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2010年09月05日

インデックス「赤ちゃんが産まれるんだよ!」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:14:16.88 ID:KW3SJ3jA0 [1/11]
禁書「とうま! 頑張るんだよ!」

上条「ひっひっふー! ひっひっふー!」

禁書「頭が見えてきたんだよ! もう少しかも!」

上条「ひっひっふー! 苦しいー! 不幸だー!」

禁書「新たな命の誕生だよ! 幸せな事なんだよ!」

上条「くっ……! 俺のこの不安な気持ちを、ぶち殺す!」

禁書「殺すなんて言っちゃダメ!」

上条「俺の決めセリフ全否定かよっ!?」
上条「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

 オギャー オギャー

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:15:07.07 ID:KW3SJ3jA0 [2/11]
禁書「とうま! 産まれたんだよ! 可愛い女の子だよ!」

上条「……顔を、見せてくれ……」

禁書「はい」

上条「はは……しわくちゃで、猿みたいだな……」

禁書「産まれたてはみんなそうだよ、たぶん」

上条「ぐすっ……産まれてきてくれてありがとうな」

禁書「良かったねとうま! とうま良かったね!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:18:29.90 ID:KW3SJ3jA0
上条「あ……名前、決めてなかったな」

禁書「インデックスっていうのはどうかな?」

上条「将来、ニートになりそうだから嫌だ」

禁書「むー。まあ、お役所に届けるまでに考えればいいんだよ」

上条「そうだな。んー」

 ピンポーン

禁書「誰か来たんだよ。出るね」

上条「ああ、頼む」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:20:21.85 ID:KW3SJ3jA0
禁書「お客さんだよ!」

一方通行「おう、三下。ついさっき産まれたンだってな」

打ち止め「赤ちゃん見たいって、ミサカはミサカは許可を求めてみたり!」

上条「ああ。顔を見てやってくれ」

打ち止め「キャアアアアッ! 可愛い〜〜って、ミサカはミサカはもう!」

一方通行「おいおい、あンまり乱暴に扱うンじゃねェぞ。……とと」

一方通行「……可愛いじゃねェか。三下が産んだとは思えねェな」

上条「しかし確かに上条さんの産んだ子ですよ」

禁書「女の子なんだよ!」

打ち止め「ハッ!」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:25:50.79 ID:KW3SJ3jA0
打ち止め「……その子から手を離せって、ミサカはミサカはマジで問いかける!」

一方通行「なンでだ?」

打ち止め「貴方はセロリ! その子に不埒な真似はさせないって、ミサカはミサカは宣言する!」

一方通行「いや、あのな……」

上条「さ、流石に産まれたての赤ん坊に欲情はしないでせう? 一方通行サン」

一方通行「たりめェだ! 少なくとも半年は我慢する!」

上条「俺の子返せ」

一方通行「だから! 半年絶ったらチョッカイかけるから! 今はまだ何もしねェってんだろが!」

上条「安心できねえー! 返せー!」

打ち止め「演算シャットアウト!」

禁書「おっとと」

上条「ふう」

一方通行「あばばばばばばばば」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:29:47.16 ID:KW3SJ3jA0
禁書「危なかったね、とうま」

上条「ああ。でもお土産に紙オムツとか持ってきてくれて良かったな」

禁書「家族が増えたもんね」

上条「お前、食事の量減らせよ?」

禁書「分かってるよ! 赤ちゃんの為だもん!」

赤「おんぎゃー! おんぎゃー!」

禁書「な、泣き出したよ! オムツかな?」

上条「いや、お腹空いてるんだろ。俺によこせ」

赤「んくんく……」

禁書「とうまのおっぱい、飲んでるんだよ……」

上条「この場合、母乳なのか父乳なのか分からんな」

 トントン

赤「けぷ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:33:56.63 ID:KW3SJ3jA0
 ピンポーン

禁書「また誰か来たんだよ」

上条「ペド野郎なら追い返してくれ」

禁書「うん!」


御坂妹「おめでとうございます、とミサカは祝辞を述べます」

上条「ありがとな。抱いてやってくれるか」

御坂妹「いいのですか? と、ミサカはニヤケながら抱っこします」

禁書「可愛いでしょー」

御坂妹「その意見には大賛成です、とミサカは意見を述べ……可愛いなちくしょー」

上条「おい」

禁書「語尾が崩れたね」

御坂妹「♪〜♪〜♪〜」

上条「夢中だよ、おい……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:40:39.27 ID:KW3SJ3jA0
御坂妹「この子の名前はなんと言うのですか、とミサカは尋ねます」

