休んでからね」

幼女「はーい!」

幼児「ようじょ!あっちであそぼー!」

幼女「うん!」

男(助かった……)

男(でも、なんか幼女ちゃんも前と比べて随分馴染んできたんじゃないか?)

男(まだ一週間くらいしかみてないけど……)



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:15:46.08 ID:zBAVcHP/0
女「お茶です」

男「ども」

女「幼女ちゃん……あなたと会ってからずいぶん笑うようになりました」

女「ありがとうございます」

男「いや……別に俺のおかげとかじゃないし……ぜんぜん……」

女「あなたのおかげですよ、ふふっ……」

女「他の子も、あなたが来るのが楽しみにしてるんですもの」

男「……そうですか」

男(俺を……俺が来るのを……待ってくれてる……か)



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:18:29.29 ID:zBAVcHP/0
少女「テーイク1!」

男「ぬっ……少年仮面……」←※棒読み

少年「幼女ちゃんを離せ!怪人『ペニ●マン』!」

男「ちょっとまてぇ!!!」

少女「カット!なんなの!?」

男「なんなのじゃない!なんだその怪人の名前は!」

少女「そりゃ、まだ5歳の女の子にいたずらしようとするんですもの」

少女「正式名称は変態怪人『ペニ●マン』よ?」

男「こんなところで年齢とか、現実設定もちだすんじゃない!!」

男「子どもならもっと子どもらしくしなさい!!」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:23:06.21 ID:zBAVcHP/0
少女「まぁ、前と比べてよかったわね」

男「そりゃどうも……」

少年「ねぇ先生、次はいつ来るの?」

男「そうだな……」ぎゅっ

男「ん?」

幼女「かえっちゃやだ……」

男「……そういうわけにも」

男「……よし、それじゃ、また明日くる」

幼女「またあした?」

男「あぁ……また明日……」

幼女「ぜったいだよ!」

男「あぁ、必ずくるよ……」

男(だから……今日はおうちに帰して……疲れた……)



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:28:10.10 ID:zBAVcHP/0
男「……で、疲れのとれぬまま本日に突入したわけで……」

女「ほんと、大丈夫ですか?」

男「え、えぇ……」

幼児「きょうはつるつくるよー!」

男「鶴はむずかしいぞ?まぁ、よくみて覚えて……」

男「ここはこうやって……」

幼女「ふむふむ」

少年「僕できるよー!ほらっ!」

少女「甘いわ!私なんかほれ!」

男「!?」

男「す……すげぇ……なんだこのつまようじの先でしか作れんような鶴は……」

少女「ほーっほっほっほ!」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:32:22.43 ID:zBAVcHP/0
男「だいぶ作れるようになったな」

幼児「せんせえ、しってる?」

男「ん?」

幼児「つるって1000びきあつめるとしあわせになるんだよ」

男「鶴は○羽って数えるんだよ」

男「それとそれは千羽鶴だね」

男「千羽折ると、願いが叶うんだよ」

幼女「おねがいかなうの!?」

男「あぁ、昔からそういわれてるよ」

幼女「じゃあせんばおる!」

幼女「ぱぱとままに……あえますように♪」

男「ぁ…………」

男(……変なこと教えちゃったかな)



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:37:48.23 ID:zBAVcHP/0
少年「ねー先生、ちょっとだけいい?」

男「ん?どうした?」

少年「……えっと……その……」もじもじ

男「?」

少年「ちょっと来て」ちらちらっ

男「なんだ?」ちらっ

少女「で、ここはね、こう折って……」

男(少女ちゃん見てもじもじと……)

男(……まさかとは思うが)

男(どうでもいいが、少女ちゃん)

男(まだその子たちにつまようじで折る鶴は無理だ!!)



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:39:47.85 ID:zBAVcHP/0
少年「…………えっと」

男「先に言っておくと、恋愛の話はからっきしだけど」

男「それでもいいなら話は聞くよ」

少年「…………」

少年「えっと……先生……いや、男さん」

男「なんだい?」

少年「好きです」

男「…………」

少年「……付き合ってください、いろんな意味で」

男(……耳がおかしいのかな。そろそろ外耳道取りかえる時期だっけなぁ……)



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:43:43.82 ID:zBAVcHP/0
少年「あなたが来たときから……」

男「待て少年。それはギャグで言ってるのか?」

少年「え?」

男(そ……そんなピュアボーイな目で俺を見るな!!)