禁書「まだ決まってないんだよ」

上条「どうにも……これってのが思いつかなくてな」

御坂妹「では『シュレディンガー』でどうでしょうか?」

上条「猫につけようとした名前だろ、それ……」

御坂妹「『ミサカ』はどうでしょう、と自信満々に提案します」

上条「上条ミサカ、か。悪くないけど、ビリビリに許可を得なきゃな」

御坂妹「後は『徳川家康』……上条徳川家康……ふふっ」

上条「お前帰れ」

御坂妹「また来ますね、とミサカは赤ちゃんに挨拶をします」

上条「俺にしろよ……」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:46:07.38 ID:KW3SJ3jA0
禁書「可愛いなあ……」

上条「インデックス。買出しに行くか」

禁書「え、とうま。出産したばかりなのに」

上条「上条さんはタフなんです。ってか今晩の飯も作んなきゃな」

禁書「赤ちゃんは誰が持つの?」

上条「俺だよ。お前は荷物頼む」

禁書「普段ならレディに重いものをって怒るとこだけど、仕方ないよね」

上条「聞き分けいいな」

禁書「当然だよ! シスターは子供を大切にしなきゃいけないんだよ!」

上条「はいはい」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:49:33.27 ID:KW3SJ3jA0
上条「よーしよしよし」

禁書「ふうふう……とうま、公園で休んでいこうよ」

上条「そうだな。そろそろおっぱいの時間だしな」

禁書「とうまの胸、女の人みたいだね」

上条「赤ちゃんへの愛情が詰まってるんだよ」

禁書「わたしも飲みたいかも」

上条「えー。まあ、ちょっとだけだぞ?」

禁書「わーい!」

禁書「んくんく……」

禁書「……なんか、変な味ー」

上条「失礼な奴だな」


御坂「あっ……」

上条「ビリビリ?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/15(木) 23:55:08.39 ID:KW3SJ3jA0
御坂「ちょっと! いつ産まれたのよ!」

上条「今日だよ。どうだ、可愛いだろ」

御坂「うわー……ちっちゃい手ぇ! ね、抱かせて! お願い!」

上条「まだ、首もすわってないから気をつけろよ」

御坂「う、うん……はぁ〜〜! 癒されるぅ〜〜!」


黒子「ん? お姉さま……が、赤ちゃんを抱いていらっしゃる!?」

黒子「どどど、どういう事ですのお姉さまっ! 黒子に黙って赤ちゃんを産むなどと……!」

御坂「あんた……あたしの子なわけないでしょうが」

上条「俺の子だよ、白井」

黒子「類人猿さんとお姉さまの赤ちゃん……きええええええええええええええええええええっ!」

禁書「……勘違いしてるんだよ」

黒子「く、黒子のお姉さまが孕まされて産まされて、そんでもって、はあああああああああああああああっ!」

御坂「はあぁ……」

 バチバチッ!

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:02:06.22 ID:RHftrKwB0
――
黒子「上条さんがお産みになった子でしたのね。これはお恥ずかしい勘違いを……」

御坂「ごめんね、騒がせて」

上条「いや、こいつ、ビリビリの電撃見て笑ってたみたいだ」

御坂「ほんと? ほーら、ぱちぱち〜!」

赤「きゃっきゃっ!」

御坂「きゃわいい〜ん! ゲコ太とどっちが可愛いのかしら!?」

上条「……カエルと比べるなよ」

黒子「ところで上条さん。この子のお名前は?」

上条「あー、まだ決まってないんだ」

御坂「えー! じゃあ、『美琴』ってどう? 将来、美人で才能豊か間違いなし!」

黒子「『黒子』というのもいかがかと。大きくなったらジャッジメントにお入りになられれば宜しいですの」

上条「……お前ら自分の名前ばっかり推すなよ。そんなに自分好きか?」

御坂「まあね」

黒子「わたくしはお姉さまが好きですの」

禁書「……レズ、かぁ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:06:55.08 ID:G9SzekiP0 [1/15]
上条「おっと、オシメ取り替えないと」

御坂「分かるの?」

上条「何となくな」

黒子「あら、ほんとにしてましたの」

上条「インデックス、オシメの換え方覚えといてくれよ?」

禁書「ん。育児書を立ち読みで暗記してるから大丈夫なんだよ!」

上条「それは頼りになりますねっと」

黒子「眠ってますわね」

御坂「起こしちゃ悪いから帰ろうか?」

禁書「あ、短髪。この買い物袋、運んでほしいんだよ」

黒子「上条さんは赤ちゃんを抱いてますし」

御坂「大量の買い物よね……いいわ。持ってってあげる」

禁書「ありがとうなんだよ! ……おっと」

上条「大丈夫。眠ってる」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:11:47.66 ID:G9SzekiP0 [2/15]
――
御坂「じゃ、あたしたちは帰るから」