少年「えっと……」

男「えっとだな……君もまだ若いんだし、過ちもいっぱいするだろう」

男「考え直したほうが……」

少年「っ……」ぷるぷる

男(えぇ!?泣くの!?)

男(お……俺が泣きたいよ!!)



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:48:26.00 ID:zBAVcHP/0
男「あ、あのな少年!話を……」

「キャハハハハハ!!!」

男「!?」

少年「も、もう駄目だ!!ぶははははっ!!」

男「んなっ!?」

少年「ねえちゃん、もうちょっとこらえててよ!」

少女「あ、あんただって途中で笑いそうになってたじゃない!」

男「……これは」

少年少女「きゃははははっ」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:50:56.28 ID:zBAVcHP/0
少女「いったーい……」

少年「痛いでござる」

男「大人をからかった罰」

幼女「せんせ、どうしたの?」

男「ん?なんでもないよ」

幼女「はいっ、これ!」

男「ん?おー、これは……」

男「……か……カエル?」

幼女「……つる」

男「つ、鶴か!つるだな!うん!これは鶴だ!!」

男「い、いやぁ!鶴にしかみえないからてっきりカエルなんて言っちゃったよ!」←※意味不明

幼女「わぁい!」←※とりあえずほめられて喜ぶ幼女



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:57:07.05 ID:zBAVcHP/0
幼女「ぷれぜんと!」

男「え?いいの?」

幼女「うん!」にこっ

男(いらないんだけどな……)

男「で、でもあと千羽作るの大変だよ?」

男「それもそのうちの一つにしておいた方が早く作れるんじゃないかな?」

幼女「いいの!これはせんせにつくったの!」

男「あはははっ……それじゃ……ありがたく受け取っとくよ……」

男(いらないなぁ……)



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 22:58:31.53 ID:zBAVcHP/0
女「今日もありがとうございました」

男「いいえ……」

男(疲れた……)

幼女「せんせ……また来てね」

男「あぁ……」

幼児「ぜったいだよ!」

男「またね……」

少年「先生……僕……先生のこと……」

少女「ブッ!」

ゴチンッ

少年少女「いったーい!」

男「ったく……」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:01:49.53 ID:zBAVcHP/0
どさっ

男「ふー……疲れた……」

男「明日……仕事行きたくないなぁ……」

男「…………」

くしゃっ

男「ん?」ごそごそ

男「……カエル……じゃなくて鶴か」

男「……どうして幼稚園児ってのはこうゴミを作るのが好きなのかねぇ」

男「…………」

男「寝るか……」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:06:12.93 ID:zBAVcHP/0
男「で……死の期間(月〜金)を終えてようやく家路につく途中だった……」

男「俺はまたしても……」

幼女「せーんせ!」

男「幼女ちゃん……どうしていつも夜に公園前で俺を捕まえるのかな」

幼女「いつもこことおるから!」

男「また明日いってあげるから……今日はおとなしく帰って、ねっ?」

幼女「おんなのこがひとりでよみちあるくときけんなのよ!」

男「ま……ませたことを……」

幼女「へんたいかいじんぺに○まんにおそわれちゃったらどうするの!」

男「だめだ!そのワードは幼女ちゃんは使っちゃいけない!!」



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:09:40.31 ID:zBAVcHP/0
男「で、また送りにきたわけです」

女「すみません、ほんっとに……」

女「もう、ダメよ……」

幼女「はーい!」

男(おっ?)

女「はい、帰ってきたら手を洗ってうがいして!」

幼女「はーい!」てててっ

男(今日はずいぶん素直に女さんの言うこと聞いてるな……)

女「……ありがとうございます」

男「いや、もうなんか慣れました……」

女「いえ……今の、見てもらったらわかると思ったんですが……」

男「ずいぶん、いうこと聞いてくれるようになったみたいですね」

女「あなたが来てから……あの子、ずいぶん前向きに接してくれるようになりました」

女「本当に感謝してもしきれません……」



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:14:45.59 ID:zBAVcHP/0
男「いえ……それでは……」

女「あっ、男さん」

男「はい?」

女「明日も……来てくれますか?」

男「……一応、幼女ちゃんと約束しましたから」

女「そうですか」

女「ぜひ、お待ちしてますね」

男(……待たれてもなぁ)

男(……またくたくたになりそうだ)



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:19:07.92 ID:zBAVcHP/0
男「わはははっ」←※棒読み

男(……と思ってたらなんかのりのりだな、俺)

男「どうだ参ったか、少年仮面」←※棒読み

少年「くっそう……」

「まてい!」

男「なにやつ」←棒読み

幼児「ようじかめんさんじょう!」

幼児「とうっ」ばっ くきっ

幼児「わっ!」こけっ

幼児「いたた……うっ……うぅ……」

幼女「だ、だいじょうぶ?」

幼児「……うん、おとこのこはなかないんだ」

男(……なんか和んだ)



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:26:31.06 ID:zBAVcHP/0
少女「うん、ずいぶん良くなってきたわ!」

少女「それじゃ、次はシーン28」

少女「女先生、用意して」

女「え?私?」

少女「えぇ、次は怪人『ペニ○マン』と『○ァギナウーマン』の共演が……」

女「小学生が、女の子がそんな言葉つかうんじゃありません!」

少女「えー」

男(……どこからそう言った言葉をひろってくるんだ)くいっ

男「んっ?」

少年「先生、ちょっといい?」

男「…………」



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:29:13.99 ID:zBAVcHP/0
男「何?」

少年「……いや、この間はごめんなさい」

男「いや、いいんだけど……」

少年「ちょっと相談が……」ちらちらっ

男(またこのパターン……次は騙されんぞ)


男「で、前と同じところに来てなにを?」

少年「えっと……好きなんです」

男(またか……)

男「悪いけど、もうその手は通用しないよ」

少年「違うんです。その……ねえちゃんが……少女が好きなんです」

男「はいはい」

男「だからそういうのはもう通用しないって……え?」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:33:47.37 ID:zBAVcHP/0
少年「僕、小さいころからここにいて、少女はずっとねえちゃんでした」

少年「今じゃ、ねえちゃん以上に好きなんです……どうしたらいいですか?」

男(……恋愛経験0の俺にケンカ売って……いやいや)

男(いたいけな少年が俺を頼っているんだ、ここはなんとかして……)

少年「えっと……」

男「よし、俺がその旨伝えよう」

少年「……それはちょっと」

男(……俺の作戦が失敗しただと!?)



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:38:11.76 ID:zBAVcHP/0
男「――――。よしっ、作戦は完璧だ」

少年「ついに……告白する日が……」

男「がんばれ。おれ……せ……」

男「せ、先生は、応援してるぞ」

少年「……」ぽかーん

少年「う、うん!」にこっ

男(漢の一大決心が無駄にならんよう、サポートせねば!)

がらっ

少女「あ、先生、どこいってたの?」

男「ん?まぁちょっとな」

少女「?」

男「おっ、今日もおりがみか」

幼女「せんせ!4つめできた!」

男「お〜……見事なつるだ!」

男(どうみてもUMAです……)



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:42:11.68 ID:zBAVcHP/0
男「幼児くん、幼女ちゃん」

幼児「ん?なーにー?」

男「散歩いこっか」

幼女「わーい!散歩だー!」

男「女さんもついてきてくれますか?」

女「え?」

男「ちょっとだけですんで」

女「あ……はい……」

少女「それじゃ、私も義弟、義妹たちの安否の確認に……」

男「君は台本でも書いてなさい」

少女「な……なにをう!?」

男「とりあえず、二人は留守番で」

少女「……ふんだ」



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:43:58.22 ID:zBAVcHP/0
男(さぁ……場は与えた……後はがんばれ)

男「……とはいうものの気になる」

女「え?」

男「女さん」

女「な、なんでしょう?」

男「すみません、忘れ物が……」

女「それじゃ、一緒に取りに戻りましょうか」

男「い、いえ、先に行っといてください」

男「それじゃ!」

女「?」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:45:15.22 ID:zBAVcHP/0
少女「ったく……なんだってのよ」

少女「えーっと……『その時、濡れた女の○部に男の手がスクリューの如く……』」

がらっ

少年「ねえちゃん」

少女「なあに?今忙しいとこなんだけど」

男(……よし、入ったな。がんばれ、少年)

少年「……僕のことどう思ってる?」

少女「奴隷」

男(即答で……あ……あんまりだ)



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:51:45.55 ID:zBAVcHP/0
少年「……ねえちゃん」がっ

少女「っ!なによ!」

男(おっ、肩つかんで……)

少年「好きです」

男(言ったー!!)