黒子「何かあったら頼って下さいまし」

上条「ありがとな、御坂、白井」

御坂「それより、名前。ちゃんと決めなさいよ?」

上条「あ、ああ」

禁書「じゃーねー」


禁書「とうま、どうしたの?」

上条「……いや、なんか変だなって」

禁書「赤ちゃんの名前が決まらないのが?」

上条「まあ、それもあるが……何だ? この違和感」

 ピンポーン

小萌「上条ちゃん! 産まれたそうですねー!」

禁書「こもえ! しー!」

小萌「あっ……眠ってるんですか。ごめんなさい」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:20:57.53 ID:G9SzekiP0 [3/15]
上条「先生、俺……」

小萌「学生の出産は、今は珍しくありません。先生は上条ちゃんの味方ですよ」

禁書「こもえは優しいね」

小萌「教師ですから」

上条(……何だ? この違和感……何かが、おかしい……)

小萌「それで、名前は決まったんですか?」

上条「あ、いや。それがまだなんです」

小萌「まあ、慌てずに決めましょうね。役所に届けるにも期間はまだありますから」

小萌「……『小萌』なんてどうですか?」

上条「だから、何でみんな自分の名前を推すんだ?」

禁書「名前は神聖なものだからね。新しい命に、自分の名前がつくと嬉しいものだよ?」

小萌「先生は、その、一つの候補としてですね? ……別に、違いますよ?」

禁書「こもえー。これ、赤ちゃんのお土産?」

小萌「はい。タバコをカートンで持ってきました」

上条「……その分の現金でお願いします」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:25:55.30 ID:G9SzekiP0 [4/15]
上条「飯はモヤシ炒めでいいか?」

禁書「ダメなんだよ!」

上条「おいおい、贅沢言うんじゃありません」

禁書「違うんだよ! 赤ちゃんに栄養がいく様に、とうまはいい物を食べないといけないんだよ!」

上条「インデックス……」

禁書「わたしはモヤシ炒めでいいから、とうまはステーキを食べるんだよ!」

上条「っ……。半分こしよう。それがいいんだ」

禁書「とうま……」


赤「んくんく……」

禁書「飲んでるねえー」

上条「飲んでるなー」

禁書「大きく育ってナイスバディになるんだよ?」

上条「健康ならそれでいいさ」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:32:07.58 ID:G9SzekiP0 [5/15]
――
上条「今日は公園デビューをしようと思います!」

禁書「おおー!」

上条「ベビーカーも拾い物だけど手に入れたし」

禁書「ママ友を作るんだよ!」


上条「どうもー初めまして。うちの子も仲間に入れてやってくださいな」

禁書「くださいな!」

ママA「あら……随分とお若いお母さんですこと」

ママB「修道服と学生服……学生結婚ですか?」

禁書「わたしはママじゃないんだよ! この子はとうまが産んだ子なんだよ!」

上条「俺が産んだ子なんですよ、はは」

ママA「……変な冗談はやめてくださいな」

ママB「色々と事情はおありなんでしょうけど……そういうのはちょっと」

禁書「え? あれ? みんないっちゃった? とうま?」

上条「……」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:35:59.13 ID:G9SzekiP0 [6/15]
禁書「落ち込む事ないんだよ! この子が可愛いからみんな妬んでるんだよ!」

上条「……いや、違う」

禁書「ん?」

上条「違和感の、正体が分かった……」

禁書「違和感?」

上条「ああ」

禁書「何かな?」

上条「何で……」

上条「この子は産まれてきた?」

禁書「とうま? 何いってるのかな?」

上条「検査では、男の子だったはず……」

上条「しかし、この子は女の子……」

上条「……本当に、俺の子なのか!?」

禁書「……」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:39:49.88 ID:G9SzekiP0 [7/15]
 バシッ!

上条「ってえ……インデックス……」

禁書「男の子だろうが、女の子だろうが、とうまの子でしょ!」

禁書「ちんちんがあるかないかで、自分の子じゃないなんて、酷いよ!」

禁書「……この子連れて、先に帰るからね!」

 カラカラカラ……

上条「……インデックス」

上条「でも、俺は……」

上条「そうだ。病院に行こう」

上条「自宅出産したから、もしかしたらレントゲンとかの間違いかもしれない」

上条「俺の子……だよな」

上条「病院……」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:45:32.49 ID:G9SzekiP0 [8/15]
――
冥土返し「やあ、上条君。無事に出産したようでなによりだね、うん」

上条「あの……あの子は女の子だったんです」

冥土返し「うん?」

上条「産まれる前は男の子だって聞いてたから……」

冥土返し「……確かに、男の子という検査結果だったね」

上条「じゃあ!」

冥土返し「上条君。検査は、検査。科学は万能ではないんだ」

冥土返し「人体の不思議は、この学園都市でも、まだ全てを解明できた訳ではない」

冥土返し「むしろ、分からない事の方が多い」

冥土返し「安心するんだね。その子は、君の子だよ、うん」

上条「先生ぃ……!」

冥土返し「産後の育児で、ストレスが溜まる事はある。上手く解消していくんだね」

上条「……はい!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 00:49:36.15 ID:G9SzekiP0 [9/15]
――
上条「……ただいま」