少年「……ずっとずっと好きでした」

少女「…………」

男(少女の反応がいまいちわからんな……)

少女「えっと……それ本気で言ってるの?」

男(おぉ!?これは好感触!?)



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:52:19.87 ID:hZJN2OOs0
好感触期待age



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:52:44.56 ID:zBAVcHP/0
少年「本気だ!」

少年「ずっと好きだった!」

少女「……そ……そう……」

男(…………こ、これは)

男(やべぇ……なんて青春してやがんだこいつら……)

少女「だったら態度で示しなさいよ」

少年「え?」

男(え?)

どさっ

少女「わ、私、いろいろ知識はあるけどしたことないから」

少女「……態度で示しなさい」

男(き、急展開!!!??)



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:57:03.37 ID:zBAVcHP/0
少年「っ!」ぐいっ

少女「むっ!!」

男(少年いったぁ!!??)

ちゅっ ちゅっ

少女「んっ……」

少年「むっ……んっ」

男(……えっと……確か彼らは小6と小5だったな)

男(……ま、まぁこの辺りまでなら)

少女「じゃあ次は下を……」

男「それはダメだ!!!」がらっ

少女「あら先生、もう出てきたの?」

男「まだ中学生にもなってないのにそれは……!!」

男「…………」

男「……『もう』?」



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:58:20.89 ID:zBAVcHP/0
女「ふふふっ、そうだったんですか」

男(もう誰も信じない!)

女「彼女、すごいわね……あなたが来てから磨きがかかってきたっていうか……」

男「僕を実験台につかわないでほしいです……」

女「……彼女の母親、結構有名な脚本家だったの」

男「…………」

女「その影響もあって、ああやって昔から脚本の勉強や練習をしてるんです」

女「本人は脚本家兼女優めざしてるみたいですけど」

男(……なんかあっち方面の女優になりそうな気がするんだけど)

女「最近は目に見えて活き活きしてるんですよね」

男「……まぁ、それはいいことですけどね」

男(周りが傷つかなければもっといいんですが……)



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/05(土) 23:59:05.36 ID:zBAVcHP/0
幼女「きょうは8こできたー!」

幼児「ぼく10こできたよー!」

男「おっ、がんばったなー」

男「まぁ、そろそろ帰る時間だから」

幼女「せんせ!あしたもくる?くる?」

幼児「くるよね!せんせえ!」

男「あぁ、また来るよ」

幼女・幼児「ぜったいだよ!」

男「必ずね」

少年「それじゃ、明日はまた期待しといて」

少女「もっと凄いの用意しといてあげるから」

男「うっせぇ、マセガキども」

少年少女「きゃははははっ」

男「ったく……」くすっ



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:01:19.84 ID:9jpLiDHV0
だめだ・・・眠い
朝まで残っててくれ



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 01:01:53.33 ID:xyFnEGS90
>>89には申し訳ないな……たぶん朝まで持たないと思う。
仕事で嫌になって書いた話。
もちろん先が読める展開なのは仕様です。
明日は仕事あるし>>89のためにってのはできないんだ……すまぬ



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:03:38.69 ID:xyFnEGS90
月曜日

男「さーて、仕事行くか」

男(……なんか、ちょっとだけ元気だな。俺)

男(前は嫌で嫌でしかたなかったのに……)

幼女『あしたもきてくれるよね!』

男「……」

男「ちょっとした生きがい……ってやつかな」

男「がんばろ……」

――――仕事帰り。

男(……今日もダメダメだった)

男(死にてぇ……)



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:08:11.07 ID:xyFnEGS90
日曜日

男「さて、鶴もいっぱいになったなぁ」

少女「よしっ、これで百羽目ね!」

男「……そのつまようじの先で作った鶴だけで百羽って、どんだけかかったんだ?」

少女「一羽作るのに約10分くらいだから」

少女「10分×100羽で1000分」

少女「1000分÷60分で16.66666……」

少女「まぁ一日あれば……」

男「いやいや、それは……」

幼女「まだこれだけー……」

男「すごいすごい!これだけ作れれば願いも叶うかも!」

男(……この言葉は……エゴだな)

幼女「えへへっ……」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:09:16.43 ID:xyFnEGS90
女「ありがとうございました、本当に毎週きてもらって……」

男「いえ……こちらも、少しずつですけど……」

男「生きてるのが楽になってる気がします」

女「え?」

男「……僕、正直、毎日がつまらなくて、生きるのがつらかったんです」

女「そうだったんですか」

男「偶然……なんですかね」

男「幼女ちゃんがこうやって僕になついてくれて」

男「今はこうやって彼女たちと過ごすこの時間が何よりも僕の生きがいになってる」

男「自暴自棄…………に、ならないですみました」

男「彼女が僕の、天使だったのかもしれませんね」

女「ふふっ、そうですか」

女「みんなも、それを聞いたらよろこびますよ」



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:14:23.22 ID:xyFnEGS90
男「それじゃ」

少年「さらばじゃ、変態怪人」

男「だまれクソガキ」ぐぐっ

少年「あぁ!!アイアンクローはやめて!!」

少女「それじゃ、次はもっと凄いの用意しとくからね」

幼児「せんせえ!またあした!」

男「おう」

少年「先生、また来てね」

男「どうかなー」

幼女「せ、せんせあしたこないの!?」

男「え?」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:16:41.97 ID:xyFnEGS90
幼女「きてね!ぜったいきてね!」

男「あ、あぁ、もちろん来るよ」

幼女「せんせ!やくそく!」

男「あぁ、約束だ」

幼女「ぜったいだよ!ぜったいきてね!」

男「あぁ、もちろん」

男「先生が約束破ったことあったかい?」

幼女「えっと……ない!」

男「だろ?よし、明日もくるよ!」

幼女「うん!」

男「それじゃ、ばいばい」

幼女「ばいばい!」

女「また、来てください」

男「えぇ、ぜひ」



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:27:34.97 ID:xyFnEGS90
とことこ

男「ふー……なんだかんだで通い始めて一カ月近くになるのか」

男「幼女ちゃんもはじめと比べて随分女さんになついてたなぁ」

男「鶴もだいぶ鶴らしくなってきたし」ごそごそ

男「こいつも、よく見りゃ鶴か」

男「……いや、カエルだな」

男「……ふふっ」

男「……俺も、知らん間に助けられてたんだな」

男「生きがい……に、なってるのかな……」

男「……とりあえず、明日のために体力を回復させねば」

男「近道してくか!よっと!」ずるっ ごろごろっ

男「おっ!ぐっ!?」ばきっ どかっ ぐきっ 

男「っ!!」どんっ!

…………



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:32:43.22 ID:xyFnEGS90
女「……」

幼女「……」

幼児「せんせえ、おっそいねぇ」

女「何か用事があって遅れてるのかもしれないわね」

少年「少女に嫌気がさしたんじゃない?」

少女「あんたこそ、へんなこと言ってたからじゃないの!?」

少年「なんだよ!」

少女「なによ!」

女「こらこら、ケンカしない」

女「ちょっと、私夕飯の買い出し行ってくるから、男さんが来たら上がって待っててもらって」

少年・少女「はーい」

女「幼女ちゃんも、先生がきたらあいさつしてね」

幼女「……うん」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:34:21.73 ID:xyFnEGS90
女(ホントは男さんが来てから夕飯の買い出しに行くつもりだったけど……)

女(男さん、どうしたのかしら)

「まぁまぁ聞きました奥さん」

「ん?なにが?」

「まぁまぁそこの階段あるでしょう」

「ん?なにが?」

「まぁまぁ昨日、そこの階段を転げ落ちた男の人がひどい重体なんですって」

「ん?なにが?」

「まぁまぁ、しかもその人、一人暮らしらしくて身よりもないそうなんですって」

「ん?なにが?」

女(男の人……重体……)

女(……ここって……前に幼女ちゃんが男さんと会ったっていう公園よね)

女「すみません、その男性って……」

「ん?なにが?」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:35:20.90 ID:xyFnEGS90
少女「で、ここをこう折るとね」

少年「……わかった!ピサの斜塔だ!」

少女「違うわよ、モナリザよ」

幼児「なにそれ?」

少女「有名な画家よ」

少年「違う。有名な絵画だ」

少女「それはムンクよ」

少年「それが画家だ」

幼女「……せんせ……おそいな」



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:38:10.90 ID:xyFnEGS90
男「……うんっ……ここは」