禁書「あ、とうま! 助けて!」

上条「へ?」

赤「びえええんっ! びえええんっ!」

禁書「……どうしても泣き止まないんだよ」

上条「ん……おー、よしよし」

赤「ふぐっ……ばぶ……くーくー」

禁書「やっぱり、産みの親が一番なんだね」

上条「ん……さっきはゴメンな。インデックス」

禁書「ううん。わたしも、とうまがお産で疲れてる事、忘れてたんだよ。ごめんね」

上条「……名前さ」

禁書「決まったの?」

上条「一応、な」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 01:06:31.05 ID:G9SzekiP0 [10/15]
上条「一方通行一方通行 打ち止めの可愛らしさ 禁書目録の 完全記憶能力 十万三千冊の魔道書」
上条「御坂美琴に白井黒子 小萌先生の可愛らしさ 黄泉川先生の大人らしさ 禁煙パイポパイポで喫煙絶対駄目」
上条「シュークリームとか甘いものは良し 常盤台のお嬢様になってくれたらいいのかなの とっても元気な詩菜」

上条「ってのはどうかな?」

禁書「寿限無ネタなの? 本気なの?」

上条「うう……というかマジで思いつかないんだ」

上条「だいたい、女の子だとは思わなかったし」

禁書「男の子なら決まってたの?」

上条「ああ。『幻想(イマジン)』ってな」

禁書「(DQNネーム)……何でその名前なの?」

上条「俺は今まで、この右手で色んな奴の幻想をぶち殺してきた」

上条「でも、子供には、いい幻想を見てもらいたい」

上条「その幻想を、現実にするくらいの強い子になってほしいって」

禁書「とうま……」

禁書「『幻想(イマジン)』なら女の子でも良くない?」

上条「あれ?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 01:11:55.62 ID:G9SzekiP0 [11/15]
上条「よし! お前の名前は今日から幻想(イマジン)だ!」

禁書「(とうまの子だから口出しはしない!)いまじん! 強く育つんだよ!」

幻想「おぎゃー!」

禁書「……ところでとうま」

上条「何だ?」

幻想「おぎゃ?」

禁書「いまじんは、とうまと誰の子なのかな?」

上条「誰って……」

上条「あれ?」

禁書「あれ?」

上条「……そういや、何で男の俺が赤ん坊産んでんだよっ!」

禁書「そ、そうだよ! おおお、おかしいよっ!」

上条「これは……もしかして!」

禁書「魔術師の仕業かも!」

幻想「おぎゃ!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 01:19:11.95 ID:G9SzekiP0 [12/15]
禁書「でも……」

上条「なんだ?」

禁書「この子が、何かの魔術や能力で産まれたんなら……」

上条「原因を解決すると……幻想が消えちまう?」

禁書「それに、とうまの右手で触っても、いまじんはなんともないし……」
禁書「とうまは、いまじんがいなくなっていいの?」

上条「お、俺は……」

上条「嫌だ。幻想は、俺がお腹を痛めて産んだ子だ。この存在を無くしたりしたくない」

禁書「じゃあ……」

上条「もう何の詮索もしない。我が家は、俺、お前、幻想の三人家族だ」

禁書「……うん!」

上条「幻想を、一緒に育てような?」

禁書「当然だよ! まずは魔道書の一冊でも教えるんだよ」

上条「いや、気が狂うから。お前みたいに」

禁書「とうまー!」ガリッ

上条「ふ、不幸だけど幸福だー!」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 01:28:09.71 ID:G9SzekiP0 [13/15]
――
禁書「むにゃむにゃ……おかしな夢を見たんだよ」

上条「インデックスー朝飯だぞー」

禁書「はーい」

上条「うっ……いたたっ……」

禁書「と、とうま!?」

上条「くっ……陣痛が始まった……救急車を……!」

禁書「ま、間に合わないよ! ここで産むんだよ!」

上条「そんな! 無理だって!」

禁書「無理なんて幻想はぶち殺すんだよ! そして新しい幻想を産むんだよ!」

上条「え……お前、何で俺が考えた子供の名前を知ってるんだ?」

禁書「いいからラマーズ法の呼吸をするんだよ! いまじんに会いたいんだよ!」

上条「ひっひっふー! ひっひっふー!」

上条「ふ、不幸じゃない! 幻想をぶち殺さない! うわあああああああっ!」

禁書「頭が見えてきたよ! とうま!」

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