「よくきた、さぁ、その階段を上ってくるがよい」

男「え?」

「お前はかねてから死にたいと言っていたな」

「ようやくその願いが叶ったのだ」

「よろこぶがいい」

男「……死?」

「まぁ覚えていなくて当然だろうが」

「お前は事故にあって死んだのだ」

男「へー……」

男「…………」

男「…………」

男「えー……」



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:39:07.85 ID:xyFnEGS90
少女「にしても女先生遅いわね」

少年「出てってから2時間くらいになるんかねぇ」

幼児「せんせえまだこないのー?」

少女「……遅刻もいいとこね」

少年「僕の告白が効いたのかしら?」

少女「私たちの演技についてこれなかったのがくやしくて家で泣いてるんだわ」

幼女「……」おりおり

少女「あら、ずいぶんつくってるわね」

幼女「……うん」おりおり

少年「……えっと、おかあさんとおとうさんに会うためにつくって、イテッ」どかっ

少女「……」

少年「い、いや、ごめんなんでも……」

幼女「……ちがうの」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:40:35.12 ID:xyFnEGS90
幼女「いまは、せんせがはやくこないかなって」

幼女「つくってるの」

少年「そっか」

幼女「うん……」おりおり

幼女「でね、せんせがずっとここにいてくれるように」おりおり

幼女「おねがいするの」おりおり

少女「そっか。それじゃ、おねえちゃんも手伝うわよ!」

女「ただいま」

少年「お帰り、おそかったね」

女「う、うん。ちょっとね……」

少女「あ、女先生」

幼児「せんせえもいっしょにつくろー」

女「ちょっと、ごめんなさい……疲れてて……」

少女「……先生大丈夫?顔色悪いけど」



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:41:23.54 ID:xyFnEGS90
女「うん……」

少年「あれ?買い物行ったのに買い物袋がないとはどういうことだ?」

女「そ……それは……えっと……売ってなかったのよ……なにも……」

少女「……顔色の悪い先生。買い物に行って何も買って来なかった」

少女「そして、明らかに何かを隠そうとするよそよそしい態度」

少女「……先生、警察に行きましょう」

女「……」

少年「な、なんで!?」

少女(あんたにはわからないかもしれないけど、あれは強●されたに違いないわ)

少年「ごうかん?」

女「ち、違うわよ!」



109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:42:50.16 ID:xyFnEGS90
少女「今、幼女ちゃんが『うちに先生がずっといてくれるように』って願い事で鶴折ってるんですから」

女「……先生ね」

女「……今日は来ないわ」

少女「え?」

幼女「……」ぴたっ

女「……ごめんなさい」

少年「どういうことですか?」

女「……」

少女「話してくださいよ。わからないじゃないですか」

女「……とにかく、先生は今日は来ないの」

女「とりあえず、少しの間はこないことになっ……」

幼女「くるもん!!」

女「!?」



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:46:55.12 ID:xyFnEGS90
幼女「せんせ、ぜったいくるっていったもん!」ぐすっ

幼女「せんせ!やくそくやぶらないもん!」ぐすっ ぽろぽろ

幼女「せんせ……うそ……つかっ ひっく……ないんだもん」ぽろぽろ

幼女「せんせ……せんせ……うっ…うえぇえん」ぽろぽろ

女「…………」

少女「幼女……」だきっ

少女「女先生。話して……もらえますね」

女「……ごめんなさい」ぽろっ



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:47:59.38 ID:xyFnEGS90
男「いやだ!俺は死なない!!」

「この期に及んでお前は何を言っているんだ」

「もう死んでいる身だ」

男「くっ……自分の意志とは関係なく足が……」

男「なんなんだ!この漫画のような設定は!!」

「まぁ、気にせずのぼるがいい」

男「俺はまだ死にたくない!!そう思い始めたんだ!!」

男「生きがいが……生きがいがやっとできたんだ!」

「自分より不幸なものを見るという、生きがいか?」

男「なっ!?」



112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:49:58.78 ID:xyFnEGS90
「自分より不幸な人間を見て、それを喜んで」

「楽しんでいたのではないか?」

「それが自分の生きる楽しみになっていたんじゃないのか?」

男「違っ……」

男「……」

「違うと言い切れるのか?本当に……」

男「……た……確かに心の奥底ではそう思っていたのかもしれない」

「ふん……エゴだな……」

「生きかえればそんなエゴな生活が続く」

「死にたいと思いながら、そういった生活をまだ続けるつもりか?」

男「…………」



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:50:42.81 ID:xyFnEGS90
「『死にたい』」

「そう願っていたではないか」

「それを私は叶えた」

「どうだ?楽になったんじゃないのか?」

男「違う……」

「ん?」

男「俺は……そんな下心をもって彼らに接してきたつもりはない」

「今自分でそうかもしれないと認めたではないか」

男「俺だって人間だ……そう思ってしまったこともあるかもしれない」

男「彼らがかわいそうで、そう思って接してしまったこともあるかもしれない」



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:51:46.43 ID:xyFnEGS90
男「…………でも」

男「でも、それでも言えることがある」

「?」

男「俺は……彼らにとって……」

少年『先生、また来てね』

幼児『せんせえ!またあした!』

男「彼女たちにとって……」

少女『次はもっと凄いの用意しとくからね』

女『また、来てください』

男「俺は……」


幼女『せんせ!やくそく!』


男「必要とされているんだ!」



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:53:46.04 ID:xyFnEGS90
――――――――。

男「…………」

男「……ここは」

女「男さん?」

男「……女さん?」

女「気がついたんですね!?」

男「……俺……目が覚めたんですね」

女「……えぇ」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:55:01.28 ID:xyFnEGS90
女「約束してたのに来ないって……」

女「みんな悲しんでましたよ」

男「……すみません」

女「……ほら」かさっ

男「……カエルの群れ?」

女「怒りますよ?」

男「千羽鶴ですか」

女「みんなで頑張って作ってたんですよ」

女「あれから……あなたが来なくなってからずっと……」

男「……俺のために」



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:56:21.55 ID:xyFnEGS90
女「幼女ちゃんがですね……男さんにずっといてもらいたいって作ってた鶴なんですよ」

男「…………」

女「まだ半分くらいですけど、一生懸命作ってくれたんです」

女「……勝手かもしれないんですけど」

女「幼女ちゃんのその願い……叶えてもらえませんか?」

男「……俺って、そんな価値のある人間なんでしょうか?」

女「……価値ですか」

男「仕事先でもダメ人間で、生きているにも値しない人間だとばかり自分を責める日が続いていました」

女「……」

男「生きていることがつらい……死にたい……」

男「ずっと思ってました……」

男「……それと、彼女たち……幼女ちゃんたちにも……すごく申し訳ない気持ちでいっぱいなんです」

女「え?」

男「…………」



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:57:26.38 ID:xyFnEGS90
男「女さん……俺、やっぱり最低な人間かもしれません」

女「それは……どうしてですか?」

男「俺は……自分より不幸な人間を見ることで」

男「生きがいを見つけてたのかもしれません」

女「…………」

女「そんなことないですよ」

男「……」

女「だって……」

幼女「せんせ!ちこく!」

男「っ、幼女ちゃん!?」

幼児「せんせえ!いつまでねてんの!」

少年「また明日って言って、どうして何週間もこないかな?」

少女「まったく、先生がいないと新しい台本の配役が埋まらないのに!」

女「こんなにいっぱいの人に愛されてるんですから」



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/06(日) 00:58:08.08 ID:xyFnEGS90
――――――――。

男「ふぅ、疲れた」

幼女「せんせ!きょうはカメさんおるよ!」

男「ちょっと待ってね、先生、今勉強中だから」

幼女「ちぇー。いいもん、しょうじょねえちゃんにおしえてもらうもん」

少女「ふふっ、それじゃ、今日はみんなに『女の子の秘密』という本を……」

男「こら少女!!何を聞かせる気だ!!」

少年「ブッ……ねえさん、ちょっとこの内容は……」

幼児「なんかあそこがむずむずするよー?」

女「こ……こら、あなたたちも……」

男「ったく、俺がホントの先生になれるようにこうやって勉強してるんだから」

男「邪魔せずに静かにあそんでなさい!」

一同「はーい」

千羽鶴「……」

END
はてなブックマーク - 男「楽しくなくて生きてるのがつらい」
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